リレーアタック対策に、『スマートキー電波遮断ポーチ』を運用中

無駄に電波をまきちらすこともない。

クルマのカギを遠隔で解錠する、リレーアタックというのをご存知でしょうか? 近年、クルマはカギをさしこまず、カギとクルマのあいだで電波をやりとりすることで解錠、エンジン起動をおこなうスマートキーが普及してきてる。カギとクルマのやりとりについては暗号化されているため、おいそれと不正アクセスはできない。でも、電波のやり取りを不正に中継(リレー)し、あたかもクルマのそばにカギがあると思わせて解錠させてしまうリレーアタックというものが問題になってる。僕の愛車である日産ジュークもスマートキーを使用しているので、対策を講じてみた。

購入したのは『スマートキー電波遮断ポーチ』という商品。説明書が英語表記なのでわかりづらかったですが、使用法は以下のとおり。

本製品はビニールレザーのカギケースで、内部にふたつ、収納スペースがある。ひとつは布でかこまれたスペースで、さらに奥に、金属布でかこまれたスペースがある。ここにキーチェーンがついているので、スマートキーを接続しておきます。クルマに乗らないときは、金属布でかこまれたスペースにスマートキーを入れておけば電波が遮断され、クルマは動かせないし、とうぜんリレーアタックも無効。クルマのそばまできたら、金属布でかこまれたスペースから布でかこまれたスペースにスマートキーをうつせば、電波がとぶようになるので解錠したり運転したりが可能になるという寸法。

収納場所をうつす手間がかかるものの、意図せず解錠されたりする心配もないし、無駄に電波をまきちらすこともない。しばらく使ってたら、無意識にスマートキーのスペースチェンジができるようになりました。

また、自宅に保管しているスペアキーはアルミホイルで巻いておき、こちらも電波を出さないように対策済み。このポーチをふたつ買っておく手もありますが、そこらへんはお好みで。高度なスキルがあれば、たいがいのセキュリティは破られるでしょうけど、本製品を使用することで、安易なリレーアタックは防げるようになるのではないかと。

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ノートe-POWERで横浜市電保存館へドライビン

ノートe-POWERのご先祖様ともいえる路面電車たちを堪能。

愛車、日産ジュークを車検に出したら、代車にノートe-POWERをかしてくれました。出たてのころに試乗したので、エンジンで発電するパワフルかつ実用的な電気自動車という認識。ジュークを買うときはトヨタのアクアか日産ジュークかでだいぶ迷ったけど、けっきょく燃費より走って楽しいジュークにしたし、その判断に後悔することはありません。でも、もしいま、アクアかノートe-POWERか選べといわれれば、まちがいなくノートe-POWERを選択するでしょう。パワフルかつ燃費がいいなんて、すばらしいじゃないですか。

ノートe-POWERをかりてたときに、ちょうど平日に休めたので、近場でそこそこ走れる場所として、横浜市電保存館へ。一般道で鎌倉から市電保存館へむかう。燃費は気にせず、スポーツモードでe-Pedalを有効化し、アクセルのON/OFFのみでドライビングをしてたけど、なかなかノーブレーキで思った場所に停めるのはむずかしい。信号手前の白線や、前方で停車しているクルマにあわせて自動で停止してくれたら便利なんだけど、技術的な問題より法的にむずかしいんだろうな。

市電保存館は、ずいぶん前にきたことがあるけど、キレイにリニューアルされてた。電気で路面を走るという意味では、ノートe-POWERのご先祖様ともいえる路面電車たちを堪能。

以前は横浜市内を縦横無尽に走っていた市電も、モータリゼーションによって次第に路線を失っていく様が、展示された路線図にみてとれる。全部とはいかないまでも、観光用にいくつかは路線を残してもよかったんじゃないかなと思いました。



帰りも道は空いてたけど、あえて高速道路でノートe-POWERを走らせてみた。内蔵バッテリーが枯渇すると、発電用のエンジンのみで駆動することになるらしいけど、ふつうに走るぶんには内蔵バッテリーは8割ぐらいにしかならず。急坂のワインディングロードを攻めるような走りでもないかぎり、バッテリー+エンジンで快適にドライブできそうです。

『KENWOOD DPV-7000』でCarPlay+カーナビタイム

コレだけでも導入した甲斐があったというもの。

愛車日産ジュークのカーナビをリプレイス。左が更新前で、右が更新後。写真をみただけでは、単にナビを入れ替えただけにみえますが、さにあらず。正確には、車載カーナビを下取りにだして、あたらしくスマホカーナビを接続できるカーオーディオに入れ替えました。『KENWOOD DPV-7000』という機種で、ナビ機能はないけどAndoroidスマホの「Andoroid Auto」やiPhoneの「CarPlay」機能で接続し、スマホカーナビの画面を車載カーナビライクに表示、操作できる。道案内中、スマホ画面には経路の概略がテキスト表示されます。音声案内時は当然、メディアの音量がさがり、クルマのスピーカーから声がでる。

良い点は、車載カーナビとちがってスマホカーナビは機種変更やアプリ、基本ソフトの更新で、つねに最新にちかい情報と機能を得られること。さらに、カーナビゲーションはスマホが担当しますが、位置情報は『DPV-7000』のセンサーが担当するので、トンネルなどGPSが受信できない環境でもあるていど正確な自車位置が表示される。スマホカーナビのメリットを活かしつつ、デメリットを解消してくれます。

悪い点は、下手な車載カーナビより高くつくこと。『DPV-7000』の価格は10万以下と、エントリーからミドルクラスのカーナビと同等。でも、そこへ接続するスマートフォンを自分で用意することをかんがえると、環境によっては20万ちかくになるのでハイエンドのカーナビと大差ない。さらにスマホのカーナビアプリも、愛用している「カーナビタイム」は有償なので、5千円ほど年会費がかかる。値段だけなら、定期的にポータブルカーナビを買い替えるほうが割安です。

ひと月ほど運用してみましたが、GPSの受信できない高速道路のトンネルで90度カーブしても、直進して一般道に突っ込んだと勘違いすることがないのには感動。以前に運用していたGPSレシーバー「GNS 2000」と連携しても、空がみえないポイントでは迷走していたので、コレだけでも導入した甲斐があったというもの。使い勝手のいい「カーナビタイム」を車載カーナビライクに操作することもできるし、事前に経路をスマホで検討、指示できる利便性も当然健在。安定性や機能面に不備をかんじる点もありますが、CarPlay+カーナビタイムで気になったところは随時フィードバックを送っているので、今後のアップデートで改善を期待します。

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Ciscoケーブルのツメ折れを補修してみた

搬送時は外して別途持ちはこぶようにしています。

Ciscoのネットワーク機器にコンソール接続するための青いケーブル。現場によっては腐るほど転がっている場合もあるでしょうが、そうでない場合は手持ちをだいじに使うか、自腹で購入するしかない。買うとなれば意外と高いんだよな。

コネクタ形状はRJ45という、よくあるLANケーブルとおなじもので、抜け防止のツメが折れてしまうことがある。LANケーブルなら、別なものに換えればいいやとなりますが、Ciscoケーブルは予備がないと気軽に交換はできない。かといって、ツメなしでつかうと、ちょっとした衝撃で接触不良になる場合も。というか、接触不良におびえつつ、我慢してつかってるかたが多いのでは。かくいう僕のCiscoケーブルもツメが折れてしまっているのですが、買いなおさずにツメを補修してみた。


購入したのは『LANプラグラッチ(爪)折れ再生プラグ』という製品で、ツメの折れたLANケーブルに装着するだけでカチッと挿抜できるようになるというもの。ケーブルによっては装着できないモノもあるようですが、Ciscoケーブルにはバッチリとフィット。ひと月ほど使用してみましたが、いまのところ問題なくつかえてる。ただ、この製品じたいがけっこうモロいので、無理なちからをくわえれば当然折れる。搬送中に1個、プラグのツメが折れてしまったので以降、搬送時は外して別途持ちはこぶようにしています。

消耗品と割り切り、おおめに買って常備しておくべきかもしれませんな。ちなみに商品サンプルの写真は赤色ですが、実際の製品はクリアなプラスチック製です。