設定や物語を期待しなければド迫力映像の完結編
映画〈マトリックス レボリューションズ〉をDVDで鑑賞。
前作を観た勢いでレンタルしてみる。設定がおざなりに感じる点は気にならない……というか、気にしてもしょうがないという境地になっていたので、映像面で楽しめた。無茶な展開をどういう所で落ち着かせるのかと思ったら、敵味方共通の敵となった存在を主人公が倒すことで、双方和解という流れに。ラスボスはもちろん、あの方です。やってることは気合弾を撃たないドラゴンボールというノリで、敵味方のインフレ具合も似たような感じ。色々あった謎は、解決したようで解決してないような。どうして現実世界で主人公が仮想現実チックな能力を使えたのかもよくわからず。というか、やっぱりこれって「実は外の世界も仮想現実だった」とでも解釈しないと説明がつかないような気が。作者側がどういう意図なのかよくわからないけど、緻密な設定や物語を期待しなければド迫力映像の完結編でしたな。