「飛行機」タグアーカイブ

所沢で生きた零戦を見学した

零に逢う。

昨年見学した、『所沢航空発祥記念館』を再訪。今回の目玉は、米国から「来日」した、零式艦上戦闘機五二型「61-120」の展示。オリジナルの栄エンジンを搭載した、世界で唯一飛行可能な機体。当館には古い機体の実機が色々展示されているのですが、戦前の機体ともなるとスクラップ同然の一部分か、復元機しかない。そこへ、太平洋戦争当時に近い生きた機体が、さも当然のように展示されているのは、ものすごいインパクトがあります。

P1020359P1020361

P1020363P1020367

P1020368P1020370

戦時中に米軍が鹵獲した機体を、飛行可能な状態に整備したもの。すべてがオリジナルではなく、利便性を向上させ、米国仕様に改修はされているようですが、それでも海軍機の風格は十分です。

P1020354

かつての敵国である米国人の手によって修復された零戦が「来日」するのは、たしかに複雑な気分。でも、立場を超えて優秀な航空機に対する敬意みたいなものは、ひしひしと感じた。今後も大切に維持管理していただきたいものです。

毎年恒例『世界の名機カレンダー』2013年版を購入

これがないと新年は迎えられません。

毎年購入している、スバル『世界の名機カレンダー』2013年版を購入。美麗な航空機イラストが楽しめるカレンダーで、僕が唯一実費で購入してるカレンダーでもある。

P1020316P1020322

デスクトップ脇には必須の逸品。これはもう、出るかぎりは一生買い続けるだろうね。

飛行機満載『航空科学博物館』へ行ってきた

遠いけど面白かった。

成田空港に隣接する『航空科学博物館』までドライブ。鎌倉から2時間ほどかかったけど、道は空いてました。ナビに従って走ってたら、何だか成田空港の敷地を突破するルートへ来てしまい、空港に用がないなら出てけと一般道へ通された。最短ルートではなく、成田ICで一般道に降りるルートでないとダメらしい。

P1000224P1000284

敷地内には博物館の外に実機が多く展示されている。まずは博物館内を見学。

P1000225P1000229

ホンダのスポーツカー、NSXのプロトタイプとか、航空機の博物館に展示するには若干「?」なモノもあったけど、触れる展示が多く、お子様連れの客が多かった。事前にWebで確認した展示内容だと、ちょっと物足りないような気もしてたけど、意外に楽しめたのが模型の展示。

P1000240P1000246

P1000256P1000259

ドイツ製だけど、アメリカ海軍の飛行船「ロサンゼルス号」や、戦前に航続距離世界一を記録した「航研機」など、ツボなラインナップに満足。

P1000244

さらに嬉しかったのは、成田空港の敷地から発掘されたという超大型爆撃機「富嶽」用のエンジン。ほかにも、階段スペースに航空機のイラスト展示もあり、キッズ層とは異なる部分で満喫。

P1000260P1000261

ライトフライヤーの模型。ヒゲ生えてっから、オーヴィルですな。

P1000267P1000265

YS-11とMU-2の機種部分。

P1000279

ランチは4階のレストラン「バルーン」で、機内食風ランチ900円。「Beef or fish?」の選択肢はなく、ハンバーグ1択。容器以外も、もうちょっと本物っぽい演出が欲しかったかな。

P1000272P1000280

5階の展望室からは、空港が一望できる。職員の方が、旅客機について色々コメントしてくれるのもありがたい。

P1000312P1000290

屋外展示のYS-11は、なんと中に入ることもできる。座席は、写真に写ってる部分だけで、あとはがらんどうです。

P1000294P1000295

個人で輸入したという、旧ソ連の「Ka-26」なんて珍品ヘリも展示されてた。

P1000287P1000297

P1000299P1000310

これらの他にも、フライトシミュレーターや、有料展示の航空機などもあったけど、一般展示だけでじゅうぶん楽しめる。あと、図書コーナーの蔵書も充実しており、ここだけで1日過ごせそうな感じ。航空機関係で調べ物をしたい時には、ここに行くと良いかも。

P1000292

敷地内にある航空神社でお参りし、御守りを買ってみた。

P1000327

航空博物館に隣接する、「空と大地の歴史館」も見学。名前からして、空港周辺の動植物などを紹介する自然科学系の施設かと思いきや、壮絶な成田闘争を紹介する施設だった。「成田闘争血風録館」とかにすべきじゃなかろうか?

飛行機まみれ『所沢航空発祥記念館』へ行ってきた

陸軍の飛行場跡地で、海軍機の零戦押しには違和感。

埼玉県にある『所沢航空発祥記念館』へ行ってきた。日本初の飛行場が所沢に造られたことを記念した航空機の展示施設。飛行機好きなら、行かねばなりません。

P1000163P1000166

P1000203P1000171

P1000178P1000185

P1000197P1000200

施設の規模としては、航空自衛隊浜松基地内にある浜松広報館の方が大きかったですけど、陸軍機を中心に興味ぶかい展示が色々。

P1000176P1000190

九一式戦闘機の胴体や、飛燕のエンジンなどの実物展示されているのにはビックリ。戦前の航空機はほとんど現存していないので、大変貴重な逸品です。

併設されている大型映像館では「日本の航空技術100年」が上映されていた。日本の航空技術の高さを紹介するとして、零式艦上戦闘機、YS-11、B787、MRJを紹介。技術が優れてることを宣伝したいばっかりに、零戦の後継機開発が遅れて緒戦は最強でも、終盤はやられメカだったことや、YS11が商業的にはパッとせず、後継機の開発につながらなかったことはカット。初の国産ジェット旅客機であるMRJには頑張って欲しいけど、ちょっと三菱寄りすぎる内容だなと思いました。

【送料無料】祖父...

【送料無料】祖父…
価格:1,890円(税込、送料別)