「パソコン・インターネット」カテゴリーアーカイブ

ポメラがテレビで紹介された

キングジムの電子メモ帳『ポメラ DM10』が、NHKの『おはよう日本 まちかど情報室』にて紹介されました。

「これであなたもメモ上手」と題して、効率よくメモをとるデバイスのひとつとしてポメラが登場。一般のかたに、ポメラの使い勝手の良さをアピールする内容でした。いまだに、ポメラをみせるとギョッとされるかたが多いので、テプラなみに認知されるようになるのは、まだまだ先のようです。

ポメラといっしょに紹介されていたのは、ぺんてるの『エアペン ミニ』。こちらは手書きの文字をセンサーで読みとらせてデジタルデータに変換できる、センサーとペンのセット。僕は手書きで文字を書くのが苦手なので、こういう装置の需要はないのだけど、ガジェットとしてはおもしろそう。

んなもん、手書きのノートをデジカメで撮影すりゃいんじゃね? ……とは思うけど、それはポメラのかわりにネットブックを使えば良いというのとおなじロジックか。実際の使い勝手はどうなんだろう?

『Yahoo!百科事典』と『Wikipedia』を比較してみた

先月末ごろに、小学館の百科事典『日本大百科全書』をオンライン化した『Yahoo!百科事典』が公開されました。昭和のころ、百科事典といえばセールスマンが売りあるき、お父さんの書斎か居間のガラスケースに収まっていた──そして、えてして死蔵されていた──モノですが、オンラインならかさばらないし、検索も楽そうです。

オンラインの辞書はいろいろありますが、フルでつかえる百科事典といえば『ウィキペディア』ぐらいしか知らなかったので、大変にありがたい。情報ソースは多いほうが良いです。

さっそく、『Yahoo!百科事典』がどのていどの情報量か、『ウィキペディア』と比較してみた。すべてをチェックするわけにもいかないので、自分にとって判断しやすい項目のみで比較します。

まずは、「飛行船」について。

『Yahoo!百科事典』のほうは、スカイシップ500の透視図つきで、軟式飛行船の構造がわかりやすいものの、写真もふくめた情報量としては『ウィキペディア』のほうが豊富。おなじみヒンデンブルグ号の墜落シーンはともかくUSSロサンゼルス号の勇姿までみられるのは、感涙モノです。飛行船が登場する映画には、『ガンバス』と『インディ・ジョーンズ/最後の聖戦』もあるよ。

おつぎは、トルコ共和国初代大統領「ケマル・アタテュルク(アタチュルク)」について。

どちらも一読すれば、ケマル氏の生涯について理解できると思いますが、『ウィキペディア』のほうが写真がおおく、彼の死後に問題となっている過度な個人崇拝についても『Yahoo!百科事典』のほうは触れられておりません。まさに、百科辞典的無難な説明に終始しています。

『Yahoo!百科事典』と『ウィキペディア』のどちらか一方をえらべといわれたら、まよわず『ウィキペディア』にしますけど、多角的な情報検索という意味では、プロが執筆したテキストのみで構成された『Yahoo!百科事典』もじゅうぶんに意義のあるサービスだと思う。こんごとも活用させてもらいまっさ~。

『Opera、Willcom 9、WordPress』いろいろアップグレード

愛用のツールのアップグレード情報があったので、あれこれためす。

まずはブラウザのOera新版『Opera 10 アルファ』。現行バージョンにさきがけて公開されたアルファ版(開発初期版)。表示は英語のままだけど、動作が機敏になっているらしい。正式版と併用できるのでためしにインストールしたら、ショートカット類がぜんぶアルファ版に上書きされた。動作的には、とくにおかしなこともなく、この調子で正式版にすればよいのではないかと。速度がはやくなった感じはしないけど、自動アップグレードへの対応はうれしいな。

愛用のPHS端末『Willcom 9』のファームウェアをアップデート。おもわず、『nine』時代のクセで、サイトからプログラムをダウンロードしそうになったが、『Willcom 9』は本体だけでアップデートできるんだね。

Webをしているとダウン、RSSリーダーをみているとダウン、ガジェットを動かせばもれなくダウンな現状は、いくらか改善したのだろうか? 乞うご期待。

当ブログでつかわせてもらっている、設置型ブログの『WordPress』がメジャーアップデートで2.7になるそうです。うっかりアップグレードすると、プラグインが動かなくなる場合があるみたいだけど、正式版が出たらためしてみるかな。ブログの頭に、任意のページを表示できるようになるのはうれしい改善点です。

『WordPress』は日本人にはなじまない部分もあるけど、そのぶんカスタマイズしがいがありますな。

『街へいこうよ どうぶつの森』Wiiスピークでわかったこと

友人の和光氏と、Nintendo Wii『街へいこうよ どうぶつの森』で通信プレイ。

通信じたいはなんどかやってるのだが、はじめてWiiスピークでボイスチャットをした。パソコンなどでおなじみのインカム式ではなく、高感度マイクを使用して多人数でワイワイしゃべれるのが、Wiiスピークの特徴。勝手知ったる相手なので、ボイスチャットそのものは問題ないのだけど、そこでわかった笑撃……じゃない、衝撃の事実。

Wiiスピークを起動中に来訪者があると、たとえキャラを操作していなくても声がつつぬけになる!

ガーン。いままでけっこう、自分がプレイしていないときでも村の門を開放して、友達コードを交換したかたがたにきていただいていたのだが、そのあいだ、ずっとスピークをONにしたままだったよ! じぶんがキャラを操作しているときに声が伝わるのは覚悟完了してたけど、自分がノータッチの状態でもあいてに声がつたわっていたとは……まぁ、システム上そうなることは想像すべきだったけど、気づかんかった。盗聴器をじぶんで公開してたようなモノです。なんでも、テレビを観ているときの音がバッチリつたわっていたらしい。

ということで、明確にボイスチャットを使用するときいがい、Wiiスピークは使用しない設定に変更しました。これまでさりげなく村をおとずれたかたで、ゲームとは無関係な声を聞いたかたがいらしたら、大変もうしわけありませんが、聞かなかったコトにして、内心であざわらってくだされ。内心だけであざわらうのがポインツ。

ということで、衝撃の事実をおしえてくださった和光氏とその奥様と記念撮影。

RUU_0016 RUU_0019

もちろんこのあと、ふたりとも落とし穴の奈落につきおとしてやったがな! 落とし穴は、生活道路ぞいにある建物や樹木のかげに設置して、誘導するのがポインツ! テストに出るからおぼえとけ!

そのほか気づいた、通信プレイでの注意点。

  • 長時間、門を解放していると、たぬきちの店が定時になっても開店しない、カブリバなどの定期イベントが発生しないなどの現象が発生するため、いったんセーブして再開する必要あり
  • 前述のとおり、Wiiスピークは基本的にOFFにし、必要におうじてONにする
  • キーボード、Wiiスピークのどちらかは必須 ないばあいは、あるかたとのテンポのずれが大きいことを覚悟すべし すくなくとも、キーボードはあったほうが良い
  • 門を解放しているあいだの結果は、通信エラーなどでリセットされる場合がある よって、門を解放中に消えて欲しくない成果があった場合は、来訪者がいないことを確認し、セーブしておくほうがベター 僕はニシキゴイを釣った記録が消えました
  • Wiiスピークはハウリングをおこすばあいがあるので、問題が発生した場合は、とりあえずテレビの音量をさげてみる どちらのWiiで問題が発生しているかきりわけて、個別に対応すべし

そんな感じで。

ポメラゲームの改行コードを変更

これがソリューションかな?

第6弾まで公開してきたポメラ用ゲームですが、動作のキモである「★付箋文★」機能が正常に動作しないというご報告を何件か受けておりました。原因は、テキストファイルの改行コード。ポメラやWinodowsで使用される「CR+LF」という改行コードのテキストファイルを、FTPソフトにてサーバにアップロードすると、自動的に「LF」という形式の改行コードに変換され、それをポメラにダウンロードすることで問題が発生しておりました。

この問題の解決策は、FTPでアップロードする時に、ASCIIモードではなくBINARYモードにて転送すること。テキストファイルをアップロードする時は必ずASCIIモードで転送するモノと思いこんでいたのだけど、常にそうとは限らないんですね。

これまでアップロードした6つのゲームすべてを、「CR+LF」に設定した状態でBINARYモードにて再アップロードしたので、動作に問題があるかたは、再ダウンロードをお願いいたします。う~ん、勉強になるなぁ。

■ 追記:2008/12/05

これでも動作が改善しない場合は、以下のページからZIP形式で圧縮した全部入りパックをダウンロードしてください。

■追記:2008/12/13

こんな動画がありました。

『ポメラdeアートミュージアム』画像表示:解説編

昨日公開した『ポメラdeアートミュージアム』の技術的な解説をしてみます。

まったくの無駄知識ですが、こういうノウハウをのこしておけるのもWebの良さかと。アスキーアート(文字を組み合わせて描いた絵)の作成に使用しているのは、『Pic to Font』というフリーソフト。特定の画像を指定すると、自動的に濃淡を文字に置き換えてくれます。

このソフト、標準でも画像をアスキーアート化してくれますが、それだけではポメラ映えしません。ちょいとポメラ向けに設定を変更すると、グッと完成度がたかまります。

まず、ポメラで表示できる最大の文字数は半角で52×17なので、1行の文字数は「70→52」に変更。ポメラの画面を黒にするので、「反転」にチェックを入れておきます。白い画面を黒い文字でうめるより、黒い画面を白い文字でうめるほうが、ひきしまります。

そして画像から変換する文字ですが、標準の半角変換文字列「#@%&X27/1:. 」だと、左はじの「#@%」がポメラのフォントでは細く、色の濃い文字として表示されないため、「MW8X2?71/:. 」に変更しています。

WS000087b

アスキーアートに変換する画像ですが、どこかの画像を転載するのは問題があるかもしれないので、こんかいは自前の素材を利用します。

丸山トモヲさんに描いていただいた、拙著『クイックハルト』の登場人物、中島近恵(このえ)女史。戦前の日本をモデルとした未来世界で、うっかりと軍産複合体の財閥夫人になっちゃったドジっ娘エージェントです(PR)。

konoelos00

ポメラの画面は正方形っぽくみえますが、なにげに横長。

こんかいは十数枚の画像をアスキーアート化したので、『Pic to Font』に読みこませた画像を変換して、そのままポメラでつかえる書式を作成しました。

WS000089

『Photoshop』や『PictBear』などの画像加工ソフトで、素材を19:12にトリミングします。解像度は、あらくなりすぎないていどに。僕は950×600ピクセルと、ちょっと大きめのを使ってますが、比率さえあってれば、もっと低い解像度でも問題ないと思います。

WS000090

コントラストを変更して、色の濃淡を強調します。やりすぎると色が飛んでしまうので、ほどほどに。モノクロ画像に変換するので、色味は無視して結構です。

作成した画像を『Pic to Font』に読みこませ、前述の設定にてアスキーアートに変換します。

画像のフォーマットが正しければ、52×17文字のアスキーアートが作成されるはずです。縦が16行や18行になる場合は、画像の縦横比をすこしずつ変えてみてください。

WS000092

この段階ですと、なんだかイマイチと思うかもしれませんが、落胆するのはちとはやい。

さっそくこの文字列をコピーして、ポメラに書き出します。

P1060992

test_konoe.txt

※リンクを右クリック→リンク先を保存で、ポメラに保存してください

いかがでしょうか?

近くでみるとガリガリですが、あるていど距離をおくと、それっぽくみえるのではないかと。元絵は、濃淡がはっきりした単純な絵柄が良いようです。あわい光のもとで多人数が描かれたものや、もとからなにが描かれているかはっきりしないものは、ふむき。濃い色をバックにした人物のバストショットなどが適しています。

トライ&エラーとひろいココロで、ポメラアートをたのしんでみてください。

ポメラでゲーム?第6弾『ポメラdeアートミュージアム』公開

部屋をあかるくして、はなれてみてね!

ポメラでゲームシリーズの第6弾。こんかいは(も?)ゲームといいつつ、ゲーム要素は皆無であることをご了承ください。その名も『ポメラdeアートミュージアム』。ポメラで美術鑑賞をしてしまおうという、例によって無謀なこころみです。

所蔵数は14点。現代から古典まで、どっかで観たことのある作品ばかり、あつめてみました。今回は、画面を黒くするのがポイントですので、設定変更をおわすれなく。

P1060987

P1060980 P1060982

P1060983 P1060985

06_pome_art_ver1.0.txt

※リンクを右クリック→リンク先を保存で、ポメラに保存してください

Ver1.0 公開(2008/12/4)

本作の注意点は、おおむねいつもどおり。

まず、文字サイズは「F6」キーで「小」にすること。

「menu→書式」より行間設定が「小」、付箋文の設定が「★付箋文★」であることを確認してください。標準設定ですので、手動で設定変更をしていない場合は、そのままで問題ありません。

「menu→設定」より背景表示設定を「背景を黒」に設定してください(背景が白では正常に表示されません)。

カーソルキーは使用せず、「F5キーにて画面を進行させます。

「F5」は、ポメラ固有の「★付箋文★」という文字列を検索するキーです。

「F5」キーは連打せず、1回ずつゆっくり押してください。

あかるい部屋で、はなれた位置から鑑賞してください。

動作および表示に問題がある場合はコメントにてご指摘ください。

当サイトは、サイト管理者である郁雄/吉武の創作小説サイトです。このほかの作品は、以下のページをご参照ください。

2006年に『クイックハルト』というSF小説も出版してるので、こちらもよろしくおねがいします。書評サイトにて多数、レビューしていただいておりますので、ご参考になさってください。

また、本書の短編外伝を公開しておりますので、あわせてご一読いただければさいわいです。

ポメラでライフログ2008/11/30

シンプルすぎてそんはない。

デジタルメモ機『ポメラ DM10』でライフログをつけてみる。

この新しい文房具は、自分と向き合うための時間を生んでくれる不思議なタイプライターなのだ。

こういう発想はまったくなかったので、ためしにやってみよう。

★付箋文★

2008/11/30 20:05

■デニーズでポメラニアン

父親の誕生日。両親と3人で、父のこよなく愛する(by デスラー総統)デニーズへ。
D’sプレート(ハンバーグ、からあげ、オムライス、サラダがひと皿にのっている)をたのんで、からあげをエビフライに変更するオプションをつけたら、バッチリとからあげが出てきた。文句をいったら、おわびにエビフライを追加してくれたので、からあげ2個ぶんお得であった。

P1060961

まちがえるぐらいなら、まぎらわしいオプションなどつけなければいいのに。企画するがわは、お客がよろこぶと思ったんだろうけど、運用するがわからすると、いい迷惑なのかもな。まちがえないいちばんの方法は、まちがえそうな要素を排除すること。

★付箋文★

2008/11/30 22:11

■温泉でポメラニアン

ディナーのあとは『湯快爽快たや』で温泉を満喫。
6,000ベル……じゃなかった6,000円の回数券を購入。回数券11枚のほかに無料入浴券が2枚(全日用+平日用)ついてお得であった。

父親が、低温サウナにチャレンジして3分はいってギブアップしたそうだ。でも、チャレンジするだけエライ。僕はいつも、高温サウナに5分はいる。

★付箋文★

2008/11/30 22:55

■ポメクエ?

ポメラでゲーム第6弾をあれこれ考えている。
コンピュータRPGふうの『ポメラクエスト』など、どうか? パラメータ管理はどだい無理なので、『ポメラ●○リバーシ』式で、それっぽい画面を読みすすめて、ラストバトルだけ選択肢をもうける……というだけではよわい気がする。毎回、あたらしい要素をいれるようにしてるので、なにかもうひとひねりが必要だな。う~ん。

★付箋文★

そんな感じで。

ポメラでゲーム案内所&全部入りパック公開

キングジムのなかのひともあそんでいるらしい、ポメラであそべるゲームシリーズ。

第5弾まで公開いたしましたが、個々のページをザッピングするのが面倒になってきたので、まとめページを作成しておきます。

■ポメラ★付箋文アドベンチャー

謎の森を探索する、レトロなゲームブック調のアドベンチャーゲーム。

「F5」キーをポコポコ押す操作で、ページをめくる&探索している感が出せたかなと思ってます。

■はじまりのボタン for Pomera DM10

エンディングが分岐するマルチエンディング小説。

キーを連打しなくて良いので、なにげに遊びやすい気がします。

■ポメラ●○リバーシ

ポメラでリバーシが楽しめる(?)ソフト。

ゲーム性はいちばんひくいんだけど、インパクトはいちばんあるみたいです。

■ポメラdeアミダスタイル

ポメラであみだくじができるソフト。

あみだのうごきをアニメーションさせるギミックは苦労しました。

■ポメラdeマインドサーチ

ポメラがあなたのココロを読みとり(?)ます。

ギミックと見せかたのバランスに気をくばってみました。

■ ポメラでゲーム?第6弾『ポメラdeアートミュージアム』公開 追記:2008/12/04

ポメラで世界の名画を鑑賞します。

無理をとおして道理をひっこませるのがポメラニアンの心意気。

■ポメラ風テキストエディタ『pomeditor』公開 追記:2009/04/04

ポメラ風の動きをする、フリーのテキストエディタです。

パソコンでもポメラを使いたい、ポメラ気分を味わいたい方にうってつけ?

もちろん、ポメラゲームの動作も確認しています。

それと、まとめてゲームをあそびたいかた用に、全部入りパックをご用意しました。保存したファイルを解凍し、フォルダ内のテキストファイルをポメラにコピーしてください。

■ポメラでゲーム全部入りパック

全部入りパックの改行コードは「CR+LF」に設定してあります。従来の公開版はサーバの関係で改行コードが「LF」なのですが、いちぶ正常に動作されないかたがいらっしゃるようなので、問題がある場合は全部入りパックをご利用ください。

各ゲームのレビューは、『ポメラdeアミダスタイル』『ポメラdeマインドサーチ』の制作にご協力いただいた、酒井童人さんのページをごらんください。