おもしろかったよ。
緊急事態宣言も解除されたので、そろそろいいでしょう。というコトで、アニメ『シン・エヴァンゲリオン劇場版:||』を劇場で鑑賞。
まぁ、そこそこアニメ歴のある方なら、いろいろと「こじらせている」作品ではあるでしょう。むずかしい考察とか解説はくわしいみなさまにゆずるとして、本作のプロットは非常にシンプル。1行で書けちゃう。
人間的に成長した主人公が、大人げない父親をたしなめるハナシ。
もう、そういうのいいかげん、やめません? という、旧劇場版でも言ってたようなことを、より洗練させてエンターテイメントに落とし込んだ感じ。極大的に崩壊と変革に突き進む世界とか、なんかワカランけど凄そうな戦いとか、こむずかしい理屈はどうでもよくて、すべては極私的な上記のプロットに収束すると感じた。感動したというより、まぁ、そうだよなぁと思いながら映画館を後にしたのでした。おもしろかったよ。