「ゲーム」カテゴリーアーカイブ

au版iPhone 5Sのバッテリーを交換

サポート切れまで安心して使えます。

格安SIMであるmineo用に、中古のau版iPhone 5Sを使用中。中古で買うあたり、期待値の低さがうかがえるチョイスですが、なにげにセカンドスマホとして活躍中。主な用途は、カーナビアプリのカーナビタイムと、インターネットラジオアプリのRadiko、ゲームアプリのポケモンGOなど。どれもメインのスマホであるXperia Z5でも使えるのですが、分散させることで快適度がアップ。iPhone 5Sは旧型機なので性能限界は低いですが、予想以上に快適なので、次回は新品で買おうかなと思うほど気に入りました。

ついにiPhoneデビューしました!

とはいえ、中古の端末であるだけに、しばらく使っていたらバッテリーがヘタってきた。自宅と職場の通勤時間は1時間半ほどですが、その間にポケモンGOをプレイしてると、ほぼ満充電でも到着前にバッテリー切れを起こすように。モバイルバッテリーにつなげばいいのですが、ヒモつきはなにかと不便。いっそ、ワイモバイル端末をiPhone SEに機種変更しようかとも思ったけど、5Sもバッテリーの持ち以外は我慢できる範囲ではあります。iPhoneのバッテリー交換費用について調べたところ、アップル公認のショップでは8,800円から、非公認のショップでは4,500円からとのこと。半分ちかく安いなら非公認ショップでもいいかなと連絡してみたところ、4,500円とはバッテリー代のみで、別途3,000円の工賃がかかるから、実質は最低7,500円から。う~ん、そのていどの差額なら、公認ショップで交換してもあまり変わらないような。公認ショップだとバッテリーを交換してくれない場合があるので、どうしても交換したい時に頼むモノ……とのことですが、釈然としないものを感じて公認ショップに依頼しました。

職場のちかくに公認ショップがあったので、週末に予約して持ち込んだところ、たしかにバッテリーが消耗してるので交換が必要。費用は税込みで10,908円からとののこと。8,800円じゃないのかと思いはしたけど、対応が丁寧で感じがよかったので交換を依頼。バッテリーの在庫がないとのことで、週明けに再度訪れて交換してもらいました。バッテリーを交換するだけなのですが、データが飛ぶかもしれないからバックアップしてください、もし故障するようなことになれば交換対応でもっと費用がかかります、などと恐ろしげな「確認事項」を了承し、作業開始。15分ほどで、バッテリー交換は無事に完了。データが飛ぶことも、起動不能になることもなく、あっさりと戻ってきました。

iPhone 5Sは、サポートが継続している端末のなかでは古いほうなので、いつまでアップデートが続くか微妙なところ。とはいえiOS 11までは対応が確定しているので、最低でもあと1年ほどは使える。その間、ヘタったバッテリーでイライラすることがなくなったので、サポート切れまで安心して使えます。ためしに、仕事帰りにポケモンGOをやってみましたが、自宅についた段階で半分以上残ってた。以前ならバッテリー切れか、寸前まで消耗してたから大幅に改善しました。投資が無駄にならないよう、iPhoneを活用していきます。

mineo エントリーパッケージ au/ドコモ対応SIMカード データ通信/音声通話 (ナノ/マイクロ/標準SIM/VoLTE)

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ケイ・オプティコム 2015-03-27

対戦ゲームで手加減すべきかの私見

だから最近は、最初にボコられるとわかっているネット対戦を、あまりしなかったりするわけですが。

テレビを前に、ゲーム機で仲良く対戦。ファミコン時代ではありふれた光景でしたが、最近はネットゲームやスマホゲームが主流になって、あまりやらなくなりました。とはいえ、対面での対戦プレイはたまにやることがある。その際に問題になるのは、技術に差がある相手に手加減すべきか否かという問題。いわゆる、接待プレイというヤツですね。わざと負ける、負けないまでも攻撃を食らってやる、などの忖度、手加減を要求されることがままあります。相手も楽しめるよう、手心をくわえるのがマナーみたいな考えもあるかもしれませんが、僕は基本、手加減はしないことにしてる。相手が頼めばしますけど、自分からわざと負けることはしません。

こういう考えになったのは、ネット対戦をするようになってから。基本は1人用ゲームでも、ネット対戦モードつきのものがあります。1人用でひととおり遊んだのでネット対戦してみるか……とはじめてみると、まず最初はボコボコにされます。ほどよく負けてくれる1人用モードとちがって、ネット対戦モードは勝つ気満々の人間が相手ですからね。そこで折れずにプレイを続けると、次第に対戦のコツをつかみ、勝てるようになってくる。最強のプレイヤーにはなれずとも、努力すればそこそこ戦えるようになる。この、「そこそこ戦える」状態で対面での対戦プレイをはじめると、まず不慣れな相手なら圧勝できてしまいます。はじめてネット対戦した相手のように、初心者をカモれてしまうワケです。接待プレイで手加減しろと? でも、ネットで対戦することを基準に考えれば、ネットだろうが対面だろうが、全力で相手をするのが当然だし、叩きのめされて嫌気がさすようなら、そのゲームには向いてないと思う。

もちろん、指導を目的とした手加減プレイというのもアリだとは思うし、求められればやります。が、僕の方から率先して接待しようとは思わない。逆に、僕が不慣れなゲームで相手に全力でボコボコにされても、正当なプレイであるかぎりは文句をいうつもりはないです。だから最近は、最初にボコられるとわかっているネット対戦を、あまりしなかったりするわけですが。

僕は対戦プレイで手加減はしませんし、相手にも求めません。手加減や指導プレイをしてほしいなら、申し出てください、というハナシ。

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全手動社畜装置『ヒューマン・リソース・マシーン』

社畜による社畜のための社畜ゲームであります。

Nintendo Switchのダウンロード専用ゲーム『ヒューマン・リソース・マシーン』をプレイ。ノーマルクリアでエンディングまで到達しました。ブラック企業の新入社員となり、荷運びの肉体労働をプログラムを駆使してこなし、キャリアを積む。プログラム言語的なパズルゲームですが、作中でコンピュータは利用せず、プレイヤーをプログラム通り動かして作業をこなします。たとえば、左から2個セットで流れてくる箱のうち、大きい数字の書かれたものを右のコンベアに運ぶ、といった具合。ふつうのプログラム言語なら、「A>B」ならAを、「A<B」ならBをとif文を書いて判定するところですが、本作には大小を比較する関数が存在しない。かわりに、加算、減算したり計算結果がゼロか、マイナスかを判定する関数があるので、「A-B」の結果がマイナスならBのほうが大きいからBを運ぶ、といった処理を逐次記述する必要がある。

関数を不便にすることで、組み合わせを工夫させるのがおもしろい。中盤までは、クリアするだけなら難しくありませんが、プログラムの行数やステップ数を目標値よりすくなくするお題を極めようとすると、かなり難しい。あの処理を省略しても、動作に支障はない。ジャンプさせずに処理を列挙すれば、行数はふえるけどステップ数を削れる、などなど。コンピュータ関係の方だと、遊んでいるのに、仕事をさせられている気分になること請け合い。数十行記述してクリアはしたけど、合理化すれば十数行で実行できるってマジかよ……。と、ワーカーホリックな絶望感にひたれます。

現在は、クリアしたステージの最小行数と最小ステップを達成するチャレンジと、クリアに必須ではない難関ステージに挑んでる。この手の作業で煮詰まったときは、しばらく時間を置くとあっさり解ける場合があるので、楽そうなステージから順不同で進めてます。プログラミングを通じて、学生のかたは社畜気分を、社畜のかたはより社畜な気分を味わえる、社畜による社畜のための社畜ゲームであります。

なめこだって巣作りしたい『なめこの巣』を攻略

こんな職場は絶対イヤな、なめこの巣ならぬ、なめ工船状態です。

スマホゲームは、任天堂系となめこ系が席巻中。あとは、コロプラ系をぼちぼち。なめこ栽培農家になって長いですが、現在アクティブなのは『なめこDeluxe』と『NEOなめこ』。既存要素はコンプリート済みだけど、これらは毎月新イベントが提供中なので、のんびりと継続プレイしてる。ひたすらレアななめこを集めるのもいいですが、そろそろ栽培農家以外のこともしたいな……という要望に応えてか、新アプリ『なめこの巣』がリリースされた。現状でひととおり遊んだ感想と、これからプレイする方への留意点です。

Androidゲーム『なめこの巣』を現状MAXのランク41までプレイ。なめこの住む地下都市を建設、拡張していくシミュレーションゲーム。今回は明確なストーリーがあり、なめこのキャラクターたちが会話するという、よりゲーム的な内容。地上を歩いているなめこをスカウトして、地下都市での作業に従事させる。掘削、建設、栽培、加工、洞窟探検などがあり、作業によって消耗した場合は自宅や公園、ベンチなどで回復。アレを作るためにはコレが必要で、コレはアソコから収穫したものを加工して……と、必要なものを生産するためには複数の工程が必要になってくる。ここらへんを、うまくマネジメントするのが醍醐味ですな。

巣のランクを上げることで、新しいなめこがスカウトできるようになったり、新しい施設を建設できるようになったりする。ランクアップの条件を満たせばいいので、条件次第ですぐにアップしたり、なかなかアップできないこともあります。効率よくランクアップするために、何が必要かを常に考える必要がある。レアななめこをスカウトするには、資金のほかに指定数のアイテムも必要なため、事前にそろえておかないとチャンスはあってもスカウトできないことも。攻略サイトなどで条件を確認するか、先行している方に教えてもらえると効率がいいでしょう。欠乏しやすいアイテムが、「イトモロコシ」と、そこから生産される「厚手の布」。レアなめこがスカウト条件として要求することもあるので、後半は多めにキープしておくと、いざという時に安心です。

ゲームを進めると行けるようになる洞窟探検は、任意のなめこを送り込んで、一定時間後に結果を確認するもの。行かせるだけなら、どんななめこでも構いませんが、複数回、アイテムゲットのステータス判定があり、これを満たすなめこがいないと、ゲット失敗となる。結果失敗となった場合は、冒険メモをみて条件をみたせない原因を調査し、適切ななめこをアサインするか、なめこ用の装備品を製作してステータスを強化します。洞窟ごとに必要とされるパラメータが異なりますので、すべての要件を満たせればよし、そうでなければ探索ごとにパラメータのちがうなめこをアサインして、冒険メモだけでもすべて埋める手もある。

この洞窟探検ですが、なめこの疲労度を無視できるので、探索後に疲労困憊の枯れなめこ状態でも、容赦なく再投入できる鬼仕様。自宅へヨロヨロむかうなめこを、自宅前で呼び戻すのはかわいそうだと思いつつも、条件のきびしい下層の洞窟へは、固定メンバーの連続投入になりがち。こんな職場は絶対イヤな、なめこの巣ならぬ、なめ工船状態です。洞窟から巣へ帰還する時刻になったら、結果を確認する前でも自宅待機で回復できる仕様にすれば、もうちょっとなめこの人権(?)に配慮できるのではなかろうか。

本作でスカウトするなめこは、名前と種類がある。なめこが種類で、んふ吉が名前、みたいな感じ。ちょっとネタに走った名前もあって、コレでえらぶのも面白い。とある種類のとある名前が、僕の名字と同名でして、いっしょにプレイしている友人が奴隷契約……じゃなかった雇用契約して狂喜しておりました。やさしくしてね。僕がゲットした面白なめこは、マネ子のドラッカー。著名な経営学者と同名ですけど、外見がポニーテール女子でドラッカーといえば、『もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら』の主人公を想起させる。もしドラ的ドラッカー理論で、なめこの巣を繁栄させてくれい。

長年、広告表示のみで課金要素のなかったなめこシリーズですが、今作は作業の時間短縮アイテム課金と、月額課金の要素が追加。月額課金「なめこの巣協会特別会員権」は、広告表示消去と特別毎日ボーナスがもらえるらしい。とはいえ、僕は無料でランク41まで上げられました。凝った装飾品を造りたいとか、1分1秒でもライバルを出し抜きたい、などの切なる願いがなければ、無理に課金する必要はなし。なんだかんだで、時短アイテムも無料でもらえますしね。

なめこシリーズとしては新境地、スマホゲームとしてはオーソドックスなシステムのシミュレーション。今後、継続してアップデートが続くかは未知数ですが、続く限りはなめこの巣の繁栄に貢献したいと思う所存。んふんふ。

『Playstation VR』を無料でゲットする苦行

もうちょっと軽くて安くてシンプルな構成にできないものか。

家庭用ゲーム機でVR体験ができる素敵ガジェット『Playstation VR』を、なんと無料でゲットしてしまいました。昨年末にプレステ4をプレステ4 Proにリプレイスしたときに、「PlayStation 4 ゲットチャンスキャンペーン」というものに応募したら、1等に当選。

このツイートをした段階では、にわかには信じられず、実は当選を装った詐欺なのではないかと何割かは疑ってた。だって、当選通知には、指定期間以内に指定ページで配送先を入力しないと無効ですとあり、入力しても受け付けメールすら届かない。ドメインは本物っぽいし、カード情報とか不自然な入金の指示もないから、大丈夫……だろうとは思うけど、絶対安心とも思えないまま商品到着を待ってました。

そうしたら、ちゃんと商品は到着したので、さっそくセットアップをはじめたのですが、PS VRって、かなりめんどくさい周辺機器でした。PS4本体とVRゴーグルの間に拡張ユニットをはさみ、さらにHDMIケーブルも経由させる必要がある。セッティングをはじめて、だいぶ後になって気づいたのは、PS VRにはPlayStation Cameraが必須であるということ。PS VRは、VRゴーグル本体に点灯する青色LEDの光をカメラで検知して、プレイヤーの頭の位置や方向を検知している。コレがないと、そもそもVRシステムは動かない。動かないのですが、もらったVRセットには同梱されておらず、追加購入する必要があった。

翌日、家電量販店でカメラを購入。新旧カメラが同じ値段で売ってたのは、旧型カメラが大人気なのか、新型カメラが不人気なのか、気になるところではありますが、新型を購入。事前準備の苦労で、ちょっと嫌気がさしてきてましたが、ようやくPS VRで遊べるように。ソフトは無難に、ミニゲーム集である『PlayStation VR WORLDS』を購入。無料でダウンロードできるソフトも、けっこうありました。

VRゴーグルの装着にも作法があり、後頭部のボタンヘッドバンドをゆるめて装着し、ゴーグル下部のボタンで微調整し、さらに後頭部のダイヤルでバンドを締めて……と難解。慣れないと映像の焦点が合わなかったり、眼鏡がズレたりくもったり。まぁ、しばらく使ってたら装着はだいぶ慣れましたが。ヘッドフォンは付属してますが、自前のごついヘッドフォンでも装着できないことはない。ただ、VRゴーグルを装着すると、外部がまったく見えなくなってしまうので、ゴーグルを外さなくても外界が確認できるような仕組みが欲しいところ。

ひととおりVRゲームを試してみましたが、ゲーム空間への没入度は高い。360度、どこを見廻しても景色が映るのは新鮮な体験でした。個人的には、映像に酔ったり、目が疲れたりということもなく。プレステ4のホーム画面もVRゴーグルで見ることができるから、1人用のコンテンツならテレビも不要なのは便利。せっかく買った4Kテレビが、役立たずさんになってしまいますが。ただ、VRユニットは成人男子でもちょっと重いし、見える範囲のグラフィックも荒い。ケーブルの複雑さもあって、もうちょっと軽くて安くてシンプルな構成にできないものか。

とりあえず手軽にVR体験をするには、『PlayStation VR WORLDS』に収録された「オーシャン ディセント:サメとの遭遇」がオススメ。美麗な海中散策とサメに襲われるスリルが楽しめる。周囲をながめるだけで操作は不要だから、敷居は低いです。まぁ、海底探査で見つけるモノのヤバさは、サメどころの比じゃないですが。

『Playstation VR』が買いかどうかと問われれば、興味はあるし面白いけど、5万円以上払うほどではないという感じ。つまるところVRって、360度網羅した画像を、頭部の動きにあわせて一部分だけ表示するものなわけで、だったら一部じゃなく全部見せてくれればVRユニットは不要なのではないかと思ってしまった。せっかくもらったPS VRなので、いろいろとVR体験を楽しむ所存。

4Kテレビとプレステ4 ProでHDMIセレクタを使いたい

ケーブルのほうがHDMIセレクタより高いです。

居間のテレビを4Kテレビに、プレステ4を4K対応のプレステ4 Proにリプレイスしました。現時点で最高画質の家庭用ゲーム機環境に満足していますが、ちょっと困っているのがHDMI入力。現在の4KテレビにはHDMI入力端子が3つあり、ハードディスクレコーダ、CATVのチューナ、あとはゲーム機用として割り当ててる。ゲーム機は複数あるのでHDMIセレクタで適宜切替えておりますが、プレステ4 Proを接続するとうまく表示してくれません。セレクタの問題かなと思い、4K対応とうたわれているモノを購入したところ、たしかにプレステ4も映るのですが、バチバチとノイズが入って安定しない。Nintendo Switchなどプレステ4 Pro以外の2K出力機器はちゃんと映るし、HDMIセレクタに挿す端子を変えても結果が変わらないことから、テレビとHDMIセレクタをつなぐケーブルに問題があると推定。3千円近くする高級HDMIケーブルに交換したら、プレステ4 Proもノイズなしで映るように。ケーブルのほうがHDMIセレクタより高いです。ただ、4Kテレビの入力端子によって、映る端子とそうでない端子があるようなので、本当にケーブルとセレクタだけの問題かはわかりません。

参考までに、成功したプレステ4 ProとHDMIセレクタの接続は以下の通り。

テレビ(ビエラ TH-40DX600 HDMI端子3)⇒HDMIケーブル(VX-HD115E-B)⇒HDMIセレクタ(GH-HSW301)⇒プレステ4 Pro同梱のHDMIケーブル⇒プレステ4 Pro

4K対応機器は結線がシビアなんですね。4K出力機器のHDMI切替が成功してヤレヤレなのですが、冷静に考えてみると、2K出力で安定しているCATVチューナとプレステ4 Pro以外のゲーム機を既存のHDMIセレクタで切替え、プレステ4 Proは4Kテレビに直結させれば、新たに4K対応の切替器を用意しなくてもすんだのではなかろうか……ま、まぁ映ったからイイや。

Nintendo Switchで『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』

サブタイトルは、野生の息吹[ブレス オブ ザ ワイルド]だけどな!

任天堂の新ハード、Nintendo Switchを発売日に購入。携帯ゲーム機と見まごうほどのコンパクトさと、それでいて据え置き機として大画面テレビに遜色なく映せる性能に感動。処理能力はプレステ4より落ちるのでしょうけど、携帯性とセットでみると、ゲームと生活の親和性はSwitchのほうが高い。WiiやWii Uがこうだったら便利なのにと思った点が、Switchで実現しています。居間のテレビでプレイしたり、テレビが使えないときは本体の液晶画面を立てかけてプレイしたり、出先で携帯ゲーム機的にプレイしたりと、やりたい時に、やれるスタイルが豊富なのがいいです。本体両脇のコントローラーを脱着するのは面倒なので、なるべくProコントローラを使用し、携帯ゲーム的に使うときだけ本体のコントローラを使用しています。テレビと接続するためのSwitchドックはひとつしかないため、居間用と自室用で、もう1台ほしいですな。4月28日に別売を開始するみたい。

そんな感じで、ソフトは『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』のダウンロード版を購入。大容量microSDカードはまだ購入してないけど、ゼルダだけなら本体にダウンロードできる。ただ、ダウンロードが完了するまで1時間以上待たされたのは、ちょっとツライ。事前に予約購入したソフトは、本体にダウンロードした状態で発送してくれたらより親切だと思った。

序盤をプレイ中ですが、いつものゼルダとはちょっと毛色がちがう。広大な世界を自由に冒険できるオープンワールドと、SFチックなギミックにあふれつつも、中身はゼルダという感じ。涙滴式ダウンロードなど、超古代文明を感じさせる演出にオリジナリティがある。サブタイトルは、野生の息吹[ブレス オブ ザ ワイルド]だけどな!

武器に耐久度があるので、いいモノを手に入れても無駄に消耗させたくないから、敵からかっぱらったしょぼいヤツを使い捨てつつ、ここぞというときに秘蔵品を使う感じ。序盤でいちばん苦労したのは、謎解きよりも料理素材の肉を得るための狩猟だったりする。野生動物はモンスターのように襲ってこずに逃げ出してしまうため、そっと近づいて弓で狙撃するというゴルゴ的ミッションに苦戦。落下のダメージがでかい上に、登坂時のスタミナもあるから、崖を登る途中で力尽きて転落死、なんてザラ。焚火でリンゴを焼こうとしたら、体に燃え移って焼死するのも経験しました。ゼルダでありながら、従来のゼルダではありえない展開に苦労しつつも楽しんでる。序盤のサバイバルを生きのびると、文化的な生活が送れるようになり、だいぶラクになりました。

キャラクターはリアル調ながらトゥーンシェイドと、時のオカリナ系と風のタクト系のいいとこ取りな感じ。洋ゲーテイストを取り込んだ和ゲーということで、なじみきれてない部分もあるけど、新生ゼルダとして世界市場で戦えるクオリティになってると思う。好きな時、好きな場所で遊べる新しいゲーム機にふさわしい、超大作の大冒険です。

スマホでコンパクトFE『ファイアーエムブレム ヒーローズ』

良くも悪くも既存のスマホゲームを踏襲。

シミュレーションRPGのファイヤエムブレムというと、初代ファミコン版が出たときは、ファミコンウォーズのユニットにキャラづけした自社亜流という認識で、リアルタイムではプレイしなかった。その後、評判の良さでファミコン版、スーパーファミコンのリメイク版をプレイしてますが、最近のものはやってません。このゲームで学んだことといえば、命中率1%は、それなりに当たるということ。死んだらキャラクターロストという厳しさのなかで、100分の1の敗北リスクに倒れてリセット&再スタートは、ダメなときはどうがんばってもダメという、貴重な人生訓となりました。

そんなファイアーエムブレムの最新作『ファイアーエムブレム ヒーローズ』がスマホゲームとしてリリース。1週間ほど遊んでみましたが、なかなか楽しいです。良くも悪くも既存のスマホゲームを踏襲しており、英雄と呼ばれる各FE作品の登場人物たちをガチャで召喚して、4人パーティーを組んで戦う。戦闘マップはスマホ1画面分とコンパクトで、いままでのファイヤエムブレムが将棋だとすると、詰め将棋みたいな感覚。味方が倒されても「撤退」するだけで「死亡」がないぶん、だいぶユルくなってはいますが、逆に言えば最後に1体でも生き残れば勝利なので高難易度マップになるとシビアな死闘が要求されます。HP1を削れずに敗北した挙げ句、電車を乗り過ごしたことも。

1ユニットに対して、声優のボイスと複数のイラストが用意されているのは、スマホアプリとしては豪華なほうだと思う。イラストのタッチが明らかに異質なキャラがいるのは気になるけど、絵面をながめているだけで楽しい。新章追加やレベル制限の開放などの拡張が予想されるけど、現時点でも無料でそれなりに遊べる。ただ、高レベルマップになるほど時間回復制のスタミナ消費が激しいし、レアキャラがほしければガチャを何度も廻す必要があり、お約束の課金が必要になってくる。いまのところ無課金ですが、その価値を感じれば課金するかも。

なにげに最近、『Miitomo』、」『ポケモンGO』、『スーパマリオラン』と、任天堂ブランドのスマホゲームを遊びまくってますな。

超古代文明の犬散歩『人喰いの大鷲トリコ』

トリコさんの素敵な犬っぷりを堪能するのが楽しい、大鷲だけど。

プレイステーション4Proを購入し、ノーマルプレステ4をリプレイス。せっかく4Kテレビを購入したので、ゲーム機も4K対応に。ただ、プレステ4でいちばん使っていた機能であるhulu、Netflix、Amazonプライムビデオの視聴は4Kテレビ側の機能に移行したので、相対的に稼働時間は低下してる。せっかくなので、4K対応のゲームもしないとな。

そんな感じで、Pro対応のプレイステーション4『人喰いの大鷲トリコ』を購入し、クリア。ネタバレ注意。『ICO』や『ワンダと巨像』の系譜で、超古代文明的な不思議構造の中で、主人公の少年が巨大な大鷲トリコと協力して冒険していくアクションアドベンチャー。主人公は非力ですが、相棒が強力なので、大移動や敵の討伐はお任せできる。トリコは大鷲と呼ばれ、羽毛も生えているものの、見た目や動きはモロに犬のソレ。能力持ちの超大型犬を使役すると考えれば、目安となるでしょう。トリコさんの素敵な犬っぷりを堪能するのが楽しい、大鷲だけど。

舞台は天空の城ラピュタを超大型にしたような古代遺跡。端々に高度なテクノロジーを感じさせる構造物にはロマンがあります。さまざまな仕掛けを解いて進んでいくわけですが、狭い場所、足場の悪い場所での活動に適した主人公と、戦闘や大ジャンプで頼りになるトリコの能力を組み合わせるアイデアが多彩。戦闘で興奮したトリコを主人公がなだめ鎮めたり、逆に落下しそうな主人公をトリコがキャッチしてくれたりと、相互補完関係にある。

大鷲の巣とよばれる古代遺跡は、圧倒的に巨大で美麗。シネマチックな演出で冒険を盛り上げてくれる。難点としては、遺跡の雰囲気が終盤まで変化がすくないこと。暗灰色で統一感はあるけど、中盤は見飽きてちょっとダレました。灼熱ゾーンでトリコがハァハァするとか、極寒ゾーンで庭かけ廻るとかしてもよかった。遺跡のなかで、自分がどこに位置して、どう移動しているのかイメージしづらいのも一因でしょう。

主人公がトリコにつかまることで大ジャンプしたり、足場にしたりできるのですが、たまに意図しない動きをすることがありストレスを感じた。トリコが思ったとおりに動いてくれないのは意図した演出でしょうけど、主人公が意図したとおりに動かないのは困りもの。中盤以降、アクションが多彩になるぶん、やりたい動きができないことでイライラすることが多かった。

操作感でストレスを感じる部分はあったけど、巨大な魔獣と共闘する一体感と多彩な謎解きは楽しい。「人喰い」の大鷲と銘打たれている割に、人を喰うシーンがほとんどないなぁと思っていたのですが、終盤の展開で納得。たしかに「人喰い」だわな、コレ。