★日記のようなモノ★
─2004年9月─
郁雄/吉武のダラダラ日常記 毎日〜1週間おきに不確定更新

★ Main ★ Index ★ 最新の日記 ★ むかしの日記

▼2004年8月 / 2004年10月▲

★2004年9月1日(水) 【雑記】新データ圧縮サービスを試してみた
2004年9月2日(木) 【雑記】〈─どこでもいっしょ─トロといっぱい〉を購入
2004年9月3日(金) 【雑記】どことなく運動成果
2004年9月4日(土) 【雑記】萬や豪雨
2004年9月5日(日) 【雑記】微妙に執筆
2004年9月6日(月) 【雑記】ことさらダメな1日
2004年9月7日(火) 【雑記】スピンちゃんのコミックスをゲット
2004年9月8日(水) 【雑記】周回運動公園
2004年9月9日(木) 【雑記】乗り間違ったら空いていた
2004年9月10日(金) 【雑記】ちゃんこ食った

2004年9月11日(土) 【雑記】和光氏の家へ初ドライビン集会
2004年9月12日(日) 【雑記】アリアンロッドでマインドマップ
★2004年9月13日(月) 【雑記】ケロロ小隊、ネタ画像でアクセスアップであります
2004年9月14日(火) 【雑記】ひさびさ牛丼
2004年9月15日(水) 【雑記】骨伝導ヘッドホンをゲット
2004年9月16日(木) 【雑記】背泳運動黒部
2004年9月17日(金) 【雑記】そこはかとなくハピネス
★2004年9月18日(土) 【旅行】黒部渓谷その1:富山で市電を追え!
★2004年9月19日(日) 【旅行】黒部渓谷その2:トロッコ列車に先はない
★2004年9月20日(月) 【旅行】黒部渓谷その3:乗り物いっぱい黒部ダム

2004年9月21日(火) 【雑記】黒部みやげの宝物スペシャル
2004年9月22日(水) 【雑記】グッタリダウナー業務
2004年9月23日(木) 【雑記】なんとか復活気味の休日
2004年9月24日(金) 【雑記】オアゾの丸善本店へ行った
★2004年9月25日(土) 【映画】禁断の惑星を観た
2004年9月26日(日) 【雑記】アリアンロッドいっぱい
★2004年9月27日(月) 【映画】〈バイオハザード〉を観た
2004年9月28日(火) 【雑記】オアゾでパスタ
2004年9月29日(水) 【雑記】黒塀横町で熱い犬テレビ
2004年9月30日(木) 【雑記】Tシャツ忘れて運動串家

▼2004年8月 / 2004年10月▲ 
■2004年9月30日(木) 【雑記】Tシャツ忘れて運動串家

 ミルクセーキ豚汁[ぶたじる]

 運動の日である。
 いつものように根岸森林公園で走ったのだが、うっかり運動具セットにTシャツを入れ忘れてしまう。物がモノだけに、どこでも買えると思い、昼休みに東京駅前をブラブラ。在庫処分っぽい店で、1枚390円のTシャツを発見して2枚ゲット。あと、オシャレ用に3000円のレゴTシャツも買ってみたり。390円で買ったTシャツの方は、スポーツ用らしく汗が乾きやすくて良い感じ。で、普通に運動を済ませてから、夕食は関内の〈串家物語〉で串揚げまくり。割引券を使用しても、アルコール飲み放題をつけると約3000円と、高くはないが安くもない店だけど、やっぱり食べ放題は良いね。
■2004年9月29日(水) 【雑記】黒塀横町で熱い犬テレビ

 三馬鹿に貼る

 〈黒塀横町[くろべいよこちょう]〉でホットドッグを食べた。
 東京駅八重洲地下街に、〈黒塀横町〉というレストラン街が本日オープン。なにやらずっと工事中だったけど、レストラン街だったのか。初日ということもあり、結構な人出。店は色々あるのだが、お値段の方が800〜1000円以上と、ちょっと僕の昼食予算(500円)をオーバー気味。けど、なんとか〈barBAR Tokyo〉というお店のホットドッグランチ(600円)で妥協する。

barBARのホットドッグランチ

 銀の丸盆に載ったホットドッグを食べていたのですが、店内ではテレビのスタッフがニュース用らしい撮影の準備をしてた。映るんじゃないかと、わざとゆっくり食べていたのだけど、本番まで間がもたず店を後に。惜しい。
 夜はいつもの店に飲みに行く。台風が心配だったけど、大雨には遭わず。
■2004年9月28日(火) 【雑記】オアゾでパスタ

 折れば笹の葉

 〈丸の内オアゾ〉でパスタを食べた。
 〈丸善・丸の内本店〉がある関係で、オアゾには何度か足を運んでいるのだが、ちょっと困るのが食事。一等地な上、新規施設であるため、500円以下でそこそこお腹がふくれるという私的基準を満たす店がなかなかない。そんな中、地下1階にある〈ピエトロ パスタ ミオミオ〉というテイクアウトの店がちょっとお気に入り。カップ容器に入った、おしゃれなパスタがリーズナブルな値段で食べられる。セットメニューを工夫すれば、500円ちょっとでそこそこ満足。テイクアウトなので、食べる場所を探さないといけないことと、セットだと最低でも510円はかかってしまうのが微妙にマイナスですが、他に良さげな所がないので仕方ない。安い立ち食いソバや牛丼屋って、近代的なビル街には似合わないのかなぁ。
★2004年9月27日(月) 【映画】〈バイオハザード〉を観た

 主役のおねーさんが暴れまくってくれるなら、僕的に何杯でもオッケー

 映画〈バイオハザード〉をDVDで鑑賞。
 同名ゲームを映画化したものだが、独立した作品として楽しめる。アメリカの研究所内で生物災害[バイオハザード]が発生し、暴走したメインコンピューターを止めるために乗り込んでいた主役のおねーさんと特殊工作部隊員が、ゾンビ化した研究所員や奇怪な生物と死闘を繰り広げる。この作品、ゾンビはどうでも良くて、主役のおねーさんの格好いい姿を堪能するのが正しいと見た。赤いドレスに黒いジャケットを羽織り、ドレスの裾をひるがえしながらアクションする姿は僕的にナイス。他の見どころは、レーザーでミンチになる特殊工作部隊員ぐらい……かな? ゾンビ要素は本当にスパイス程度。金のかかった超大作というわけではないけど、見せたいポイントにきっちり力が入っていて良い感じです。ゲームが原作であることを活かしつつ、映画としての面白さを出すって、なにげに凄いことだと思う。
 実を言うと、ゲームのバイオシリーズはほとんどプレイしたことがない。体験版を15分ぐらいやって、ゾンビに噛み殺されて、それっきり疎遠になってました。映画を観てて感じたのは、雰囲気が〈Dの食卓〉に似てるなということ。主役が表情の少ない金髪美女で、冒頭の洋館をさまよう所と、失われた記憶がフラッシュバックする演出が、いかにもそれらしいんだよな。ゲーム版は、ゾンビと戦う作品なのに"バイオハザード"ってタイトルはないだろうと、ずっと違和感を感じていたけれど、映画版はちゃんと生物災害[バイオハザード]が発生する所からスタートするので、これも良し。ちなみに海外版のタイトルは〈Resident Evil(巣食う悪)〉といい、映画の原題もこれだそうです。
 週末に続編である〈バイオハザード II アポカリプス〉を観るので、その予習のために鑑賞したのだが、主役のおねーさんがまた暴れまくってくれるなら、僕的に何杯でもオッケーな気がした。
■2004年9月26日(日) 【雑記】アリアンロッドいっぱい

 酸っぱい帰属

 〈アリアンロッド〉を2シナリオプレイした。
 土曜日の夕方から、地元鎌倉の友達の家に集まる。〈アリアンロッド〉という、最近お気に入りのテーブルトークRPGをプレイ。今回は谷yan、きんちゃんの2人のマスターで2シナリオという、テーブルトークRPG全盛期でも滅多になかった濃いセッションとなった。僕のキャラは魔法使いで銃使いの青年。一見すると、いかにもな魔法使いなんだけど、いざ戦闘となるとマントの下からマスケット銃を取り出してブッ放す。射程70mの遠距離射撃は強いです。僕が〈アリアンロッド〉で好きなポイントは、モンク(格闘家)とアルケミスト(錬金術師/銃使い)の職業が選べる所なのだが、これで両方ともキャラを使ったことになる。さて、お次はどんな職業をやってみようかな。
★2004年9月25日(土) 【映画】禁断の惑星を観た

 ロビー・ザ・ボロット

 1956年のSF映画〈禁断の惑星〉を録画で観た。
 スターウォーズよりも古い古典SFに近い作品ですが、未見なので後学のため鑑賞。人類が銀河系に進出した時代、とある惑星に調査におもむいた一行が、20年前の調査隊の生き残りと出会い、惑星に秘められた驚異と対決する。この作品でつとに有名なのは、作中に登場するロボットの〈ロビー〉。ズングリムックリした体型ながら流暢な会話をこなし、何でもそつなくやってしまう、一家に一台欲しい万能ロボ。〈宇宙戦艦ヤマト〉に出てくる〈アナライザー〉のモデルっぽいですが、別にセクハラはしません。調査隊の生き残りである博士の一人娘がヒロイン(森雪に似てなくもない)なんだけど、今まで父親以外の人間を知らないはずなのに妙に色っぽいコスチュームをシーン毎に着替えるのが、何だか変。恋を知らないはずなのに、唐突に主人公である宇宙船の艦長に惚れちゃったりと、キャラ設定が適当というかご都合主義っぽい性格。
 ただ、古い作品ではあるけど安っぽいとか手抜きといった感じはまったくしません。CGはほとんどなくても、当時最高の技術で頑張ってみましたという意欲はビンビン伝わってくるので、観ていて気持ちいいです。タイトルにもなっている"禁断の惑星"の秘密というのが、過去に超文明があったというよくあるパターンではあるけど、その超文明が生み出した物というのが、それなりにヒネってある。なんとなく2001年公開の映画〈ファイナルファンタジー〉とネタが被っているような気も。〈禁断の惑星〉が〈ファイナルファンタジー〉を先取りしたというべきか、〈ファイナルファンタジー〉が出遅れすぎというべきか……。
■2004年9月24日(金) 【雑記】オアゾの丸善本店へ行った

 ミオミオパスタランチ

 東京駅前に9月オープンしたビル〈丸の内オアゾ〉内にある〈丸善・丸の内本店〉へ行った。
 "本店"を名乗るだけあり、1階から4階までびっしりと書籍文具関係のブツが並んでいる。21世紀っぽいのは、各所に電子端末があって、そこで欲しい本を検索できること。ためしに海洋冒険物の傑作〈ホーンブロワー〉シリーズを探してみようと"ホーンブロワー"で検索してみたのだが……ヒットせず。大きな書店なら全巻とは行かなくても、3、4冊は置いてあるはずなのだが。そこで、作者名であるC・Sフォレスターの"フォレスター"で検索したら、ゾロゾロとホーンブロワーシリーズが出てきた。どうも、〈海軍士官候補生〉やら〈パナマの死闘〉やら各巻のタイトルは入っているようだが、〈海の男ホーンブロワー・シリーズ〉というキーワードは入ってないらしい。最近DVDが発売されたドラマ版で興味を持った方が、原作小説を探そうと思ったら、たぶん"ホーンブロワー"で検索すると思うのだが……。ちなみにホーンブロワーシリーズは現在、全10巻中の9巻目を読んでる所です。
 で、普通にホーンブロワーシリーズを探しても面白くないので、同作者の手がけた伝記〈ネルソン提督伝〉を探してみる。どうやら歴史書のコーナーにあるらしい。どの場所にあるか図で表示される上、それをプリントアウトもできる。まだ店内の構造を把握していないので、地図を理解するのがちょっと難しいですが、これは便利。それとこの書店、レジでSuicaカードが使えるのも嬉しい。今までは乗り越しと、コンビニでガムを買うぐらいなので千円ほどしかチャージしていなかったが、本屋で使えるなら5千円ぐらいチャージしとこうかな。マンガコーナーもあるし。
■2004年9月23日(木) 【雑記】なんとか復活気味の休日

 サムライちゃんブルー

 体調が戻ってきた。
 おとといあたりから体調を崩していたのだが、ようやく復調。秋分の日で休日だったのが良かったというべきか、本日が休日だから昨日休めなかったというべきか……まぁ良い。黒部渓谷旅行記の3日目を更新し、夕食は車を出して父親と二人で和食ファミレス〈華屋与兵衛〉へ。さすがに病み上がりで焼き肉食べ放題は辛いです。ちなみに母親は2泊3日の旅行中。

Astronaut
■2004年9月22日(水) 【雑記】グッタリダウナー業務

 他イオン刑事さん

 体の調子が悪かった。
 黒部渓谷旅行3日目ぐらいからノドが痛かったんだけど、帰宅してから本格的に体調を崩す。昨日の夕方から夜にかけてが一番ひどく、腹を壊した上に発熱。本日はだいぶ良くなったとはいえ、熱が下がってなかったので本来なら休みたいところ。しかし、仕事の方もデータ入力作業の区切りとなる日だったので休むわけに行かず、体温計持参で無理矢理出社。薬を飲んだせいか、昼には熱は下がったのだけど、やっぱり本調子ではなく辛かった。なんとか夕方早くには仕事が終わったので、定時に帰宅。グッタリとそのまま寝た。
■2004年9月21日(火) 【雑記】黒部みやげの宝物スペシャル

 知らねぇや、あんなリス

関電トンネルトロリーバスチョロQ

 三連休の黒部渓谷旅行でおみやげを色々買った。
 職場用へは〈雷鳥の卵〉というお菓子を配ったのだけど、自分用には〈関電トンネルトロリーバスチョロQ〉を買う。黒部限定品で、40年前に走っていた100形という初期モデル。値段も900円とチョロQとしては高級品。ちなみに、現行の300形は700円だった。なんで200円高い100形にしたかというと、造形のデキ。300形は、既存のバス型チョロQにそれらしいプリントをしただけだけど、100形は金型をゼロから起こしたと思われる気合いの入った造形。トロリーポールがちゃんと起き上がるのもポイント高し。300形は屋根に模様がプリントされてるだけだしね……。現在、このチョロQは職場PCの上で電源供給も受けずに鎮座しておるのですよ。ムフフ。
★2004年9月20日(月) 【旅行】黒部渓谷その3:乗り物いっぱい黒部ダム

 黒部に行くべぇ

 黒部渓谷旅行3日目。
 本日が旅の本番と言ってもいいぐらい濃密なスケジュール。昨日のトロッコ列車は、日本海に流れ込む黒部川が流れる黒部渓谷の北部を縦に移動していたのだが、本日は黒部渓谷のさらに奥にある黒部ダムを西から東へ真横に移動する〈立山黒部アルペンルート〉を征く。ちょうど"T"の字を逆さにしたような感じか。まさに"縦横無尽"に黒部を堪能するわけであります。

立山ケーブルカー立山ケーブルカー

 朝7時前にはホテルを出て、富山地方鉄道で立山まで。そこから〈立山ケーブルカー〉に乗って美女平へ。このケーブルカーは、客車の他に大きな貨車を牽いているのが特徴だそうです。

立山黒部アルペンルート高原バス立山黒部アルペンルート高原バス

 美女平から室堂までは高原バスで。乗り物としては普通ですが、要所の観光スポットで徐行してくれたりと、なかなか親切でした。

中部山岳国立公園中部山岳国立公園
中部山岳国立公園中部山岳国立公園
中部山岳国立公園中部山岳国立公園

 室堂の〈中部山岳国立公園〉で2時間ほどすごす。高山植物のほか、所々に火山性の噴気が見られたりと、なかなかに変化に富んだ場所でした。鳥の鳴き声っぽいのも聞いたのだけど、アレは雷鳥だったのだろうか?
 お次はトロリーバス……という所で、チケットが見つからなくなる。原因は、乗り物毎にチケットがあると思い込んでて、適当に管理していたこと。どうしても見つからず、やむなく途中で再購入したら……ゲッ、5千円以上もするのか。統一チケットに至っては9千円もする。この出費は痛い。と、ここで諦めるよりは、次のバスの時間まで調べた方が良いと思い、もう一度冷静に捜索したら、ありました! 名刺ファイルの中に挟まってたよ。

問題のチケット

 窓口で事情を説明したら、新しい券は払い戻してくれたし、被害はバスを1本乗り過ごしただけ。でも、一緒にいたサワディには悪いことをした。スマン。

立山トンネルトロリーバス立山トンネルトロリーバス

 で、気持ちを切り替えて〈立山トンネルトロリーバス〉。トロリーポールを使って架線から電力を供給するタイプのバスで、正式には〈無軌条電車〉と言う。区分としては鉄道ということになる。日本では昭和40年代ごろまで都市部でも使われていたようですが、現在はここ〈立山黒部アルペンルート〉で2社2ヶ所しか走っていないという、非常にレアな乗り物。それに両方とも乗れちゃうんだから、メカ好きにはたまりません。
 乗った感想なんだけど、ホントに"電車"という感じ。モーターの唸る音が電車っぽいのが一番の理由ですが、なにげに動きが素早いのも印象的。狭いトンネルを、バスにしては凄いスピードで走るものだから、ちょっと怖かったです。ハンドルで操作してるはずなんだけど、自動操縦装置でもついてるのかな? ちなみに、海外ではトロリーバスが現役で走っている都市もあるらしい。

立山ロープウェイ立山ロープウェイ
立山ロープウェイ立山ロープウェイ

 トロリーバスの次は大観峰から〈立山ロープウェイ〉。途中に支柱がなく、一気に駅から駅を繋ぐワンスパン式。素直に"絶景"としか言いようがありませんな。
 乗るのを待つために並んでいる時、駅員さんが観光ガイドをしていたのだが、最後に黒部の写真集の説明を始め、終わったと思ったらそこにいた駅員全員が凄い声で写真集を売り始めた。パフォーマンスとしては面白かったけど、唐突なハイテンションにお客は引き気味で、見てる限り一冊も売れてませんでした。どっちかというと出発前は宣伝だけして、ついた先で売った方が良いのではないかと。

立山ロープウェイ立山ロープウェイ
立山ロープウェイ立山ロープウェイ

 ロープウェイの次は再びケーブルカー。〈黒部ケーブルカー〉は完全にトンネル内のみを移動。穴に潜っていく雰囲気が、〈AKIRA〉に出てくる例のリフトを彷彿とさせます。なにげに先頭部の中央をキープしたので、良い感じでトンネル内が撮影できました。

黒部ダム黒部ダム
黒部ダム黒部ダム
黒部ダム黒部ダム
黒部ダム黒部ダム
黒部ダム黒部ダム

 そしていよいよ黒部ダム。なんというか、呆れるほどデカいです。右手にダム湖があり、左手にダムを挟んで峡谷が続く。これを人間が造ったと思うと、素直に感心するほかない。それと、昨日〈黒部川電気記念館〉で操作した定点カメラらしきものを発見。時々動いてたから、誰か僕と同じように操作してるんだなぁと思うのは愉快でしたよ。

黒部ダムリモートカメラ?

 ここで昼食をすませてからおみやげを買い、のんびりと。ダム湖では遊覧船も運行されていましたが、それには乗りませんでした。余裕があれば、ちょっと乗りたかった。

関電トンネルトロリーバス関電トンネルトロリーバス

 黒部ダムから扇沢までは〈関電トンネルトロリーバス〉。実は、コレに一番乗ってみたかった。立山のトロリーバスはトンネル内のみですが、こっちは屋外も走るらしい。広めの道を走る感じもバスに近く、短時間ながらトロリーっぷりを満喫いたしました。銀色のボディも格好良し。トンネル内に富山県と長野県の境があるそうです。ちなみに、バスの車内は2つとも普通に"バス"なので、電動という以外まったく面白くありません。

新型あずさ

 扇沢から信濃大路までは普通に路線バスで、そこからはJRの〈新型あずさ〉に乗り新宿まで。どうでもいいが、あずさ号には"特急"と"スーパー"と"新型"があるのな。電車内で駅弁を食べ、新宿でサワディと別れて無事帰宅。
 たまには電車旅行も良いものですな。なにより、安心して酒が飲めるのが良い。天候も、初日にちょっと雨が降った程度でおおむね良好。2日目のトロッコ列車で、行ける場所が少なかったフラストレーションは、3日目の乗り物フルコース&散策で発散できたし。チケットを無くしかけたのは余計でしたが。
 もし、次に黒部ダムへ行く機会があれば、車で長野方面から扇沢まで行って〈関電トンネルトロリーバス〉で黒部ダムまで行き、そこで遊覧船に乗ってみたいです。長野からなら、頑張れば鎌倉から日帰りも可能かも。ともかく、良い旅でしたよ。

●[立山黒部アルペンルート オフィシャルガイド]
★2004年9月19日(日) 【旅行】黒部渓谷その2:トロッコ列車に先はない

 おっかねぇ橋

 黒部渓谷旅行2日目。
 いよいよ旅の本番スタート。朝、富山から地鉄こと富山地方鉄道に乗って宇奈月温泉へ。そこからトロッコ列車に乗って終点の欅平[けやきだいら]まで。ちなみに、乗るなら進行方向右側の席が良いです。ダムなど主要な景観スポットは右側に集中しているので、左側にいると人越しでないと撮影出来ません。……つまり、行きは左側に座るハメになっちゃったわけです。地鉄の到着時刻とトロッコ列車の発車時刻がギリギリなんだもの。

トロッコ列車トロッコ列車
トロッコ列車トロッコ列車
トロッコ列車トロッコ列車

 欅平では、猿飛峡や人喰い岩、奥鐘山といった観光スポットがあるらしいのだが、なんでも夏場の大雨で途中の道が崩れ、どこも通行止め。結局、人喰い岩の手前に行ったぐらいで、あとはビジターセンターの無料ビデオ上映で、見られなかった観光スポットの情報を補完するハメに。

トロッコ列車トロッコ列車

 帰りは進行方向左側のベストな場所を確保したので、バッチリと写真撮影できました。ちなみに、行きは〈普通客車〉でしたが、帰りは〈特別客車〉に変更。特別というと、やたらゴージャスな印象を受けますが、実際はこの上に〈リラックス客車〉と〈パノラマ客車〉という、さらにハイレベルな客車が存在したりする。客車ランクのインフレが激しいようで。

トロッコ列車トロッコ列車
トロッコ列車トロッコ列車

 富山駅へ戻る前に、宇奈月温泉周辺を歩く。〈黒部川電気記念館〉でビデオ鑑賞や黒部ダムに設置された定点カメラを操作して遊んでから、宇奈月ニューオータニホテルの温泉で入浴。料金はそれなりでしたが、広くて快適な風呂に入れたので満足。夕食は富山駅ビル内の居酒屋〈よしもり〉で、鱒の押し寿司とほたるイカの沖漬け、白エビのさしみを食べてから、〈麺屋いろは〉の富山黒醤油ラーメンで締めました。
 いよいよ明日は、黒部ダムへ。
★2004年9月18日(土) 【旅行】黒部渓谷その1:富山で市電を追え!

 キープレートは所定の位置に

 黒部渓谷へ行った。
 いつものように友人のサワディと出かけたのだが、珍しいのは今回がツアー参加だということ。だいたい、サワディとだと車で行くことが大半で、電車でしかもツアーというのは初めてかも。昼前に東京駅で落ち合い、2階建て新幹線〈Maxとき〉の1階席で越後湯沢まで行き、そこから〈はくたか〉で富山駅まで。駅前のホテルでチェックインしたのは午後4時ごろ。1日目は、けっこうゆったりしたスケジュールでした。
 このままホテルでダラダラするのも勿体ないので、富山市内を散策。道幅が広く、大通りの中央に市電が通っている。なんとなく近くの神通川まで行き河川敷を南に歩くと、大きな橋が見えて、その上を市電が走っていた。興味にかられて橋を渡ってしばらく歩くと市電の終着駅。そこから市電に乗って富山駅前に戻る。意味はないけど、面白かったです。

富山市の市電富山市の市電

 夕食はツアーに含まれないので、駅前の〈[][]と市場〉で刺身定食と白エビの天ぷらを食べる。白エビは季節物らしい。富山は海産物が美味いなぁ。
 明日はトロッコ列車に乗ります。
■2004年9月17日(金) 【雑記】そこはかとなくハピネス

 1歩っつ〜コト

 少し良いことがあった。
 嬉しかったので調子に乗っていたら、実は自分が思ったほど上手く行っていたわけではなかった。3歩進んだと思っていたら、実は1歩しか進んでいないことに気づいて、あわてて2歩さがったという所か。それでも結果的に1歩前進したのは、やっぱり嬉しい。
■2004年9月16日(木) 【雑記】背泳運動黒部

 背泳と判で以下無

 背泳がなんとなく出来た。
 運動の日なのでスイミング……の前に、横浜の旅行代理店へ。週末三連休は友人のサワディと黒部峡谷でトロッコ列車に乗るツアーに参加するのだ。天気が微妙だけど、晴れるといいな。入金を済ませてから運動開始。いつものスポーツジムで泳いでおりました。前回、クロールが速くなった気がしたのですが、今回はまた元のスピードに戻ってしまう。感覚を取り戻すために、ビート板でバタ足往復したら、再びスピードアップしました。ヤレヤレ。手足の動きはそれなりになったので、今度は息継ぎを効率化したいところ。
 それと、サワディの勧めでなんとなく背泳ぎをしてみたら、すんなりと天井を見ながら泳ぐことが出来た。平泳ぎとクロールができれば、背泳ぎはそれほど難しくないのか? ただ、直進することができずにフラフラしてしまうので、航行の安定化は必須。コースが空いている時でないと、危なっかしくてやってられません。
 夕食は新しくオープンした串焼き居酒屋で。
■2004年9月15日(水) 【雑記】骨伝導ヘッドホンをゲット

 骨伝導のコツ

 骨伝導ヘッドホン〈EZ-80P AV〉を買う。
 父親は年齢のせいか耳が遠い。そのため、テレビを見る時は骨伝導ヘッドホンという、骨の振動で音を伝えるヘッドホンを使っているのだが、その新しい奴を母親がネット通販で購入。以前は有線でモノラルだったのだが、新しい奴は無線で音が飛ばせてステレオで聞くことができるので、コードに足を引っかける心配もない。たっぷりテレビっ子してくれい。
■2004年9月14日(火) 【雑記】ひさびさ牛丼

 義勇どん

 久々に店で牛丼を食べた。
 昼食は何にしようかと歩いていたら、〈神戸らんぷ亭〉で牛丼を販売してますという表示が目につく。昨今は牛丼屋を名乗りながら牛丼を販売しない店が多い中、なかなかにチャレンジャブル。オーストラリア産牛肉を使っているようですが、値段は350円で生玉子をサービス中でした。実質300円なら、価格的に問題なし。肉は少しトロッとした感じで、たしかに豚肉とは違うウマ味がある。ホント久々に牛丼を食べた気がしますよ。
★2004年9月13日(月) 【雑記】ケロロ小隊、ネタ画像でアクセスアップであります

 てゆ〜か、千客万来?

 ケロロ画像が多数検索されてます。
 ここ最近、アクセス解析に多くヒットするGoogleの検索キーワードに〈ケロロ軍曹〉というのがある。最近アニメ版が好調なマンガで、カエル型宇宙人がガンプラ造りに命を賭けながら、趣味で地球侵略をする話……で、通じる人には通じるか? 僕もコミックスを全巻揃える程度に好きな作品ではあるが、日記やコラムで正式に取り上げたことはないはず。それでなぜ、コンスタントにアクセスが増加するのかと思ったら、どうも2002年6月11日のこのネタ画像に反応しているらしい。

ケロロ軍曹、タママ二等、ギロロ伍長、クルル曹長、ドロロ兵長除く

 ゲームキューブ〈どうぶつの森+〉の屋外看板画像としてドットで描いたケロロ小隊4名。約1名抜けているのは、仲間はずれ……ではなく、当時はドロロが未登場だったから。アニメ化されると、やっぱり注目度が違いますな。
■2004年9月12日(日) 【雑記】アリアンロッドでマインドマップ

 ここに犬よ

 HDC集会2日目。
 皇帝マスターで、テーブルトークRPG〈アリアンロッド〉をプレイ。最近、TRPGを滅多にプレイしなくなりましたが、〈アリアンロッド〉のシステムは久々にヒット。様々な技能を組み合わせてキャラメイクをするのだが、どの技能も魅力的で、とても1つのキャラだけでは満足できず、必然的にキャラをたくさん造りたくなります。
 今回のセッションはダンジョン探索もので、メンバー2人とちょっと厳しかったですが、どうにかクリア。プレイ後、キャラクターの設定を固めるために僕のキャラについてのマインドマップを作成していたら、和光氏が興味を持って自分のキャラのマインドマップを作成していた。マインドマップに興味を持つ人はけっこういるのだが、実際に書いてくれたのは和光氏がはじめてです。
 帰りは、おみやげにジャガイモと駄菓子セットをもらって帰宅。
■2004年9月11日(土) 【雑記】和光氏の家へ初ドライビン集会

 運命スリップ不安定

 週末はHDC集会。
 友人の和光氏の家へお邪魔しました。先日、長女が誕生されたばかりの和光氏ですが、奥さんともども実家におられるそうなので、我々へのお披露目はまだ先になるとか。和光氏の現在の住まいは横浜にあるので、自家用車で出かけ、途中で友人の皇帝を拾ってから目的地へ。車では初なのでちゃんと到着できるか心配でしたが、迷うことなく無事到着。この距離なら、今までより気楽に遊びに行けそう。
 夕方からはテーブルトークRPG〈アリアンロッド〉のキャラクターを造ったり、和光氏おすすめのマンガ〈げんしけん〉を読んだりしておりました。それと、同居されている和光氏のご両親がいらっしゃって、プチ酒盛りなども。パワフルな親父殿ですな。
■2004年9月10日(金) 【雑記】ちゃんこ食った

 ちゃんと食った

 派遣先の方々と飲み会。
 両国にあるちゃんこ屋〈吉葉〉へ行きました。ちゃんこは初体験でしたけど、コッテリした煮込み料理はなかなかに美味い。店の中には土俵があって、パフォーマンスをやってのだが、席からは良く見えなかった。
■2004年9月9日(木) 【雑記】乗り間違ったら空いていた

 結線張る都会

 乗り間違えたら……。
 夜、仕事を終えて東京駅地下から横須賀線に。ちょうど発車直前の電車があったので飛び乗ったら、自宅のある大船方面ではなく、反対方向の千葉方面行きだった。すぐに次の新日本橋で乗り換えましましたが、15分ほどタイムロス。でも、すぐに座れたからまぁいいか……と、その時は思っていた。
 東京、品川、新川崎と来て、横浜へついたあたり。さっきから微妙な異臭がするなと思ってはいたが、ついに気づいてしまう。向かいの席に吐瀉物がブチ撒けられらていた。床にはヤバい汁が広範囲に広がっている。よくよく見ると、爆心地の周辺だけ席がガラガラ。僕はギリギリ周辺に座っていたらしい。保土ヶ谷、戸塚、大船と、席が空くたびに爆心地から待避しておりましたよ。
 電車に乗り間違えたものの、すぐに座れてラッキーかと思ってましたが、アンラッキーと相殺か。
■2004年9月8日(水) 【雑記】周回運動公園

 香料的ソルトチキンボウル

 運動の日。
 いつもどおり、根岸森林公園で走っていました。根岸森林公園はもともと競馬場で、すぐ隣に米軍住宅地がある。起伏に富んで、なかなか面白い地形。本日は、公園の周りをぐるっと走る。中の周回コースよりもさらに変化に富んでおりましたよ。何かの撮影もしてた。
 夕食は居酒屋で。
■2004年9月7日(火) 【雑記】スピンちゃんのコミックスをゲット

 旋回さん

 〈無敵鉄姫スピンちゃん〉の単行本を購入。
 一部の方々から大絶賛のダメオタマンガでしたが、あえなく打ち切り。僕もリアルタイムでジャンプを立ち読みするほど気に入ってたんだけど……残念。たしかに"少年"にはウケが悪そうな内容ではありますが。いっそ、連載をまるごと少年サンデーあたりに移籍しちゃったらどうだろう? 僕は読むし買うし、需要もあると思うのだが。
■2004年9月6日(月) 【雑記】ことさらダメな1日

 ダメの駄目押し

 後悔した。
 本日はちょっと……いや、かなりダメなことがあった。まったくもって当方が悪いので、自己嫌悪することしきり。事実から目をそむけず反省し、おめおめと生きることぐらいしかできませんが、それでも進むしかない。こういう惨めな日の自分に再会することがありませんように。
■2004年9月5日(日) 【雑記】微妙に執筆

 胸元から生え伸びた金属の爪

 小説を書いていた。
 ちょっと目標を見失ってた感じがしますが、自分を盛り上げて執筆を再開。執筆量は少ないものの、それほど悪くないと思えるレベルで進んでおります。以前は9月一杯が完成目標だったのだけど、そこまで急ぐ必要がなくなったから、今年いっぱいに変更。努力するしかない以上、可能な範囲で頑張ろう。
■2004年9月4日(土) 【雑記】萬や豪雨

 戦争王がウォーキング

 地元鎌倉の友人の家へ集まる。
 例によってゴロゴロしながらマンガ読書したり、〈─どこでもいっしょ─トロといっぱい〉をプレイして見せたりしてました。夜は例によって〈萬や市場〉で焼き肉食べ放題だったのだが、帰りは凄い豪雨でワイパー全快でも車の視界が確保できないほどでした。若干新鮮な体験。
■2004年9月3日(金) 【雑記】どことなく運動成果

 土ワイ砲

 運動の日。
 友人のサワディと根岸森林公園で走ってきました。最近は1回の運動で5キロは走るようにしているのですが、あんまり疲れなくなった。運動面で他人より大きなアドバンテージは期待してませんが、いくらか成果は上がってるのかも。夕食はいつもの居酒屋で。
■2004年9月2日(木) 【雑記】〈─どこでもいっしょ─トロといっぱい〉を購入

 徒労と一杯

 プレイステーション2の〈─どこでもいっしょ─トロといっぱい〉を購入。
 ネコのトロと会話を楽しむゲームの最新作。毎回文句を書いている気がしますが、なにげに〈iモードもいっしょ〉以外は全て買ってるんだよな。買ったばかりなので詳しいコメントは避けますけど、教えた単語が黒猫の腹にプリントされ、グループ登録ができるのは面白い。ついつい、グループとしてまとめたい単語を入れまくってしまいますよ。1プレイが1時間ほどで区切られているので、社会人でも限られた時間で遊べます。しばらく楽しめそう。
★2004年9月1日(水) 【雑記】新データ圧縮サービスを試してみた

 脚逝く錆ビス

 DDIポケットの新データ圧縮サービスを試用。
 ADSLなどブロードバンド回線の普及と性能十分なパソコンの普及で、家庭でネットを閲覧するのはずいぶんと楽になった。ウインドウズ95の頃、はじめてPHSで"ネットサーフィン"をした時は、ひと月の通信料が3万円を超え、コリャたまらんとあわててISDN+テレホーダイに切り替えたものです。あれは痛かった。そんな経験は過去のものと思っていたら先日、京ぽんこと〈AH-K3001V〉の使いすぎで通話料が2万円を突破──パケット代は1万円ほどですが──してしまい、あわてて料金コースを通信向けの"パケコミネット"に変更。以後は音声通話料込みで5千円ほどで済んでます。ヤレヤレ。
 京ぽんを買って以来、出先や休憩中など、パソコン環境がない場所でもネットを閲覧する習慣がつきました。表示能力や通信速度に不満はありますが、どこでもパソコン用のサイトが見られるのは想像以上に快適です。
 今回の新データ圧縮サービスは、専用の番号へ接続してネットを閲覧すると、画像など重いデータを圧縮してくれるので、受信データ量を圧縮できる──つまり受信の体感速度がアップする──というもの。10月30日までの試験サービスなので、追加料金も一切かかりません。パソコン向けのサービスですが、サイト上で申し込みをして、京ぽんのプロバイダ設定で試験サービスの番号とID、パスワードを設定したら、すぐさま使えました。体感的に、ちょっと速くなったかな? 正直、今でもパケコミネットの無料データ通信量20万パケット(=20メガバイト)すら使い切れてないので、通信データ量が圧縮されるメリットはほとんどないですが、少しでも表示速度がアップするのは大歓迎。ありがたく使わせて頂きます。

Copyright(c) 2000 - 2006 Astronaut by Ikuo/Yoshitake


─Menu─
Main
Index

Welcome
Column
Diary
Novel
Travel
Illustrate

BBS all
News
Link about
Mail about