「ウィルコム」カテゴリーアーカイブ

脱auして、『UQモバイル』へMNP

キャリアにちかい回線品質を低額で維持できて満足してる。

通話用のPHSとはべつに、ゲームなどお遊び用にauスマホを契約してた。メインのウィルコム(現ワイモバイル)回線よりも高額な通信料金を払うのは釈然としないものの、回線品質をかんがえると格安SIMに乗換えるのはためらわれた。実際、サブ回線として格安SIMのmineoを契約してますが、使えはするけどメイン回線にするにはイマイチな印象。au契約に付加された三太郎の日だの、スマートパスだの、過剰スペックなサービスに辟易しつつも利用をつづけてたら、いつの間にか8年が経過しておりました。そんな感じで、auにちかい回線品質でかつ、過剰なサービスがない格安SIMとなれば、au系の『UQモバイル』しかありません。『UQモバイル』に不満があるなら、そもそも格安SIMは使うな、ということらしいので。

通話用のワイモバイル回線はウィルコム系のPHS回線からソフトバンク系の4G回線に切替ずみで、SIMフリー端末の『Pixel 4』を使用中。au回線もおなじくSIMフリー版の『iPhone 11 Pro MAX』に機種変更ずみなので、『UQモバイル』の回線契約をしてSIMを挿しかえるだけ。電話番号は維持したかったので、はじめてMNP(モバイルナンバーポータビリティ)に挑戦。auの指定番号に電話して、MNPを申し出る。8年契約してるからと端末割引を条件に引き留められましたが、『iPhone 11 Pro MAX』があることを理由に断固固辞したら、あっさりMNP番号を発行してくれました。

お次はAmazonで『UQモバイル』のオンライン版契約コードを購入し、UQのサイトでコードとMNP番号、その他もろもろを入力すると手続きが開始される。移行中のau回線はどうなるのか不安だったけど、あたらしいSIM到着後にWebで回線切替手続きをした瞬間からUQ回線になるとのこと。ただ、回線切替手続きができる時間が9:30~20:30のあいだなので、仕事帰りにまったりしてから切替、というわけにはいかなかったのが唯一の誤算でした。

『UQモバイル』に切替わってから、auの「ezweb.ne.jp」アドレスが無効になり、スマートパスや三太郎の日の権利がなくなり、公衆無線LANサービスがau-WiFiからギガぞうに変わりました。au IDは引き継がれているので、『UQモバイル』が対応しているサービスはつかえるみたい。au時代からつかってた「My au」や「au WALLET」といったアプリにはふつうにログインできました。

気になる使用感としては、前述のサービスが無効になったことぐらいで、それ以外はau時代となにが変わったかわからないレベル。電話番号によるショートメッセージもそのままつかえたし、LINEのID検索ができないらしいですが、そもそもつかってない機能なので不便を感じる余地がない。通信速度はじゃっかん落ちてるハズですけど、auでも通信がとどこおるタイミングはあったので誤差の範囲という感じ。無線LANサービスのギガぞうは有料サービスなのに、つながるけど速度があがらない、ガッカリスポットに接続しちゃう確率が高い印象。au-WiFiの使用感にちかいでですが、無料期間内なので改善しなければ有料になるまえに解約するかも。

契約は通話オプションなしの、あたらしいスマホプランMで、ずっと月9ギガ利用できる。通話オプションをつけると期間限定で月12ギガになるそうですが、au時代は月7ギガでやりくりしてたから月9ギガもあればじゅうぶん。基本、電話回線は緊急時以外はつかわないから、つかえる必要はあっても定額通話は不要なのです。10月に改訂された新プランは通話オプションをつけると旧プランと大差ないそうなので、期間限定の月12ギガにつられないよう注意したほうがいいみたい。

過大なサービスがなくなったうえに、キャリアにちかい回線品質を低額で維持できて満足してる。iPhone用の回線が安くなったので、Android用のワイモバイル回線もみなおし、月2ギガから月9ギガの、こちらもあたらしいスマホベーシックプランMに変更。ハイスペックな『Pixel 4』にみあった回線にアップグレード。トータルではコストダウンして、つかえる容量が7ギガ+2ギガの計9ギガから、9ギガ+9ギガの18ギガに増量。僕のつかいかたなら、iPhoneもAndroidも毎月快適に使用できそうです。

正式にSIMフリースマートフォン『AQUOS R compact SH-M06』へ機種変更

やっぱりSIMフリー機はSIMフリー用のSIMにすべきですな。

ワイモバイル対応のSIMフリースマートフォン『AQUOS R compact SH-M06』を使用中。とはいえ、正式に機種変更したわけではなく、Androidガラケー『DIGNOケータイ 502KC』用に契約したナノSIMを挿して使用してました。いちおうは通話もデータ通信もつかえてたけど、数日おきに再起動するなどイマイチ不安定。データ端末としては許容範囲でも、通話端末としてはいささか心もとない。ただ、SH-M06の情報を検索しても頻繁に再起動するなどの情報はないので、機種の問題ともかんがえづらい。

アプリや無線LANなど、いろいろ疑った結果、いちばん問題アリと思われるのが、502KCのナノSIM。ワイモバイル用のナノSIMは複数あって、502KCへ装着されていたのはn111というタイプ。こちらはワイモバイル機器用で、SIMフリー端末へはn101というナノSIMが用意されている。動作が不安定な原因はn111であるとすれば、契約は変えずにSIMフリー端末用のn101へ換えてしまえばいいじゃない。

というコトで、地元のワイモバイルショップへ行ったのですが、契約を維持したままSIMフリー端末用のn101へ交換することが可能なことは調べてもらえたものの、n101の在庫がないとのこと。申し訳ないけど、横浜のワイモバイルショップへいき、n101へ交換してもらった。手続き上はSIMの交換ではなく、『AQUOS R compact SH-M06』への持ち込みでの機種交換というあつかいになりました。手続きが完了すると、n101のナノSIMがポンとわたされ、あとは勝手にやってくれという感じ。まぁ、メールアプリなどもふくめてSH-M06の設定は完了しているので、新しいナノSIMを挿して起動し、APNなどを再度ワイモバイル用に設定すれば完了。

左がn111、右がn101のナノSIM。ほかにiPhone用のn141というのもあるそうです。イチとゼロのちがいですが、n101に換えてからバッテリーの持ちがよくなった。n111のときはフル充電から節約して1日半ぐらいしか持たなかったけど、n101なら2日以上持ちそうです。n111では余計な処理がされてバッテリーを過剰に消費していたのか。動作も安定しているようなので、しばらくこれで様子をみます。やっぱりSIMフリー機はSIMフリー用のSIMにすべきですな。

ちなみに、n111で使用していた502KCへ、n101を挿したらどうなるか試してみたのですが、通話、メールとも問題なく使用できた。ただ、n111+SH-M06同様、動作が長時間安定する保証はないので、緊急回避的な手段、ぐらいの心づもりでいるべきでしょうね。これにて脱ガラケー、通話用のスマートフォンライフが正式にスタートであります。

ついにケータイをスマートフォン『AQUOS R compact SH-M06』に機種変更(仮)

毎晩充電する習慣をつければ常用に問題はありません。

スマートフォンなら、iPhone Xをつかっとるやんけ! というツッコミはさておき。あれはお遊び用のセカンド端末で、通話はできても通話用ではありませんから。かつて、1度だけ通話用のPHSを黎明期のスマートフォンであるW-ZERO3に機種変更したことがあったのですが、ひどい目にあいました。なにかといえばすぐさま再起動しまくり、不安定になりまくり。しまいには、操作はできるけどPHSの受話が不可能な状態になるという、ある意味、フリーズや再起動よりやっかいな状態なって、たまらず通話専用の端末に変更したことがあり。以後、現在にいたるまでスマートフォンはゲームやウェブ閲覧にはつかっても、通話端末としてはガラケータイプを使うべしと固く誓ったものです。

とはいえ、現在ではスマートフォンが端末の主流となり、ここ2年ほど通話用に使用しているワイモバイルの『DIGNOケータイ 502KC』も、みためはふたつ折りのガラケータイプですが、中身はAndroidだったりする。いまさら、スマートフォンを忌諱[きい]しつづけるのも保守的にすぎるかもと思いはじめてた。502KCもペナルティなしで機種変更できる時期になったので、スマートフォンにしてみるか……とも考えたけど、やはりスマホを電話機として使うのには抵抗がある。

そこで購入したのが、SIMフリーなスマートフォン『AQUOS R compact SH-M06』。502KCになくて不満だったおサイフ機能がついており、4.9インチと昨今のスマホとしてはミニマム。ゲーム類はセカンド端末のiPhone Xでプレイすることにして、通話、おサイフ機能をメインとしつつ、Web閲覧やLINE、メールなどの予備機として使用することに。SH-M06はワイモバイルでも使えるSIMフリー端末として紹介されてますが、ワイモバイル専用機ではありません。キャリアに縛られないので、サード端末で使用しているmineo SIMでも使える。つまり、502KCのワイモバイルSIMをSH-M06に挿して通話用端末として使用してみて、問題なければそれでよしですが、不満があればmineo SIMに挿し替えてサード端末としてもつかえるという保険をかけてみたワケ。

Amazonで購入したSH-M06に、502KCのワイモバイルSIMを挿して起動し、APNの設定をワイモバイル用に変更。最初からワイモバイル用設定が用意されているので、選択するだけでOK。あとはワイモバイル用のメールアプリを入れてYahoo!アカウントでログインするぐらい。ここらへん、まったく最初からやるならけっこう面倒なのですが、502KCへ機種変更したときに済ませてあるので簡単でした。あとは、必要なアプリを入れて設定するという、いつもの作業をすませれば利用可能に。

目覚ましと指定時間だけマナーモードにする設定が、標準のものだと休日指定ができないので、有料アプリを購入。ひと月ほど使用してみましたが、バッテリーの持ちは期待したほどではなく。職場で充電せずに運用していると、朝100パーセントで出発して、夜帰宅すると55~45パーセントといったかんじ。1日は持つけど、2日は厳しいか。ちょこちょこメールやらWebやらLINEやらをやってると、どうしても電力消費が増えてしまう模様。通話のみに特化すれば、もっと持つかもしれませんが、毎晩充電する習慣をつければ常用に問題はありません。

いまいち反応がわるくてイライラがつのっていたiPhoneのモバイルSuicaは利用停止し、あらたにSH-M06用のモバイルSuicaを設定。AndroidからiPhoneへの機種変更は可能ですが、逆は不可なのでAndroid用に再契約。余談ですが、SH-M06に移行後、お腰につけたiPhone XのモバイルSuicaが改札通過時に意図せず反応して、Androidと二重に乗車あつかいされたのには参った。反応してほしいときにはイマイチで、反応してほしくないときにビンビンとは。iPhoneのモバイルSuicaは完全に削除。iPhoneのおサイフ機能はクレジットカードを登録するApple Payのみでいいかな。

AndroidからiPhone移行時に利用停止していたモバイルEdyなどの電子マネーは、のきなみ復活。QUICPayはiPhone用に設定したので不要と判断してAndoroidアプリを削除してしまったのですが、SH-M06用に再登録するためにはアプリ削除前に機種変更手続きが必要だったことが判明。カード会社に連絡して再登録用のパスワードを郵送してもらう必要がありました。QUICPayについては、クレジットカードを登録すればQUICPayとしてつかえるiPhoneのApple Payのほうが面倒がなくて便利です。

SH-M06に機種変更しておおむね満足してますが、ちょっと気になるのが再起動のおおさ。1週間に数回、たまに1日に数回、意図せず再起動してる。朝、アラームを鳴らしておきた直後に再起動とか、トリガーとなる原因がイマイチ不明。無線LAN関連をうたがってますが、確証はない。そう頻発するわけではないし、起動も速いのでいまのところ実害はありませんが、ここらへんはファームウェアのアップデートに期待するしかないかも。

ワイモバイルの契約上、まだ502KCを使いつづけてることになってるけど、新しいSH-M06を通話専用端末として活用します。

Y!mobile DIGNOケータイ502KC用『卓上ホルダーKYEAJ1』を購入

最初から同梱しておいてほしかったなぁ。

dsc_1023

Y!mobileのDIGNOケータイ502KCを使用中。中身はAndroidだけどガラケー感覚で使えるのが、おっさんにはありがたい。VoLTE対応で対応機種同士だと、すばらしく音質が良い点と、バッテリーが比較的大容量のため、Web閲覧などをしていても、それなりに長時間使えるのが便利。また、Bluetoothによるカーナビとの接続も、以前の機種だとバッテリーが厳しかったけど、502KCなら余裕。曜日、時間指定ができるマナーモード設定と、指定した画像を自動で切替えられる壁紙も使い勝手が良い。初期の使用感は以下のページにまとめてあります。

7ヶ月ほど使ってみて502KCで気になるのはまず、無線LANにつなげられないことと、テザリングができないこと。通信容量が厳しいときは無線LANを使わせてほしいし、あまっているときはテザリングで別機器でも使いたい。そのくせ、無料とはいえ無線LANオプションつきの契約になっているあたりが、意味不明すぎです。

それと、スマートフォン用ページがみられるのはいいんですけど、テンキーをタッチパッドのように使う操作が独特であまり快適ではない。とくに、多用するスクロールモードのON/OFFをテンキー長タッチではなく、物理キーに機能を配置してほしい。

また、LINEはアプリ内からスタンプショップでの購入ができないのが地味に不便。スマホ用のアカウントで購入して502KCアカウントへプレゼントすることで対応してる。パソコン用サイトからなら直接購入できますが、割高になってしまいます。画面がちいさいので、スタンプのプレビューが見づらく、意図しないスタンプを意図しないタイミングで連投してしまう場合も。LINEアプリじたいも安定しておらず、不意に落ちることもしばしば。

メール受信はGmailアカウントも設定できますが、頻繁に受信していると、バッテリーを喰うし、たちまち通信容量オーバーになるので、自動受信は切ってる。ブラウザでWeb版Gmailをみるのが実用的。必要なぶんだけダウンロードしてくれる、スマホ用のGmailアプリを使えるようにしてほしい。

これらはまだ我慢できるのですが、いちばん気になるのは充電器。発売当初から説明書に『卓上ホルダーKYEAJ1』なるものが記載されていたのですが、当時はどこにも売っておらず、USBポートからの充電を余儀なくされていた。502KCは防水対応だけど、このUSBポートのフタが、開閉をくりかえすとユルユルになってきて、水没したときに浸水するんじゃないかと不安になってた。さいきんのスマホに多い、キャップレス端子にしといてくれれば良かったのですが。そんな502KC用の卓上ホルダーが、しれっとY!mobileストアに売ってるじゃないですか!

さっそく自宅用に1個購入。以前なら職場用にもう1個買っているところですが、502KCは電池の持ちが良いうえに、消費の激しいデータ通信はスマホメインでやってるし、どうしても必要ならモバイルバッテリーを使えば充電可能なのでパスした。昔ながらのガラケー用卓上ホルダーなので、USBケーブルを挿してのっければ即充電開始。USBポートのフタがユルユル問題も、これ以上の悪化をふせぐことができました。

dsc_1021 dsc_1026

コスト削減も必要だろうけど、この卓上ホルダーはオプションじゃなく、最初から同梱しておいてほしかったなぁ。通話メインの端末としてはじゅうぶんだけど、スマートフォンのかわりに使おうと思うといろいろ不便ですね。

【地雷炸裂】PHSの一部機種がサポート終了へ

モロ、一部機京セラ種じゃん!

ワイモバイルのケータイ、Androidガラホ502KC(写真左)を使用中。長年のPHSユーザとしては、PHS方式ではない端末に寂しさを覚えるいっぽう、正常進化した使い心地に満足もしてる。

DSC_0214

そして旧ウィルコムのPHS方式の一部京セラ機種が2016年12月以降、バージョンアップ不可になる。使えはするけど、新たな不具合が見つかっても修正できないということですね。

僕のは京セラ端末の502KCだけど、PHS方式じゃないから関係ないや……と思ってたのですが、よく考えたらメイン以外に基本料無料の2回線、合計3回線契約をしてたのでした。そして、サブの2回線で契約しているPHS端末を調べたらモロ、一部京セラ機種じゃん! 12月以降も知らん顔で使い続けることも可能ですが、サポート切れ機種はなるべく利用したくない。

さいわい、以前メイン回線で使っていたWX12K(写真右)はバージョンアップ対象機種なので、サブ回線のひとつはコレに機種変更すればよろしい。もう1回線は、仕方ないので有償で機種変更することになるかな。PHS回線が続くかぎりは使い続ける所存なので、とことんつき合いますぜ!

WILLCOM WX12K ブラック★USED★
価格:14980円(税込、送料別)

 

旧ウィルコムのPHS用おサイフケータイ機能がサービス停止

WX340Kにしとけばよかった。

旧ウィルコム、現ワイモバイル端末のうち、PHS回線でFelicaが使えるガラケーのおサイフケータイ機能が、2016年6月末で終了。現ワイモバイル端末でも、スマートフォン系のおサイフ機能は継続して使えます。また、おサイフ対応の旧ウィルコム端末も、追加チャージはできないものの、チャージされた電子マネーはそのまま使えます。

ウィルコム時代は一貫してPHSをメインで使ってましたが、おサイフケータイ機能はついぞ使う機会がなかった。おサイフ対応でふたつ折りのWX340Kがでたときに機種変更を検討したけど、初代は様子見でスルーして、より高機能な端末がでたら使ってみよう……と思っていたら、ふたつ折りはWX340Kだけで、ストレート端末を含めても3機種しか出ない有様。結局5年以上、おサイフ対応端末として、WX340Kがウィルコムショップに並んでいましたよ。出たてのころに、WX340Kにしとけばよかった。結局、おサイフ機能はauスマホをサブで契約して、やっと使うようになった次第。

PHSのガラケーは、古い端末しか対応していないので正直、おサイフケータイサービスが終了しても問題はすくなそうですが、PHSという通信規格が終焉をむかえつつあることは感じます。僕自身も、ワイモバイルユーザではあるけど、PHS端末をやめてVoLTE対応のAndroidガラホに機種変更してる。以前はデータ通信速度、音質、都市部でのつながりやすさ、低電磁波などPHSならではの美点があった。けれど、速度はLTE、音質はVoLTEがまさり、都市部でのつながりやすさも災害時をのぞけば同等、低電磁波も病院など厳しい場所ではほかの携帯とひとくくりにされて禁止と、いいところはあるけど無理して使うほどではなくなってしまった。とはいえ、3契約してるうちメインをのぞく残り2台はまだPHSなので、PHS規格が続く限りは使い続けたい所存。

 

Y!mobile『DIGNOケータイ 502KC』をしばらく使ってみて

京セラ端末だけに、502KCは現代の京ぽんだなと思う。

Y!mobileのケータイをWX12Kから、『DIGNOケータイ 502KC』へ機種変更。しばらく使用した感想です。ガラケーそのままの筐体に、Androidの基本ソフトが入っているという、ガラケー風Androidスマホ。画面タッチはできないかわりに、テンキー部分をなぞったりタッチすることで、カーソルを動かしたりクリックしたりできる。マウスでAndroid機を操作する感じですが、慣れればけっこう思い通りに動かせる。 WX12KでもWebページは表示できたのですが、回線の重さとスペックの低さで実用性は低かった。502KCは画面はさほど広くないものの、スマホ用のページがそのまま表示できるので実用性は十分。バッテリーの持ちもスマホなみで、頻繁にネット接続しなければ十分持つ。

DSC_0231542

ケータイでネット閲覧というと、ウィルコム時代の京ぽんこと『AH-K3001V』のころを思いだします。携帯端末でネット閲覧する楽しさを知ったのは京ぽんからで、以後、W-ZERO3やiPod touch、Androidスマホと使う端末は変わっても、やってることは一緒。京セラ端末だけに、502KCは現代の京ぽんだなと思う。LINEも使えるので、スマホがなくてもネットサービスで困ることはありません。

音質はVoLTE対応なので、携帯時代のイマイチな3G音質とは雲泥の差。PHSのクリアな音質に慣れていても高音質と感じるので、かなりのもの。よくかける相手がVoLTE対応なら変更する価値アリです。通話時や履歴に「HD」との表記される相手はVoLTE対応の証。

残念なのは、おサイフ機能がないこと。電子マネー機能もついていれば、スマホもキャリアのAndroid機にこだわらなくて済むのだけど。そしてやっぱり、長年使ってきたPHS回線がソフトバンク系の携帯回線になってしまったのは感慨ぶかい。電話番号もメールアドレスもPHS時代から変わってないのですが、中身は別物になってしまった。地味に困るのは、メール転送サービスが使えなくなったこと。長年、「pdx.ne.jp」で受けて、Gmailに転送する運用をしていたのですが、ソフトバンク系の携帯メールは転送不可。技術的な問題というよりキャリアの方針なんだろうけど、いままでできたことができなくなるのはストレスです。ちなみに、Gmailのアカウントを設定して送受信することは可能。

ガラケーで電話して、スマホでゲームやおサイフ機能、LINEやネット閲覧という運用を長らくしてきましたが、502KCはサブ機としてネット閲覧とLINEの役目はじゅうぶん果たせる。それだけにぜひ、おサイフ機能が欲しかった。惜しい部分、残念な部分はあるけど、現代の京ぽんとして遊べて使える端末になっていると思う。

さらばPHS通話『DIGNOケータイ502KC』に機種変更

さようならPHS、ありがとうPHS!

Y!mobile(ワイモバイル)ケータイを京セラの『WX12K』から、おなじく京セラの『DIGNOケータイ 502KC』へ機種変更。同じメーカーの白いガラケー的な筐体なので、パッと見ちがいがわからない。ホントに機種変更したの?

DSC_0214

しかしながら、中身は劇的かつ大胆に変わってる。まず基本ソフトがスマートフォンと同じAndroid、ガラケー的スマートフォン、いわゆるガラホになった。ケータイっぽい操作感で、画面タッチもできませんが、LINEがつかえたり、ウェブサイトを開くとスマホ用のページが開いたりと、端々にAndroidっぽさが出てる。

そして一番の大変革は、音声通話がPHSではなくVoLTEという4G回線を利用した方式になったこと。DDIポケット→Willcom→Y!mobileと十数年間、PHSユーザを続けてきましたが、ついに脱PHSとなりました。僕がPHSにこだわってきたのは、音声通話品質を重視していたから。大人の事情で声高には喧伝されなかったけど、かつてPHSは、ほかの携帯電話よりも通話の品質がよかった。何が悲しくて、PHSよりも高い金を払って、携帯電話の低品質通話を使う必要があるのかと。この優位はごく最近まで続いたんだけど、VoLTE方式の登場でついにその牙城も崩れた。ためしに、母親の『AQUOS CRYSTAL Y』と通話してみましたが、細かい音まで拾えて、明らかにいままでよりもクリアな音質でした。高音質なのは、VoLTE対応端末同志限定とはいえ、やっとPHS以上の音声通話ができるケータイをゲットできて感無量です。さようならPHS、ありがとうPHS!

2年縛りのかわりに一括払い0円契約だったので、これからもY!mobileは続けるよ。

パケット通信封印解除『スーパーだれとでも定額』に変更

パソコンのモデムとして使う場合は注意。

携帯各社が2,700円のかけ放題プランを発表する中、ケータイのLCC(ローコストキャリア)を標榜するウィルコムは、プラス1,500円でかけ放題になる『スーパーだれとでも定額』を開始。従来のだれとでも定額にあった、10分まで、月500回の制限が撤廃される。開始は6月からですが、新規、機種変以外のユーザは7月から変更可能とのこと。仕事帰り、さっそく地元のウィルコムプラザへ。かけ放題は、オプションを変更した瞬間から使えるとのこと。ひゃっほう!

……実をいえば、そんなに通話をバリバリするほうじゃないです。よくかけるののは決まったところで、何十分もかけたりしない。だれとでも定額ですらオーバースペックなので、通話放題目当てでさらに上位のオプションをつける意味はないです。

ではなぜ、そんな割高プランにしたかといえば、パケット通信し放題になるから。最近、データ通信はauスマホでやってますが、通信料が上限の7ギガに迫ったりオーバーしたりという状況なので、サブのネット回線が欲しかった。そもそも、かつてのウィルコムはデータ通信に強い会社だったはず。ケータイでWeb閲覧をしたのは、スマホよりも京ぽん、W-ZERO3のほうが早いのです。

現在のPHS端末はWX12K。単体でのデータ通信はもちろん、Bluetoothテザリングによってほかの機器からも接続可能。これが使い放題になるとなれば、かつてのヘビーなデータ通信ができる。さすがに、スマホのリッチな環境になれると、PHSというかガラケーのしょぼい画面は見劣りする。けど、いままで使えるのに別料金になるからと封印していたデータ通信機能を活用できるのは、加算された料金以上にウィルコムユーザの心を解放してくれます。

ためしにBluetoothテザリングでスマホをつないでみましたが、画像の表示は遅いけど、まぁ使えるレベル。ただ、タブレットPCでドラクエXにつないでみたら、いちおう遊べるけど激しい戦闘では通信ラグでまともにプレイできず。それと、モデムとして使用した場合はパケット代のほかに別途、プロバイダー(PRIN)の接続料もかかることに、後で気づく。モデムとしての利用はせず、端末のブラウザかかBluetoothテザリングで利用するのがベターですな。

ウィルコムも、イー・アクセスへの吸収・合併からワイモバイルへの社名変更と、めまぐるしく変化して、現場も大変そう。伝票の表記もイー・アクセスのままだったし。多用はしないとはいえ、PHSのクリアな音声通話品質は、いまだに携帯電話よりも優れてると思う。携帯各社の音質もIP化で改善してくるだろうけど、PHSのサービスがつづくかぎりはウィルコムユーザでおりますよ。

次はぜひ、おサイフ機能つきの新型ガラケーをリリースしてくされ。