呼称が卑屈です。
アルコール分ゼロが売りの『ビールテイスト飲料』、いわゆる『ノンアルコールビール』が好きです。──と発言すると、「アルコールの入ってないビール飲んで楽しいの?」「マズすぎてビールとは認めぬ!」なんてリアクションをする方がいる。あくまでも、基準はアルコールの入ったビールで、アルコール分の抜けた苦い炭酸水は、ビールとは言えないということでしょう。
半分賛成。
『ノンアルコールビール』が、ビールと似て非なる飲料であることには、賛成。でも、ビールとは違うから紛い物であるという意見には、反対。僕は『ノンアルコールビール』を、ビールの代用品としてではなく、苦みのある炭酸飲料として楽しんでる。アルコールの入っていない炭酸飲料が、甘くなければならないという決まりはないはず。でも『ノンアルコールビール』や『ビールテイスト飲料』という呼称には、疑似ビール、似非ビールというニュアンスを感じる。ちょうど『PHS』を『簡易型携帯電話』と呼称するのに通じるモノがあります。ビールが本物、携帯電話が本物という基点は、あまりよろしくありません。
僕は、『ノンアルコールビール』というジャンルは、ビールの代替物以上の価値がある飲み物だと思っている。特に昨今人気の、アルコール分ゼロのビールテイスト飲料は、独自の呼称に変更すべきだと思う。たとえば、『スマートビール』なんてどうだろう? アルコールという飛び道具抜きに、味のみで勝負する、スマートなビール。意味は同じでも、差別的なニュアンスは払拭されると思う。
厳しい残暑が続きますが、酔いたいから、酔えるからという言い訳のない『スマートビール』で、暑さを乗り切りましょう!
とても面白い発想で、
なるほどと思いました。
また遊びにきます。
ありがとうございます。