タッチオペレーション最高。
acerのWinodwsタブレットPC『ICONIA TAB-W500』を使ってる。一見すると、iPadっぽくも見えますが、中身はWindows7なので似て非なるモノ。Windows7は標準で指タッチに対応しているとはいえ、やはり指の操作だけで使うには不十分。無線のマウスとキーボードをつなげて、省スペースパソコンとして使用することが多いです。とはいえ、移動中など指タッチオンリーで操作する場合もあるので、少しでも使いやすくしたい。試行錯誤の末に、以下のカスタマイズを実施して使用しております。
■スクロールバーを太くする
標準のスクロールバーは、マウスでの操作を前提にしているので、指タッチでの操作には細すぎる。標準よりも太くしておくと、だいぶ操作しやすくなります。
デスクトップ上で「右クリック>個人設定>ウインドウの色>デザインの詳細設定」にて、指定する部分を「スクロールバー」にして太さを17から35に変更し、「OK」をクリックします。太さは、好みで変更可能です。あと、「タイトルボタン」の大きさも変えておくと、さらに押しやすくなる。
■Google ChromeでAndroid用サイトを表示する
出先ですることといえば、ブラウジングで済んでしまうことが大半。特に、Google系のサイトが見られれば大半の用事が済んでしまいます。Google系と相性がいいブラウザーは、Google Chrome。さらに、ユーザーエージェントを偽装して、Android用のページを表示させればさらに軽くなる。ユーザーエージェント偽装はFirefoxでも可能ですが、ChromeならAndroid用ページをしっかり再現してくれます。
Chromeでのユーザーエージェント偽装方法は、起動時にオプションをつけること。具体的には、Chromeのショートカットアイコンをコピーして、「右クリック>プロパティ」を表示。リンク先の欄の、chrome.exe以下に、以下のオプションを追加します。
"(Chromeのパス)\chrome.exe” –user-agent="Mozilla/5.0 (Linux; U; Android 2.2; ja-jp; SC-02B Build/FROYO) AppleWebKit/533.1 (KHTML, like Gecko) Version/4.0 Mobile Safari/533.1"
ほかにChromeが起動している場合はすべて閉じて、ショートカットを加工したアイコンからChromeを起動。Googleのトップ画面を起動して、以下のAndroid用の画面が表示されたら成功。ダメな場合は、画面を読み込み直せば表示されるかも。加工したアイコンだとAndoroidからのアクセスと判断されるので、下記の拡張機能「chromeTouch」を導入する場合などは、通常起動のアイコンからChromeを開くこと。
■Google Chromeで指タッチの操作をする
Windows7は指タッチでの操作をサポートしていますが、個々のアプリケーションがすべて対応しているわけでありません。Chromeも、標準では指タッチしても画面をスクロールさせることができない。この問題を解決するために、拡張機能「chromeTouch」を導入。
ユーザーエージェントを偽装していないGoogle Chromeにて、以下のページにアクセスし、「Chromeに追加」ボタンを押してインストール。その後、ブラウザを開き直す。URL欄の右にchromeTouchのアイコンが追加されていれば成功。アイコンクリックでモード変更。オートかフルなら、指タッチでスクロールできます。
これらのカスタマイズで、Andoroid用サイトを指タッチ操作でサクサク閲覧できるようになりますよ。まあ、カスタマイズしないと使いにくいってだけで、かなりアウト臭いですけどね。