以上です。
土曜日に、カー用品店でETC2.0車載器を購入した。ETC2.0とは4月からスタートした新しいETCサービス……と思わせておいて、以前から展開していた「ITSスポットサービス」のリニューアル版。走行中に、さまざまな情報を受信したり、割引を受けたりできる。「ITSスポットサービス」の存在自体は以前から知ってましたが、車載器が割高だったのでスルーしてた。最近は車載器オンリーでETC2.0のサービスが受けられ、1万円の助成金で実質2万円台から購入できるとのことで、ETC車載器をETC2.0車載器『Pioneer ND-ETCS10』に交換してみた。
さっそくETC2.0をためしてみたくて、愛車日産ジュークでドライブに出かける。調べてみると、4月からの高速料金改定で、ETC2.0を使うと圏央道が安くなる。首都高速の渋滞緩和に、東京をぐるりと囲む圏央道の利用をうながす狙いがあるそうな。安くなるというか、前が高すぎた気もしますが。
2016年現在、圏央道は全線開通していないため、未開通部分は下道を走ることにして、地元鎌倉を基点に千葉方面から反時計廻りに1周してみた。想定経路は以下の通り。カーナビはスマホアプリの『カーナビタイム』を使用。新機能のARナビは安定性に不安があるので、通常モードを使用。
ETC2.0車載器を愛車ジュークに取り付けたので、圏央道一周ドライブに行ってくる! pic.twitter.com/44rAGZVwLI
— Ikuo/Yoshitake (@ikuoyosh) 2016年4月3日
それなりの距離を走るので、早めに家を出たのですが、なにやらエアコンが不調。というか、まったく反応しません。昨日までは動いていたような……いや、夕方から動いてなかった? 思い当たることといえば、ETC2.0車載器を設置したこと。カー用品店に連絡したら、すぐ診ますというので目的地変更。いきなり、ETC2.0の旅がつまづきましたよ。
ETC2.0車載器でロングドライブに出かけようとしたら、エアコンが動かないことに気づく。あわてて取り付けた自動車用品店へきてる。こんなことになろうとは!
— Ikuo/Yoshitake (@ikuoyosh) 2016年4月3日
どうやら昨日の作業時にエアコンの電源がゆるんでしまったらしく、30分ほどの作業で空調復帰。直ったから、それ以上は追求せずにドライブ再開しました。ルート変更もふくめて、いきなり1時間以上のタイムロス。大黒パーキングエリアで昼食。
エアコンの修理完了。車載器取付時にコネクターがゆるんだらしい。気を取り直してドライブ再開。大黒PAで休憩中。
— Ikuo/Yoshitake (@ikuoyosh) 2016年4月3日
それから東京湾アクアラインを目指したのですが、道を間違えたりしてなかなか神奈川県を脱出できず。どうにか最初の経由地に設定した高滝湖パーキングエリアに到着。小雨が降る中、展望台から高滝湖をながめる。
千葉県の高滝湖PAに到着。できたてのピラミッドみたいな展望台から、湖を望む。 pic.twitter.com/OMFXQcqC9V
— Ikuo/Yoshitake (@ikuoyosh) 2016年4月3日
と、ここまでは順調かと思われたのにトラブル発生。カーナビタイムがいきなり圏央道を降りろと命じる。よくわからず一般道に出てから停車して確認したら、原因が判明。なんとナビ的には中継地である高滝湖PAに到着していなかったのだ! カーナビタイムの困った挙動として、目的地に設定された場所に設定されたルートでキッチリ到達しないと、GPSの座標的に目的地に到達していてもNG判定されてしまう。中継地へ到着せずに先に進もうとしたので、一般道を逆行してリトライさせられそうになったのだ。もう到達してるっちゅーの! 仕方なく中継地としての高滝湖PAを削除して次の中継地を目指す。
僕の中で、カーナビタイム君は熱血タイプの主人公にボコられる、データ重視のメガネキャラに決定。理詰めで主人公を苦しめるも、最後は想定外の事態にもろさを露呈し「計算不能!」と叫んで散るのだ。いやいや、散られても困るけど。
江戸崎PAに到着。高滝湖PAでは、カーナビタイムが経由地を認識してくれず、いったん高速をおりて、また高滝湖PAへ連れ戻されそうになった。勘弁してくれ!
— Ikuo/Yoshitake (@ikuoyosh) 2016年4月3日
途中、圏央道未開通区間は一般道を通る。成田空港の間をぬけて、ふたたび有料区間へ。ここらの道は、基本は1車線の対面通行で、ところどころ2車線になる。1車線区間は追い越し禁止なので、スピードを出したい車は、2車線区間に到達するまで遅い先行車にイライラすることに。うしろにトヨタ86に貼りつかれたときは、どうしようかと思ったよ。どうしようもないけど。
つくばインターチェンジから、ふたたび未開通区間。下道を走ったんだけど、なかなかナビの指示通りに走れない。指示が遅いというか、実際の走行にナビが反映されるのが遅いというか。これはいちがいに、ナビが悪いともいいきれず。LTE通信ができていないのか?
菖蒲PAに到着。途中、圏央道が途切れた一般道でじゃっかん遠回り。道は正確だけど、カーナビタイムと息があわず。
— Ikuo/Yoshitake (@ikuoyosh) 2016年4月3日
最適ルートを外れつつも、どうにか境古河インターチェンジから圏央道に乗る。ここから藤沢インターチェンジまでは圏央道で行ける。道も比較的すいてて、順調なドライブ。
厚木PAに到着。圏央道一周まで、もう一息。夕食は、厚木名物とん漬け定食。 pic.twitter.com/cKCacZGXCO
— Ikuo/Yoshitake (@ikuoyosh) 2016年4月3日
厚木パーキングエリアをでて1時間ほどで帰宅。無事、圏央道を反時計廻りに1周しました。ETC2.0車載器は問題なく動作。交通情報をしゃべってくれるのですが、ナビの声とかぶって聞き取れないこともしばしば。それは仕方ないとしても、ND-ETCS10の合成音がなまってるというか、イントネーションがすこし変。アジア人のオペレーターにアウトソーシングしてるような印象でしたよ。
ETC2.0車載器は、スタンドアローンで交通情報をアナウンスしてくれますが、カーナビの案内と声がダブる場合あり。以上てす。←定番の締め文句
— Ikuo/Yoshitake (@ikuoyosh) 2016年4月3日
ETC2.0のウリである、渋滞情報や混雑回避機能は、カーナビタイムがみんなやってくれるため、実質的には通行費が割安になる新型ETC以上のものにはならなかった。とはいえ、ETC車載器としては立派に働いてくれたので満足しております。圏央道は、藤沢から朝比奈までも接続するそうなので、全線開通したらまた圏央道1周ドライブをしたいですな。以上です。
無事に帰宅。圏央道を、未開通区間は下道を使い、反時計廻りに一周しました。新設のETC2.0車載器が大活躍でした。 pic.twitter.com/wlLXL0UgJw
— Ikuo/Yoshitake (@ikuoyosh) 2016年4月3日
【在庫有】【送料無料・代引無料】カロッツェリア ND-ETCS10 ETC2.0ユニット GP… |