丸山トモヲさんのコミックス『円卓の姫士!』コミックス2巻を購入。
美少女能力者バトルも、新キャラ大量投入でにぎやかになってきました。貧乳という、巨乳至上主義の作品世界内では、重大なハンディキャップをもつヒロインが、意外とストイックに闘っているすがたが渋カワイイです。
丸山トモヲさんは拙著『クイックハルト』の挿絵も担当していただいているので、こちらもよろしくです。
丸山トモヲさんのコミックス『円卓の姫士!』コミックス2巻を購入。
美少女能力者バトルも、新キャラ大量投入でにぎやかになってきました。貧乳という、巨乳至上主義の作品世界内では、重大なハンディキャップをもつヒロインが、意外とストイックに闘っているすがたが渋カワイイです。
丸山トモヲさんは拙著『クイックハルト』の挿絵も担当していただいているので、こちらもよろしくです。
マンガ版『蟹工船』を読んだ。
小林多喜二さんの同名小説をコミック化したものですが、しらべてみたら色々なかたがマンガ化されているようで。僕が読んだのは、原恵一郎さん作画のコミックバンチ版でした。カムチャツカで、カニ漁と缶詰加工をおこなう船に乗り組んだ人々の過酷な日々を描く。
死人がでるほど労働者を酷使するのは、かえって作業効率をおとすのでは……とは思いますが、ていどの差こそあれ、いまもむかしも存在する現実なのでしょう。ラストの展開が尻切れトンボな感じですけど、原作も同様なのでこれで忠実なようです。
僕はどんなにいそがしくても、職場やカプセルホテルに泊まるぐらいなら、たとえ終電でも可能なかぎり帰宅します。奉公しても滅私は勘弁。
碓井 尻尾さんの4コマ漫画『店長の憂鬱1』を読んだ。
勤勉だが、苦労人でスーパーローテンションな店長が切り盛りする回転寿司屋の憂鬱な日々を、まったりと描く。個性的すぎる店員たちのほかにも、日々脱走をくわだてながら飼い殺されているカニとか、赤ワインを持ち込むアンニュイな女性とか、傍若無人なお子様っぷりを発揮しまくる幼児とか、そりゃぁ接客業も大変だよといわんばかりの面々が総登場。
回転寿司屋にいくと、いつもはいかに安価で新鮮な寿司をいちはやくゲットするかに腐心してますが、ふと店内を注視すれば、意外と愉快なメンツの日常がくりひろげられているのかもしれません。風呂のない寿司屋でひんぱんに寝泊まりする店長が、ちゃんとシャワーを浴びるか、銭湯にいってるのかだけが気がかりです。
新創刊された『月刊少年サンデー ゲッサン』を買ってみた。
週刊少年サンデーは愛読しており、けっこうみなれた方が執筆しておられたので。付録が2冊ついているのも豪華。時代劇がまじってるのが、週刊とは異質な感じ。『あずまんが大王』の新作が載っていたのにはビックリです。版元が変わったのか~。
しばらく買ってみようと思います。
時代小説『駿河城御前試合』の一篇、「無明逆流れ」を読んだ。
マンガ『シグルイ』の原作といったほうが良いかもしれませんね。原作は、盲目と隻腕の剣豪が対峙するシーンはおなじですが、三十数ページで完結する短編。秘剣「流れ星」も詳細な説明がなく、『シグルイ』におけるそれは、「無明逆流れ」の原理を逆算して、「流れ星」→「無明逆流れ」という発展形にみせていることがわかりました。原作での決着のつきかたはわかりましたが、これから御前試合の場面となるであろう『シグルイ』が、このみじかい原作をどうふくらませて魅せてくれるかたのしみです。
平成漫画版『日本沈没』の最終巻である、15巻を購入。
14巻の装丁は黒一色で、15巻は白一色でした。ついに日本が完全に沈没するというところで、まさかの楽屋落ちへのニアミスをかまし、さいごは幼年期の終わりばりの、高次元への移行を明示する。作中でも指摘されているとおり、どれほどの苦難があろうとも、「つぎのステップへ進める可能性」が明示されているぶん、日本が沈没するというファンタジー世界のほうが、まだ希望がもてるのかも。オーバーマインド(精神的な超越的存在)にはなれない我々は、おめおめとオーバーロード(物質的な究極的存在)をめざすしかないのでしょう。
単行本化にさいして、スピリッツでの雑誌連載版よりもいろいろ加筆されており、終盤のじゃっかん尻切れトンボぎみだった展開がスッキリしています。そのうち、一気にぜんぶ再読してみますよ。
スピリッツで連載されていた平成漫画版『日本沈没』が完結。
ある日、日本列島が沈没することがあきらかになり、さぁ大変……でもホントは地球が大変っぽいという物語。
連載期間3年、平成映画版とのタイアップ作品であり、数々のオリジナル要素を加味しつつも、原作小説で語られた分をほぼ消化。最終回一歩手間であわやの楽屋オチというアクロバットまでやらかして、さいごまで油断のならない展開でした。
伏線が回収しきれておらず、このままオリジナル展開の第二部『世界沈没』でも描けそうないきおいですが、そこで終わらせてしまうあたりが原作小説のダイジェストっぷりを踏襲しているのかも。つまりは『幼年期の終わり』的な展開につづくという認識でよろしいでしょうか?
いまの日本人(というか人類)はなっちょらんという、人類補完計画ならぬ人類ポカン計画――などという甘美なリセット願望が実現しそうもない、「幼年期の終わらない」われわれは、温暖化しつつあるこの世界で、おめおめと明日を生きるすべを模索していかねばと思いました。
コミックス最終巻までおつきあいさせていただきます。
おくればせながら、丸山トモヲさんの『円卓の姫士!』がWeb連載から移籍した『コミックバーズ1月号』をゲット。
書店ではみかけなかったので、しかたなくAmazonさんにて注文。ウィキペディアでしらべたら、『コミックバーズ』って発行部数が極端にすくなく、「都市伝説雑誌」やら「流浪の漫画雑誌」と呼ばれているとかいないとか[要出典]。
『円卓の姫士!』最新話は、雑誌移行後第1話ということもあり、キャラ紹介から新キャラ登場という流れ。つ~か、こういうダメージのうけかたがアリなマンガだったんですね。いたそう……。
ヒロインはイヅヌの敵だ!
丸山トモヲさんの新刊『円卓の姫士!』1巻につづき、『BLOODY ROARザ・ファング スペシャル版』がとどきました。
こちらは月刊ジャンプにて連載されていたものにくわえ、ゲームの攻略本についていたおまけマンガも収録。どちらも持っている僕にはうれしくない……もちろん、これから買うかたにはうれしい内容となっております。
描きおろしの表紙絵をみて満足しよう。