■ポメラ★付箋文アドベンチャー                      郁雄/吉武 2008 www.astronaut.jp ※ポメラの付箋機能を利用したアドベンチャーゲームです ※「F6」キーで文字サイズを「小」にしてください ※「menu→書式」より行間設定を「小」にし、付箋文の設定を「★付箋文★」に設定してください(標準設定です) ※カーソルキーは使用しないでください ※選択肢がでたら、指示通りの回数ぶん「F5」キーまたは  「shift」+「F5」キーをゆっくり押してください             →「F5」を2回押してください  ■■■■ ■   ■              Ikuo/Yoshitake ■   ■           2008 www.asronaut.jp ■   ■                 ver.1.2 ■■■■                  ■■ ■   ■■■  ■■■■  ■■ ■ ■   ■ ■  ■  ■ ■ ■ ■ ■  ■■ ■ ■■■ ■  ■  ■ ■ ■ ■ ■■■■■■ ■  ■ ■  ■  ■ ■ ■ ■ ■   ■  ■  ■ ■  ■■■■ ■ ■ ■ ■■■ ■  ■■■ ■ --------------Sticky Words Adventure---------------- for King Jim Pomera DM10             →「F5」を1回押してください ★付箋文★ はじまりの場所に、なにかあるかもしれない 根拠のない希望をむねに、かぼそい獣道をすすむ             →「F5」を1回押してください ■みしらぬ森A あなたはみしらぬ森の中にいる 濃密な木々のあいだから、どんよりと黄色い光がにじんでみえる どうしてここにいるのか、じぶんがだれなのか、まったくおもいだせない 前方にほそい獣道のようなものがつづいているが、さきがどうなっているかはわからない どうしますか? あるきはじめる   → 「F5」1回 じっとしている   → 「F5」2回 ★付箋文★ はたして、この森をぶじにぬけ出せるのだろうか? あなたは不安なきもちに押しつぶされそうになりながらも、ゆっくりと歩をすすめる すると……             →「F5」を1回押してください ■森の十字路 かろうじてそれとわかる獣道のさきに、道が十字にわかれた場所があった みぎの道からは、何かがながれる音がする まんなかの道からは、何か粉末状のものが飛んでくる ひだりの道からは、何かのうなりごえが聞こえる どちらにすすむ? みぎの道をすすむ  → 「F5」2回 まんなかの道をすすむ→ 「F5」3回 ひだりの道をすすむ → 「F5」4回 みしらぬ森へもどる → 「shift」+「F5」2回 ★付箋文★ ■みしらぬ森B じっとうごかずにいると、あたりの景色が赤くそまりはじめ、やがて黒くしずんでいく あなたはなれた手つきで火をおこし、大きな木のしたで暗闇をみつめている すると、闇の中で何かがうごく気配がする どうやら2本足であるく生きもののようだ てぢかに武器になりそうなものはない どうする? 勇気をだしてたちむかう → 「F5」4回 おそれをなしてにげる  → 「F5」5回 ★付箋文★ ■水銀の河A 木々のあいだから、紫色の霧がたちこめはじめる やがて森がひらけると、そこに銀色のかがやきをはなつ、水銀の河がながれていた 紫色の霧のなか、ゆらゆらゆれる銀色の水面をみているうちに、あなたは銀色の水を口にふくみたい衝動にかられる どうする? 必死にがまんする   → 「F5」5回 口にふくんでみる   → 「F5」6回 森の十字路にもどる  → 「shift」+「F5」3回 ★付箋文★ ■かわいた広場A 森がとぎれ、砂漠のように一面かわいた砂がしきつめられた広場にでた 風にとばされた砂粒が、あなたのほほを乱打する 生きものの気配はないようだが、はたして人が立ち入ってよい場所なのだろうか? どうする? 石をなげこむ     → 「F5」6回 足をふみいれる    → 「F5」7回 森の十字路にもどる  → 「shift」+「F5」4回 ★付箋文★ ■魔獣の問いA うなりごえをたよりに森をすすむと、すこしひらけた場所に、首がみっつある獅子がすわりこんでいる 左から白、青、赤、三色のたてがみをもつ三つ首の獅子は、つきささるような六つの瞳であなたをねめまわしてから、三つ首どうじに、ひとの言葉でといかけてくる 『……なんじ、世界の王たる「ジェイアイム」が若かりし日につげた名をのべよ』 こたえる   →「ctrl」+「F」で検索画面をひらき、         王の名前「漢字3文字」を入力し、         「下へ」検索を実行してください 森の十字路にもどる  → 「shift」+「F5」5回 ★付箋文★ ■みしらぬ森B 闇の中からあらわれたのは、細くしおれた風采の老人 老人は、何十年もこの森をさまよっているのだという 森をぬけ出す手がかりはないかとたずねると、老人はふところから、つやのある乳白色の短冊をとり出す 自分にはもう不要だからと、わたしてくれる その短冊には東洋の文字で「名」とかかれている 乳白色の短冊をてにいれた ※キーワードをメモしておいてください 夜が明けると、老人のすがたはきえていた 獣道をすすむ     → 「shift」+「F5」6回 ★付箋文★ ■みしらぬ森C いいしれぬ恐怖にかられ、わけもわから森をひた走る ふいに木の枝に足をとられ、あなたはころんでしまう そして気づく あなたの胸に、ふかぶかと樹の枝がつきささっているのを あとを追ってきたらしい老人が、あなたを気の毒そうにみつめている しかし、ながれつづける鮮血をとめるすべはない やがてからだがおもくなり、あなたは老人にわかれをつげてから、永久のねむりにゆっくりとみをまかせた ゲームオーバー  → 「ctrl」+「alt」+「home(左矢印)」にて、文頭にもどってください。 ★付箋文★ ■水銀の河B 銀色の水をふくみたい衝動を、あなたは必死でこらえた すると、むかつくような感覚がうすれ、しだいに気分がらくになってくる あなたは鼻歌をうたいながら、紫色の霧がただよう水銀の河原を、かろやかなステップでおどりはじめる どこからともなくあらわれた無数の妖精が、あなたを祝福するかのように、牙をむいてかじりついてくる 全身からあかい糸をひきながら、あなたは幸福の絶頂でみずからの喉笛をひきちぎった 紫色の霧は毒だったのだ ゲームオーバー    → 「ctrl」+「alt」+「home(左矢印)」にて、文頭にもどってください ★付箋文★ ■水銀の河C あなたは衝動にさからえず、銀色の水をくちにふくむ それはなめらかな甘さと、ほのかな苦みが渾然一体となった、至福の液体だった むさぼるように飲んでいると、いつのまにか紫色の霧は はれ、河のながれも、ただの水にかわっている ふとみると河の上流から、つやのある水色の短冊がながれてくる 短冊には、東洋の文字で「鑑」とかかれている 水色の短冊を手に入れた ※キーワードをメモしておいてください 森の十字路にもどる  → 「shift」+「F5」9回 ★付箋文★ ■かわいた広場B あなたは足もとおちていた石ころを、砂地へなげこむ ゆるやかな曲線をえがいてとぶ石ころが砂地へぶつかると、石ころはしんじられないほどいきおいよくはねあがり、ふたたびあなたの足もとへともどってくる 不自然な砂地のうごきに、あなたは本能的な危険を感じる すぐにこの場をはなれたほうがよさそうだ もどってきた石をよくみると、表面に東洋の文字で「堂」とかかれた、つやのある紅色の短冊が付着している 紅色の短冊をてにいれた ※キーワードをメモしておいてください 森の十字路にもどる  → 「shift」+「F5」10回 ★付箋文★ ■かわいた広場C おそるおそる、砂地に足をふみいれる 1歩、2歩、3歩とすすむが、砂地はおもいのほか固く、足をとられるようなことはない ちょうしよく広場の中央まですすんでくると、ふいにあなたは砂地にばたりとたおれてしまう みると、くるぶしから先の足が消えている そして砂地にふれた手足、胴体、首も、じょじょに、けずられるように砂粒へ喰われていく 痛みのない恐怖のなかで、あなたはゆっくりと、とろけるように砂地のなかへ消えていった ゲームオーバー    → 「ctrl」+「alt」+「home(左矢印)」にて、文頭にもどってください ★付箋文★ ---------------------------------------------------- ■魔獣の問いB テプラとよばれる古文書にしたがい、あなたは魔獣にむかって世界の王、ジェイアイム(King Jim)がかつて名乗っていた名「名・鑑・堂」を高らかに告げた そのこたえに満足した三つ首の獅子は道をゆずり、あなたはさきにすすむ 深き森の脅威がうすれ、道のさきにゆたかな緑野がかいまみえるようになるころ、あなたはようやく過去のことを思いだしはじめる そう、あなたは世界の王、ジェイアイムの忠実な家臣であり、その忠誠心をためす王の試練をうけていたのだ   →「F3」を1回押してください「F5」ではありません ★名鑑堂★ ■森の深淵 あなたは道をみうしなってしまった すすむ道も、もどる道もさだかではない 肉体がほろび幽鬼となりはててもなお、あなたは森をさまよいつづけることとなる あわれな侵入者たちを、喰らいつづけながら ゲームオーバー    → 「ctrl」+「alt」+「home(左矢印)」にて、文頭にもどってください ※三つ首の獅子のたてがみと、短冊をくらべてみましょう ※「F5」キーはゆっくりと指定回数ぶんだけ押しましょう ※ファイルがこわれた場合は、再読み込みしてください                      ★付箋文★ ■エンディング 試練の森をぬけると世界の王、ジェイアイムの城がみえる あなたは王の試練に打ち勝ち、偉大な勇者のあかしである「ポメラニアン」の称号をえました 沿道のひとびとが、「ポメラ!」、「ポメラ!」と歓呼の声でむかえてくれます これからあなたは、勇者ポメラの名にはじぬよう、気高く生きなければなりません いまのあなたなら、八千文字の呪縛も、二万七千三百の大軍も、おそるるにたりないでしょう さぁ、世界の王、ジェイアイムがお待ちです。 勇者ポメラに栄光あれ!                    Ikuo/Yoshitake                 2008 www.astronaut.jp おしまい                 ★名鑑堂★