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『CarPlay』と『Android Auto』でナビを使い分け

どちらも改善の余地があるから、今後のアップデートに期待しております。

車載カーナビはやめて、車載ユニットを介してスマートフォンをカーナビ化する、iPhoneの『CarPlay』とAndroidの『Android Auto』を搭載した車載ユニットを利用中。みためはカーナビっぽいですが、オーディオとDVDと地デジチューナしかなく、カーナビ機能はスマホまかせという割り切った機種。スマホカーナビの欠点である、GPSが受信できないトンネル内でも、クルマの走行情報を取得して現在位置を推測するという、車載カーナビに準じる性能があるのがウリ。ただ、日本では車載カーナビが優秀なせいかいまいちパッとせず、現在使用中のKENWOOD DPV-7000は生産が完了し、同等の後継機はないみたい。あるのは地デジ受信機能をはぶき、スマホとの連携機能を強化した機種のみか。まぁ、カーナビなしの車載ユニットにしては割高感があったので、いたしかたなし。こんかいは個人的な『CarPlay』と『Android Auto』の使用感についてご紹介。すべての機能を使用した比較ではなく、自分なりの使い分けについてです。

スマホはiPhone 11 ProMAXと、Google Pixel 4を使用し、『CarPlay』と『Android Auto』を両方利用可能。カーナビアプリは有料のカーナビタイムを愛用してます。Yahoo!カーナビなど無料で評判のいいナビアプリもありますが、日本国内でナビアプリとして使用するなら、カーナビタイムがいちばん高性能で信頼できるとおもう。ですが、『Android Auto』ではスマホアプリとしてGoogleマップしか使用できないので、カーナビタイムを車載ユニットでつかおうと思うと、『CarPlay』+カーナビタイム一択になります、ハイ終了。──では記事が終わってしまうのですが、じっさいはメインで『CarPlay』+カーナビタイムを使用し、サブで『Android Auto』+Googleマップを使用するかんじ。現時点では『CarPlay』+カーナビタイムがベターではありますが、どちらにも一長一短がある。

『CarPlay』+カーナビタイムの経路は、はじめての場所に案内させようと思ったら、かなり信用できる。基本はメジャーな道を指示しつつも、渋滞時は一般車が通行可能な迂回路を提案してくれる。インターフェイスも車載カーナビっぽく、日本人にはなじみやすい。問題点としては、カーナビタイムの安定性がいまいちで、ナビ中にとつぜんアプリが落ちたり、現在位置が更新されなくなることがそれなりにある。アプリ再起動で復帰するとはいえ、運転中に操作するわけにもいかず、歯がゆい思いをさせられる場合も。案内の確実性も重要ですが、安定して動作することもカーナビアプリとしては重要なポイント。あと、店舗を目的地とすると、実在しない裏口に案内しようとする場所があるなどナビそのものにも問題点がある。指摘や改善提案をすれば対応してくれる場合もあるので、積極的にフィードバックを送っています。

対する『Android Auto』+Googleマップは、初期状態だと簡素な表示ですが、設定変更で航空写真と渋滞情報を有効にすると、なかなかリッチな画面になる。みやすいかどうかは別として、衛星画像がナビ画面に表示されるというのは、ユニークなポイント。地元を走るぶんには、現在位置と周囲の渋滞情報さえわかれば必要十分なインフォメーションは得られます。Google謹製だけに安定性はバツグンで、Google Pixel 4の『Android Auto』+Googleマップではナビ中にアプリが落ちたことはありません。とはいえ、ミドルレンジのAndroid SIMフリースマホで『Android Auto』+Googleマップをつかった場合はアプリが落ちまくったので、それなりにハイスペックな端末が必要かも。

ただし、『Android Auto』+Googleマップによるナビは問題大アリ……といいますか、『CarPlay』でもGoogleマップは利用可能なのでGoogleマップ固有の問題点なのですが、案内する経路がピーキーすぎる。1分1秒でも早ければ、可能な限り最短のルートを提示するため、知ってる場所の道案内に、いままでいちども使ったことがないような道を走らせようとする。それで通行できればいいですが最悪、普通車が通行できない細道や私道、そこまでひどくなくともクルマではあまり通りたくないような細道が大好きなようです。知ってる道ならトンチンカンなナビは無視すればいいだけですが、はじめての場所へ案内させようとすると、Googleマップの経路ははげしく不安がある。徒歩や電車なら気にならないんだけどね。各所で指摘されまくってることではありますが、徒歩用ナビのオマケ機能ではなく、クルマ用に安心して通れる道だけを優先して案内してくれる、真の『カーナビ』モードを実装してほしいです。

ということで、ナビの信頼度なら『CarPlay』+カーナビタイム、アプリの安定性なら『Android Auto』+Googleマップ。遠乗りするなら『CarPlay』+カーナビタイム、慣れた場所なら気分で『Android Auto』+Googleマップという感じで使い分けてる。カーナビタイムのシステム安定性が向上するか、Googleマップのカーナビとしての信頼性が向上するか、どちらも改善の余地があるから、今後のアップデートに期待しております。

『KENWOOD DPV-7000』でCarPlay+カーナビタイム

コレだけでも導入した甲斐があったというもの。

愛車日産ジュークのカーナビをリプレイス。左が更新前で、右が更新後。写真をみただけでは、単にナビを入れ替えただけにみえますが、さにあらず。正確には、車載カーナビを下取りにだして、あたらしくスマホカーナビを接続できるカーオーディオに入れ替えました。『KENWOOD DPV-7000』という機種で、ナビ機能はないけどAndoroidスマホの「Andoroid Auto」やiPhoneの「CarPlay」機能で接続し、スマホカーナビの画面を車載カーナビライクに表示、操作できる。道案内中、スマホ画面には経路の概略がテキスト表示されます。音声案内時は当然、メディアの音量がさがり、クルマのスピーカーから声がでる。

良い点は、車載カーナビとちがってスマホカーナビは機種変更やアプリ、基本ソフトの更新で、つねに最新にちかい情報と機能を得られること。さらに、カーナビゲーションはスマホが担当しますが、位置情報は『DPV-7000』のセンサーが担当するので、トンネルなどGPSが受信できない環境でもあるていど正確な自車位置が表示される。スマホカーナビのメリットを活かしつつ、デメリットを解消してくれます。

悪い点は、下手な車載カーナビより高くつくこと。『DPV-7000』の価格は10万以下と、エントリーからミドルクラスのカーナビと同等。でも、そこへ接続するスマートフォンを自分で用意することをかんがえると、環境によっては20万ちかくになるのでハイエンドのカーナビと大差ない。さらにスマホのカーナビアプリも、愛用している「カーナビタイム」は有償なので、5千円ほど年会費がかかる。値段だけなら、定期的にポータブルカーナビを買い替えるほうが割安です。

ひと月ほど運用してみましたが、GPSの受信できない高速道路のトンネルで90度カーブしても、直進して一般道に突っ込んだと勘違いすることがないのには感動。以前に運用していたGPSレシーバー「GNS 2000」と連携しても、空がみえないポイントでは迷走していたので、コレだけでも導入した甲斐があったというもの。使い勝手のいい「カーナビタイム」を車載カーナビライクに操作することもできるし、事前に経路をスマホで検討、指示できる利便性も当然健在。安定性や機能面に不備をかんじる点もありますが、CarPlay+カーナビタイムで気になったところは随時フィードバックを送っているので、今後のアップデートで改善を期待します。

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『GNS 2000』でAndroidスマホカーナビのGPS精度アップ

スマホカーナビがぐっと実用的になりました。

自家用車のカーナビが古くなってきたけど、リプレイスするかわりに格安SIMを挿したスマホでカーナビソフトを動かしてる。ソフトはCMでもやってる『カーナビタイム』を試用中ですが、なかなか優秀。年5,700円なら払っていいな。

ただ、スマホカーナビの欠点は自車の位置をスマホ内臓のGPSのみで測位しなければならないこと。コロプラなど位置ゲームを遊んでいるとわかるけど、現在位置をつかむのに時間がかかったり、おかしな場所を認識する場合がある。ゲームなら誤差がかえってメリットになるケースもありますが、カーナビでは致命傷になりかねない。たとえば、曲がるべき十字路で位置情報が得られないと、「右折してください」というような指示ができなかったり、遅れたりする。こればっかりは、スマホ測の問題なので、高性能な有料ソフトでもどうしようもありません。

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そこで導入したのがGPSレシーバー『GNS 2000 GPS GLONASS Receiver Bluetooth』。GPSの受信をして、Bluetooth経由でスマホに伝達してくれる。小型軽量で、バッテリー内蔵。電源はON/OFFのみのシンプルさ。

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Androidで外部のGPS機能を有効にするにはまず、開発者向けオプションを有効にして「擬似ロケーションを許可」をONにし、GNS 2000とAndroidをBluetoothでペアリング。そして「Bluetooth GPS」というアプリをGoogleストアからインストールし、「Select paired GPS device and connect」にGNS 2000を指定し、「Enable Mock GPS Provider」をチェックする。これでGNS 2000とAndroidが接続され、GPS情報を参照できる。衛星をつかむまで多少時間がかかりますが、認識する衛星の数は圧倒的。Setupの「Reconnect」をチェックしておくと、接続が切れても自動で再接続してくれる。

これでGPSを内蔵しないAndroidデバイスでも、GPSの位置情報が利用できます。ただし、コロプラなど位置情報ゲームを遊ぶ場合、「擬似ロケーションを許可」をONにすると位置登録できなくなるので注意。僕の場合はカーナビ専用スマホなので問題なし。擬似ロケーション問題はAndroidのみで、iOSは問題なく位置ゲームでも使えるようです。

車への設置用にシガーソケットからUSB給電できるアダプターとUSBケーブル、固定用の吸盤がセットされてる。GNS 2000の感度はじゅうぶん高いので、窓際ではなくシフトレバーの脇に固定。

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ためしに、スマホの位置情報機能をOFFにしてカーナビソフトを起動しましたが、バッチリと現在位置を認識してくれる。実用的には、スマホのGPSが使えても問題ないのでONに戻しましたが。

しばらく使ってみたところ、曲がるべきポイントの手前で確実に指示してくれる。現在位置の更新が、従来は「カックン……カックン」という感じだったのが、「カクッ、カクッ、カクッ」と一瞬遅れて追随する感じに。車載カーナビなら当然の動きですが、スマホのナビソフトで誤差がほとんどないのは感動的。正確に測位できるようになったので、ここから先の案内精度はナビゲーションソフト次第ということに。

問題は、スマホ、SIM、GPSレシーバー、マウントキット、カーナビソフトなどをそろえると、安い車載カーナビが買える金額になっちゃうこと。メリットは常に最新の地図を使えること。スマホやカーナビソフトは好きなものに変更も可能。僕は機種変更後の旧スマホを流用してるので、有効な再利用になってる。

それと当方固有の問題かもしれませんが、付属のシガーソケットUSB給電アダプター経由でGNS 2000を充電すると、車のエンジンを切ってもなお充電中あつかいになること。Bluetooth接続と給電が切れると15分でスリープモードに入るはずが、このせいでいつまでも電源ONになってた。別なUSBポートで給電したら、ちゃんと給電停止あつかいになったので、アダプターの問題と思われる。

設備と操作が煩雑になるきらいはあるものの、スマホカーナビがぐっと実用的になりました。カーナビソフトとして試用中の『カーナビタイム』についてはまた後日。

■2019/01/15追記

現在はGNS 2000の運用をやめて、CarPlayとAndroidAutoが接続できるカーオーディオ『KENWOOD DPV-7000』と『カーナビタイム』を連携させて運用しております。カーナビライクに表示ができるうえに、GPSが受信できないトンネル内でも自車位置が正確につかめて便利です。