Wii Musicって、気軽にあそべるゲームじゃないよ! 話がちがうよ!
──まぁ、自分でかってにそう思ってただけですがね。このゲームでプレイヤーがコントロールできるのは、音の種類と出すタイミングだけ。音程はフルオート(いちぶミニゲームをのぞく)。使用可能な楽器は60種類以上だけど、操作方法はピアノ系、ギター系、ドラム系、トランペット系の4種類のみ。チュートリアルモードでは、むずかしく考えずに音をだせばオッケーとかいいやがりますが、いざマトモに演奏しようとすると、各パートを、それなりにキッチリやらないと変になる。違和感なくアドリブを入れられるのは、譜面どおりに演奏できるようになってから。ちっともお手軽じゃありません。うおっ、また余計な音が入った……さいしょからやりなおし。 演奏を記録して、オリジナルのアルバムがつくれるのですが、演奏者のMii(分身キャラクター)を、拙著『クイックハルト』の主要登場人物である、良一、千早、レイア、近恵、ハンス、ミッチェル(外伝キャラ)にして、『炎のランナー』をジャズアレンジで演奏してみた。ヴァンゲリスゥ~。
それとWii Fitをつなげてドラムモードにも挑戦。
通常はリモコンとヌンチャクによる簡易的な演奏方法だけど、ドラムモードはやたらと本格的。両手両足とボタンを駆使して演奏するのは、かなり頭がこんがらがります。本物のドラムはやったことないけど、なりきり度はかなりのモノ。練習モードがストイックすぎて、まるで音楽の授業のようでした。なんでこんなに必死こいて、8ビートの練習をしてるんじゃろ?
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