自著が書店に並んだり、書評をしていただいたりしたのは貴重な経験。

2006年に上梓した拙著『クイックハルト』が、みんなの本町というサイトで公開中。ユーザー登録が必要ですが、全編無償で読めます。評価の星マークをつけていただければ、数が多いだけ評価が上がるシステムです。

昭和、平成時代をモデルにしたバーチャル世界を舞台にした物語。自著が書店に並んだり、書評をしていただいたりしたのは貴重な経験。2013年、スタジオジブリの『風立ちぬ』より先に、堀越二郎技師をモチーフにした堀越レイアというキャラを出したことと、執筆当時はまだ開発中だったボーイング787旅客機を作中に登場させて、無事2011年に就航したのは、書いておいてよかったと思います。

クイックハルト

本編の外伝作品2作やレビューは、以下のページから読めます。

2006年に、SF小説『クイックハルト』を刊行してから3年が経過。

未来の仮想世界を舞台に、バトルをしてみたり巨乳のヒロインにメロメロになったりするハナシ。販促にと、本書を献本し、レビューしてもらうという企画をやったら、けっこうな数のレビューをいただきました。

9月11日は毎年、拙著の宣伝をする日にきめているので、今年もやっちゃうよ。むやみとインパクトアリな記事タイトルを標榜して、以下のモノをかんがえたんだけど、けっきょく去年を踏襲。

これでいいのかクイックハルト
クイックハルトに日本の良心を見た
レアでモダンなクイックハルトを完全マスター
だれが「クイックハルト」を殺すのか
誰か早くクイックハルトを止めないと手遅れになる
クイックハルトの嘘と罠
大学に入ってからクイックハルトデビューした奴ほどウザい奴はいない
今の俺にはクイックハルトすら生ぬるい

どうやら、ちょっと酩酊ぎみみたい。よっぱらったついでにネットを散策したら、こんなスレッドに遭遇。

そんなこんなでクイックハルトを、こんごともヨロシク~。

丸山トモヲさんのコミックス『円卓の姫士!』コミックス2巻を購入。

美少女能力者バトルも、新キャラ大量投入でにぎやかになってきました。貧乳という、巨乳至上主義の作品世界内では、重大なハンディキャップをもつヒロインが、意外とストイックに闘っているすがたが渋カワイイです。

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丸山トモヲさんは拙著『クイックハルト』の挿絵も担当していただいているので、こちらもよろしくです。

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昨日公開した『ポメラdeアートミュージアム』の技術的な解説をしてみます。

まったくの無駄知識ですが、こういうノウハウをのこしておけるのもWebの良さかと。アスキーアート(文字を組み合わせて描いた絵)の作成に使用しているのは、『Pic to Font』というフリーソフト。特定の画像を指定すると、自動的に濃淡を文字に置き換えてくれます。

このソフト、標準でも画像をアスキーアート化してくれますが、それだけではポメラ映えしません。ちょいとポメラ向けに設定を変更すると、グッと完成度がたかまります。

まず、ポメラで表示できる最大の文字数は半角で52×17なので、1行の文字数は「70→52」に変更。ポメラの画面を黒にするので、「反転」にチェックを入れておきます。白い画面を黒い文字でうめるより、黒い画面を白い文字でうめるほうが、ひきしまります。

そして画像から変換する文字ですが、標準の半角変換文字列「#@%&X27/1:. 」だと、左はじの「#@%」がポメラのフォントでは細く、色の濃い文字として表示されないため、「MW8X2?71/:. 」に変更しています。

WS000087b

アスキーアートに変換する画像ですが、どこかの画像を転載するのは問題があるかもしれないので、こんかいは自前の素材を利用します。

丸山トモヲさんに描いていただいた、拙著『クイックハルト』の登場人物、中島近恵(このえ)女史。戦前の日本をモデルとした未来世界で、うっかりと軍産複合体の財閥夫人になっちゃったドジっ娘エージェントです(PR)。

konoelos00

ポメラの画面は正方形っぽくみえますが、なにげに横長。

こんかいは十数枚の画像をアスキーアート化したので、『Pic to Font』に読みこませた画像を変換して、そのままポメラでつかえる書式を作成しました。

WS000089

『Photoshop』や『PictBear』などの画像加工ソフトで、素材を19:12にトリミングします。解像度は、あらくなりすぎないていどに。僕は950×600ピクセルと、ちょっと大きめのを使ってますが、比率さえあってれば、もっと低い解像度でも問題ないと思います。

WS000090

コントラストを変更して、色の濃淡を強調します。やりすぎると色が飛んでしまうので、ほどほどに。モノクロ画像に変換するので、色味は無視して結構です。

作成した画像を『Pic to Font』に読みこませ、前述の設定にてアスキーアートに変換します。

画像のフォーマットが正しければ、52×17文字のアスキーアートが作成されるはずです。縦が16行や18行になる場合は、画像の縦横比をすこしずつ変えてみてください。

WS000092

この段階ですと、なんだかイマイチと思うかもしれませんが、落胆するのはちとはやい。

さっそくこの文字列をコピーして、ポメラに書き出します。

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※リンクを右クリック→リンク先を保存で、ポメラに保存してください

いかがでしょうか?

近くでみるとガリガリですが、あるていど距離をおくと、それっぽくみえるのではないかと。元絵は、濃淡がはっきりした単純な絵柄が良いようです。あわい光のもとで多人数が描かれたものや、もとからなにが描かれているかはっきりしないものは、ふむき。濃い色をバックにした人物のバストショットなどが適しています。

トライ&エラーとひろいココロで、ポメラアートをたのしんでみてください。

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あいかわらず丸川モプだな。

丸山トモヲさんのコミックス新刊『円卓の姫士!』1巻がとどきました。Amazonプライムという速達サービスをためしてみたら、1日かからずとどいた。年会費がかかるのが玉にキズだけど、対象商品なら1,500円以下でも追加送料がかからないのは魅力だな。

ちなみに『BLOODY ROAR ザ・ファング』も注文してるけど、まだとどいてませ~ん。

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本作は学園バトルラブコメの体裁をとりながら、そのじつはベア(バストアップ)に関する階級闘争をあつかっております。主人公の嗜好からは大暴投なスタイルのヒロインがはなつルサンチマンを、ぞんぶんに堪能されるがよかろう。あと、ヒロインの声は個人的かつ業界標準で、釘宮ヴォイスに脳内変換されております。

それと、『円卓の姫士!』6話からは、月刊コミックバーズでの誌上連載になるそうです。雑誌がWeb化しつつある昨今、逆パターになってよかったんでない?

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ポメラ DM10』であそべる、テキストアドベンチャーゲーム第2弾。 その名も『はじまりのボタン for Pomera DM10』。選択におうじてストーリーが変化するマルチエンディング小説で、以前に賞をいただいた作品のポメラ版です。こんかいはポメラの制限文字数ギリギリまでつくりこんでみた。

『新しく世界をはじめるボタン』を手にした主人公が、人生の節々でボタンを押すかの選択をせまられます。

P1060911

hajimari_but_ver1.0.txt

※リンクを右クリック→リンク先を保存で、ポメラに保存してください

Ver1.0 公開(2008/11/19)

本ゲームは、いくつか注意点があります。

まず、文字サイズは「F6」キーで「小」にすること。

「menu→書式」より行間設定が「小」、付箋文の設定が「★付箋文★」であることを確認してください。標準設定ですので、手動で設定変更をしていない場合は、そのままで問題ありません。

カーソルキーは使用せず、「F5」キーと「F3」キーにてページを送ります。

「F5」は、ポメラ固有の「★付箋文★」という文字列を検索するキーです。

タイトル画面の次で、「ctrl」+「F」キーにてカナ4文字の「スキップ」という単語を検索します。これは、「F3」キーでの選択を有効化させるためのものです。

「F5」や「F3」キーは連打せず、1回ずつゆっくり押してください。こんかいは、いっぺんに複数回押す場面はありません。

ゲームオーバーになったら、「ctrl」+「alt」+「home(左カーソルキー)」を押して文頭にもどるか、「F5」を押すことで、ことなる選択をした場合の結果をよみすすめることができます。

動作に問題がある場合はコメントにてご指摘ください。

■追記:2008/11/26

当ゲームを以下のサイトにてご紹介いただいております。

ポメラゲーム第3弾を公開中です。

当サイトは、サイト管理者である郁雄/吉武の創作小説サイトです。「はじまりのボタン」のHTML版やそのほかの作品は、以下のページをご参照ください。

2006年に『クイックハルト』というSF小説も出版してるので、こちらもよろしくおねがいします。書評サイトにて多数、レビューしていただいておりますので、ご参考になさってください。

また、本書の短編外伝を公開しておりますので、あわせてご一読いただければさいわいです。

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ポメラ DM10』であそべる、テキストアドベンチャーゲームをつくってみました。

その名も『ポメラ★付箋文アドベンチャー』。記憶をうしなった主人公が、魑魅魍魎うずまく森を探索するという、よくあるフォーマットの話です。

ポメラ★付箋文アドベンチャー

pomera_adv_ver1.2.txt
pomera_adv_ver1.1.txt
pomera_adv_ver1.0.txt

※リンクを右クリック→リンク先を保存で、ポメラに保存してください

Ver1.0 公開(2008/11/13)
Ver1.1 「F5」連打でエンディングへとばないよう修正、ヒントを追加、誤記修正(2008/11/14)
Ver1.2 「F5」連打の処理をゲームオーバーあつかいに変更、行間隔、付箋文設定の確認を追記(2008/11/17)

本ゲームは、いくつか注意点があります。

まず、文字サイズは「F6」キーで「小」にすること。

「menu→書式」より行間設定が「小」、付箋文の設定が「★付箋文★」であることを確認してください。標準設定ですので、手動で設定変更をしていない場合は、そのままで問題ありません。

カーソルキーは使用せず、「F5」キーと「shift」+「F5」キーを押す回数で、セクション間を移動します。

たとえば、こんな感じ。

■三叉路A

道がふたてにわかれている

どうする?

みぎにすすむ →「F5」1回
ひだりにすすむ →「F5」2回
きた道をもどる →「shift」+「F5」2回

★付箋文★

このとき、みぎにすすみたければ「F5」キーを1回、ひだりにすすみたければ「F5」を2回、きた道をもどりたければ「shift」+「F5」キーを2回押す、という具合。

「F5」や「shift」+「F5」は、ポメラ固有の「★付箋文★」という文字列を検索するキーです。反応がおくれる場合があるため、連打せず、1秒間に1~2回ぐらいのゆっくりとしたテンポで押してください。

ゲームオーバーになったり、道にまよったら、「ctrl」+「alt」+「home(左カーソルキー)」を押して、文頭にもどってください。

ゲームといっても、たんなるテキストデータなので、ポメラ以外のテキストエディターでも開けます。その場合は、表示を全角26×17文字に調節し、「★付箋文★」という文字列をカーソル位置から、指示におうじて下方、上方に検索してください。

動作に問題がある場合はコメントにてご指摘ください。

■追記:2008/11/26

当ゲームを以下のサイトにてご紹介いただいております。

ポメラゲーム第2弾、第3弾を公開中です。

ちなみに当サイトは、ポメラのレビューもやってますが、サイト管理者である郁雄/吉武の創作小説サイトです。興味のあるかたは、ほかの作品もご一読いただければさいわいです。

2006年に『クイックハルト』というSF小説も出版してるので、こちらもよろしくおねがいします。書評サイトにて多数、レビューしていただいておりますので、ご参考になさってください。

★Astronaut 小説〈クイックハルト # quickhalt_ 〉著:郁雄/吉武 イラスト:丸山トモヲ


キングジム デジタルメモ ポメラ(アフィリエイト)

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胃痛怒

拙著『クイックハルト』で挿絵を担当していただいた、丸山トモヲさんのWebコミック『円卓の姫士!』の5話が公開中。 いつもどおりの方向にモチベーションの高い主人公と、真逆の方向にモチベーションの高いヒロインとの、かみあわないっぷりがおもしろい。作品の方向性が明確になってきた感じです。

そして『円卓の姫士!』のコミックス第1巻が、11月22日発売だそうです。それだけでなく、以前に月刊ジャンプで連載されていた『BLOODY ROAR ザ・ファング』のスペシャル版も同時発売とか。おお、プッシュされてんなぁ。ファングはサイン本をもってるけど、2冊とも買わねばな。

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不意流儀屋

『ポメラ』ネタは食いつきがいいようなので、続けてみます。
ポメはテキスト編集のみを目的とした携帯機器として注目を集めているわけですが、前回も書いたとおり、微妙に興味がある人のニーズを外している気がするのです。

なぜかと考えてみると、『ポメラ』が電子メモ帳として特化しているのに対し、興味がある人の多くが求めているのは電子メモ帳ではなく携帯テキストエディタ、なんですね。テキストしか扱えないけど、テキストデータに限ればいつでもガリガリ編集できる、アルティメット・テキストエディタが欲しいのに、メモ書きなら8000字以内でじゅうぶんでしょ……といわれると、サイズも、駆動時間も、キーボードも、日本語入力も必要十分なのに、なんで8000字しか書けないの? それで27,300円? ということになってしまう。世の中には、チラシの裏に大長編を書きたい人だっているのです。少なくとも、機器の仕様として大長編を書ける余地を禁じる必要はまったくない。たとえ、無理に巨大なテキストデータをひらいて処理速度が激烈におそくなったとしても、ひらけないよりはずっといい。

電子メモ帳としてではなく、携帯テキストエディタとしてこだわって欲しかった。よくぞこういう機器を商品化してくれたと賞賛したいのに、このポイントでものすごく損をしています。

僕が理想とする携帯テキストエディタは、2006年に発表したSF小説『クイックハルト』に登場させた『フィルギア(feelgear)』というマシン。

いまでいうネットブックにちかいですが──というか、いまみるとまんまネットブックですね──、電子辞書にテキストエディタとメーラー、ブラウザがついたものという設定。この作品の舞台は西暦2000年代初頭をモデルにした未来の仮想世界なのだけど、ここではモデルとなった時代の技術水準が許す範囲で、実在しない装置の存在が認められている。フィルギアは、実在したモバイルギアやシグマリオン、ペルソナといったハンドヘルドPCが絶滅せず、電子辞書と融合することで独自の進化をとげたマシン。ポメより大型で多機能だけど、ワンタッチで起動してテキスト編集を快適におこなうことに特化したマシンである点は共通しています。

この手のマシンは、編集者やブロガーといった、ネットで声の大きい人の嗜好にマッチするので、ネット情報だけだと、ものすごく需要があるようだけど、市場全体からみればごく一部の人がよろこぶニッチな商品らしい。そいう意味ではつぎにつなげるためにも、多少の不満には目をつぶってポメを買うべきなのかもしれない。

にもかかわらず、『ポメラ』が欲しい人のニーズと『ポメラ』の方向性とが微妙に乖離しているために、「欲しいけど、でも……」という煮え切らない反応になりがちなのではないかと。

もちろん、それでも買う人は買うだろうし僕にとってもそそられるガジェットなんだけど、ねぇ。

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