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『WILLCOM CORE 3G』移動接続テストとXGPへの不安要素

バリバリと稼働中の『WILLCOM CORE 3G』。

本日は出勤と帰宅時に、要所で速度を測定してみました。僕は神奈川県鎌倉市から千葉県木更津市までかよっています。鎌倉から横浜まではJRを使用し、横浜から木更津までは高速バスで東京湾アクアラインをくぐっていく。距離はとおいですが、バスにゆられているだけなので、気楽な通勤です。

機器は、『Willcom D4』に、『WILLCOM CORE 3G』を接続して使用。

結論としては、電車内でもバス内でも、ほとんど途切れることなく通信できました。速度が低下するポイントはあるけど、通信断がほとんどないのは、PHS通信とは大違い。ウィルコム回線だと、電波が悪いと再接続する必要はなくても、実質的に通信不能なエリアはけっこうある。『WILLCOM CORE 3G』は、ウィルコムを名乗っていても、中身はドコモの回線を期間限定で間借りしたもの。『WILLCOM CORE』の本命は、ウィルコム独自のXGPという回線なのだが、いざ本番のサービスがスタートしたときに、この広大な接続エリアに対抗できるのだろうか? 通信速度はともかく、通信エリアのせまさでガッカリされないか不安になります。

以下は、午前7時すぎから、8時半ぐらいの通勤時の記録。

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まずはJR横須賀線で横浜駅へむかうとちゅう、戸塚駅を発車した直後から計測。いきなり、500Kbps弱と、まずまずのスコア。

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つぎは横浜駅からバスターミナルへ移動し、木更津いきの高速バスのなかで計測。約1Mbpsと、本日のベストスコアです。

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高速道路に乗って、湾岸線へむかうトンネル内で計測。おそいながらも、ちゃんと接続しています。

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ベイブリッジの上から計測。橋上では、いまいち通信速度がかせげない模様。むしろ、トンネル内のほうが通信状態はよいようです。

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東京湾アクアライン直下にて計測。約400Kbpsと、上々の通信速度。PHSでは、完全に通信不能になるエリアでも、問題なく接続できるようです。

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木更津駅の手前で計測。約500kbpsと、実用的には問題のない速度です。

こんな感じで、行きはよい感じで速度が出てました。調子に乗って、帰りも測ってみたのだが、なんだか下りの速度が稼げない現象が再発。実用的にはさほど遅いとは感じませんが、回線速度測定のスコア的にはイマイチでした。

夕方、木更津から鎌倉へ帰宅時の測定結果は、twitterで実況中継してみた。行きもコレにすればよかったと後悔。さいきん、twitterの人気がたかまっているようですね。

以下は、興味のあるかただけどうぞ。

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『WILLCOM CORE 3G』は速度が安定しない?

待望の『WILLCOM CORE 3G』がきたので、さっそく使っています。

自宅には無線LAN環境があるので、無理につかう必要はないのですが、無理につかってます。期待値としては1Mbpsぐらいで安定して通信できれば良かったのだけれど、そこまで速くはない。PHS(W-SIM 4X)よりは速いですが200~400Kbpsぐらいの感じ。瞬間的には、1Mぐらい出ているみたいなのだけれど、安定しないようです。

月曜日以降、通勤時の電車やバスのなかでの通信をためしてみます。

『WILLCOM CORE 3G』は上りが速い?

購入を検討していた『WILLCOM CORE 3G』ですが、契約しちゃいました!

ということでサービス開始日にブツが到着。無料期間中は、バリバリと使いたおしますよ。

そして、お約束の開封の儀。

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FOMAカードを切りはなして、USB接続データ通信端末にセットし、『Willcom D4』に接続するとドライバがインストールされ、接続可能になります。説明書通りにやれば、とくにむずかしい設定はありませんでした。

そしてお待ちかねの、通信速度測定。

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アレ? 下りよりも、上りが速い。ウイルス対策ソフトがボトルネックになっているのだろうか?

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ということで、ウイルス対策ソフト(Kaspersky Internet Security 2009)の設定を、ウイルス検知とファイアウォールのみにしたら、これだけ出るように。でもやっぱり下りのほうが速い。7メガどころか、1メガもでてませんが、場所にもよるので、こんなもんでしょう。回線はドコモですが、Skypeもちゃんと繋がりました。これからしばらく、いろいろな場所で使ってみようと思います。

ウィルコムでも『モバイルSuica』で定期切れの心配ナシ?

今朝、通勤のためにJRの改札にSuica定期を通したら、なんだかチャージ金額が引かれているような。

ガビーン。きのうで定期が切れてました。行きで気づいたので昼には更新しましたけど、うっかりさんがデフォルト設定な僕には、定期的な定期券の更新もツライ。そんなときにタイムリーなニュース。ウィルコムのPHSで7月5日から『モバイルSuica』サービスがスタートするそうな。

携帯電話ユーザーなら、モバイルSuicaがつかえてなんぼのもんじゃい、と思われるかもしれませんが、ウィルコムで携帯電話と同等のサービスがつかえるようになるに、数年のブランクは当然。赤外線通信が標準搭載されたのだって、つい最近のことです。PCサイトが閲覧できる音声端末とか、スマートフォントか、PHSも業界初の試みをいろいろやってはいますが、市場規模がケタ違いなためか、携帯で当然のことが、PHSではなかなか実現しないのがツライところ。

そんなPHSでもやっと『モバイルSuica』が使えるようになるわけですが、僕の『Willcom 9』は非対応。使いたければ機種変更しないといけない。ウィルコム版『モバイルSuica』は、「銀行チャージ」と「時刻乗換案内」が使えないそうですけど、クレジットカードからの入金はできるから、個人的には問題なし。EdyよりSuicaが好きな僕としては、ちょっと惹かれますね。

機種変更してまで『モバイルSuica』を使いたいかといえば……う~む。

『Willcom D4』に『Opera 10 Beta』をいれてみた

ウルトラモバイルPC『Willcom D4』に、最新ブラウザー『Opera 10 Beta』をいれてみた。

メインブラウザーはOperaにきめたオペラ-なので、アルファ版にひきつづき、ベータ版もいれてみた。とりあえず造ってみたよな感じのアルファ版にくらべ、ベータ版は完成度がたかい。非公式の日本語化パッチをあてたら、なかなかに快適です。

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今回の目玉は、なんといっても「Opera Turbo」機能。低速回線でブラウジングする場合、専用サーバを経由して画像を圧縮してくれる。ウィルコムでいえば有料サービスの『MEGA PLUS』にちかい機能が、無償で利用できます。D4のように、モバイルな低速環境では、ありがたい機能です。

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画面左下の時計アイコンをクリックすることで、「Opera Turbo」のON/OFFがおこなえる。左が無効化状態で、右が有効化状態。画質をおとしてみかけの速度をあげる処理は好きではないけれど、アイコンクリックで切り替えられるなら問題ないでしょう。ただ、圧縮サーバの処理能力の関係か、「Opera Turbo」をONにするとレスポンスがわるくなる感じ。ここらへんは、正式版で改善されることを期待します。

正式版のリリースがまちどおしいです。

個人向けWILLCOM CORE 3Gにすべきか試算した

これは待ち望んだモノ……か?

ここしばらく、他社携帯のデータ通信サービスへ浮気する欲望をおさえつつ待ち望んだ、ウィルコムの新データ通信サービスが開始。ドコモの回線を利用して、下り7.2メガのデータ通信が可能な、個人向けにも対応した『WILLCOM CORE 3G』サービス。本命である次世代PHS(XGP)が本格稼働するまでのつなぎとしては、悪くない。月額基本料は0円で、上限が5985円だけど、インターネット接続に使用するPRINの月額が945円固定なので、月額約千円~7千円のサービスということになります。

モバイルのデータ通信は、つかうときとつかわないときが極端なので、未使用なら月額千円ですむのは魅力的。月額上限に到達するのは167,500パケット以上ですが、これは経験上、パソコンで通信していればたちまち突破してしまう値なので、つかわない月は千円、つかう月は7千円とかんがえておくべきでしょう。

本サービスは6月26日スタートで、いま申しこめば8月末までは無料で使い放題。さっそくウィルコムストアにアクセスして契約を完了する寸前までいきましたけど、ここで突撃して良いものか自信がない。

データ料金試算

現在、ウィルコム回線は新つなぎ放題+話し放題というデータ通信よりのプランなのだが、3Gもふくめて試算してみると、これをウィルコム定額プラン+データ定額に変えるべきかも。新ウィルコム定額プランのほうが、みかけの通信料は安いのだけれど、ウィルコム回線でも月10万パケットほどデータ通信をすることをかんがえると、基本料金に10万パケット分こみの、ウィルコム定額+データ定額のほうがリーズナブルな気がします。

イーモバイルなど、もっと割安な他社プランはあるけど、エリアの広さとウィルコムブランドにこだわるならアリな値段かも。

むぅ、もうちょっとかんがえてみよう。

■2009年6月26日追記

やっぱり契約しちゃいました!

『Willcom D4』をWindows Vista SP2に

Willcom D4』に、公開されたばかりのVista SP2を入れてみた。

アップグレード作業は問題なく完了。SP2は不具合の修正がメインで、あまりおおきな改良はないようですが、スリープ復帰時に無線LANの再接続性が改善されたのが地味にうれしい。

VISTA_SP2

W-SIMの認識はまえからおかしいのでわかりませんが、その他の機能はアップグレード後も問題なし。VistaだろうがXPだろうが、クラシックモード≒Windows 2000ライクに変更してしまうので、あまり関係ないのです。Windowsは2000をベースに、最新テクノロジーへの対応とセキュアな改良をくわえてくれれば十分なんだけどな。処理負荷をたかめてまで、みためをゴージャスにする意味がわからん。

Willcom D4+IE8環境で『W+BLOG』をみる方法

Willcom D4でウィルコム用のケータイブログ『W+BLOG』をやってます。

といっても毎月、カレンダー壁紙を公開しているぐらいですが。D4でW+BLOGを表示させるためには、ウィルコム回線接続でInternet Explorer 7をつかうのだけど、Internet Explorer 8にしたらログインできなくなっちゃった。クラシック表示もダメです。もう、なにがなんでもIE7でないとダメみたい。

IE8からIE7にもどすというソリューションもアリですが、『IETester』というフリーソフトをいれてみた。これはIE5.5~IE8まで、各バージョンのIEを疑似再現してくれるもの。これのIE7モードでW+BLOGを表示させたら、ばっちりとログインできました!

wblog

W+BLOGのためだけに、IE7にしておく必要がなくなったという次第。

『Willcom D4』W-SIMスロットを捨てる日

貴様なぞ、もういらぬわ!

『Willcom D4』の通信カードであるW-SIMスロットの認識がおかしくなりました。「Fn」+「A」キーでON/OFFが効かず、スリープモードにするたびにモデムが使用不可に。こうなると、再起動するしかありません。ソフトウェア的な問題っぽいので、D4を初期化すればなおるかもしれないけど、このためだけに面倒なセットアップをくりかえしたくない。

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ということで、次善の策としてW-SIMをUSB接続の外付けモデムにできる『USB接続W-SIMジャケットUSB-WSIM』を導入してみた。ドライバソフトをインストールしたらさっくりと認識し、通信可能に。外付けだけに、内蔵よりもかさばりますが、動作がおかしくなってもケーブルを挿しなおせばすぐに繋がる。

W-Sim USB-WSIM

そして、外付けの必然的なメリットとして、受信感度が向上。内蔵のW-SIMだと、自宅では15Kbps(写真左)ぐらいしか出なかったのに、外付けにしてUSB-SIMをかるく掲げたら82Kbps(写真右)でるように。電波の掴みがグッと良くなってます。最近、出先でも無線LAN環境がととのっているので、W-SIMで通信するのは移動中などにかぎられていたのだけれど、とりまわしの悪さよりも受信感度の向上のほうがメリットがおおきいかもしれません。内蔵W-SIMスロットが不調になったおかげで、感度の良い外付けモデムに切り替えるふんぎりがつきましたよ。