『ARROWS Z ISW11F』の発熱対策を試みた

だいぶカイロじゃなくなった。

auのスマートフォン『ARROWS Z ISW11F』を使用中。色々言われてますが、結構気に入ってます。スマホ的なものとしては、iPod touchを愛用していたのですが、ARROWS Zと比較すると、燃費の良いファミリーカーから、ガソリン喰いまくりのスポーツカーに乗り換えた感じ。水温やブースト圧をチェックする要領で、メモリ使用率やら、本体の温度管理に気を配らないといけないとは、高性能マシンを飼うのも楽じゃない。とはいえ、僕はスマートフォンに対する期待値がものすごく低いので、データ通信とおサイフ機能が使えれば、動作が不安定になろうが、突如再起動しようがOK。電話機としての安定性など、はなから期待してませんから。

と、なるべく期待せずに使い始めたARROWS Zですが、それにしても熱い。ヌルヌル、サクサクというより、ブルブル、ガツガツ動くのは良いのですよ。レスポンスは速いので我慢できる。それでもこの熱さは尋常じゃない。温度管理アプリで監視していると、50度越えも平気でする。発熱しまくりで、バッテリーがガンガン減るのは大変よろしくない。

ということで、本体の負荷軽減のためのツールを導入。まずは『Automatic Task Killer』。使用後も常駐しているアプリを終了させることでメモリを解放し、負荷を軽減できる。アプリによっては終了できないものもあるし、終了してほしくないアプリもある。自動で終了させるソフトと、手動で終了させるソフトをカスタマイズさせることが肝心。強制終了できないソフト以外を止めるだけでも、かなり無駄なリソースを解放できます。

次に、ホームアプリを『Zeam Launcher』に変更。標準で入っている『NX! comfort  UI』が、発熱とバッテリー喰いまくりの一因らしいので軽量のものへ。シンプルな作りで軽快。たしかに、これに変えてから発熱が抑えられている感じです。『Zeam Launcher』はカスタマイズすることで表示するアイコンやページを増やすこともできますが、せっかく軽快になったので、標準設定に収まる範囲で、厳選したアプリを登録しています。

温度が40度前半ぐらいで安定してくると、アプリの挙動も良くなってきた。特に顕著なのが標準で入っている『マップ』。買ったばかりのころは、ヘンテコな場所にワープしまくりだったのに、最近は現在位置を正確に表示してくれる。温度が下がって、GPSの機能が安定したからだと思われます。

あとは、大容量バッテリーに積み替えるなどすれば、かなり使いやすくなるのではないかと。最後に、不安定なマシンを使う時の心構えをば。

──安定してるんじゃない、安定させてるんだ!

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