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iPad Pro 11インチSIMフリーモデルを購入

この10万円はギフトだとおもって。

先日、知らぬ間に大金を落としてたんですよ。銀行のATMから10万円をおろして、ズボンのポケットに入れていたら。駅の階段で見知らぬかたに声をかけられ、これ落としましたよ、と。それがまさに、くだんの10万円がはいった封筒。落としたことにも気づかぬうちにもどってくるとは、さすが日本です。いやいや、どうもありがとうございます。

んで、なくしたはずの10万円が気づかぬうちにもどってきて思ったんですよ。この10万円はギフトだとおもって、ほしいモノに使ってしまうべきではないかと。前回のエントリーで書きましたが、電子書籍などを閲覧するために使用していたタブレット、Xperia Z4 Tabletがまだ実用に耐える段階で、新型機にリプレイスすべきかなやんでた。でもこの出来事がきっかけで、決断しましたよ!

同等以上の新型機として、アップル『iPad Pro 11インチ』のSIMフリー版を購入。ずっとソニーの新型Xperia Tabletをまってたのですが、いつまでたってもでる気配がないので、こちらをチョイス。モバイル通信は、サードスマホのXperia Z5に挿していた、mineo Aプランの格安SIMを流用。au系のmineo SIMは以前、iOSだとテザリングができない問題がありましたが、現在は解決してるのでモバイルルータとしても利用可能です。

サイズと重量はZ4 Tabletよりじゃっかん増えましたが、画面がひろくなったうえにテザリング用のXperia Z5が不要になったため、トータルでは機能アップとダウンサイジングに成功。Z4 Tabletだともたつくことがあった電子書籍のページ送りも、ぬるぬるサクサクに。あと、タブレットを横向きにして電子書籍を見開き表示した場合、Z4 Tabletだと左右にスペースができて画面に無駄があったのですが、iPad Proだとページにジャストフィットして無駄がない。マンガの単行本などは横の見開き表示で実用的に閲覧できます。もちろん、縦画面の1ページ表示や部分拡大も可能だから、ちいさすぎて読めないということはありません。Z4 Tabletになれていると、やはり重いなという気はしますが、そのうち慣れるでしょう。

必要なアプリをいれてセットアップと最新化が完了。画面保護に、指紋のつきにくいガラスフィルムを貼りつける。テザリングをON/OFFしなくてもタブレットでモバイル通信できるのは、やっぱり便利ですね。あまったXperia Z4 Tabletの利用法もかんがえているので、無駄のない買い物になったのではないかと。

ガジェットが古びない

このままだとズルズル、5年以上つかえてしまいそう。

さいきん、愛用するデジタルガジェットの使用年数がのびた気がする。先日更新したデスクトップパソコンにしても、システムを再インストールしたら、まだじゅうぶん使えそうなレベル。まぁ、やっぱり最新機種のほうが快適ではあるのですが、でも5年以上前の機器がいまも実用に耐えるというのは、ひと昔まえには考えられなかった。

とくにスマホやケータイは、1年つかえれば御の字、2年もつかうとツライというかんじで定期的にリプレイスしたものですが、最近はこだわらなければ5年以上はつかえる勢いです。なにげに先代、先々代のスマホも、格安SIMを挿して利用中。古いモノをながくつかうのはよいことかもしれませんが、いっぽうで最新のガジェットにふれる機会が減るのもこまりもの。

つかえるけど、リプレイスもしたい、でももったいない気もする。そんなジレンマになやんでいるのが、タブレット端末。ソニーのXperia Z4 Tabletという機種なのですが、基本ソフトはAndroid 7.0で更新がストップ。更新マニアとしては物足りないものの、電子書籍閲覧用としてバリバリの現役。画面の大きさと重量のバランスがよく、後継機も存在しないのでXperiaのタブレットとしては、いまだに最新機種ではあります。

2015年に購入して4年。このままだとズルズル、5年以上つかえてしまいそうなのですが、ソレでいいのだろうか? もったいないオバケと、あたらしモノ好きが死闘をくりひろげている昨今なのです。

……というコトで!

『KENWOOD DPV-7000』でCarPlay+カーナビタイム

コレだけでも導入した甲斐があったというもの。

愛車日産ジュークのカーナビをリプレイス。左が更新前で、右が更新後。写真をみただけでは、単にナビを入れ替えただけにみえますが、さにあらず。正確には、車載カーナビを下取りにだして、あたらしくスマホカーナビを接続できるカーオーディオに入れ替えました。『KENWOOD DPV-7000』という機種で、ナビ機能はないけどAndoroidスマホの「Andoroid Auto」やiPhoneの「CarPlay」機能で接続し、スマホカーナビの画面を車載カーナビライクに表示、操作できる。道案内中、スマホ画面には経路の概略がテキスト表示されます。音声案内時は当然、メディアの音量がさがり、クルマのスピーカーから声がでる。

良い点は、車載カーナビとちがってスマホカーナビは機種変更やアプリ、基本ソフトの更新で、つねに最新にちかい情報と機能を得られること。さらに、カーナビゲーションはスマホが担当しますが、位置情報は『DPV-7000』のセンサーが担当するので、トンネルなどGPSが受信できない環境でもあるていど正確な自車位置が表示される。スマホカーナビのメリットを活かしつつ、デメリットを解消してくれます。

悪い点は、下手な車載カーナビより高くつくこと。『DPV-7000』の価格は10万以下と、エントリーからミドルクラスのカーナビと同等。でも、そこへ接続するスマートフォンを自分で用意することをかんがえると、環境によっては20万ちかくになるのでハイエンドのカーナビと大差ない。さらにスマホのカーナビアプリも、愛用している「カーナビタイム」は有償なので、5千円ほど年会費がかかる。値段だけなら、定期的にポータブルカーナビを買い替えるほうが割安です。

ひと月ほど運用してみましたが、GPSの受信できない高速道路のトンネルで90度カーブしても、直進して一般道に突っ込んだと勘違いすることがないのには感動。以前に運用していたGPSレシーバー「GNS 2000」と連携しても、空がみえないポイントでは迷走していたので、コレだけでも導入した甲斐があったというもの。使い勝手のいい「カーナビタイム」を車載カーナビライクに操作することもできるし、事前に経路をスマホで検討、指示できる利便性も当然健在。安定性や機能面に不備をかんじる点もありますが、CarPlay+カーナビタイムで気になったところは随時フィードバックを送っているので、今後のアップデートで改善を期待します。

Xperia Z5のバッテリーを自力で交換してみた

正直オススメはしませんが、できることはできますな。

以前メインで使用していたスマホのXperia Z5を、MVNOのmineo SIMで運用中。さいきんはデータ使用量が減ってきたので解約してもいいかなとも思ったけど、それはそれで面倒そうなので現状維持を模索。ネックとなるのは、Xperia Z5のバッテリーがヘタってしまい、すぐ切れてしまうこと。とはいえコストをかけて交換したいとは思わない。モバイルルータとして動作してくれればじゅうぶんですが、バッテリー劣化のおかげで、その役目すらあやしい。

どうしようか悩んだすえに調べてみたら、Xperia Z5のバッテリーを自力で交換するキットが売っているじゃありませんか。作業が成功する保証はないし、サポート対象外ですが、まぁ最悪壊れてもいいやと自己責任で購入。

到着したキットの説明書どおりに、さっそくXperia Z5の裏ブタをはがす。付属の吸盤でひっぱりながらヘラをさしこんで周囲の接着剤をはがすと内部がご開帳。

バッテリーの端子をはずして、バッテリー本体をスマホから剥離させるのですが、これがけっこう大変。なかなかはがれずに力を込めていたら、バッテリーは外れたものの、説明書にキズつけてはいけないと書かれた部分にじゃっかんキズがついてしまう。断線したかはわかりませんが、ひとまず作業続行。

左が旧バッテリーで、右が新バッテリー。Amazonレビューにも書かれてたけど、交換用バッテリーは端子がみじかいので、さきに端子を装着してから、ちょっと強引にバッテリーを所定の場所に装着。固定用の両面テープもいまいちちゃんと貼れなかったけど、固定できればよろし。さいごに背面固定用の両面テープを貼って、フタを閉じなおせば完了。

作業精度はいまいちというか、金をもらえるレベルにはほど遠いですが、ちゃんと起動したし、動作もいまのところ問題なし。スマホやモバイルルータを買い足すことを考えれば、三千円ていどでバッテリーをリフレッシュできたのでよしとします。さいしょから不安はあったし、正直オススメはしませんが、できることはできますな。

正式にSIMフリースマートフォン『AQUOS R compact SH-M06』へ機種変更

やっぱりSIMフリー機はSIMフリー用のSIMにすべきですな。

ワイモバイル対応のSIMフリースマートフォン『AQUOS R compact SH-M06』を使用中。とはいえ、正式に機種変更したわけではなく、Androidガラケー『DIGNOケータイ 502KC』用に契約したナノSIMを挿して使用してました。いちおうは通話もデータ通信もつかえてたけど、数日おきに再起動するなどイマイチ不安定。データ端末としては許容範囲でも、通話端末としてはいささか心もとない。ただ、SH-M06の情報を検索しても頻繁に再起動するなどの情報はないので、機種の問題ともかんがえづらい。

アプリや無線LANなど、いろいろ疑った結果、いちばん問題アリと思われるのが、502KCのナノSIM。ワイモバイル用のナノSIMは複数あって、502KCへ装着されていたのはn111というタイプ。こちらはワイモバイル機器用で、SIMフリー端末へはn101というナノSIMが用意されている。動作が不安定な原因はn111であるとすれば、契約は変えずにSIMフリー端末用のn101へ換えてしまえばいいじゃない。

というコトで、地元のワイモバイルショップへ行ったのですが、契約を維持したままSIMフリー端末用のn101へ交換することが可能なことは調べてもらえたものの、n101の在庫がないとのこと。申し訳ないけど、横浜のワイモバイルショップへいき、n101へ交換してもらった。手続き上はSIMの交換ではなく、『AQUOS R compact SH-M06』への持ち込みでの機種交換というあつかいになりました。手続きが完了すると、n101のナノSIMがポンとわたされ、あとは勝手にやってくれという感じ。まぁ、メールアプリなどもふくめてSH-M06の設定は完了しているので、新しいナノSIMを挿して起動し、APNなどを再度ワイモバイル用に設定すれば完了。

左がn111、右がn101のナノSIM。ほかにiPhone用のn141というのもあるそうです。イチとゼロのちがいですが、n101に換えてからバッテリーの持ちがよくなった。n111のときはフル充電から節約して1日半ぐらいしか持たなかったけど、n101なら2日以上持ちそうです。n111では余計な処理がされてバッテリーを過剰に消費していたのか。動作も安定しているようなので、しばらくこれで様子をみます。やっぱりSIMフリー機はSIMフリー用のSIMにすべきですな。

ちなみに、n111で使用していた502KCへ、n101を挿したらどうなるか試してみたのですが、通話、メールとも問題なく使用できた。ただ、n111+SH-M06同様、動作が長時間安定する保証はないので、緊急回避的な手段、ぐらいの心づもりでいるべきでしょうね。これにて脱ガラケー、通話用のスマートフォンライフが正式にスタートであります。

ついにケータイをスマートフォン『AQUOS R compact SH-M06』に機種変更(仮)

毎晩充電する習慣をつければ常用に問題はありません。

スマートフォンなら、iPhone Xをつかっとるやんけ! というツッコミはさておき。あれはお遊び用のセカンド端末で、通話はできても通話用ではありませんから。かつて、1度だけ通話用のPHSを黎明期のスマートフォンであるW-ZERO3に機種変更したことがあったのですが、ひどい目にあいました。なにかといえばすぐさま再起動しまくり、不安定になりまくり。しまいには、操作はできるけどPHSの受話が不可能な状態になるという、ある意味、フリーズや再起動よりやっかいな状態なって、たまらず通話専用の端末に変更したことがあり。以後、現在にいたるまでスマートフォンはゲームやウェブ閲覧にはつかっても、通話端末としてはガラケータイプを使うべしと固く誓ったものです。

とはいえ、現在ではスマートフォンが端末の主流となり、ここ2年ほど通話用に使用しているワイモバイルの『DIGNOケータイ 502KC』も、みためはふたつ折りのガラケータイプですが、中身はAndroidだったりする。いまさら、スマートフォンを忌諱[きい]しつづけるのも保守的にすぎるかもと思いはじめてた。502KCもペナルティなしで機種変更できる時期になったので、スマートフォンにしてみるか……とも考えたけど、やはりスマホを電話機として使うのには抵抗がある。

そこで購入したのが、SIMフリーなスマートフォン『AQUOS R compact SH-M06』。502KCになくて不満だったおサイフ機能がついており、4.9インチと昨今のスマホとしてはミニマム。ゲーム類はセカンド端末のiPhone Xでプレイすることにして、通話、おサイフ機能をメインとしつつ、Web閲覧やLINE、メールなどの予備機として使用することに。SH-M06はワイモバイルでも使えるSIMフリー端末として紹介されてますが、ワイモバイル専用機ではありません。キャリアに縛られないので、サード端末で使用しているmineo SIMでも使える。つまり、502KCのワイモバイルSIMをSH-M06に挿して通話用端末として使用してみて、問題なければそれでよしですが、不満があればmineo SIMに挿し替えてサード端末としてもつかえるという保険をかけてみたワケ。

Amazonで購入したSH-M06に、502KCのワイモバイルSIMを挿して起動し、APNの設定をワイモバイル用に変更。最初からワイモバイル用設定が用意されているので、選択するだけでOK。あとはワイモバイル用のメールアプリを入れてYahoo!アカウントでログインするぐらい。ここらへん、まったく最初からやるならけっこう面倒なのですが、502KCへ機種変更したときに済ませてあるので簡単でした。あとは、必要なアプリを入れて設定するという、いつもの作業をすませれば利用可能に。

目覚ましと指定時間だけマナーモードにする設定が、標準のものだと休日指定ができないので、有料アプリを購入。ひと月ほど使用してみましたが、バッテリーの持ちは期待したほどではなく。職場で充電せずに運用していると、朝100パーセントで出発して、夜帰宅すると55~45パーセントといったかんじ。1日は持つけど、2日は厳しいか。ちょこちょこメールやらWebやらLINEやらをやってると、どうしても電力消費が増えてしまう模様。通話のみに特化すれば、もっと持つかもしれませんが、毎晩充電する習慣をつければ常用に問題はありません。

いまいち反応がわるくてイライラがつのっていたiPhoneのモバイルSuicaは利用停止し、あらたにSH-M06用のモバイルSuicaを設定。AndroidからiPhoneへの機種変更は可能ですが、逆は不可なのでAndroid用に再契約。余談ですが、SH-M06に移行後、お腰につけたiPhone XのモバイルSuicaが改札通過時に意図せず反応して、Androidと二重に乗車あつかいされたのには参った。反応してほしいときにはイマイチで、反応してほしくないときにビンビンとは。iPhoneのモバイルSuicaは完全に削除。iPhoneのおサイフ機能はクレジットカードを登録するApple Payのみでいいかな。

AndroidからiPhone移行時に利用停止していたモバイルEdyなどの電子マネーは、のきなみ復活。QUICPayはiPhone用に設定したので不要と判断してAndoroidアプリを削除してしまったのですが、SH-M06用に再登録するためにはアプリ削除前に機種変更手続きが必要だったことが判明。カード会社に連絡して再登録用のパスワードを郵送してもらう必要がありました。QUICPayについては、クレジットカードを登録すればQUICPayとしてつかえるiPhoneのApple Payのほうが面倒がなくて便利です。

SH-M06に機種変更しておおむね満足してますが、ちょっと気になるのが再起動のおおさ。1週間に数回、たまに1日に数回、意図せず再起動してる。朝、アラームを鳴らしておきた直後に再起動とか、トリガーとなる原因がイマイチ不明。無線LAN関連をうたがってますが、確証はない。そう頻発するわけではないし、起動も速いのでいまのところ実害はありませんが、ここらへんはファームウェアのアップデートに期待するしかないかも。

ワイモバイルの契約上、まだ502KCを使いつづけてることになってるけど、新しいSH-M06を通話専用端末として活用します。

格安スマホに落とし物防止タグ『Tile Mate』をつけてみた

おおよその位置を把握してから鳴らせるのは心強い。

以前、落とし物捜索用にBluetoothタグ「Potensic キーファインダー」をつけてみたのですが、1週間ほどで運用を断念。親機とのBluetooth接続がすぐ切れてしまい、押しても鳴らない状態が頻発して、単なるお邪魔グッズと化していた。値段なりのクオリティということか。

かわりに購入してみたのが落とし物防止タグ『Tile Mate』。以前のものは同価格帯でタグが6個ありましたが、こちらはたったの1個。しかも電池交換不可なので、約1年で電池が切れたら新しいのを買ってくださいというストロングスタイル。ぎゃくにいえば、電池が切れるまではバッチリ動きまっせという自信に満ちあふれているワケで、「Potensic キーファインダー」のヘタレっぷりに辟易した身としてコレはこれでアリかなと、ひとつ購入。白くてひらたい、3センチ角ほどのタグで、ボタンがついてる。スマートフォンとペアリングして、スマホからタグを鳴らすこともできるし、ぎゃくにタグのボタンを2回押ししてスマホを鳴らす事もできる。どちらか手元にあれば、どちらかを鳴らせるという寸法。

さいしょは携帯電話につけてたのですが、なくしたら電話をかければすむので、さいきんは格安SIMを挿したAndroidスマホ「Xperia Z5」につけてる。コチラは通話できない契約なので、着信音を鳴らせないってのもありますが、サブスマホだけに数日放置してバッテリーが切れた状態になることがあるから、電源断でもタグが鳴って位置を知らせてくれるのは便利。あと、地味に役立つのが、スマホとタグがBluetooth接続できるか否かで、近くにあるかを教えてくれる機能。タグを鳴らすにしても近くになければわからないわけで、おおよその位置を把握してから鳴らせるのは心強い。

購入してから半年ほどたちましたが、いまのところ電池が切れる気配はなし。スマホとタグ付きデバイス間で双方向に音を鳴らせるので、あちこち漁ることがすくなくなりました。また、実際に試したことはありませんが『Tile』規格の物防止タグは、本人以外の利用者のスマホで検知された場合も場所を教えてくれるらしい。紛失や盗難に遭ったばあいでも、タグが『Tile』利用者の付近を通過すれば位置情報がわかる。タグの現在位置がわかるとはかぎりませんが、どのあたりを通過したかをトレースできるのは捜索の手がかりになる。タグはサブスマホにつけてるけど、サブスマホをカバンに入れておけば、カバンをなくしても位置を追えるわけで、実用性は高い。使い切りタイプなら、もうひとまわり薄く、ちいさくできないモノかともおもいますが、そこらへんは今後の新機種に期待ということで。

この記事を書いてるうちに追加された機能ですが、スマートスピーカーである「Amazon Alexa」へ『Tile』が対応したとのこと。

さっそくAlexaのスキルで『Tile』を追加したところ、「アレクサ、タイルでiPhoneを鳴らして」と指示すると、親機のiPhoneが、「アレクサ、タイルでエクスペリアを鳴らして」と指示すると、サブスマホにつけた『Tile Mate』が鳴りました。反応するキーワードは『Tile』のスマホアプリで設定できる。英字で登録した「iPhone」は日本式の発音で認識しましたが、Xperiaはアプリに「エクスペリア」とカタカナで登録しないと音声認識しませんでした。

ただ、「アレクサ、タイルで○○の場所を教えて」と指示すると正確な住所を教えてくれるのは、第三者がAlexaにたずねて場所を特定されたりしたらコワイなと思った。Alexaが勝手に会話を録音して他人に送信した、なんて事件も起こってますしね。まぁ、使い方次第でしょう。

iPhone XのSuica定期券機能がいまいち不安定

プチ不愉快な思いをさせられるのは、いただけないですね。

昨年末にXperia Z5から機種変更したiPhone X。iPhoneの使い勝手については、格安Sim+iPhone 5Sにて確認していたので大きな戸惑いはなし。新機能の顔認証やアプリの切替操作などは、以前のiPhone機能にさしたる思い入れもないので便利に使ってます。おおくの方が気にされている、ノッチと呼ばれる凹状の上部でっぱりは、対応アプリ以外は上下に黒線が出てかくれてしまうし、画面比率16:9の動画も拡大表示でもしないかぎり横の全画面表示で左右に余白が出るため、気にならないというか、気にしようがない。最新のiPhoneなのでゲームアプリの動作も快適です。

おおむね満足なのですが、どうしても気になる点が。それはモバイルSuicaの定期券による改札のタッチについて。すべての改札で発生するわけではないようですが、いちぶの改札をタッチして通過するとき、たまに認証失敗の赤ランプが点灯してゲートが閉じかけてから、認証が成功して通過できるという動作をする。さいしょは不正通過かとおもい、駅員に確認してもらいましたが、問題なく通過はできてるみたい。成功する一瞬前に失敗しかけるという動作にみえます。

運用的に問題があるのかとおもい、背面をおおうケースではなく、周囲のみを保護するダンパーに交換したり、タッチの方法をあれこれ変えてみたりもしましたが、改善せず。ちなみに、iPhoneのおサイフ機能は、背面にあるリンゴマークのあたりではなく、カメラ脇の上端にあるので、Fericaポートに背面をあてるというより、上端をくっつける感じでタッチするほうがいいみたい。

端末によって個体差があるようですが、iPhone XのSuica機能に問題があることは、それなりに話題になっているようで。

僕と似た症状のかたがおられることがわかったのと、一瞬失敗しかけるけど、不正通過になるわけではないので、気にしないことにしてる。EdyなどSuica以外の電子マネー機能が使えないのも、納得ずくで機種変更しました。ただ、AndroidのモバイルSuica定期券でこのような不具合はなかったので、おサイフ機能についてはXperia Z5から劣化しているといわざるを得ません。10万円を超えるハイエンド機で、プチ不愉快な思いをさせられるのは、いただけないですね。問題がiPhone X側にあるのか、Suica端末側にあるのか不明ですが、そろそろ根本的な解決をしていただきたいところです。

耳穴をふさがないワイヤレスヘッドフォン、ambie『wireless earcuffs』

聞こえなきゃ意味がないですし。

ヘッドフォンが苦手だ。耳穴にねじ込むタイプのものをしばらく装着していると、すぐに耳が痛くなってしまう。最近まで使用していたのは耳を覆うタイプのワイヤレスヘッドフォン、『AKG Y45BT 』。1年以上使用してきましたが、なかなかに快適。Bluetoothによるワイヤレスヘッドフォンでありながら、有線ポートもあるので、ワイヤレス接続できない機器、あるいは音ゲーなど音が遅延してほしくないゲームアプリ、ゲーム機などでも利用可能。バッテリーは1日数時間利用で1週間は持ちます。音質もそれなりによく、移動中の音源として重宝してました。

難点をあげれば、密閉型なので耳が蒸れやすいことと、夏場はイヤーパッドが汗臭くなりやすいこと。左右が出っぱってるので、電車のつり革などに左右をゴツゴツぶつけやすいこと。また、外部の音が聞こえづらいので外歩き中は危険というのもある。

そこで、さいきん購入したのが、耳穴をふさがないワイヤレスヘッドフォンだという、ambie『wireless earcuffs』。以前に出ていた有線タイプのものを無線化したバージョン。特徴はなんといっても耳穴をふさがず、ヘッドフォンとしての音が聞こえるうえに、外部の音もちゃんと聞こえるというもの。スピーカーの穴が耳穴の手前にくる感じで、蒸れたりもしません。操作は首に巻くパーツでおこないますが、こちらから音はでません。

最初、装着に手間取り、しばらくつけてたら耳が痛くなってきて、コリャだめかなと思ったけど、つけかたが悪いだけだった。なれるまでは、左右の耳たぶにはさんでから、すこし上にスライドさせて音の出る先端部が、耳穴の手前になる感じで装着するといいでしょう。Xperia Z5とペアリングしてradikoなどを聞いてますが、音量は最大かひとつ下ぐらいで適度な音量。音質はかるく、『AKG Y45BT 』と比べちゃかわいそうクオリティ。ただ、耳穴をふさがないため外部の音もクリアにきこえるのは不思議な感じ。数日使用してみましたが、装着に手間取るものの使用感は軽快かつ快適。通勤で使用しているあいだなら、耳が痛くなることもありません。操作ユニットやケーブルが頬にあたって気になるときもありますが、なれれば大丈夫。

『wireless earcuffs』独自の欠点としては、周囲でアナウンスなど大きな音が発生するとヘッドフォンの音が聞き取りづらくなってしまうこと。こればかりは開放型の欠点。対応策は、手で耳を覆って外部の音を遮断すれば、いちおう聞こえるようにはなる。ヘッドフォンをしてるのに耳を覆うのは、ちょっとマヌケですが、抜けがちな低音がはっきり聞こえるようになったりするので、意外に実用的なテクニック。周囲の音が聞こえるという最大の美点を殺してしまうことになりますが、聞こえなきゃ意味がないですし。あと、他の方のレビューを読むに、耳にフィットしない場合もあるようです。できれば実機で装着感を確認してから購入するのがよろしいかと。

『wireless earcuffs』は有線接続不可なので、『AKG Y45BT』よりも使い勝手は悪い。けど、さいきんは携帯ゲームをあまりやらないし、音が出せる環境以外は消音してるから問題ありません。外部の音も聞こえて、ヘッドフォンの音も聴ける、耳が痛くならないヘッドフォンとして愛用しようと思います。