MTのセカンドカー『7代目トヨタ セリカZZT230 SS-I 5MT』を購入した

いくつか問題点がでてきたので、順次対応します。

愛車である日産ジュークは、とても気に入ってる。多分、修理不能にならない限りは、乗り続けると思う。それはそれとして最近、マニュアルトランスミッションのクルマに乗る練習をしてた。MT車の運転はペーパードライバー状態だったので、自動車教習所でリハビリしてから、MT車のレンタカーを借りてドライブしたりと、経験を積んできた。

免許取得以来、ひさびさにMT車を運転して感じたのは、やっぱりAT車は楽で便利だなということ。MT車だと意図した走行状態に対して、どのようにギアをつないで、アクセルとブレーキを踏むかを常に考えないと、簡単にエンストしてしまう。こんなに面倒だと、現行車の大半がATなのは、至極当然だと思う。また、スーパーカー、ハイパーカーといった超高性能車も、シフトチェンジはパドルシフトが主流となり、クラッチを切ってHパターンのシフトでギアチェンジというのは、主流から外れつつある。

個人的にMT車は、「こんな面倒くさいクルマを自在に操っちゃう俺カッコイイ!」という以上の存在意義を感じないのですが、ジュークにつづくセカンドカーとして、2000年式『 7代目トヨタ セリカZZT230 SS-I 5MT 』を中古で購入。購入理由はもちろん、「こんな面倒くさいクルマを自在に操っちゃう俺カッコイイ!」から。CDや音楽配信が主流でも、あえてレコードやカセットテープで音楽を聴く方がおられるのと同じです。なじみの車屋さんに、なにか走りが楽しい中古のMT車はないかとオーダーしたので、車種は自分で選んだわけではありません。てっきり先日乗ったマーチニスモSか、スイフトスポーツ、アルトワークスあたりになると思ってたので、セリカは想定外でした。昔、ATの6代目セリカに乗せてもらったことがありますが、まさか自家用車になるとは。

調べてみると、7代目セリカは1999年〜2006年販売、2023年現在の最終モデルで、商業的にはイマイチだったらしい。ルックスは前面がスポーツカーで、後面がエコカーといった感じで、若干ちぐはぐな印象。発売当時は不評だったようですが、現在目線ではFFスポーツカーとしてアリなデザインとも思う。ライトの形状が、どちらかというと日産フェアレディZやRー35 GTRっぽくも感じる。ただ、一部では熱狂的なファンもおられるようで、走り屋仕様にカスタマイズされたセリカの動画もいくつか観ました。もっとも、そういう方々はSS-IIという6MTの高性能グレードに乗っておられる。僕が買ったSS-Iは、5MTの廉価グレードなので格がちがいますけどね。

本車固有の特長は、スモールやフォグが青色のランプであることと、スピードメーターがUS仕様であること。メーターの内側にKm表示もあるので、実用には困りませんか、慣れないといま時速何Kmでてるのか、わかりづらいです。とはいえ、25年ルールで今後米国に輸出することを考えると、リセールバリュー的には有利かも。それと、車高調節ダンパーが入っているので、若干ローダウンされてる。激安ではありませんが、コンディションのよいクルマのようです。

そんな感じで、MT車の練習と並行して、セリカのカスタマイズも進めてる。標準のラジオアンテナがやたら長いので、ショートアンテナに変更。社外品のシフトノブが好みではなかったので、変更。PS5のハンドルコントローラーで、シフターに使用してるモノと同型を設置し、リアルとゲームでおなじフィーリングにしてみた。あと、ルームランプをLEDに変更。このクルマのサブカラーは青のようなので、最初に青く光ってから、白色に偏光するタイプ。フロアマットフックが欠品してたので純正品を注文。ただし、トヨタ純正フロアマットは、クラッチペダル直下の左足のカカトがあたる部分に穴があいてたので、社外品を注文。MT車で11万キロ走ってるから、そりゃ穴もあくか。ほかに、いくつか問題点がでてきたので、順次対応します。

クルマは手元にあるのですが、希望ナンバーへの変更がまだなので、手続きは完了してません。慣れないMT車で事故を起こさないよう、より慎重に運転します。夜なよな、クルマのすくない住宅街で、坂道発進の練習にいそしんでおりますよ。

ツラくてニューゲーム『SnowRunner』をハードモードでドライビン

強くてニューゲームならぬ、ツラくてニューゲームというワケです。

PS5のグランツーリスモ7用に、ハンドルコントローラ『Thrustmaster T300RS』を一式買いました。シミュレータとしては初級品ですが、ゲームコントローラとしてはPS5本体より高いのだから高級品でしょう。お高い装備をそろえたので、GT7以外でも遊べるゲームはないか?……そう考えてみつけたのが、『SnowRunner』というドライブゲーム。トラック運転手となって、さまざま災害地域の復興に奔走する、オープンワールドのゲームです。2020年にリリースされているようですが、PS5版は2022年リリースと、そこまで古いゲームじゃない。以前、発展途上国で、公道なのにドロドロの道で大型トラックが悪戦苦闘している映像をみたことありますが終始、そんな感じの道をひた走るゲームです。

何らかの災害に見舞われた、ミシガン、アラスカ、タイミルなど、北米とロシアを中心とした地域をトラックで走り、復興に寄与する。タイムを競うより、転倒せず確実に目的地へ到達することが重視されるので、車高が高く、タイヤがでかく、パワーのあるマシンが重宝される。ダウンロードコンテンツが充実しており、現在シーズン11までリリースされているから、たっぷりと遊べます。「スノー」ランナーというわりに、最初のマップのミシガンは雪よりも泥との戦いがメインで、むしろ「マッド」ランナーじゃないかと思ったら、『SnowRunner』の前作が『MudRunner』なんですな。

本ゲームは災害地域が舞台なので、正規の舗装道路はどこかしらで分断されている。物資を運んで復旧させたりもできますが、スポーツカーが全速で走れるような道はほとんどないので、どこかしらで荒れ地を走ることになる。復旧作業によって、あるていど走りやすくはなりますが、完全復旧されることはないので、分断された正規ルートよりもマシな、不正規ルートを探すことになる。そこで重要になるのが、AWD(全輪駆動)とデフロックの機能。コレがついていないトラックは、本作では活躍できない……というか、活躍できる場所が限定されてしまう。AWDとデフロックが常時有効になっているマシンがベストですが、燃費や速度を重視するなら、切替式でもOK。トラックを入手したら、AWDとデフロックが使えるか? アップグレードで追加できるかを確認しましょう。あとは、すべてのトラックに装備可能なウインチ。トラックの運転とウインチワークが、このゲームの醍醐味といってもいい。ウインチは、車体各所から張ることができ、木や電柱など、さまざまなオブジェクトに結線し、方向転換ができる。急坂だろうが直角コーナーだろうが、ウインチを張れるポイントがあれば、どうにかなる。運搬用のトラックは、なるべく強力なウインチを、探索用のスカウトは、転倒しても自力で復帰できる電動ウイン位置を装備しておきましょう。万能過ぎるマジカルウインチを駆使できるかわりに、ちょっとクルマを降りて障害物をどける……などという対応は不可なので、クルマと環境とのサシの勝負となります。

ともかくこのゲーム、本来なら走れないような場所をムリヤリ走るので、転倒したり、木にハマって動けなくなることもしばしば。ウインチワークであるていど回避、回復できますが、なにより重要なのは経験。この場所は走れる、走れない、転倒しやすいなどの経験を蓄積し、いかに転倒せず、スムーズに目的地に到達し、作業を完了させるかが問われる。転倒したトラックを助けにいったトラックもまた転倒してしまう、なんて二重、三重トラブルもまま発生します。どうしてこうなった……。

『SnowRunner』については、攻略情報やプレイ動画がネットにあふれており、いまさら感はあるのですが、今回はハードモードでプレイしたいと思う。ノーマルモードとのちがいは、ガレージに帰還した際に、無料で損傷を修復してくれず、修復は有料。ガソリンや修理ポイントの補給が有料。ガレージへの帰還、別マップへの配車も有料。トレーラーは売却不可。トラックやパーツの売却価格は半値。タイムアタックは回数制限付きと、ツラく苦しい制限がてんこ盛り。ノーマルモードなら補給、回収は無料で、売却価格は購入額と同額だから、資金が枯渇する心配はないからね。報酬3000のミッションに、経費が5000かかる場合もありうるワケで、シビアにコストを計算しないと詰む。うっかりトラックに資金を積み込みすぎて、資金が底をついた状態で、ヒヤヒヤしながらミッションに挑むこともしばしば。自走も回収も不可になることを考慮して、最低5000ぐらいは内部留保しておくべきでしょう……と思いつつ、新しいトラックを入手すると、チューンナップにギリギリまでつぎ込んじゃうんだけどね。

最初のマップである、ミシガンをプレイ開始。ゲームの流れとしては、被災地のガレージに放り出され、探索用の小型車であるスカウトで周囲を探索し、監視塔を探す。監視塔に到達して解放すると、周囲の状況が把握できるようになり、運搬イベントや、アップグレードパーツの位置がわかるようになる。自前で使えるトラックが放置されている場合もあるので、探索をすすめて手駒を増やしていく。イベントをこなしてレベルを上げれば、より高性能なトラックやパーツを購入できる。とはいえ、マップをふたつみっつクリアすれば、レベルはすぐ、最高の30レベルに到達してしまうので、あとはひたすらマップをクリアしていくだけになります。ミシガンなんて、チュートリアルマップだし楽勝……とはいかず。ノーマルモードだって、簡単というワケではないゲームなのに、制限マシマシなハードモードは厳しい。クリアできても赤字、なんてコトも。

ハードモードでのプレイには、もうひとつ条件をつけておりまして、それはなるべくオンラインモードでプレイすること。僕がプレイしているマップに野良プレイヤーがやってきて、ミッションの手伝いをしてくれる。見ず知らずの他人だけに、思ったように協力プレイしてくれるとはかぎらない。ポイントだけほしいのか協力プレイせず、ガレージに籠もってるだけの方もおられますが、場を荒らさなければ問題なし。ハードモードでプレイしている方がすくないのか、けっきょくシングルでプレイしてることが多いですが、一期一会の楽しさがありますな。

あるていど、初期マップのミシガンをクリアし、必要最低限のトラックをそろえたところで、通常なら初期状態でプレイできるアラスカや、タイミルにいくのですが、僕はちがう。プレイ当時最新マップであった、Season10のブリティッシュコロンビアに挑戦! 新しいマップだから難しいということはなく、どこからプレイしてもいいのですが、このマップでどうしても入手したいトラックがあった。それが、Kenworth 963こと、ケンクローさん。ちなみに僕は、お気に入りのトラックには愛称をつけるようにしてる。パブリックには通用しない名称なので、あしからず。

大型のヘビートラックで、ミッションクリアでもらえる上に走破性がたかく、クレーン+3スロット荷台をセットしたうえに、トレーラーも牽引でき、修理キットも装備できる。欠点は小回りがきかず、図体がでかいわりにエンジンスペックがひくいため、坂道で動けなくなりやすいこと。ただ、巨大なタイヤを装備しているので、泥道にはめっぽう強い。Season10以前のマップでも、大活躍してくれそうな高性能マシンなので、まっ先に入手しました。高性能なトラックはほかにもあるのですが、値段が高かったり、チューンナップパーツの入手が大変だったりする。このマップにはもう1台、Mack Defense M917A3こと、クイナさんもおりまして、こちらもクレーン+2スロット荷台をセットしたうえに、トレーラーも牽引でき、修理キットも装備できる高性能マシン。この2台がいれば、通常の運搬作業で困ることはないです。

ブリティッシュコロンビアをあらかたクリアしてから、初期マップの2つ目であるアラスカを開始。あるていどマップを開放したところで、Season11のスカンジナビアがプレイ可能に。こちらのマップは北欧をモチーフにしており、街中に映画の屋外セットがならんでいる。このマップの目玉新車両は、超大型スカウトのBurlak 6×6、通称バロックさん。スカウト用のトレーラーと、一部のトラック用トレーラーも牽引でき、クレーンも装備できるという「働ける」スカウト。アラスカをクリアしたら、つぎはこのマップかな……。

……えっとですね、正直に申しますとこのゲーム、ハードモードでいきなりプレイするのは困難です。資金面ではゆるゆるなノーマルモードでも、すべてのミッションをクリアするのは相当な手間と時間がかかります。そんなゲームを、ハードモードで破産せずに進めることができているのはズバリ、ノーマルモードですべてのマップをクリアずみだから。昨年末から開始して、最近までひたすら、このゲームをやってました。ノーマルモードで全マップをクリアしてしまったので、ハードモードで最初からプレイしなおしてる次第。前世の記憶ならぬ、ノーマルモードの経験があるため、赤字にならずにハードモードがプレイできる──強くてニューゲームならぬ、ツラくてニューゲームというワケです。

オフラインのノーマルモードで、Season11までの全ミッションはクリアずみなので、2週目はオンラインのハードモードで、野良プレイヤーに協力してもらいながら、じっくり進めます。愛用のあのトラックも、まだ入手してないしね。

2年に1度の定例行事『iPhone 15 ProMAX』に機種変更

iPhoneとAndroidの代表的な機種を所持し、2年に1度、機種変更するようにしてる。今回は、愛用の『iPhone 13 ProMAX』を『iPhone 15 ProMAX』に機種変更。今回の目玉は、なんといっても充電ポートがライトニングポートから、汎用のUSB-Cポートになったこと。ケーブルの種類をUSB-Cに統一できるのはありがたい……けど、個人的に充電はワイヤレスだし、USBポートには複数規格のUSBケーブルを共用できるマグネット式アダプタを使用しているので、アダプタをライトニング用からUSB-C用に変更するだけですが。とはいえ、ライトニングケーブルが不要になるのはありがたい。

今回のiPhone 15シリーズは、2023年9月15日午後9時に予約開始したのですが、僕が予約したときには発送時期が11月中旬になってた。争奪戦に敗れたワケですが、そんなに急いでないから、まぁいっかと思ってたら、10月中に到着。これもまぁ、そんなモンだろうという感じ。さっそく機種変更ですが、電子マネーをのぞくほぼすべての設定が無線接続のみで移動してしまうので、あまり機器が変わったという印象はない。LINEとか個別に移動が必要なモノを手動で移行させて機種変更終了。

『iPhone 15 ProMAX』になって便利になったと思うのは、カメラのポートレートモードで接近できる距離が近くなったこと。被写体の周囲をボケさせる機能ですが、以前だと食事などの撮影時にもっと離れろと怒られることがおおかったけど、今回は普通に接写できるようになった。コレは便利。あとは、長らくマナーモード切替の物理スイッチだったところに、任意の機能を設定できるボタンがついたこと。こちらはiPhoneで多用するカメラ機能を設定。カメラの機能とシャッター機能が物理ボタンに割り当てられる。ただ、長らく画面タッチで起動と撮影になれちゃったから、いまさら物理ボタンがついても、ついついいつもの画面タッチですませてしまう。まぁ、あって困るモノでもないから、このまま使いますか。

年々お高くなるiPhoneですが、旧機種を下取りすると、それなりの値段で売れる。今回も『iPhone 13 ProMAX』を下取りしてもらい、『iPhone 15 ProMAX』の半値ぐらいは相殺できました。毎年買い替えるほどではないですが、今後も2年に1回は機種変更していきたいですな。