「車」カテゴリーアーカイブ

新東名の新区間『伊勢原大山IC⇔新秦野IC』を走ってみた

完走できて満足です。

2022年4月16日から開通した、新東名の伊勢原大山ICから新秦野ICを、さっそく走ってみました。新東名というと、静岡の区間が120キロ走行を想定してひろびろしてるため、100キロで走ってるのに80キロぐらいじゃないかと錯覚したものです。とはいえ今回の開通区間は新東名でも100キロ想定の区間なので、ふつうに地方の高速道路という感じ。ちょっとおもしろかったのは、トンネルの天井に出口まであと何キロかがプロジェクションマッピングで投影されていたこと。凝っているようだけど、看板をつけたり道に描くよりは安上がりなのかな。はやくのこりの25キロ区間が開通して、新東名を一気に走りたいものです。

新秦野ICが目的地で、とくに現地であそぶ予定もなかったので、さっさと帰ってきました。休憩しようと思ってたら、新区間はまだサービスエリアができておらず、スマートICがあるのみ。帰り道でも休むタイミングをのがし、けっきょく2時間ぶっつづけで走るハメに。おみやげは、地元のスーパーで買った焼き芋でした。微妙な天気の走り染めでしたが、完走できて満足です。

白い日産ジュークをカーボン調のブラックルーフにしてみた

車高たかめのジュークさんにはちょうどいいかと。

欧州で新型が発売されているにもかかわらず、日本では廃版となってしまった日産ジューク。そのルックスに一目惚れして愛用してきましたが、新型がなければのりかえを検討する余地もない。ジュークがわりのキックスは悪い車じゃないとおもうけど、ジュークではないという唯一最大の欠点から対象外。初代ジュークを購入してから、あれこれカスタマイズしてきた。購入直後、2012年のカスタマイズ状態は以下のとおり。初期状態からグリルがシャンパンシルバーに色替え、6cmローダウン、ホイールがスカイラインのモノだったりする。いまみると、なんか白っぽいですな。

で、こちらが2020年現在のジュークさん。最新のカスタマイズとして、カーボン調のブラックルーフにしてみた。塗装するのはこわかったので、原状復帰可能なフィルムラッピング。はがしちゃダメです。白いシャークアンテナも、ちゃんとラッピングしてくれたみたいですね。

さいきんの日産車も、標準でブラックルーフが用意されているようですが、アチラはピラー(窓枠)部分も黒くなってる。本車はルーフ部分のみブラックなので、どちらかというとベンツなど欧州の高級サルーンにみられる配色。屋根が黒いと車高がおさえられてみえるという効果があるので、ギリギリ立体駐車場にはいれない高さのジュークさんにはちょうどいいかと。ガソリン車の存亡があやぶまれる昨今ですが、いまあるクルマを大事に乗りつづけたいと思う所存。

『CarPlay』と『Android Auto』でナビを使い分け

どちらも改善の余地があるから、今後のアップデートに期待しております。

車載カーナビはやめて、車載ユニットを介してスマートフォンをカーナビ化する、iPhoneの『CarPlay』とAndroidの『Android Auto』を搭載した車載ユニットを利用中。みためはカーナビっぽいですが、オーディオとDVDと地デジチューナしかなく、カーナビ機能はスマホまかせという割り切った機種。スマホカーナビの欠点である、GPSが受信できないトンネル内でも、クルマの走行情報を取得して現在位置を推測するという、車載カーナビに準じる性能があるのがウリ。ただ、日本では車載カーナビが優秀なせいかいまいちパッとせず、現在使用中のKENWOOD DPV-7000は生産が完了し、同等の後継機はないみたい。あるのは地デジ受信機能をはぶき、スマホとの連携機能を強化した機種のみか。まぁ、カーナビなしの車載ユニットにしては割高感があったので、いたしかたなし。こんかいは個人的な『CarPlay』と『Android Auto』の使用感についてご紹介。すべての機能を使用した比較ではなく、自分なりの使い分けについてです。

スマホはiPhone 11 ProMAXと、Google Pixel 4を使用し、『CarPlay』と『Android Auto』を両方利用可能。カーナビアプリは有料のカーナビタイムを愛用してます。Yahoo!カーナビなど無料で評判のいいナビアプリもありますが、日本国内でナビアプリとして使用するなら、カーナビタイムがいちばん高性能で信頼できるとおもう。ですが、『Android Auto』ではスマホアプリとしてGoogleマップしか使用できないので、カーナビタイムを車載ユニットでつかおうと思うと、『CarPlay』+カーナビタイム一択になります、ハイ終了。──では記事が終わってしまうのですが、じっさいはメインで『CarPlay』+カーナビタイムを使用し、サブで『Android Auto』+Googleマップを使用するかんじ。現時点では『CarPlay』+カーナビタイムがベターではありますが、どちらにも一長一短がある。

『CarPlay』+カーナビタイムの経路は、はじめての場所に案内させようと思ったら、かなり信用できる。基本はメジャーな道を指示しつつも、渋滞時は一般車が通行可能な迂回路を提案してくれる。インターフェイスも車載カーナビっぽく、日本人にはなじみやすい。問題点としては、カーナビタイムの安定性がいまいちで、ナビ中にとつぜんアプリが落ちたり、現在位置が更新されなくなることがそれなりにある。アプリ再起動で復帰するとはいえ、運転中に操作するわけにもいかず、歯がゆい思いをさせられる場合も。案内の確実性も重要ですが、安定して動作することもカーナビアプリとしては重要なポイント。あと、店舗を目的地とすると、実在しない裏口に案内しようとする場所があるなどナビそのものにも問題点がある。指摘や改善提案をすれば対応してくれる場合もあるので、積極的にフィードバックを送っています。

対する『Android Auto』+Googleマップは、初期状態だと簡素な表示ですが、設定変更で航空写真と渋滞情報を有効にすると、なかなかリッチな画面になる。みやすいかどうかは別として、衛星画像がナビ画面に表示されるというのは、ユニークなポイント。地元を走るぶんには、現在位置と周囲の渋滞情報さえわかれば必要十分なインフォメーションは得られます。Google謹製だけに安定性はバツグンで、Google Pixel 4の『Android Auto』+Googleマップではナビ中にアプリが落ちたことはありません。とはいえ、ミドルレンジのAndroid SIMフリースマホで『Android Auto』+Googleマップをつかった場合はアプリが落ちまくったので、それなりにハイスペックな端末が必要かも。

ただし、『Android Auto』+Googleマップによるナビは問題大アリ……といいますか、『CarPlay』でもGoogleマップは利用可能なのでGoogleマップ固有の問題点なのですが、案内する経路がピーキーすぎる。1分1秒でも早ければ、可能な限り最短のルートを提示するため、知ってる場所の道案内に、いままでいちども使ったことがないような道を走らせようとする。それで通行できればいいですが最悪、普通車が通行できない細道や私道、そこまでひどくなくともクルマではあまり通りたくないような細道が大好きなようです。知ってる道ならトンチンカンなナビは無視すればいいだけですが、はじめての場所へ案内させようとすると、Googleマップの経路ははげしく不安がある。徒歩や電車なら気にならないんだけどね。各所で指摘されまくってることではありますが、徒歩用ナビのオマケ機能ではなく、クルマ用に安心して通れる道だけを優先して案内してくれる、真の『カーナビ』モードを実装してほしいです。

ということで、ナビの信頼度なら『CarPlay』+カーナビタイム、アプリの安定性なら『Android Auto』+Googleマップ。遠乗りするなら『CarPlay』+カーナビタイム、慣れた場所なら気分で『Android Auto』+Googleマップという感じで使い分けてる。カーナビタイムのシステム安定性が向上するか、Googleマップのカーナビとしての信頼性が向上するか、どちらも改善の余地があるから、今後のアップデートに期待しております。

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ついいに新型日産ジュークが発表された

今回こそは僕の乗りたいクルマを売ってほしいです。

愛車、日産ジュークに乗り替えたのが2012年。もう7年もたったのか。街乗りのコンパクトSUVという、ありそうでないクルマだったはずが、いまやさまざまなジュークっぽい他社製品が目白押し。日本市場ではすっかり旬がすぎたクルマになってしまいましたが、欧州ではそれなりに売れているらしい。新型ジュークが出るというウワサは数年前からあったけど、ゴーンショックなどを経て、ついに新型が発表になりました。

現行ジューク乗りからみた新型ジュークの印象ですが、いろいろと先進的な技術を盛りこみつつも、ちゃんとジュークにみえるデザインに仕上げてきたな、と。ボディがじゃっかんおおきくなったぶん、後席とトランクの容積が増えたのは好印象。現行ジュークは、微妙に日本の立体駐車場におさまらない高さだったのが、新型ジュークはさらに3センチアップしたとのことですが……まぁ、そのほうがあきらめがついていいのかも。

そもそもジュークの新型が出ることすら怪しい時期もありましたが、無事に発表されてなにより。欧州むけのクルマだけに、日本市場に投入されるのか? 同格のヴェゼルやCH-Rと張りあえるかも未知数。でも、もし出るなら次回は高性能なジュークニスモ、さらに選択肢があるならマニュアルモデルに乗換を検討したい。かつて出るかもといわれながら、けっきょく市販化されなかったIDxというコンセプトカーがありました。市販化したら買うつもりだったのに! あのガッカリ感は忘れないよ。

が、今回の日産ジュークは実車があるのだから、欧州よりおくれても日本市場にもぜひ投入していただきたい。小さな声を大にしていうのですが、僕は日産車が好きなのではなく、日産ジュークが好きで乗換たクチなので、今回こそは僕の乗りたいクルマを売ってほしいです。

リレーアタック対策に、『スマートキー電波遮断ポーチ』を運用中

無駄に電波をまきちらすこともない。

クルマのカギを遠隔で解錠する、リレーアタックというのをご存知でしょうか? 近年、クルマはカギをさしこまず、カギとクルマのあいだで電波をやりとりすることで解錠、エンジン起動をおこなうスマートキーが普及してきてる。カギとクルマのやりとりについては暗号化されているため、おいそれと不正アクセスはできない。でも、電波のやり取りを不正に中継(リレー)し、あたかもクルマのそばにカギがあると思わせて解錠させてしまうリレーアタックというものが問題になってる。僕の愛車である日産ジュークもスマートキーを使用しているので、対策を講じてみた。

購入したのは『スマートキー電波遮断ポーチ』という商品。説明書が英語表記なのでわかりづらかったですが、使用法は以下のとおり。

本製品はビニールレザーのカギケースで、内部にふたつ、収納スペースがある。ひとつは布でかこまれたスペースで、さらに奥に、金属布でかこまれたスペースがある。ここにキーチェーンがついているので、スマートキーを接続しておきます。クルマに乗らないときは、金属布でかこまれたスペースにスマートキーを入れておけば電波が遮断され、クルマは動かせないし、とうぜんリレーアタックも無効。クルマのそばまできたら、金属布でかこまれたスペースから布でかこまれたスペースにスマートキーをうつせば、電波がとぶようになるので解錠したり運転したりが可能になるという寸法。

収納場所をうつす手間がかかるものの、意図せず解錠されたりする心配もないし、無駄に電波をまきちらすこともない。しばらく使ってたら、無意識にスマートキーのスペースチェンジができるようになりました。

また、自宅に保管しているスペアキーはアルミホイルで巻いておき、こちらも電波を出さないように対策済み。このポーチをふたつ買っておく手もありますが、そこらへんはお好みで。高度なスキルがあれば、たいがいのセキュリティは破られるでしょうけど、本製品を使用することで、安易なリレーアタックは防げるようになるのではないかと。

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『KENWOOD DPV-7000』でCarPlay+カーナビタイム

コレだけでも導入した甲斐があったというもの。

愛車日産ジュークのカーナビをリプレイス。左が更新前で、右が更新後。写真をみただけでは、単にナビを入れ替えただけにみえますが、さにあらず。正確には、車載カーナビを下取りにだして、あたらしくスマホカーナビを接続できるカーオーディオに入れ替えました。『KENWOOD DPV-7000』という機種で、ナビ機能はないけどAndoroidスマホの「Andoroid Auto」やiPhoneの「CarPlay」機能で接続し、スマホカーナビの画面を車載カーナビライクに表示、操作できる。道案内中、スマホ画面には経路の概略がテキスト表示されます。音声案内時は当然、メディアの音量がさがり、クルマのスピーカーから声がでる。

良い点は、車載カーナビとちがってスマホカーナビは機種変更やアプリ、基本ソフトの更新で、つねに最新にちかい情報と機能を得られること。さらに、カーナビゲーションはスマホが担当しますが、位置情報は『DPV-7000』のセンサーが担当するので、トンネルなどGPSが受信できない環境でもあるていど正確な自車位置が表示される。スマホカーナビのメリットを活かしつつ、デメリットを解消してくれます。

悪い点は、下手な車載カーナビより高くつくこと。『DPV-7000』の価格は10万以下と、エントリーからミドルクラスのカーナビと同等。でも、そこへ接続するスマートフォンを自分で用意することをかんがえると、環境によっては20万ちかくになるのでハイエンドのカーナビと大差ない。さらにスマホのカーナビアプリも、愛用している「カーナビタイム」は有償なので、5千円ほど年会費がかかる。値段だけなら、定期的にポータブルカーナビを買い替えるほうが割安です。

ひと月ほど運用してみましたが、GPSの受信できない高速道路のトンネルで90度カーブしても、直進して一般道に突っ込んだと勘違いすることがないのには感動。以前に運用していたGPSレシーバー「GNS 2000」と連携しても、空がみえないポイントでは迷走していたので、コレだけでも導入した甲斐があったというもの。使い勝手のいい「カーナビタイム」を車載カーナビライクに操作することもできるし、事前に経路をスマホで検討、指示できる利便性も当然健在。安定性や機能面に不備をかんじる点もありますが、CarPlay+カーナビタイムで気になったところは随時フィードバックを送っているので、今後のアップデートで改善を期待します。

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日産ジュークに『nismo カーボンドアミラーカバー』をつけてみた

空力性能もアップするらしい。

愛車、日産ジュークをひさびさにドレスアップ。自分的に、やりたい加飾はほとんど完了しているのですが、追加でやりたかったのがドアミラーの色替。『nismo カーボンドアミラーカバー』という製品で、純正のドアミラーに貼りつけるもの。

既存のドアミラーをクリーニングして、付属の両面テープでカバーを貼りつけるのですが、一発でやらねばらならず、なかなかにシビア。どうしても、ごくわずかに下地がみえてしまうけど、ここらへんは気にしなければ大丈夫というレベル。

上が施工前、下が施工後。一見するとドアミラーを交換したようにもみえますが、カバーをかぶせただけです。空力性能もアップするらしい。コレをつけてから、ほかのクルマのドアミラーも気にするようになったのですが、白いボディに黒いドアミラーのクルマって、安い営業車か、オシャレなヨーロッパ車かという両極端な感じ。わが愛車は後者であってほしいですな。

日産ジュークにドライブレコーダーKENWOOD『DRV-830』をつけてみた

ドライブをより楽しく豊かにするガジェットとしても。

ここさいきん、ドライブレコーダーで録画された事故動画をたくさん観てました。2009年に『霞橋事故』という事故動画をご紹介したのですが、ドラレコが普及した2018年現在では、この手の動画がネットにあふれているようで。

【動画】自動車衝突事故の瞬間『霞橋事故』

さいわいにして、大きくクルマを破損するような事故は経験してませんが、今後も何事もない保障はないので、思い切ってドラレコをつけてみた。
事前にネットで調査したところ、高級品なら前後両方を録画できるものもあるし、安くていいなら前方を最低限録画するものもある。カーショップであれこれ検討して、前方録画のみで、それなりにランクが高く、スマホと動画を連携できるものとして、ユピテル『SN-SV70c』に決めたのですが、在庫がないとのこと。

当日つけたい気分だったので、次善の品としてKENWOOD『DRV-830』を購入。スマホ連携機能はありませんが、画角がひろく、128ギガのmicro SDカードを2枚挿せる。正面ガラスの内側中央に設置しましたが、ルームミラーに半分隠れてしまう。せっかく液晶モニターがついているのにもったいないですが、後付けでは一般的な設置場所だそうです。

製品同梱のmicro SDカードは16ギガが1枚なので、追加で128ギガを購入。ドラレコは頻繁に書き込みがおこなわれるため、専用の耐久性がたかいものが必要とのこと。メーカー純正品だと、劣化具合をチェックできる機能がついているのですが、現状だと32ギガまでしかなく、値段もお高め。ドラレコ対応で安めの製品としてSUPER TALENT『ドライブレコーダー用 microSDXCカード 128GB』を購入。せっかくなので最高画質で録画するように設定。

1週間ほど使用してみて、事故を起こすことはありませんでしたが、ドライブの記録をつけるのは楽しかった。micro SDカードをパソコンに挿して専用ビューワを起動すれば、地図つきでどこをどう走ったかがチェックできる。自分で確認したり、他人に見せたりするのに便利と感じました。『DRV-830』だと、録画全体で表示するより、中央のアップぐらいが前方が見わたせていい感じ。解像度に余裕があるので部分アップでも画質に問題はありません。以下は、箱根にドライブした帰りに遭遇した玉突き事故の現場。部分拡大でも、それなりの画質で記録されています。

事故がらみでなくとも、美しい景色やめずらしいクルマ、おもしろイベントなど、あの瞬間はどう記録されているかな? といった検証ができる。ドライブをより楽しく豊かにするガジェットとしても、ドライブレコーダーはオススメです。

日産ジューク用スマホ冷却カバーを自作してみた

コレで夏場のロングドライブも、安心してスマホカーナビを利用できます。

カーナビなんて、スマートフォンで十分。そんな意見をよく聞きますが、いざ実践してみるといろいろ不便。トンネル内でカーブを曲がっても、スマホのナビ上では直進していたり、目的地に到着しているはずなのに、侵入経路がちがうと到着が認識されなかったり。ここらへんはシステム上の問題なのでいずれは解決されるかもしれませんが、夏場に困るのが発熱による性能低下。ダッシュボード上にホルダーでスマホを固定しておくと、見やすくはあるのですが直射日光がガンガン当たり、さらに充電でもしようものなら本体が熱々に。スマホの温度が高くなると、停止しないまでもディスプレイが暗くなったり、レスポンスが低下したりする。当然、発熱した状態が長くつづくことが機械にとってよいはずもなし。

愛車である日産ジュークでスマホのカーナビをつかう場合、以前はクーラーの吹出口にスマホホルダーを固定し、冷風を直接あてて夏場は冷却してた。現在はQi充電対応のスマホホルダーをダッシュボードに固定しているので、吹出口に設置することはできません。昨年末からiPhone Xを使用してますが、昨今の陽気だと発熱による反応低下がちらほら見受けられるので、対策を考えてみた。

ジュークのエアコン吹出口は、ちょうどスマホスタンドの真下にある。この風向きを真上に偏向させてやればスマホが冷却できそう。そこでまず、段ボールを切り貼りして、試作品を製作。左右と下端をふさぎ、上端に開口部ができるよう調節し、できたものを両面テープでジュークのエアコン吹出口に貼って、試乗してみました。

結果はバッチリ、冷風が垂直に吹き上がり、スマホを充電しながらナビしてても冷却され、発熱による性能低下もなし。夏場の直射日光にあぶられても、しっかり仕事をしてくれそうです。試作品の表面を黒く塗って、見栄えは最低限確保。実用には耐えるのですが、耐久性はひくいし、裏からみると安っぽさは否めない。愛車にコレはないっしょ。

ということで、この段ボール製試作品を型紙に、プラでカッチリしたものをつくってみた。素材はクリアファイルの表紙で、ハサミで切れるていどに薄くて、それなりに強度もある。

装着してみたところ、あとづけ感はあるものの、安っぽさはなし。クルマ用の両面テープで固定したから、そうそうはがれないでしょう。コレで夏場のロングドライブも、安心してスマホカーナビを利用できます。冬場の冷却は不要なのではずして、また夏場につければいいかと。