最低野郎な『iPhone 11 Pro Max』に機種変更

いや、いまのおまえのほうがずっといい。

お遊び用スマホをiPhone Xに機種変更して約2年。OSアップデート対象からはずれるのも当分先なので、このまま使い続けても大丈夫そう。

iPhoneといいながら、電話(フォン)機能はほとんどつかってませんケド。ゲーム、LINE、ウェブ閲覧、カーナビ用として性能不足を感じることはないのですが、いっぽうでバッテリーが劣化をはじめていたり、そもそもフル充電でも昼過ぎには充電しないと不安だったり、ときたま強制リセットが必要になるなど、不満もある。バッテリーについては、iPhone XR用の増設バッテリーケースをムリヤリ使用してますが、本体は重くなるわ、カッコ悪いわ、ストラップがケースをちぎりはじめるわと、1日充電なしでつかえる利便性の代償はなかなかにおおきい。

時期的にも、新型に機種変更してかまわないタイミングだったので、『iPhone 11 Pro Max』を注文してみた。色はもちろん、最低野郎[ボトムズ]なミッドナイトグリーン。むせるぜ!

……と、期待したほど実物にミリタリー感はなく。装甲騎兵ボトムズの主役級メカ、スコープドックに似ていると評判の三眼カメラも、見なれてしまえば普通。てゆーか、あたらしい広角カメラが便利。

このように、おなじ場所から普通のレンズと広角レンズで撮りくらべてみると、画角のひろさが段違い。通常のレンズだと、肉眼でみた風景から中央を切り抜いた感じになるのですが、広角レンズだと肉眼での印象にちかい感じ。不要なものまで写ってしまうことに注意すればかなりつかえそうです。

現状、お遊び用スマホはau回線で契約しているのですが、iPhone 11 Pro Maxではauでの機種変更手続きをせず、Appleストアから直接SIMフリー版を購入しました。キャリア契約のほうが割安ですが、いっぽうで他社への乗換がしづらくなるデメリットもある。すでに通話用のワイモバイルスマホも、電子書籍閲覧用のiPad ProもSIMフリー版にしてあるので、今後はキャリアにしばられず通信手段をチョイスできます。

最新型のiPhone 11 Pro Maxとはいえ、iPhone Xの設定を引継いでいるので、あまり機種変更した印象はない。それでも、あきらかに向上したのはバッテリーの持ち。朝に満タンの状態で出発し、移動時間と休憩時間にスマホをバリバリつかって帰宅しても約3割はバッテリー残量がある。iPhone X+増設バッテリーケースと同等に稼働するのだから、実用的にはじゅうぶん。ぎゃくにいえば、これぐらいが最低ラインで、欲をいえば1週間ぐらいは無充電でも全力で稼働するのが普通になってくれれば、電話(フォン)としてiPhoneがつかえるのですが。ここらへんは、次世代の全個体電池なんかが普及するのを待つしかないでしょうけど。いや、いまのおまえのほうがずっといい。

半月ほどiPhone 11 Pro Maxをつかった印象としては、ハードウェアとしてはじゅうぶん満足ですが、基本ソフトであるiOS13がとにかく不安定。記事執筆時点でiOS13.1.3ですが、まだ安定版とはいえない。いつになったら安定版になるのやら。