高度に成熟した世界樹の迷宮をこころゆくまで探索いたします。
世界樹の迷宮シリーズを初代からプレイしてる。世界樹の迷宮とよばれる3Dダンジョンを、DSのタッチペンでマッピングしてオリジナルの地図を作成しながら冒険する。8ビットなむかしは方眼紙で自作のマップを造ったモノ。最後に手書きでマッピングしたのは、ファミコンの初代女神転生までかな。以降は自動でマッピングされるゲームが普通になったので、セミオートマッピングの世界樹シリーズはなつかしくも新しくて大ハマリ。1と2は、隠しボスやアイテム図鑑コンプリートまで遊んだ。3と4はそこまでハマらなかったし、リメイク版は未プレイ。ストーリー性やボイスが不要というより、あんな苦労は二度としたくないというのが本音です。
近作はプレイしているものの初期の情熱は冷めている感じで、最新作『世界樹の迷宮V 長き神話の果て』をプレイ中。第一階層をクリアしたところまでの感想。体験版で1階をクリアして、製品版に引き継いでプレイ中。製品版になっていちばん驚いたのはサウンドの良さ。体験版が低音質なのは知ってたけど、「おっ」と驚かされるクオリティ。サウンドについては製品版で判断すべきですな。プレイヤーが選べる職業設定やモンスターデザインが一新。世界観は毎回あたらしいものなので、5から新規にはじめても問題なし。よかったら、ギルドカードを受け取ってくだされ。
パーティー構成はセスタス、ドラグーン、マスラオ、ウォーロック、ハーバリスト。一般的な呼び方なら、格闘家、銃士、侍、魔法使い、薬師といったところかな。ドラグーンは銃を使う壁役、ハーバリストは薬草を使う回復役というのが、ちょっと変わっているか。とうぜんのごとく難易度を難しいほうの「ADVANCED」にしたら、いきなりレベル1のマスラオ(侍)がザコの一撃で即死したのにはビックリ。前衛職なのに一撃に耐えられんのかい!……まぁ、スキルや装備に気を遣えば大丈夫なんですけどね。しばらくプレイすれば、そこは慣れ親しんだ世界樹の迷宮。歩いてマップを埋め、壁をタッチペンで描き、門や宝箱、アイテム収集ポイントを配置し、イベントが発生する箇所にメモを貼る。一定割合以上マップを踏破する必要はあるけど、どういう形式で描きあげるかはプレイヤー次第。世界でただひとつのオリジナルマップを作成するのは、いつも楽しい。現時点でマップに余白が多いのはいつものことなので、気にしないように。
迷宮でモンスターを倒しながらアイテムを集めて売り、装備を充実させる。酒場で受けたクエストや、評議会で受けたミッションをクリアしていく。迷宮内はランダムエンカウントだけど、FOEというマップ内を動き廻る強敵もいる。第一階層のFOEが倒せるようになれば、階層のボスとも戦える。戦闘には通常スキルのほか、ユニオンスキルという強力な技があるけど、使いどころがむずかしい。5階にいる階層のボスにはレベル17、3度目の挑戦で勝利。TP切れのギリギリな勝利でしたから、レベル20もあれば余裕で倒せるでしょう。五作目ということもあり、洗練されてはいるものの目新しさはないけど、シナリオ、システム、サウンド、グラフィックと高度に成熟した世界樹の迷宮をこころゆくまで探索いたします。
追加コンテンツでキャラグラフィックが購入できるのですが、作成済みのキャラへ差し替えられないため、体験版から引き継いだメインキャラに使えないのは困った。キャラの色や名前は自由に変えられるんだから、グラフィックも後で変えられてもいいのではなかろうか。