やらなきゃ損だし、やるのは面倒。
昨今、ヤマダ電機ではネット価格に対応してくれる。以前なら、ヤマダ電機で商品の実物を確認し、Amazon価格と比較してAmazonが大幅に安ければそっちで買ってた。いわば、リアル店舗がネット通販のショーウィンドウと化していたわけで、悪いとは思いつつも、より安いほうの商品を購入してた。それが、今ではAmazon価格を提示して安ければ、その値段に合わせてくれるように。どうぜ、ネット通販に流れるなら、同等まで値引きしますということか。
これ、利用しないと絶対損。スマホのAmazonアプリなら、商品名やバーコードから簡単に値段を検索できるので、ヤマダ価格との比較がすぐできる。ヤマダで特価品となってる品よりも、さらに安いことも多い。店員に、Amazon価格のほうが安いことを告げると、すぐ調べてくれて、確認できれば同額まで値下げしてくれる。ポイント還元より得なので、ヤマダで購入する率が高まった。ヤマダ最高! ……と言いたいけれど最近、ヤマダで購入するのが憂鬱になってきた。
だって、購入しようとするたびに、ネット価格を調べて店員と交渉しないといけないのだもの。いままでなら、ヤマダで商品を確認し、Amazonと比較して、安いほうで購入と、どちらにせよ最低限の手間ですんだ。それがいまでは、ネット価格を調査し、店員に確認してもらわなければならない。即、商品が手に入るというリアル店舗のメリットがあるとはいえ、買い物のたびに交渉させられるのはストレスです。やらなきゃ損だし、やるのは面倒。
あと、店員ごとに価格の確認方法がまちまちなのも疑問。いきなり、自分のスマホで価格.comの最安値をチェックしはじめる人もいれば、いわれたサイトの価格だけチェックする人、あるいはこちらが検索した画面をチェックする人もいる。自分でチェックするならまだしも、こちらの検索結果をチェックして良しとしてたら、悪意のある人に価格を偽装したページを見せられても信じてしまうのでは? という疑念も。あと、店舗の特価品より、ヤマダのオンラインサイト価格のほうが安い商品があるのはどうかと思う。他社ならまだしも、自社サイトのオンライン価格を提示して値下げ交渉させられるのって、かなりイラっとしたのですが。
あくまでも店頭価格が正で、希望があればネット価格まで下げるというスタンスなのはわかるけど、ネット価格対応方法の統一化と、簡素化を希望します。あと、せめて自社のオンラインサイトの価格に、リアル店舗価格も合わせるぐらいの対応は最初からして欲しいです。