店の特等席は客の死角でもある

新商品を目立たせたいなら、配慮していただきたい。

話題の新刊が発売! 電子書籍もいいけど、本当に欲しい本は紙で買いたい気持ちはある。ウキウキで書店を訪れて平積みのコーナーを物色するも、見当たらない。発売日を間違えたか……いや、そんなことはない。必死でいつもの売り場を端からチェックするが、どうしても見つけられない。そんな時は、レジ前などをチェックしてみましょう。超目立つ場所に、お目当ての新刊がズラリと並んでいたりする。

こういう陳列は、ぜひともやめていただきたい。なじみの書店なら、新刊、既刊、ジャンル別と、だいたいどこに何があるか予想がつくぶん、レジ前などの普段はありえない場所に陳列されると、かえって見つけづらい。新商品を猛プッシュしてるつもりだろうけど、商品が探索範囲の死角に入ってしまうため、僕にとっては購入機会損失の危機的状況にほかならない。

これって本屋に限ったことではありません。先日は春から有料化される市指定のゴミ袋を買おうと、スーパーのゴミ袋が並んだ棚を必死に探しても発見できず、よくよく見ればレジ前の目立つ棚にゴミ袋が陳列されていた、なんてことも。

僕個人の感覚からすると、特設コーナーに新商品を隔離するほうが、かえって見つけづらいので、「いつもの場所」に目立つよう陳列してほしいです。どうしても「特設コーナー」を設けたいなら、「いつもの場所」にも同じ新商品を並べてもらえれば、どちらかで「発見」できる可能性は高まると思う。本当に新商品を目立たせたいなら、この点を配慮していただきたいです。

ビルと花のカレンダー壁紙2015年3月

ニューアングル。

月例のケータイ用ワイドQVGA(400×240ピクセル)カレンダー壁紙を公開。

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カレンダーは不要なかたに、待ち受け画像も公開。

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