アニメを観てから小説『カラフル』を読む

週に一度は尼寺へ行け!

森絵都著『カラフル』を読む。自殺した少年の体にホームステイすることになった魂が、少年をとりまく苦境と対峙することで成長していく物語。アニメ版を観た後なのですが、根本的なテーマは一緒。ただ、小説をアニメ化するにあたり、取捨選択された要素を確かめるのが楽しい。小説の方が家族の設定がヒドイ。アニメでは廃線探訪の描写が追加されている。小説は、案内役のプラプラが長身痩躯のイケメンで、明確に天使と描写されている。アニメはチビのネイティブ関西人になってる。などなど。

ドロドロした内容をさわやかに読ませる、人生前のめりな物語です。生きれ!

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