鐘第一
ロンドン・パリ旅行3日目。
本日はツアーを一時的に離れ、独自にロンドン市内観光をしました。アングラ交通を利用しまくり。UNDERGROUNDといっても別にいかがわしいモノではなく、ただの地下鉄なのですけどね。ロンドンの地下鉄は初乗り4ポンド(500円弱)とかなり高額ですが、1日券を買うと6ポンド(700円強)からと――別に割安な気はしませんが──いくらか金額を抑えられます。
最初に行ったのはロンドンアイという世界最大の観覧車。ビッグベンを見下ろせます。乗る時も降りる時も厳重にチェックするあたり、常にテロと隣り合わせの国というコトなのでしょう。
次に行ったのはHMSベルファストという軍艦。昨年はタワーブリッジから眺めただけだったけど、ついに船上へ立つことに成功。内部は軍艦の生活を再現した人形が配置されたり、展示パネルが設置されてたりします。傾斜のきついタラップを上り下りするので、足の不自由な方はオススメできません。
昼すぎからデザイン博物館へ。センスの良いアートを眺めるのは好きです。
さらに続けてロンドン塔へ。塔といっても、実際は古城というたたずまい。ロンドンという都市の中で、ここだけ異質な感じがする。たとえるなら、ファイナルファンタジーの街並みに、ドラゴンクエストの城がぽつんと存在するような、そんな違和感。内部は観光用に一般公開されるほか、退役軍人用の住宅にも使われているそうです。めったやたらと光りまくる王冠や金製品、うなるような数の武具類が展示される一方、軒先に洗濯物が干してあったりと、妙な生活感アリ。
ラストは昨日行った自然史博物館に隣接する科学博物館へ。産業革命から現代までの機械製品などが、ところ狭しと展示されてます。イギリスだけに、スピットファイア関係の展示が充実してて大満足。マーリンエンジンがゴロゴロ置いてあるよ。
まだまだ行きたい所はありますが、ともかく昨年の消化不良は解消できたと思う。ホントは一番、カティーサーク号という木造帆船を見学したかったのだけど、焼失してて断念。再建したらまた行こう。今回は、あまりのロンドン気分の高まりに、頭からビッグベンが生えてしまいましたよ!