ホンダ『ヴェゼル』はどうなんだろう

ジュークが意識されておる!

ホンダからコンパクトSUV『ヴェゼル』が発表されました。コンパクトなサイズに、俊敏な足廻りのタウンユースを意識したSUVと、どこかで聞いたようなコンセプト。ずんぐりしたシルエットといい、後席のドアノブが窓枠に配されていることといい、明らかに日産ジュークが意識されている。ジューク乗りとしては、注意が必要ですな。

ジュークという車、日本では一部の人から愛好されている印象ですが、ヨーロッパではかなり売れているそうです。昨年、トルコに旅行した時も、イスタンブールでかなり見かけました。プリウスよりジュークが多いのですよ! この市場に向けて、ヴェゼルは開発されたのでしょう。僕は、コンパクトSUVが欲しかったわけではなく、インパクトのあるコンパクトカーに乗りたくて、そこで一番気に入ったデザインがジュークだった。ひるがえって、ヴェゼルはジュークの古典的ともいえる丸ライトのようなインパクトはなく、オーソドックスな今様のホンダ車の面構え。唯一、うらやましいのはハイブリッドモデルがあることですが、今現在のハイブリッド車だと、値段アップ分でガソリン代が節約できる分をペイするのは難しい。エコ気分を味わえる以上の実利には、とぼしいかと。しばらくは、愛車ジュークで楽しみたいと思います。

それはそれとして、ヴェゼルのハイブリッドモデルには試乗してみたいけどな!