遠いけど面白かった。
成田空港に隣接する『航空科学博物館』までドライブ。鎌倉から2時間ほどかかったけど、道は空いてました。ナビに従って走ってたら、何だか成田空港の敷地を突破するルートへ来てしまい、空港に用がないなら出てけと一般道へ通された。最短ルートではなく、成田ICで一般道に降りるルートでないとダメらしい。
敷地内には博物館の外に実機が多く展示されている。まずは博物館内を見学。
ホンダのスポーツカー、NSXのプロトタイプとか、航空機の博物館に展示するには若干「?」なモノもあったけど、触れる展示が多く、お子様連れの客が多かった。事前にWebで確認した展示内容だと、ちょっと物足りないような気もしてたけど、意外に楽しめたのが模型の展示。
ドイツ製だけど、アメリカ海軍の飛行船「ロサンゼルス号」や、戦前に航続距離世界一を記録した「航研機」など、ツボなラインナップに満足。
さらに嬉しかったのは、成田空港の敷地から発掘されたという超大型爆撃機「富嶽」用のエンジン。ほかにも、階段スペースに航空機のイラスト展示もあり、キッズ層とは異なる部分で満喫。
ライトフライヤーの模型。ヒゲ生えてっから、オーヴィルですな。
YS-11とMU-2の機種部分。
ランチは4階のレストラン「バルーン」で、機内食風ランチ900円。「Beef or fish?」の選択肢はなく、ハンバーグ1択。容器以外も、もうちょっと本物っぽい演出が欲しかったかな。
5階の展望室からは、空港が一望できる。職員の方が、旅客機について色々コメントしてくれるのもありがたい。
屋外展示のYS-11は、なんと中に入ることもできる。座席は、写真に写ってる部分だけで、あとはがらんどうです。
個人で輸入したという、旧ソ連の「Ka-26」なんて珍品ヘリも展示されてた。
これらの他にも、フライトシミュレーターや、有料展示の航空機などもあったけど、一般展示だけでじゅうぶん楽しめる。あと、図書コーナーの蔵書も充実しており、ここだけで1日過ごせそうな感じ。航空機関係で調べ物をしたい時には、ここに行くと良いかも。
敷地内にある航空神社でお参りし、御守りを買ってみた。
航空博物館に隣接する、「空と大地の歴史館」も見学。名前からして、空港周辺の動植物などを紹介する自然科学系の施設かと思いきや、壮絶な成田闘争を紹介する施設だった。「成田闘争血風録館」とかにすべきじゃなかろうか?