外からクーラーが操作できる、春だけどな!
@niftyの個人用VPNサービス、『スマートサーブ』を導入してみた。スマートサーブの機器を介して、あたかも自宅のネットワーク内にいるかのように機器を操作できるのは楽しい。予想より通信速度が出ないため、ハードディスクレコーダーの映像を再生するようなことは無理。ここらへんはサポートに問い合わせて調査してもらってる。もうちっと速くなるとよいのだが。
それとはべつに、ネットワーク経由で操作できる家電用マルチリモコン『iRemocon』のモニターキャンペーンに当選。家庭内のネットワークから、スマートフォンの専用アプリを介して機器を操作できるリモコンなのですが、スマートサーブとの連携が可能な特別バージョンなので、屋外からもVPN経由で操作できてしまう。
iRemoconの機器は平置き。電波はかなり広い角度で飛ぶから、操作したい機器が見えていればOK。電源と有線LAN接続が必須です。操作できる機器はエアコン、テレビ、レコーダー、照明器具。大手メーカーの機器なら、あらかじめリモコンのパターンが登録されているので、適切な設定を選べば問題なし。もちろん、特定の操作を学習させることもできる。
リモコンつき照明はなかったので、エアコン、テレビ、ハードディスクレコーダーを登録してみた。登録がすんでしまえば、スマホアプリから自由に機器を操作できます。スマートサーブなら外出先からエアコン操作ができるので夏冬は重宝しそうです。春だけど。
ただ、スマホアプリからでは操作結果はわからない。リモコンを適切に設置すれば問題ないはずだけど、何らかの理由でリモコンが動いたり、射線に障害物が置かれてしまえばアウト。また、ひとつのリモコンで4つの機器を操作するためには、4つの機器すべてが見える場所に設置する必要がある。電源とLANケーブルを接続したうえでこの条件を満たすとなると、かなり設置場所が限られます。背面にあるポートに、発信装置を追加できるのかな? とりあえず、テレビとエアコンが操作できる場所に設置してみた。遠隔操作でハードディスクレコーダーは使わないしな。
スマホアプリへの登録はすべての機器をいっぺんにする必要があり、機器を追加、変更するためには設定しなおす必要がある。さらに、アプリで設定してから機器に反映されるのに時間がかかう上に、処理が固まってしまうことが何度かあり、ちょっとくじけそうになりました。
いろいろな機器をひとつのリモコンで操作できるのは便利ですが、まだまだ改良の余地があると感じた。無線LAN対応や、機器ごとの設定追加、変更機能などがあるとより便利。Webカメラもつければ結果を目視確認できるかも。拡張発信装置も標準で欲しい。
エアコンを使う時期ではないので、いまのところあまり使い道はないのですが便利な機器ではあるので、これを機会にリモコン操作可能なLED照明を買っちゃうかな?