鎌倉描写に感動、映画『シン・ゴジラ』

要は、想定外を想定セヨってことですね。

映画『シン・ゴジラ』を劇場で鑑賞。ネタバレというほどではないですが、事前情報を入れたくない方は注意。

TOHOシネマズで観たので、正確には4DXではなくMX4Dですな。本作は立体視には対応していないですが、椅子が動いたり、背中をドコドコ按摩されたり、スモークを焚いたり、水を吹きかけられたりした。ある日突然、東京湾で謎の地殻変動が……と思ったらゴジラだった。その時、日本政府はどのように対応するのかというシミュレーション的な展開。初代ゴジラを範とした展開を現代的に再構成した感じ。政治家、官僚、自衛隊が右往左往する地味な展開を、退屈せずに見せてくれる。ああ、たしかにいまの日本ならこういう対応になっちゃうよな、という説得力があります。東日本大震災時の津波映像を彷彿とさせるゴジラの破壊描写は、生々しくも美しさを感じる。要は、想定外を想定セヨってことですね。

個人的に嬉しかったのは、ゴジラの舞台に地元鎌倉がでてきたこと。予告映像ではあまり気にしてなかったけど、尻尾が頭上をかすめる映像は、鎌倉の小町通りだったのか。

思わず、映画を観たあとに映画にでたきた場所へ写真を撮りに出かけました。

せっかく古都鎌倉に怪獣が上陸するなら、鎌倉大仏や鶴岡八幡宮をブッ壊そう……とはならず、歩いていける普通の場所から見たゴジラを描写してくれたことに感動。あと、地元民的には「こちらは、防災鎌倉です」のアナウンスが流れたのもポイント高い。たしかにあの状況なら、流れてしかるべきです。

映画としても大変面白く、説得力のある鎌倉描写にも満足できた作品でした。

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『ポケモンGO』は電車移動と相性が悪い

無理して不利な場所でプレイする必要もない。

スマホゲーム『ポケモンGO』をプレイ中。仕事帰りにいつもの駅から電車に乗らず、30分ほど歩いてポケモンをゲットし、途中の駅から電車に乗ってみた。歩きスマホにならないよう、操作が必要になったら都度、立ち止まる、立ちスマホで遊んでましたよ。望まなくても健康にさせられるゲームだな。

このゲームはGPSによる位置情報をもとにしており、現在位置に準じてゲーム画面が表示される。移動することでポケモンのタマゴを孵化させたり、近傍のスポットで戦闘やアイテムゲット、出現したポケモンをモンスターボールでゲットできる。こう聞くと、電車やクルマに乗って一気に長距離を移動すると有利そうに思えますが、ゲーム的には一定以上の高速移動は『移動』とみなさない。歩きかそれに近い低速でないと歩行距離はのびないし、スポットへ接近して静止した状態で操作しないと正しく反応しない。野良ポケモンも、高速移動中は逃げだしやすくなってるので、一投でゲットできなければアウトなことが多いです。

空がみえる場所で、歩行してプレイすることが前提なゲームデザインのため、最近は電車の中でポケモンGOは積極的にプレイしなくなった。駅に停車したときなど、静止に準じたタイミング以外はプレイしづらいし、ただでさえ時間喰いなゲームなので、歩行中以外は別なことをする時間にしたい。折しも、鉄道各社が駅や電車内でポケモンを出現させないようにと要請しているとのニュースが。

駅の構内もGPSの位置情報が受信しづらいので、ゲームには不向きな場所。鉄道会社が要請するまでもなく、無理して不利な場所でプレイする必要もない。電車内で遊ぶなら、おなじ位置情報ゲームである『駅奪取PLUS』のほうがオススメ。仮想的に実在する駅の所有権を奪い合うゲームで、都会での移動中は、ゲットする駅に困ることはない。無料プレイだと遊べることが限られますが、僕にはこれぐらいがちょうどいいです。地方にいくと、十数キロ移動してるのに、同じ駅しか取れない、なんてこともありますけどね。

 

ポケモンGOで歩きスマホをしない方法

確認や操作がしたい時は、迷惑にならない場所で立ち止まり、操作するだけ。

ファミコン時代からのゲーマーですが、ポケモンブームには乗れなかった。初代ゲームボーイを所持してなかったこともあり、友人がポケモンのアニメ化前に、ピカチュウ、ピカチュウと奇声を上げてたのを横目に、据置ゲームばかり遊んでいたら、すっかり世界的な人気コンテンツに「進化」しやがった。ゲームボーイライトのころに、遅ればせながら『ポケットモンスターピカチュウバージョン』をプレイしてみたのですが、合わなくて序盤でやめてしまった。以来、ポケモンとは距離を置いたゲーマー人生を送ってきたのです。

話題のスマホアプリ、『ポケモンGO』がついに日本上陸。世界で話題沸騰の人気アプリですが、かようにポケモンとは距離を置いていた僕も、おっかなびくりGOを遊んでみた。キャラメイクは男女の選択と簡単な容姿設定、英数字での名前決め。他人と同じ名前は使えない。やることは、実際の土地を歩き回り、野良ポケモンをゲットしたり、ポケスポットとよばれるポイントでアイテムをゲットすること、ジムに配置された他人のポケモンを倒してジムを占有することなど。やれることは少ないですが、ヘビーユーザ寄りに複雑にしすぎるよりは、シンプルなほうがいい。AR機能でカメラの映像にポケモンを合成する機能がありますが、街中だと図らずも盗撮めいたことになりそうなので、OFFにした。あと、初日は妙に肩がこったので、慣れない所作をしていたのでしょう。1日遊んでみた感想としては、これは悪名高い「歩きスマホ」を強制するアプリだな、と。慣れないとたしかに、ゲーム画面をにらみながら街中を徘徊することになりそう。ちなみに僕はスマホ時代以前から、歩き読書、歩き携帯ゲームと、ながら歩きをしまくった挙げ句、歩きスマホはやめて、「立ちどまりスマホ」をすることにした人間です。

ポケモンGOで画面を見る必要があるのは、ポケストップでのアイテム回収、野良ポケモンのゲット、ジムでの戦闘など。ただ、この中で本当に歩きながらチェックする必要があるものはありません。せいぜい、自分の位置からポケストップの距離がどのくらいあるか確認するぐらい。野良ポケモンは、近くに出現するとスマホがブルッと揺れるので、それから立ち止まって対応すればよろしい。ポケスポットやポケモンジムも、あらかじめ場所を確認しておけば頻繁に画面を見る必要もない。画面をつけた状態で手に持ち、確認や操作がしたい時は、迷惑にならない場所で立ち止まり、操作するだけ。ポケスポットの判定はかなりシビアで、野良ポケモンの出現にも対応するためには、乗り物にのるより歩きがベストだと思う。しばらくやってみたら、歩行中はたまに画面をチラ見するていどで、操作時は立ち止まれるようになった。地元鎌倉には、名所旧跡のポケスポットが多数あるので、ポケモン散歩が楽しくて、ついつい歩きまくってしまった。健康になっちゃうね、コレ。他のスマホゲームやアプリより、歩きスマホしがちがゲームではありますが、マナーを守って安全に楽しみましょう。

Chromebook Flipでdマガジンを試す

読めるだけマシですが、快適とはいいきれず。

愛用のChromebook Flipをアップグレード。現在のバージョンは「53.0.2785.23 dev」。最近のバージョンでは、Androidアプリの縦横切替が自動でおこなわれるようになり、Kindleアプリの実用性がアップ。いっぽうで雑誌購読アプリdマガジンはあいかわらず、インストールできるものの起動できず。最新版でもこの状況は変わりません。

そのかわり、ブラウザ版のdマガジンで閲覧可能なことを確認。全画面表示にすれば、かなり快適に雑誌を閲覧できる。設定で見開き表示をオフにして、横画面で横幅いっぱいの拡大表示になるようにすると便利。普段は縦画面で全画面表示し、文字など細かい部分を読みたい場合だけ横画面にすると、拡大が自動で行われる。拡大縮小機能もついてますが、縦横切替だけで拡大縮小してくれるほうが便利。ただ、雑誌のデータをあらかじめダウンロードすることができないので、ネット接続環境は必須。また、ページ送りが早いと読み込みがまにあわず、ロード画面で固まってしまうこともしばしば。読めるだけマシですが、快適とはいいきれず。パラ読みするなら粗い画像が表示されるぶん、Androidアプリ版のほうがマシかな。

結局、電子書籍閲覧はAncroidタブレット、ブログ更新などキーボードを多用する作業はChromebookという棲み分けで運用するのがベターですね。

 

【スプートニク・ショック】昭和32年『週刊朝日 緊急増刊 人工衛星』を読む

宇宙には死体が漂っている!

昭和32年(1957年)10月刊行の、『週刊朝日 緊急増刊 人工衛星』を入手したので読んでみた。定価30円。1957年10月4日にソ連が打ち上げた人工衛星、スプートニク1号の特集号。いわゆるスプートニク・ショックというヤツですが、本号には『スプートニク・ショック』という表現はでてきません。冷戦まっただ中、アメリカが人工衛星を打ち上げるまえの特集なので情報は西側寄りで限定的。

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当時開発中だったICBM、大陸間弾道弾にからめて、ロケット技術についてソ連に先んじられたことが論じられている。ICBMという究極兵器があるのだから、通常兵器は無用の長物になる──つまり、日本の再軍備化は不要と結論してますが、実際は核抑止力で全面戦争が避けられる反面、局地戦が増えたので通常兵器が不要ということにはならなかったワケですが。面白かったのは巻末に載っていた『空想ルポ 1967年11月7日月世界探検』という記事仕立ての空想小説。ベータ衛星なる宇宙ステーションを足がかりに造ったロケットで月を目指すという、現実とは異なるけど、まったく荒唐無稽というわけでもない展開。ただ、宇宙に出たら真っ先に注目するであろう青い地球の美しさについては、作業がいそがしくて「のんびりと地球見物なんてことは、とうてい許されない」ので、詳細は描写されておりません。いっぽうで驚いたのは、月へむかう途中で宇宙ステーション建造時に行方不明になった作業員の死体に遭遇するというくだり。最近のSFでも、宇宙開発黎明期に行方不明になった宇宙飛行士の死体を発見する、というのはお約束の展開なのですが、アポロ以前からあったのか。宇宙には死体が漂っている!

 

【電力自由化】ENEOSでんきで電気使用量を確認

簡易的な自宅のみまもりチェックにも使えますね。

2016年4月にスタートした電力自由化。好きな事業者から電気を買え、おおむね割安になる。ウチは5月からENEOSでんきになったのですが、電力メーターが新しいスマートメーターに切り替わったのが6月末。新電力にはスマートメーターが必須というけど、なければないで利用できました。

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スマートメーターに交換することで利用できるのが、詳細な電力使用量の確認。専用サイトから、毎時の使用量がわかるのは面白い。ついつい意味もなく使用料をチェックしてみたり。

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外出中でも、スマホからでもチェックできるので、電力使用量から簡易的な自宅のみまもりチェックにも使えますね。

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【超絶劣化】紙版と電子版の週刊少年マガジン・サンデーを比較してみた

電子版を買わせたくないという、確固たる悪意すら感じる。

週刊少年サンデーの電子版がリリース。週刊ビッグコミックスピリッツにつづいて、少年サンデー2016年33号から電子版に移行しました。それまでは紙版を購入してたので、前号である32号が無料になってもメリットはないな──と思いましたが、ふと思い立って、紙版を購入している週刊少年マガジン2016年32号の電子版を購入。紙版とおなじ270円。マガジンは以前から電子版がでてますが、グラビアやいちぶ主力マンガが未掲載なので購入してなかった。サンデーの電子版が出たので、紙版と電子版をおなじ32号で比較してみました。

比較すると一目瞭然。とくべつにサンデーが偉いとは思わないけど、マガジンの劣化ぶりは目を覆わんばかり。電子版を買わせたくないという、確固たる悪意すら感じる。僕は、電子書籍だから安くしろとか、カラーページを増やせ、なんてことはいわない。紙版と同等の内容を同等の価格で、同時に提供してほしい、ただそれだけです。どれほど紙の書籍に愛着があろうと、既存の書店に義理があろうと、紙版だろうと電子版だろうと、おなじ『書籍』として恥ずかしくないものを、市場に提供していただきたい。

 

Xperia Z5用のサイドバンパーでキズ隠し

裸族がパンツを履くようなモノですな。

au版Xperia Z5 SOV32を使用中。購入当初は不安定なところがあって、都度再起動してたけど、Android 6.0へアップグレードしてからは、そういうこともなくなった。完璧ではないけど、ひとまず常用できる感じ。ただ、充電したり思い処理をさせたりすると、背面上部が発熱するのは相変わらず。以前はデジタルガジェットには液晶保護フィルムとケースは必須だったけど、最近は液晶保護フィルムのみで、熱がこもらないようケースは使わない、いわゆる「裸族」となっていました。

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落下防止にはネックストラップをつけていたのですが先日、アスファルトの路面にZ5を思い切り落としてしまう。さいわい、液晶面に目立ったキズはなく、機能にも問題はなさそう。ただ、側面にヒットしてから背面をこすった感じで、側面と背面のフチで塗装がハゲて、下地がでてしまいました。似た色の塗料をぬれば目立たなくできそうだけど、また落としてしまう危険はある。

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そこで購入したのがサイドカバー、もしくはアルミバンパーとよばれる側面保護カバー『[Fitwhiny]Xperia Z5用アルミバンパーケース 233-10』。ふたつのパーツに分かれており、枠をはめてフタをする感じ。前面、背面はノーガードのままですが、側面のみガッチリガード。裸族がパンツを履くようなモノですな。

装着してみたところ、大柄なZ5がさらに大きくなる感じ。持ちにくくはならないものの、違和感はある。ボタン類はカバーが周囲を覆うため引っ込んでしまうけど、押しにくいということはない。Z5用のスマホケースには問題なく収納できます。ちょっと地味目だったZ5に、派手さと高級感がプラスされて、なかなかよいですな。

 

【地雷炸裂】PHSの一部機種がサポート終了へ

モロ、一部機京セラ種じゃん!

ワイモバイルのケータイ、Androidガラホ502KC(写真左)を使用中。長年のPHSユーザとしては、PHS方式ではない端末に寂しさを覚えるいっぽう、正常進化した使い心地に満足もしてる。

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そして旧ウィルコムのPHS方式の一部京セラ機種が2016年12月以降、バージョンアップ不可になる。使えはするけど、新たな不具合が見つかっても修正できないということですね。

僕のは京セラ端末の502KCだけど、PHS方式じゃないから関係ないや……と思ってたのですが、よく考えたらメイン以外に基本料無料の2回線、合計3回線契約をしてたのでした。そして、サブの2回線で契約しているPHS端末を調べたらモロ、一部京セラ機種じゃん! 12月以降も知らん顔で使い続けることも可能ですが、サポート切れ機種はなるべく利用したくない。

さいわい、以前メイン回線で使っていたWX12K(写真右)はバージョンアップ対象機種なので、サブ回線のひとつはコレに機種変更すればよろしい。もう1回線は、仕方ないので有償で機種変更することになるかな。PHS回線が続くかぎりは使い続ける所存なので、とことんつき合いますぜ!

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