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7代目セリカでマニュアル運転修行中

坂道発進時は、鬼キ!、鬼キ!、と唱えながら半ブル加速してます。

MT車の運転がしたい! というコトで、5MTの7代目セリカを購入しました。免許はMT車で取りましたが、ずっとAT車しか乗ってこなかったので、MT車はペーパードライバー状態だった。きょうび、MT車の運転なぞできなくても不自由はない。まったくもってその通りなのですが、クルマの運転をたのしむなら、やっぱMT車でしょう。ある程度なれたので、ロングドライブにも挑戦。神奈川県の鎌倉市から、茨城県の鹿島神宮まで行って、交通安全のお守りをゲットしてきました。無事に往復できてヤレヤレ。

MT車の免許はもってるけど、AT車しか運転してない方はおおいと思いますが、そんな方がいざMT車を運転しようという時にいちばん不安に思うことといえば、エンストしたらどうしよう……だと思う。けど、安心してください。MT車を運転する以上、エンストは絶対にします。AT車なら、下手したら免許を取得してから運転をやめるまで、1回もエンストしない……なんてことも不可能ではないかもしれません。ですが、MT車に乗る以上、ほとんどエンストしないは達成できても、まったくエンストしない、なんてことは不可能です。なるべくエンストしない、エンストしてもすぐリカバリーして、周囲になるべく迷惑をかけない、といった感じで、うまくエンストと付き合う、ぐらいの気持ちでいるべきだと思う。かなり練習しましたが、いまだに1日に1回もエンストしない日のほうがすくないです。まぁ、後述しますがエンストするギリギリまで半クラッチを追求しちゃうせいではあるんですけどね。

MT車の運転をおぼえることは必須だとは思いませんが、AT車の運転にも役立つことはあるとも思う。AT車の一種であるCVTの日産ジュークと、5MTの7代目セリカを並行運用してるのですが、セリカを運転するようになって、ジュークの運転が変わったところもある。

まず変わったのが、シートポジション。AT車だと、ブレーキとアクセルを踏めれば加減速できてしまいますが、MT車はクラッチの操作がプラスされる。クラッチ操作はデリケートな足さばきが要求されるため、シートポジションが重要になってくる。クラッチを完全に切るまでは足全体でグッと踏み込み、半クラッチ状態からは踵をつけて微妙な操作ができると良い。セリカのベストポジションを決めてからジュークに乗ったら、ちょっと違和感があったので、セリカの感覚にあわせてジュークのシートポジションを変更しました。ジュークだけだったら、シートポジションが最適化されないまま乗っていたかも。

あとは、MT車に乗るようになってから、より周囲の状況確認をするようになりました。信号待ちをしている場合、AT車なら信号が青に変わったのを視認してから、ブレーキを離しアクセルを踏んで加速しますよね。MT車の場合は、クラッチとブレーキを踏みながら1速にし、半クラッチの状態を作ってアクセルを足しながら加速して、速度がついたらクラッチを離して加速、シフトアップという動作になる。1速のつもりで、ニュートラルのままアクセルを踏んで、無駄にエンジンを唸らせる、なんて恥ずかしい思いも何度かしました。シフトミスしないよう、現状把握と正確な操作が超重要。発進の動作が面倒なので、AT車と同じタイミングで操作を開始すると、MT車ではどうしてもワンテンポ遅れる。AT車に遅れないよう発進するためには、周囲の状況を確認し、AT車より早く操作を開始する必要があります。つまり、MT車基準で交通状況を認識するようになれば、AT車での認識もより敏感になれるということ。MT車に習熟することで、より余裕を持ってAT車を運転できると思う。

MT車の不安要素といえば、エンストのほかには坂道発進があるでしょう。登り坂から後退せず発進するために、サイドブレーキを引いた状態にし、半クラッチでアクセルをふかした状態にしてから、サイドブレーキを解除して前進する。クラッチとアクセルをほどよく加減してサイドブレーキを解除するのが、結構面倒。なので最近はサイドブレーキを使用せず、ブレーキを踏みながらエンスト寸前の半クラッチ状態にして発進というテクを多用してる。具体的にいうと、エンジンは停止しないけどブルブルふるえる状態で半クラッチをキープすることで、平地やある程度の登り坂ならアクセルなしで微速前進する。この状態をブレーキで制御します。AT車でアクセルを踏まなくても前進する、クリープ現象とおなじような状態を、MT車で再現する感じ。個人的には、半クラッチでブルブルするので「半ブル」と呼んでる。

常に半ブルから加速するようにすることで、路面の傾斜を気にせず、MT車とおなじような発進が可能。傍目にはMT車なのに、AT車に見えるかも。ちゃんと半ブルになってるか確認したい場合は、ブレーキをゆるめて微速前進すればOK。重要なのは、「前進すること」ではなく「後退しないこと」なので、急な登り坂でも後退しないよう半ブルでアクセルを踏めば、スムーズな発進が可能です。当然ながら、半ブル状態はエンスト寸前の状態でもあるわけで、ちょっとでもクラッチをあけすぎればエンストは必至。エンストしない速度に加速するまで、クラッチの開度を鬼キープする必要がある。坂道発進時は、鬼キ!、鬼キ!、と唱えながら半ブル加速してます。

現状、かなりエンストしにくくなりましたが、半ブルを追求するとどうしても限界を超えてクラッチを開けてしまい、エンストしてしまう場合がある。あと、半ブルに集中してると無駄な力がはいるせいか、足がつる場合もある。運転中に足がつるなんて、AT車ではなかったよ。今後もなるべく周囲に迷惑をかけないようにしながら、半ブルを極めます。

※以下の動画の、「③あらかじめ半クラを作って発進」のことです。

MTのセカンドカー『7代目トヨタ セリカZZT230 SS-I 5MT』を購入した

いくつか問題点がでてきたので、順次対応します。

愛車である日産ジュークは、とても気に入ってる。多分、修理不能にならない限りは、乗り続けると思う。それはそれとして最近、マニュアルトランスミッションのクルマに乗る練習をしてた。MT車の運転はペーパードライバー状態だったので、自動車教習所でリハビリしてから、MT車のレンタカーを借りてドライブしたりと、経験を積んできた。

免許取得以来、ひさびさにMT車を運転して感じたのは、やっぱりAT車は楽で便利だなということ。MT車だと意図した走行状態に対して、どのようにギアをつないで、アクセルとブレーキを踏むかを常に考えないと、簡単にエンストしてしまう。こんなに面倒だと、現行車の大半がATなのは、至極当然だと思う。また、スーパーカー、ハイパーカーといった超高性能車も、シフトチェンジはパドルシフトが主流となり、クラッチを切ってHパターンのシフトでギアチェンジというのは、主流から外れつつある。

個人的にMT車は、「こんな面倒くさいクルマを自在に操っちゃう俺カッコイイ!」という以上の存在意義を感じないのですが、ジュークにつづくセカンドカーとして、2000年式『 7代目トヨタ セリカZZT230 SS-I 5MT 』を中古で購入。購入理由はもちろん、「こんな面倒くさいクルマを自在に操っちゃう俺カッコイイ!」から。CDや音楽配信が主流でも、あえてレコードやカセットテープで音楽を聴く方がおられるのと同じです。なじみの車屋さんに、なにか走りが楽しい中古のMT車はないかとオーダーしたので、車種は自分で選んだわけではありません。てっきり先日乗ったマーチニスモSか、スイフトスポーツ、アルトワークスあたりになると思ってたので、セリカは想定外でした。昔、ATの6代目セリカに乗せてもらったことがありますが、まさか自家用車になるとは。

調べてみると、7代目セリカは1999年〜2006年販売、2023年現在の最終モデルで、商業的にはイマイチだったらしい。ルックスは前面がスポーツカーで、後面がエコカーといった感じで、若干ちぐはぐな印象。発売当時は不評だったようですが、現在目線ではFFスポーツカーとしてアリなデザインとも思う。ライトの形状が、どちらかというと日産フェアレディZやRー35 GTRっぽくも感じる。ただ、一部では熱狂的なファンもおられるようで、走り屋仕様にカスタマイズされたセリカの動画もいくつか観ました。もっとも、そういう方々はSS-IIという6MTの高性能グレードに乗っておられる。僕が買ったSS-Iは、5MTの廉価グレードなので格がちがいますけどね。

本車固有の特長は、スモールやフォグが青色のランプであることと、スピードメーターがUS仕様であること。メーターの内側にKm表示もあるので、実用には困りませんか、慣れないといま時速何Kmでてるのか、わかりづらいです。とはいえ、25年ルールで今後米国に輸出することを考えると、リセールバリュー的には有利かも。それと、車高調節ダンパーが入っているので、若干ローダウンされてる。激安ではありませんが、コンディションのよいクルマのようです。

そんな感じで、MT車の練習と並行して、セリカのカスタマイズも進めてる。標準のラジオアンテナがやたら長いので、ショートアンテナに変更。社外品のシフトノブが好みではなかったので、変更。PS5のハンドルコントローラーで、シフターに使用してるモノと同型を設置し、リアルとゲームでおなじフィーリングにしてみた。あと、ルームランプをLEDに変更。このクルマのサブカラーは青のようなので、最初に青く光ってから、白色に偏光するタイプ。フロアマットフックが欠品してたので純正品を注文。ただし、トヨタ純正フロアマットは、クラッチペダル直下の左足のカカトがあたる部分に穴があいてたので、社外品を注文。MT車で11万キロ走ってるから、そりゃ穴もあくか。ほかに、いくつか問題点がでてきたので、順次対応します。

クルマは手元にあるのですが、希望ナンバーへの変更がまだなので、手続きは完了してません。慣れないMT車で事故を起こさないよう、より慎重に運転します。夜なよな、クルマのすくない住宅街で、坂道発進の練習にいそしんでおりますよ。

ツラくてニューゲーム『SnowRunner』をハードモードでドライビン

強くてニューゲームならぬ、ツラくてニューゲームというワケです。

PS5のグランツーリスモ7用に、ハンドルコントローラ『Thrustmaster T300RS』を一式買いました。シミュレータとしては初級品ですが、ゲームコントローラとしてはPS5本体より高いのだから高級品でしょう。お高い装備をそろえたので、GT7以外でも遊べるゲームはないか?……そう考えてみつけたのが、『SnowRunner』というドライブゲーム。トラック運転手となって、さまざま災害地域の復興に奔走する、オープンワールドのゲームです。2020年にリリースされているようですが、PS5版は2022年リリースと、そこまで古いゲームじゃない。以前、発展途上国で、公道なのにドロドロの道で大型トラックが悪戦苦闘している映像をみたことありますが終始、そんな感じの道をひた走るゲームです。

何らかの災害に見舞われた、ミシガン、アラスカ、タイミルなど、北米とロシアを中心とした地域をトラックで走り、復興に寄与する。タイムを競うより、転倒せず確実に目的地へ到達することが重視されるので、車高が高く、タイヤがでかく、パワーのあるマシンが重宝される。ダウンロードコンテンツが充実しており、現在シーズン11までリリースされているから、たっぷりと遊べます。「スノー」ランナーというわりに、最初のマップのミシガンは雪よりも泥との戦いがメインで、むしろ「マッド」ランナーじゃないかと思ったら、『SnowRunner』の前作が『MudRunner』なんですな。

本ゲームは災害地域が舞台なので、正規の舗装道路はどこかしらで分断されている。物資を運んで復旧させたりもできますが、スポーツカーが全速で走れるような道はほとんどないので、どこかしらで荒れ地を走ることになる。復旧作業によって、あるていど走りやすくはなりますが、完全復旧されることはないので、分断された正規ルートよりもマシな、不正規ルートを探すことになる。そこで重要になるのが、AWD(全輪駆動)とデフロックの機能。コレがついていないトラックは、本作では活躍できない……というか、活躍できる場所が限定されてしまう。AWDとデフロックが常時有効になっているマシンがベストですが、燃費や速度を重視するなら、切替式でもOK。トラックを入手したら、AWDとデフロックが使えるか? アップグレードで追加できるかを確認しましょう。あとは、すべてのトラックに装備可能なウインチ。トラックの運転とウインチワークが、このゲームの醍醐味といってもいい。ウインチは、車体各所から張ることができ、木や電柱など、さまざまなオブジェクトに結線し、方向転換ができる。急坂だろうが直角コーナーだろうが、ウインチを張れるポイントがあれば、どうにかなる。運搬用のトラックは、なるべく強力なウインチを、探索用のスカウトは、転倒しても自力で復帰できる電動ウイン位置を装備しておきましょう。万能過ぎるマジカルウインチを駆使できるかわりに、ちょっとクルマを降りて障害物をどける……などという対応は不可なので、クルマと環境とのサシの勝負となります。

ともかくこのゲーム、本来なら走れないような場所をムリヤリ走るので、転倒したり、木にハマって動けなくなることもしばしば。ウインチワークであるていど回避、回復できますが、なにより重要なのは経験。この場所は走れる、走れない、転倒しやすいなどの経験を蓄積し、いかに転倒せず、スムーズに目的地に到達し、作業を完了させるかが問われる。転倒したトラックを助けにいったトラックもまた転倒してしまう、なんて二重、三重トラブルもまま発生します。どうしてこうなった……。

『SnowRunner』については、攻略情報やプレイ動画がネットにあふれており、いまさら感はあるのですが、今回はハードモードでプレイしたいと思う。ノーマルモードとのちがいは、ガレージに帰還した際に、無料で損傷を修復してくれず、修復は有料。ガソリンや修理ポイントの補給が有料。ガレージへの帰還、別マップへの配車も有料。トレーラーは売却不可。トラックやパーツの売却価格は半値。タイムアタックは回数制限付きと、ツラく苦しい制限がてんこ盛り。ノーマルモードなら補給、回収は無料で、売却価格は購入額と同額だから、資金が枯渇する心配はないからね。報酬3000のミッションに、経費が5000かかる場合もありうるワケで、シビアにコストを計算しないと詰む。うっかりトラックに資金を積み込みすぎて、資金が底をついた状態で、ヒヤヒヤしながらミッションに挑むこともしばしば。自走も回収も不可になることを考慮して、最低5000ぐらいは内部留保しておくべきでしょう……と思いつつ、新しいトラックを入手すると、チューンナップにギリギリまでつぎ込んじゃうんだけどね。

最初のマップである、ミシガンをプレイ開始。ゲームの流れとしては、被災地のガレージに放り出され、探索用の小型車であるスカウトで周囲を探索し、監視塔を探す。監視塔に到達して解放すると、周囲の状況が把握できるようになり、運搬イベントや、アップグレードパーツの位置がわかるようになる。自前で使えるトラックが放置されている場合もあるので、探索をすすめて手駒を増やしていく。イベントをこなしてレベルを上げれば、より高性能なトラックやパーツを購入できる。とはいえ、マップをふたつみっつクリアすれば、レベルはすぐ、最高の30レベルに到達してしまうので、あとはひたすらマップをクリアしていくだけになります。ミシガンなんて、チュートリアルマップだし楽勝……とはいかず。ノーマルモードだって、簡単というワケではないゲームなのに、制限マシマシなハードモードは厳しい。クリアできても赤字、なんてコトも。

ハードモードでのプレイには、もうひとつ条件をつけておりまして、それはなるべくオンラインモードでプレイすること。僕がプレイしているマップに野良プレイヤーがやってきて、ミッションの手伝いをしてくれる。見ず知らずの他人だけに、思ったように協力プレイしてくれるとはかぎらない。ポイントだけほしいのか協力プレイせず、ガレージに籠もってるだけの方もおられますが、場を荒らさなければ問題なし。ハードモードでプレイしている方がすくないのか、けっきょくシングルでプレイしてることが多いですが、一期一会の楽しさがありますな。

あるていど、初期マップのミシガンをクリアし、必要最低限のトラックをそろえたところで、通常なら初期状態でプレイできるアラスカや、タイミルにいくのですが、僕はちがう。プレイ当時最新マップであった、Season10のブリティッシュコロンビアに挑戦! 新しいマップだから難しいということはなく、どこからプレイしてもいいのですが、このマップでどうしても入手したいトラックがあった。それが、Kenworth 963こと、ケンクローさん。ちなみに僕は、お気に入りのトラックには愛称をつけるようにしてる。パブリックには通用しない名称なので、あしからず。

大型のヘビートラックで、ミッションクリアでもらえる上に走破性がたかく、クレーン+3スロット荷台をセットしたうえに、トレーラーも牽引でき、修理キットも装備できる。欠点は小回りがきかず、図体がでかいわりにエンジンスペックがひくいため、坂道で動けなくなりやすいこと。ただ、巨大なタイヤを装備しているので、泥道にはめっぽう強い。Season10以前のマップでも、大活躍してくれそうな高性能マシンなので、まっ先に入手しました。高性能なトラックはほかにもあるのですが、値段が高かったり、チューンナップパーツの入手が大変だったりする。このマップにはもう1台、Mack Defense M917A3こと、クイナさんもおりまして、こちらもクレーン+2スロット荷台をセットしたうえに、トレーラーも牽引でき、修理キットも装備できる高性能マシン。この2台がいれば、通常の運搬作業で困ることはないです。

ブリティッシュコロンビアをあらかたクリアしてから、初期マップの2つ目であるアラスカを開始。あるていどマップを開放したところで、Season11のスカンジナビアがプレイ可能に。こちらのマップは北欧をモチーフにしており、街中に映画の屋外セットがならんでいる。このマップの目玉新車両は、超大型スカウトのBurlak 6×6、通称バロックさん。スカウト用のトレーラーと、一部のトラック用トレーラーも牽引でき、クレーンも装備できるという「働ける」スカウト。アラスカをクリアしたら、つぎはこのマップかな……。

……えっとですね、正直に申しますとこのゲーム、ハードモードでいきなりプレイするのは困難です。資金面ではゆるゆるなノーマルモードでも、すべてのミッションをクリアするのは相当な手間と時間がかかります。そんなゲームを、ハードモードで破産せずに進めることができているのはズバリ、ノーマルモードですべてのマップをクリアずみだから。昨年末から開始して、最近までひたすら、このゲームをやってました。ノーマルモードで全マップをクリアしてしまったので、ハードモードで最初からプレイしなおしてる次第。前世の記憶ならぬ、ノーマルモードの経験があるため、赤字にならずにハードモードがプレイできる──強くてニューゲームならぬ、ツラくてニューゲームというワケです。

オフラインのノーマルモードで、Season11までの全ミッションはクリアずみなので、2週目はオンラインのハードモードで、野良プレイヤーに協力してもらいながら、じっくり進めます。愛用のあのトラックも、まだ入手してないしね。

2年に1度の定例行事『iPhone 15 ProMAX』に機種変更

iPhoneとAndroidの代表的な機種を所持し、2年に1度、機種変更するようにしてる。今回は、愛用の『iPhone 13 ProMAX』を『iPhone 15 ProMAX』に機種変更。今回の目玉は、なんといっても充電ポートがライトニングポートから、汎用のUSB-Cポートになったこと。ケーブルの種類をUSB-Cに統一できるのはありがたい……けど、個人的に充電はワイヤレスだし、USBポートには複数規格のUSBケーブルを共用できるマグネット式アダプタを使用しているので、アダプタをライトニング用からUSB-C用に変更するだけですが。とはいえ、ライトニングケーブルが不要になるのはありがたい。

今回のiPhone 15シリーズは、2023年9月15日午後9時に予約開始したのですが、僕が予約したときには発送時期が11月中旬になってた。争奪戦に敗れたワケですが、そんなに急いでないから、まぁいっかと思ってたら、10月中に到着。これもまぁ、そんなモンだろうという感じ。さっそく機種変更ですが、電子マネーをのぞくほぼすべての設定が無線接続のみで移動してしまうので、あまり機器が変わったという印象はない。LINEとか個別に移動が必要なモノを手動で移行させて機種変更終了。

『iPhone 15 ProMAX』になって便利になったと思うのは、カメラのポートレートモードで接近できる距離が近くなったこと。被写体の周囲をボケさせる機能ですが、以前だと食事などの撮影時にもっと離れろと怒られることがおおかったけど、今回は普通に接写できるようになった。コレは便利。あとは、長らくマナーモード切替の物理スイッチだったところに、任意の機能を設定できるボタンがついたこと。こちらはiPhoneで多用するカメラ機能を設定。カメラの機能とシャッター機能が物理ボタンに割り当てられる。ただ、長らく画面タッチで起動と撮影になれちゃったから、いまさら物理ボタンがついても、ついついいつもの画面タッチですませてしまう。まぁ、あって困るモノでもないから、このまま使いますか。

年々お高くなるiPhoneですが、旧機種を下取りすると、それなりの値段で売れる。今回も『iPhone 13 ProMAX』を下取りしてもらい、『iPhone 15 ProMAX』の半値ぐらいは相殺できました。毎年買い替えるほどではないですが、今後も2年に1回は機種変更していきたいですな。

スマートウォッチ『wena3ブラック』を追加購入

ウム、バッチリフィットしてる!ウム、バッチリフィットしてる!

愛用のスマートウォッチ、Sony『wena3』が不調。不意に起動しなくなったり、起動してもすぐ再起動を繰りかえしたり。システム的な不具合というより、側面ボタンが押しっぱなしの状態になっているっぽい。保証切れなので修理にだしても有償だろうし、なにより機能以外に不満点があった。

以前、オーダーメイドの革バンドを注文した。赤茶のつもりが赤を指定するなど失敗もありましたが、結果的には気に入った。気に入ったのだが、気になりだしたのは時計のヘッドやバンドではなく、wena3の色味。黒のヘッドに赤いバンドはいいとして、シルバーのwena3が合ってない気がしてきた。wena3用にコーディネートしたはずなのに!

で、どうしたかというと、ヘッドをwena3にあわせてシルバーのモノに替えてみた。Fossilのスマートウォッチ「Fossil NEUTRA ジェネレーション6 ハイブリッド」で、針は物理だけど、文字盤が電子ペーパーになってる。カスタマイズして、当サイトのログを表示させてみた。

ヘッドとリストで、ダブルスマートウォッチ。コレはコレで悪くはないけど、赤いバンドとベストマッチかというと、微妙かな。とはいえ実用に不便はまったくないので、しばらくこの状態で使ってた。Fossil NEUTRAのバッテリーは2週間以上もつので、wena3と同タイミングの1週間おきに充電してれば切れる心配はなし。Fossil NEUTRAは、時計としては問題ないんだけど、スマートウォッチとしては微妙。通知機能は圧倒的にwena3のほうがよい。たまに、ペアリングしたスマートフォンを探すときぐらいしか、スマートな機能は使わない。だったら、普通のヘッドでよくね?……と思いつつダブルスマートウォッチ状態で使ってたら、冒頭に書いたとおりwena3が不調になってきた。

wena3も、後継機が発表されるでもなく、今年12月にQUICPAYサービスの登録機能停止が予告されてたりと、先行きは明るくない感じ……ではあるけど、機能的に手放したくはなかった。というコトで、新品のwena3ブラックを買っちゃいました。黒いヘッドと赤いバンドに、黒いwena3を装着。ウム、バッチリフィットしてる! シルバーのwena3で感じた違和感は完璧に払拭されました。

電子マネー関係など、一部は再設定が必要でしたが、ほかはペアリング先を新しいwena3ブラックに変更するだけで設定を引き継ぎ、以前と同様に使用可能となりました。いずれはコレも壊れるかもしれませんが、数年は持つだろうし、その頃には同等の新機種が存在することに期待します。想定通り、黒赤がベストマッチしたスマートウォッチとなり、非常に満足しております。

マニュアル車『マーチニスモS』でドライビン

運転も人生も、もうちょっと適切にギアチェンジできるといいのですが。

最近、マニュアル車の練習をしています。マニュアル車で運転免許は取ったものの、ほぼAT車とCVT車しか運転してこなかった。マニュアル運転をわすれたというより、教習以外の路上感覚がほぼないという、マニュアル車限定のペーパードライバーでした。資格上は運転可能なのですが、ちゃんと運転できる自信がなかったので、教習所のペーパードライバー講習を5時間ほど受け、なんとか路上感覚を身につけました。低速発進時にエンストしちゃう傾向がありますが、失敗しないことより、失敗したあとのリカバリーができる自信がついたことが大きい。

あるていど自信がついたところで、マニュアル車をレンタルしてドライブしてみた。ちなみに、マニュアル運転の練習ならレンタカーですればいいじゃない、と思うかもしれませんが、きょう日マニュアル車でレンタルできるのはスポーツモデルが大半で、その手のクルマは練習には使用不可なんて注釈がついていたりする。安い大衆車を借りてマニュアル運転の練習、というのは難しいご時世なのです。今回借りたのは『マーチニスモS』というマーチのスポーツモデル。マニュアル運転のできる友人といっしょに交代で運転しました。大衆車がベースとはいえ、前後にエアロパーツがついていて、車止めに引っかけないよう注意が必要でした。

神奈川県横浜市から出発して、目的地は静岡県の沼津。すぐに高速道路に乗ることもできましたが、しばらくは下道を走ってマニュアル運転に慣れる。でもやっぱり、何度かエンストしてしまいましたが。低速の半クラッチが続くと、うっかりクラッチを離してしまうのが原因みたい。渋滞時のノロノロ運転はマニュアル車が不得手な部分だけに、まだまだ習熟が必要と感じた。沼津港で昼食に海鮮丼を食べ、沼津港大型展望水門『びゅうお』を見学。

午後は山中湖方面で入浴しようとしたのですが、施設の受付時間をすぎており入浴失敗。12時間レンタルだったので、返却時間もギリギリということでそのまま横浜にもどりました。

運転自体は大きなトラブルもなく、無事時間通りに返却。マーチニスモは、スポーツモデルといっても期待したほどパワーはなく、むしろ限られたリソースを適切に使い切る必要があるタイプのクルマだった。ただ、300キロ以上走ったのに、燃料が満タンから2/3ぐらいしか減ってなかったのには驚いた。メッチャ経済的。今回利用したレンタカーの店では、マーチニスモS以外にもマニュアル車をあつかっているので、いずれほかのクルマもレンタルしたいですな。

いっしょに行った友人もマニュアル運転はひさびさとのことでしたが、マニュアル歴は長いのですぐに感覚を取り戻してた。実用的なクラッチ操作は学ぶべき点も多く、助手席で観察したテクニックをさっそく実践してみたり。マニュアル運転は、クルマとの対話であるということを実感しましたよ。

ここらへんの感覚は、人生にもいえる。僕は人生のギア操作が下手くそな人間なので、加速すべきとき加速できなかったり、不適切なギアで加速してしまったり、へんなクラッチの繋ぎ方をしてガクガク振動したり、エンストしたり。止まるべきときに、止まれなかったり。運転も人生も、もうちょっと適切にギアチェンジできるといいのですが。

ハンドルコントローラ『T300 RS GT Edition』を自分好みにカスタマイズ

なにげにハンコンにはカー用品がつかえますな。

プレイステーション5用に、ハンドルコントローラの『T300 RS GT Edition』を愛用してる。
PS5本体より高いけど、ハンコンとしては中級、シミュレータとしては入門機という認識。ハンドル部分が固定ではなくつけ替え可能なので、何種類か購入。

まずはレーシングカー用のステアリングホイール『TM Open Wheel Add On』。円形の上下を切った、コンパクトなサイズ。グランツーリスモ7にて、ハイスペックなクルマを操作する際に使用。カッコイイのですが、舵角が90度以上になる操作をするには不向きなうえ、フォースフィードバックでハンドルがグルグル廻る状態になると角に手をぶつけそうでコワイ。個人的にこのタイプは、ナイトライダーに登場するドリームカー、KITのハンドルが初見だった気がしますが、実際につかってみて乗用車には不向きだなと実感。

標準のハンドルはプレステ用にボタンが配置されてますが、アナログスティックやタッチパッドが未実装なため、ゲームによっては標準コントローラの併用が必須。僕はスマホスタンドをT300の上部に設置して、コントローラやスマホ置きとして使用してる。接地面には滑り止めのシートを貼ってあるので、かんたんには落ちませんが、荒い操作をするとフッ飛んでく場合も。
ペダルのカカトがつく部分も、靴を履くとすべるので、クルマ用のフロアマットを装着。なにげにハンコンにはカー用品がつかえますな。


台座はハンコン用のものを使用してますが、椅子は普通の座椅子。フックとカラビナで軽く固定できるようにしてあるので、普段は固定せず座椅子として使用し、ゲーム時はフックにカラビナを引っかけて固定し、簡易的なレーシングコックピットとしてます。

また、標準のハンドルは少々小ぶりで、安っぽい。お高いですが、別売の大径ハンドル『TM RALLY WHEEL Add On Sparco R383 Mod』も購入。直径32センチと、これでも実車のSサイズハンドルより小ぶりですが、だいぶ実車的。欠点は十字キーに相当する左上の黒スイッチがシビアで、左右の操作で上下に入力してしまうなど誤動作が多発。繊細な操作がしたい場合は、標準コントローラを併用するのが現実的ですな。あと、素手で操作すると握り手部分の素材が落ちて、手の平が黒くなってしまう。

手袋をすれば回避できるけど、面倒なので伸縮性のあるシュシュタイプのハンドルカバーを装着。後付け感はありますが、問題なく素手で操作可能に。ただ、かぶせるだけだと内側に段差ができてしまうので、思いきってカバーをハンドルに縫いつけてみた。裁縫なんて、学生時代以来だよ。支柱のある部分の端を三重縫いで留めて、間の部分をジグザグに縫い留める。10時と2時の親指があたる部分は出っぱっているので、部分的にオリジナルのハンドル面が露出するように。ココを親指でグリグリするのが好きなんだよね。だいぶ苦戦しましたが、素人加工にしてはそれなりに縫いつけられたと思う。

ちなみに、実車用のSサイズハンドルカバーは最低36センチ必要なので、直径32センチのハンコン用ハンドルには装着できませんでした。購入してしまった装着不能なハンドルカバーは、しかたなく愛車の日産ジュークで使用中。

レース用ハンドルと大径丸ハンドルが使えるようになったので、標準ハンドルは必須ではなくなった。ということで、標準ハンドルもひとまわり大きな社外品『SIMPUSH T300 レーシングゲームステアリングホイール 改造ハンドル』に交換。中央の機械部分とワッパ部分を分離し、32センチ径の社外品を装着して完了。

問題なくつかえるし、プレステに特化したボタン配置なのですが、握ったときのズッシリ感が不足してる感じ。10時2時の親指グリグリできる出っぱりもなし。前述のとおり、市販のハンドルカバーも装着できなかったので、結局は伸縮タイプのハンドルカバーを縫いつけたSparco R383をメインで使ってます。

最近はハンコンを使うゲームとして、グランツーリスモ7ではなく、スノーランナーというゲームでがっつり遊んでるのですが、それはまた別記事で。

スマートウォッチ『wena3』の革バンドをオーダーメイドした

失敗したけど大満足!

スマートウォッチは便利、でもバッテリーが持たない。下手したら1日も持たない機種もある。超小型のスマートフォンと考えれば、そんなモンかもしれませんが、時計と考えたらありえないレベル。個人的に、最低でも1週間はもってほしい。

そんな不満に応えてくれたのが、ソニーのスマートウォッチ『wena3』。ふつうの時計が数年単位で動き、ふつうのスマートウォッチが数日単位でしか動けないなら、時計部分と分離すればいいじゃない──というコトで、バンド部分にスマートウォッチ機能を別出ししたのが特徴。スマートウォッチ機能がバッテリー切れで停止しても、腕時計の機械部分は別出しなので、現在時刻を知りたいという最低限の機能は担保される仕組み。スマートウォッチを自称してますが、実質的にスマートウォッチ機能がついた替えバンドというコトです。機能は限定的ですが、着信やメッセージの通知、電子マネー、スマートスピーカ機能やタイマーなど、各種ユーティリティもひととおりそろってる。バッテリーのもたない高性能スマートウォッチも使ってみたけど、僕にはコレでじゅうぶんです。当然、バッテリーも1週間おきに充電すれば問題なし。

大変気に入って、毎日装着している『wena3』。不満点もありますが、そのひとつが付属の革バンド。スマートウォッチ部分に付随する替えバンド部分は金属、ラバー、革の3種類。僕は革バンドを選んだのですが、コレが想定以上に安っぽい。『wena3』購入時の記事でも書きましたが、腕時計付属の立派な革ベルトとくらべると、ペラペラ。当初から不満を感じてましたが、独特の形状なため市販のベルトにつけ替えるのは困難。公式の替えベルトも、ペラペラな標準品の、幅と色違いちかない。オシャレな革の替えベルトがほしい……そう思いながら1年ほど使ってましたが、公式も社外品も発売されそうにないので、オーダーメイドで注文してみた。

ネットで検索したところ、EBISU LEATHERという店が『wena3』のオーダーメイド革バンドを製作してくれるとのこと。まずは革のサンプルを取り寄せて、色や風合いを確認してから、仕様を決めて見積金額を決定し、注文するシステム。見積以降のやりとりはLINEでやりました。最初は安めのレザーにしようと思ってたのですが、サンプルをみてたら赤茶のクロコダイルも渋くて良い。毎日つけるモノをケチっても仕方ないので、奮発してクロコダイルを使用した『wena3』のオーダーメイド革バンドを注文。

製作期間は1ヶ月ほど。到着した革バンドは標準品とは雲泥の差で、カッコイイ。サイズもジャストフィット……なのですが、なんか想定した赤茶よりもっぽい。素材の差か、しばらく使えばイメージどおりの色味に変化するのか……と思って確認したら、僕のオーダーが間違ってた。

■仕様について
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▼素材
表革:クロコダイル カラー:
ツヤ 模様:タマフ
裏革:濃いグレー
糸:濃い緑

▼サイズ・仕様
ラグ幅:22mm
尾錠側幅:17.5mm WENA3仕様

長さ:85㎜ (50+30+5←折り返し部

剣先:丸形

サイド:コバ処理

厚み:5mm-1.5mm
フラットタイプ

小穴:剣先35mmから6mm間隔3穴

LINEの履歴をみると、たしかに赤と注文してる。あきらかに僕の注文ミスで、確認漏れ。オーダーメイドは、こういうところが危険ですな。写真でみるとそれほどでもないですが、到着した時の実物はかなり赤味が強くて、女性物っぽい印象だった。ただ、慣れもあるだろうけど1週間ほどすると色味が落ち着いてきて、写真にちかいワインレッドっぽくなりました。今後、日に焼けて色もより濃くなるだろうし、これはコレで気に入りました。失敗したけど大満足!

想定外はあったものの、良い革ベルトに交換できたのですが、さらなる懸念は『wena3』がいつまで使えるかということ。2020年11月発売なので、約2年経過してる。Suica以外の電子マネー機能を管理する「おサイフリンク」というサービスが2023年12月で終了するなんてアナウンスもありますし、販売終了、もしくは新モデルへの移行が近いのかもしれません。とはいえ、最近でも精力的にコラボモデルが発売されてるので、しばらくは大丈夫とも思う。今後『wena4』がでるにしても、『wena3』モデルの後方互換性を保つため、ベルトの仕様は変更しないでいただきたいですな。

かしこいドアベル『Google Nest Doorbell』を導入

Alexaでもだいじょうぶ!

スマートフォンのGoogle Pixel 7を購入したら、Googleストアにて使用できる21000ポイントが付与されました。Google系の製品しか購入できませんが、サテなにを買おうかしらん。はじめは新発売のスマートウォッチであるPixel Watchをねらっていたのですが、製品仕様やレビューなどみるに、丸形のデザインは好きなんだけど自分にはマッチしないと感じた。以前、Wear OS搭載のスマートウォッチを使用していた時期があり、そこころ感じた不満が大幅に改善されているわけではないからです。とくに、通常使用でバッテリーが24時間もたなそうな点は、そろそろどうにかしてほしい。

じゃぁ、ストアポイントでなにを買おうかと考えてGoogleストアをのぞいていたら、ほどよい値段のガジェットがありました! 『Google Nest Doorbell』というドアベル──いわゆるインターホンというヤツですね。来客の通知とやりとりを、スマホやスマートホームデバイスでおこなえるというモノ。バッテリー駆動だから配線も不要。現在、自宅ではホームセンターで買った無線式のドアベルを使用してますが、機能はベルが鳴るだけ。こちらをスマートに更新。懸念点としては、Google製品なので管理にGoogle系のスマートホームデバイスが必要かもしれないことですが、Amazonで検索したらAmazon ALexaのスキルにも対応してるとのこと。Alexaでもだいじょうぶ! Pixel 7でもらったストアポイントと、1000円割引ストアクーポン使用したところ、2000円たらずで購入できました。まんまとGoogleに乗せられてる気もしますが、やったね。

到着した『Google Nest Doorbell』を玄関に設置。扉の左側に設置するので、付属の傾斜をつけるアダプターをかませる。上下や表裏がわかりづらかった。DoorbellとGoogle Homeアプリをひもづけすると、スマホなどからDoorbellの映像を確認できるようになる。Doorbellのボタンが押されたとき以外に、カメラの前に出現した人物を検知して通知することもできる。Amazon Alexaのスキルと連携させることで、Alexaデバイスでチャイムを鳴らしたり、カメラを確認できる。カメラ接続は失敗することが多いがな。

Doorbellはバッテリー式のものを購入したので、定期的に充電が必要。使いはじめはアレコレ試してたため、結構なペースでバッテリーを消費してたのですが、通常運用になったら消費はグッと減った。この調子なら、1ヶ月以上は保ちそうです。

ひと月ほど使用した感想ですが、来客を知るという通知機能としては問題なくつかえる。Amazon Alexaでチャイムが鳴るほかに、スマホにも通知がくるので、スマホの圏内にいれば世界中どこにいても来客がわかる。チャイム機能としては大変便利なのですが、来客を認識してからの対応には、まだ手間取る感じ。

来訪者がチャイムを鳴らした際に、Amazon Alexaやスマホアプリでカメラの映像を確認し、遠隔で受け答えする機能はあるのですが、対応するまで時間がかかりすぎる。自宅にいるなら玄関に直接出向いたほうが早いし、出先で対応するにしても、対応可能にな状態にするまで、相手が待ってくれるか不安になるレベル。アプリ側でウィジェットを用意するなどして、カメラの確認と応答を迅速にできるようにしてほしい。ここらへんは今後の改良に期待。

しばらくつかってみて、やはりGoogleデバイスをAmazonデバイスで運用するのには限界を感じたため、ブラックフライデーセールで割安だった第2世代のGoogle Nest Hubを追加購入。来客時に自室で即、対応できるようにしてみた。セットアップしてみると、Amazonデバイスよりは反応が早いし、動作がモタつくこともない。ただ、ウチは福祉関係での訪問が多いんだけど、慣れてる方ばかりなので、ベルが鳴ってカメラが映った時にはもう、入室ずみで無人の玄関しかみえないことも。機器のレスポンスと使用者のレスポンスを加算すると、こちらが対応するまえに来客がカメラの前にいないことに変わりはない。

あと、ドアベルの履歴映像をみてると、本体下部の白丸ボタンではなく、間違えて上部の黒丸カメラを押す方がけっこういる。慣れの問題かもしれないけど、間違えようのないデザインであるべきでしょうね。

『Google Nest Doorbell』は標準で3時間以内の来客を記録、確認できるのですが、Google Nest Awareという月額630円のプランで人物を認識し、30日間の来客を確認できるようになる。無料のお試し期間でこのサービスを利用してみた。たしかに人物を認識してくれるのは便利なのですが、顔が映らないと認識しようがないという問題がある。扉に入る際は顔が映るわけですが、扉から出ていく際は後ろ姿になるため、意図的にカメラをむかないと顔は認識できない。自分の顔をおぼえさせたものの、退出時は不明の人物としてしか認識されないわけです。だったら標準設定でもいいかな。有料プランはWebカメラなどと併用して複数機器を運用しないと割高感があります。

どこにいても来客がわかるチャイムとしてはすごく便利ですが、確認、対応といったインターホンとしての即応性に難がある。世界中どこにいても来客に対応できてしまうことにメリットを感じるなら、非常に有用なガジェットです。