【ジュークの旅】その2:名古屋城へドライビン

どちらにせよ、なんちゃって城郭だったワケか。

ゴールデンウィーク前半に、愛車日産ジュークで愛知、岐阜へドライブ旅行に行ってきました。トヨタ博物館を見学したのですが、予想より順調だったので名古屋城も見学しようということに。

ひつまぶしを食してから、名古屋城へ。城の駐車場にクルマを停めて、天守閣を目指したのですが、なかなか城内に入れず。どうやら方向を間違えたらしく、遠廻りに堀を1周してしまいました。逆方向ならすぐに入城できたけど、これも旅の思い出ということで。

ようやく城内にはいれたので、天守閣をめざす。と、その前に再建中の本丸御殿を見学。城というと、天守閣の最上階でお殿様がふんぞりかえっている印象ですが、実際の生活や実務はこの本丸御殿で行ってた。戦災で焼失した本丸御殿を、資料を元に当時の技術で忠実に再現したのが現在の本丸御殿。真新しい伝統建築というのもおもしろいですな。内部は見学可能ですが、肩掛けバックは首から正面にさげろ、ガムは吐きだせと、なかなか厳しかった。

そしてようやく、天守閣に到着。こちらの天守閣も戦災で焼失してしまい、戦後に再建されたモノ。伝統建築ではなくコンクリートで再現された模擬城郭で、内部は資料館になってる。映画のセットみたいなものですが、消失した天守閣も象徴的な意味合いが強く、本丸御殿にくらべると内部は簡素な造りだったそうです。どちらにせよ、なんちゃって城郭だったワケか。

各階を見学して、ようやく最上階に到着。名古屋市内を一望してみた。

写真をみてもわかるとおり、天候が悪化。駐車場にもどるころには雷雨になってました。

泊地である岐阜市内に移動しているあいだに天候も回復。宿にチェックインして入浴をすませてから、岐阜市内で夕食。ホテルの紹介で行った店であまり期待してなかったのですが、妙に美味かった。

英気を養ったので、2日目もレッツ・ドライビン!

【ジュークの旅】その1:トヨタ博物館へドライビン

日産車で行って大丈夫かなと一抹の心配もあったけど、特に問題もなく。

ゴールデンウィーク前半に、愛車日産ジュークで愛知、岐阜へドライブ旅行に行ってきました。

いちばんの目的地は愛知県のトヨタ博物館。トヨタ車にかぎらず、グローバルにクルマを保存、展示している。前から行ってみたかった場所のひとつです。早朝に神奈川県を出発して、東名高速の渋滞ポイントを回避。午前9時半開館なのに、9時すぎには現地に到着。

屋外展示のボンネットバスで休憩して、開館時間に先頭で入館。施設のシンボルであるトヨダAA型をはじめ、自動車黎明期からのレア車がズラリ。1台でメインを張れそうなクルマが無造作に並んでいるのは圧巻。写真や映像でしか観たことがないクルマを実見できる貴重な機会。逆にいえば超有名なクルマが多いので、写真で観てもあまり感動はないかも。

タッカーはベンチャー企業が製造した先進的なクルマで、その顛末が『タッカー』という映画になってる。実車を観たかった1台。てかこの作品、むかしレンタルビデオで観たのですが、日本ではDVD化されてないんですね。また観たいぞ、タカレッツ!

中盤の目玉は、ベンツ300SL。希少なガルウイングのスポーツカー。億単位で取引されるというこのクルマが中ボスあつかいなのが、トヨタ博物館のスゴイところ。

トヨタ博物館最大の目玉はやはり、トヨタ2000GTでしょう。1台でも希少なのに複数台展示されまくり。別コーナーには前期型、後期型、レース用、映画用にボンドカーとして特注されたオープンカーも。

平成以降のクルマは、正直物足りない感じはある。トヨタ車に限っても、あのクルマは展示しないの? というモノも多い。とはいえ、ものすごいラインナップであることに異存はありませんが。

新館は昭和のカーライフについての展示も見学。

そんな感じで、おなかいっぱいレジェンドカーを堪能できて、非常に満足。クラシックカー・フェスティバルやT型フォードの運転講習会なんてイベントもやってるそうで、そういうのに絡めて、また訪れたいですな。

トヨタのお膝元だけに、日産車で行って大丈夫かなと一抹の心配もあったけど、特に問題もなく。名古屋って、トヨタ車だらけかと思いましたが、軽自動車がすくなく、ヨーロッパ車とトヨタの高級ブランドであるレクサスのクルマが多いと感じた。ベンツやBMWを買える層が、レクサスを買っているのかな。

このあと名古屋城も見学したのですが、それは次のエントリーで。