そして私は、自分が『はじまりのボタン』そのものになってしまったことに気づいていた。誰かがボタンを押すまで、私はここにいるのだろう。特にすることもなかったので、私は近くを通る人々へ、ボタンを押すよう念じ続けている。これは、『新しく世界をはじめるボタン』なのだと……嘘をついているつもりはない。
おわり