Old Diary

★ Index  ★ 日記のようなモノ  ★ むかしの日記  ★ 進行状況

日記のようなモノ
──西暦2000年4月その2──
Down▼

■0004b INDEX

▲0004a

2000年4月11日(火) カウント100を踏んだ人
2000年4月12日(水) 定期更新作業
2000年4月13日(木) ラッシュあわあわ
2000年4月14日(金) 「クイックハルト」構想
2000年4月15日(土) 携帯電話ハ携帯スベシ
2000年4月16日(日) キックボードでひゃっほう他TRPG
2000年4月17日(月) そんなこんなで夜は更けて
2000年4月18日(火) 折り畳み式ローラーボードJDRAZORでひゃっほう
2000年4月19日(水) スカッシュでしゅinラブ
2000年4月20日(木) 動画は動く絵のコトよ

▼0004c
21▲

2000年4月20日(木) 動画は動く絵のコトよ

 きのう、スカッシュに行ったコトを日記に書いたぞよ……とサワディに言っておいた。
 んで昼、ふとサワディが聞いてくる。

「動画ってパラパラ漫画みたいなモノ?」

 へ?……
 最初、何を言ってるのかわからなかったのだが、どうやらスカッシュの報告のあとにアニメ版「ラブひな」の初回感想で書いた内容についてらしい。

 ご存じのように、アニメーションとは動きを少しずつ変えた絵を連続して撮影し、あたかも動いているように見せているもの。
 原理的にはパラパラ漫画とおなじだけど、30分のアニメーションを作るには、膨大な労力を必要とします。
 ちょっと詳しく説明すると、まず原画とよばれる大まかな動きを描く。
 要点となる部分しか描かないので、これだけだとコマ送りな動きになっちゃう。
 動画とは、この原画と原画の間の動きを描いたもの。

 原画→動画→動画→動画→原画→動画→動画→動画→原画

 ……ってカンジ。
 普通、原画を描く人と動画を描く人は別。
 原画は作品を制作しているスタジオの人が描いて、動画は外注に出すコトが多いみたい。
 原画を描く人も動画を描く人も複数いて、総合的に絵をチェックする人が、作画監督。
 アニメに詳しくなると、「○○さんが作画監督の回はスゴい!」なんて会話が出てくるのだ。

 日本のアニメーション技術はトップクラスなので、金と時間と人材を投入すればそれはもう、すさまじい映像が作れます。
 ただ、実際問題として立ちはだかるのは、技術力ではなく「金と時間」なんですね。(苦笑)
 手間をかければイイ物が作れるとわかっていても、実際は納期と予算の関係で、ある程度の部分で妥協しないといけない。

> 低予算アニメにありがちな、アクションを止め絵で誤魔化すようなマネ

 ……というのは動画枚数を減らして、予算を節約してるワケです。

 たとえば、主人公が敵を殴り飛ばすシーンがあるとして、これを作画する場合で説明してみましょう。
 普通に考えれば、主人公と敵が同じ画面内にいて、主人公が敵を殴り、殴られた敵が吹っ飛ばされる……って感じだよね。
 ここらへんを、いかに迫力あるモノにするかが作画の腕の見せ所。
 じゃ、予算を節約している作品だとどうなるか?
 まず、敵と主人公が別の画面になる。
 なぜかというと、殴る動きと、殴られる動きを同調させる手間がはぶけるから。
 あと、殴られる相手を変えて、殴るシーンを使い回せば、複数の敵と戦うシーンも作れるというメリットもある。
 さらなる節約の方法は、動画を使わないコト。
 殴った後の絵と、殴られた後の絵だけを使い、微妙にスクロールさせることで動きがあるかのように見せるのだ。
 動きが乏しい分は、音や背景効果でごまかす。

 昔、TVアニメのクオリティが著しく低下した時期があって、見るからにヘボい絵が、見るからにヘボい動きをした作品が堂々と放映されてたコトがある。
 無論、技術的な問題ではなく、資金と時間の問題でね。
 近頃はそれほどヒドいのはないけど、前述の「省略アクション」を多用した作品はまだ多い。
 ヘボい動きをさせるぐらいなら、原画のクオリティを維持して、止め絵で誤魔化す……まぁ、絵が崩れない分、昔よりはマシだけど……ねぇ。

 通常、30分のアニメーション(実質は20分ぐらいだけど)を制作するには、3ヶ月かかるそうです。
 当然、そのペースでは間に合わないから、放映前からストックを作っておき、さらに複数ラインで制作する。
 それにしても、週間で放映するのは無理のある作業なので、予算的、スケジュール的に厳しい時は、わかっていても低いクオリティで放映せざるを得ないようです。

 アニメ版「ラブひな」の場合、第1話のクオリティはこれらの問題をものともせず、非常に質の高いモノでした。
 ただ、作品によっては第1話のクオリティは高くても、以降の話ではヘボい動きになったり、作画が荒れたりするモノもある。
 
> 今後ともこのクオリティを維持できるなら、かなりイイ感じになりそう

 ……というのは、そういう意味。
 初回と最終回だけ、やたらと気合いが入ってて、途中の話の中にはショボい回があるなんて作品は結構多い。
 むしろ、気合いが入った回があるだけマシだったりしてね。(苦笑)

 まぁ、作品という物は作画レベルだけで評価できるものではないけど、面白い物語を、気合いの入った映像で見せてもらえることがベストには違いない。

 てなコトを書いてて、ふとサワディに上記の発言を確認した。
 そしたら……

「アニメって、パラパラ漫画みたいにイチイチ絵を描くんでしょ……大変だね」

 ……って言いたかったらしい。(汗)
 むぅ。
 なんと純朴な。
 こういう基本的なコトで感心できるのは、スバラシイことかもしれませぬ。
 作画が荒れただの、止め絵で誤魔化すなだの、うるさいマニア発言ばっかりしててはいけませぬな。

 ──自戒──

 にしても、アニメのクセに、動きのあるアクションを視聴者が想像しないとダメな作品はどうにかして欲しいな。(苦笑)
 アニメーション、なんだかさぁ。
20▲

2000年4月19日(水) スカッシュでしゅinラブ

 今日は運動の日。
 作家志望のしがない会社員、およびその筋のダメ人間(笑)のわしではあるが、最低限、体を動かしておく必要性は感じてる。
 ハタチを過ぎると、本人が努力しないとホント、運動せぬようになるのだ。

 いつもは同期のサワディほか、会社のひと数名で夜、根岸の森林公園で運動しておるのじゃが、今日は朝から曇り空。
 予報では、夕方から雨が降る……って、ダメじゃん今日!
 てな悲観的な展望を前にわしらは昼食をむかえた。
 昼メシを買いにコンビニへむかう途中、ふとサワディが言う。

「今日、公園に行かないなら、行ってみたいトコがある」

 そこはドコかとたずねたら、サワディは道ばたの看板を示す。
 見れば、トタンにペンキで描いた、かなりきちゃない看板。
 曲がりなりにも、看板用のシール印刷をしてるわしから見ると、ぜひ当社の機械で新しいモノを!……と営業したくなるような看板。
 いや、わしは出力担当なので、営業にはノータッチですが。(笑)

 内容はスカッシュという、室内でするテニスみたいな競技をするトコロの案内で、電話番号と所在地が記されている。
 んでも、詳細はさっぱり不明なので、すかさずPHSで問い合わせ。
 色々と聞いてみると、車で行けそう。
 時間的にも、金銭的にもまぁ、大丈夫。
 ……なのはいいのじゃが、あれこれ質問してるウチに、なぜか今夜7時か8時ぐらいに行きますぜ……と、予約をさせられてしまう。

 むぅ……この、商売上手さんめ!(笑)

 まぁ、イヤならすっぽかすという手もありますが、せっかくだから行ってみようというコトに。
 夕方、雨が降るという予報はどこへやら、なんかうっすらと晴れてる気が……
 とはいえ、予約しちまったモノは仕方ない。
 車に乗って行ってみましたよ。
 ウチ会社からさほど遠くない場所にあるソコは山の中腹にあり、急な坂道を登って行くという、かなり難儀な場所。
 駅からは、さほど遠くはないのじゃが。
 ともかくも、予約しておいたのでビジター扱いで入りました。
 いつものトレーニングウェアに着替え、スカッシュ場へ。
 四方を壁に囲まれた四角い部屋で、奥の壁に向かってボールを交互に打つ……ってカンジかな?
 そういや、洋画とかでこういうスポーツをやってるシーンを見たことがある。
 まさかそんな、おハイソな代物にわしが挑戦する時が来ようとは……ボーダレス、つーかバリアフリーな世紀末だ。(笑)

 インストラクターの人に、簡単なレクチャーを受け、いざ挑戦。
 サワディが壁に向かってサーブして、跳ね返った球を……打つべし!

 すかっ……

 あうっ。
 おもむろに空振り。(汗)
 わしゃ、こういう「道具で球を打つ競技」は苦手なのじゃよ……
 野球とか、テニスとかさぁ。
 学生時代から、運動ダメなオタク者として周囲の白い視線を受けまくったわしである。
 やっぱダメのダメダメじゃよ……

 ともかく、気を取り直して再挑戦。
 まぁ、たまにイージーボールをスカるけど、なんとか返せないコトもない。
 ラケットの中央にヒットすればいいのじゃが、端に当たると手に衝撃が来て変な方向に飛ぶ。
 それがかえって、難しい球になるためポイントを取れたりもするのじゃが……なんか違う。(笑)

 来た時間が遅かったので、1時間ほどしか出来なかったけど、逆にちょうどいいボリュームだったかもね。
 ともあれ毎週、なにかしら運動っぽいコトをするようにしてるので、変に体を痛めたり、過度の筋肉痛にはならないふう。
 筋肉ムキムキになるつもりはないケド、適当に体を慣らし運転させてきた成果かな?
 けっこう面白かったので、また行きたいなと思いましたよ。
 ちなみに、最後まで雨は降らなかったがなぁ!(苦笑)

 んで、横浜でお好み焼きを食って帰宅。
 さっそく、予約録画しておいたビデオを見る。
 タイトルはズバリ、「ラブひな」!(爆)
 週間少年マガジンで連載中の同名作品をアニメ化した、むふふ★なラブコメである。
 なぜか美少女だらけの環境に放り込まれたた主人公が、一方的に好意を持たれてまくってしまうという、極めてダメっぽいハーレム系の作品じゃが、ここまで潔く男の欲望に忠実な造りは、むしろ好意に値すると断言!

 いやぁ〜、パンピーふうにスカッシュなぞをプレイした後に、オタク臭が漂うアニメを見る……東西両陣営のパワーバランス維持には、必要不可欠なモノでしょう。←誤用

 マガジンで連載してる時から注目してた作品……つーか、ラブコメ好きスキなわしのハートにビンゴ★なタイトルなので、これは見ずにはいられまい!
 ……ただ、これまでに雑誌で紹介されてた情報からすると、キャラデザインや設定などに大幅なアレンジが加えられているため、原作の雰囲気が損なわれるのでは……という危惧があった。
 アニメ屋の好みで好きな作品を改悪されちゃたまらヌ……と、原作ファンとしては一抹の不安を感じていたのも事実です。
 特に、ヒロインの成瀬川なるの「ヘタレ」なデザインが、かなりヤバイと思ってた。
 だって、雑誌に掲載されたアニメ版の絵が、ちっとも原作と似てないんだもん。

 ……てな具合に不安70%、期待30%という極めて不利な下馬評のもと第1話を鑑賞したのですが……予想は良い方向にくつがえされたようです。(笑)
 かなりアレンジされてるけど、動きが「ラブひな」っぽいので、違和感はほとんどなかった。
 原画の質が高い上に、やたらと動画に枚数をかけているので、動く動く。
 今日びの低予算アニメにありがちな、アクションを止め絵で誤魔化すようなマネは一切ありません。
 やっぱ、絵が動くということは、アニメーションとして純粋に気持ちのいいモノです。
 細かな変更点なぞ関係ない!……と、納得させるだけのパワーが画面から溢れ出していましたよ。
 今後ともこのクオリティを維持できるなら、かなりイイ感じになりそう。

 結論:アニメ版「ラブひな」に、チェックする価値アリ!
19▲

2000年4月18日(火) 折り畳み式ローラーボードJDRAZORでひゃっほう

 会社の帰り、東急ハンズに行った。
 もちろん、チェックするのはキックボード。
 自転車とかが置いてあるフロアに行くと……例のブツはすぐさま発見。
 バッチリ、山積みで売られておる。
 ブームの山を越えたのか、品薄感はない。
 ほかにも、替えのカラフルなタイヤやグリップ、ライトやベルといったオプションパーツも充実しておる。
 軸をボールベアリングに交換して、回転をスムーズに!……という宣伝文句を見た時には、「レーサーミニ四駆?」とか思ったよ。(笑)
 色々と、面白そうなモノがあったのじゃが、まずは本体をゲットせねば始まらぬ。
 そこで、わしが目をつけたのは普通のキックボードではなく、尾部にウィリー用のステップがついた奴。
 いや、後輪走行がしたいワケじゃないのだが、和光氏の奴を使ってて気になったのは、蹴り足を乗せる場所がないこと。
 バカの大足のわしは、ステップに片足をのせると、それだけで満載状態。
 だから、坂道とか蹴る必要がないときに、蹴り足を乗せる場所があったらいいなと思ってた。
 だもんで、このウィリー用ステップはなかなかイイ。

 ……ちうこって、さほど悩まずにスルドく購入しました!

 他にも荷物があったので、帰りの電車はツラかったけど、ともかく鎌倉へ到着。
 さっそく組み立てて、背広姿で帰宅しました。
 長く乗ってみて思うのは、やっぱ乗り心地のいいモノじゃないってコト。
 よっぽど綺麗に舗装された道じゃないと、ゴロゴロ、ガリガリと、乗りにくいことこの上ない。
 帰宅するころには汗ばんで、コレって楽するための乗り物じゃなかったっけ?という疑問が湧く。(苦笑)

 夕飯を食べて、録画したビデオをチェックしてから……またもや夜の街に出た。
 ……ほら、やっぱ色々と試し乗りしたいじゃん。(笑)
 最初は近くのコンビニまで……とか思ってたのじゃが、もうちょっと先のコンビニまで……それなら、駅前のコンビニ……と、とうとう鎌倉駅のほうまで来る。
 やっぱゴロゴロ、ガリガリと、乗り心地は悪い。
 足の裏がすれて、痛くなってくる。
 途中、何人か同類の人を見かける。
 まだまだ流行っておるよう。
 わしが流行の先端(に近い)モノをゲットするなど、今世紀中は二度とないでしょう。
 まぁ、1年先はわかりませぬが。(笑)
 鎌倉警察署の前を通り、別ルートで家へ向かう……が、すなおに家にはもどらず、海岸の近くまで行き、裏道で戻る。
 広い道はまだしも、裏道とかツギハギだらけの道路だと、ひたすら乗りにくい。
 ダメじゃん、わし!……と自責しながら進む。
 んで家の前……だが、このまま帰宅するより、もうちっと楽しいコトを思いつく。

 このまま谷yanの家に襲撃をかけたらどうじゃろう?

 思い立ったが吉日。
 谷yanの家へは、ものの10分もかからず到着する。
 部屋にも明かりがついておるな……
 ということで、すべからくPHSで谷yan携帯に電話。

 おお、谷yanシルエットが携帯電話器をゲットしておる!

 ほとんど、やってることはストーカーです。(笑)
 んで、電話口に出た谷yan……来訪を告げると、ノソノソと出て来た。
 わざわざ、キックボードを見せびらかしに来たのに呆れてたみたいだけど、こうして日記のネタになるのだから無駄ではあるまい。
 つーかこの日記に、携帯がつながらなかったコトで文句を書いておいたぞよ、とフェアに宣告(?)し、はよインターネット(インタネ)に接続せよと勧告した。
 谷yanは職探し中なので、それが決まらねばインタネは無理と言う。
 まぁ、口振りからして乗り気でない……つーか見るからに、インタネの優先順位が低いので、下手すると今世紀中は無理かもしれぬな。
 さっさと職を決めるべし!

 んで、汗をかきつつゴロゴロと帰宅したわしは、お手製「Astronaut」ステッカーをボディに貼りつけて、わしのモンじゃぁ〜と自己主張した証拠写真を撮影し、今日の日記を書きはじめたのである。→わしキックボード(JPEG画像65KB)

 ……あ、それと、乗ったばかりのキックボードの後輪って、かなり熱いことを発見!
 摩擦熱って、結構バカにならないみたいだよ。
 ほかほか。
18▲

2000年4月17日(月) そんなこんなで夜は更けて

 HDC集会も3日目。
 わしと和光氏は、有給休暇を取って休み。
 けるを氏とさかなさんは、自由業。
 よって、谷yanだけが仕事のため朝、帰って行きました。
 ホントは、昨日のうちに帰るつもりだったらしいけど、結局のところ朝帰り。
 つーか、朝出社らしいが。(笑)
 ごくろーさん。
 で、今日は特にヤルこともないので、懸案の「マトリクス」を見せてもらおうかい!……と思ってたのじゃが、諸般の事情で見られませなんだ。
 結局、DVDだけ借りたので、近日中に見るつもり。
 だもんで、報告はそん時に。

 昼過ぎ起きたわしらは、夕方までダラダラとゲームをしたり、ビデオを見たり。
 なんか、日記に書くとダラけてただけみたいだけど、いちおうは色々と話し合いもしてる。
 これまでのこと、これからのこと。
 まぁ、それなりに真面目な話もしてるのよ。
 特に近況での大事としては、けるを氏がプロデビューを決めたコトとか。
 けるを氏には先を越されたのはチョット悔しいけど、専門学校時代から「オリジナルを描け!プロになれ!」と連呼してた「けるをファン」としては喜ばしい限り。
 けるを氏も、「クイックハルト」の概要を読んで「なんとなく面白そう」と言ってくれたし……僕も後に続かないとね! 

 そんなこんなで夜、外で夕食を食べながら話をしてたら、さかなさんはこのホームページ(HP)をあまり見てないらしい。
 なんか構造がよくわからない……って、ごあいさつと日記ぐらいしかない気もするが。(笑)
 さかなさんは、「ストレイトティーブレイク」の2話は読んでるから、日記しか読むトコロはないはず。
 んでも、トップページから最新の日記に飛べることも把握してないふうなので、いちおうは説明。
 う〜む。
 なるべく理解しやすく作ったつもりなのじゃがぁ〜。
 さかなさんのHP日記は、わしも影響を受けているので、できれば定期的にチェックして欲しいトコロ。

「さかなさ〜ん!読んでますかぁ〜!」

 ま、一番の敗因はごあいさつのページをクドクド書きすぎたコトなんだけどね。(苦笑)
 創作小説を完全発表していることを前提に、かなり詳細に書いたのが、かえって混乱させてしまったらしい。
 やっぱ、わしが悪いのじゃろう。
 スマヌ。

 てな具合で、ダラダラしつつもやることはやった我々は、和光氏の家を後にしたのでした。

■今日、和光氏の家で読んだマンガ

「スペースアルプス伝説」(愛蔵版)ラブコメっぷりがグッド!
「エルフを狩るモノたち」12巻の1話……を読んだぐらいで時間切れ。

 マンガばっかり読んでたら、和光氏に「こんど、マンガを読みにウチに来い!」と言われてしまった。(苦笑)
 集まった時はマンガを読まずに会話せよ!……というコトでしょうから、お言葉に甘えて近日中におじゃまするなり。
 そん時は、iMacでのHP更新に挑戦させてもらうなり。
 今回は結局、iMacで更新に挑戦するヒマがなかった……しくしく。
17▲

2000年4月16日(日) キックボードでひゃっほう他TRPG

 HDC集会2日目。
 今日はみんな、昼過ぎまでダラダラ寝てた。
 ま、朝方まで「ガイアマスター」というプレイステーションのゲームをしてたので仕方ないが。
 ちなみに、四人で対戦プレイして、結果はわしがビリであった。(涙)

 んで昼過ぎから、みんなでゲームセンターに行って、それから昼食。
 そんとき和光氏が、キックボードを持参してきた。
 キックボードとは……って、メジャーなモノだから解説不要な気もするが、早い話が「蹴って進む、折りたたみ自転車」……かな?
 持ち運びがラクなので、駐輪場に止める必要がない。
 やたらと流行っているから、誰しも一度は目にしたことがあるでしょう。

 ただ、僕が実際に触れたのは、これが最初。
 和光氏は、濃い趣味にも造詣がある(笑)が、こういう普通っぽいモノにもバッチリ対応できるので、非常にエライ。
 で、さっそくわしも乗せてもらった。
 小さいころ、「ローラースルー」という、キックボードの大型みたいのでブイブイいわせてたわしだが、この小さなボディにはとまどった。
 片足をのせて、すべってみると……

 ゴロゴロゴロゴロゴロゴロ……

 かなり、地面の起伏がストレートに伝わるので、振動が激しい。
 ま、緩衝材がないので当然じゃが、ちょっとシビシビする。
 小さな本体も、つんのめりそうで恐い。
 あんまし具合のいい乗り物じゃないな……というのが第一印象でした。

 で、昼飯をマクドナルドで買って、みんなで公園ランチ。
 わしは早食いなので、ひとあしお先にごちそうさま。
 ということで、キックボードだ!
 さいわい、公園のすぐわきに人通りの少ない舗装道路があったので、そこでゴロゴロやってみる。
 しばらく乗っていると、最初に感じた違和感がなくなり、かなり気持ちよく乗れるようになる。

 ゴロゴロゴロゴロゴロゴロ……

 あ!……楽しいっ。
 思わず、欲しくなってしまったよ。
 近日中に、買うかもしれぬ。

 んで、まったり時間を過ごして、夕方からテーブルトークRPG。
 今回は、「ソードワールドRPG」というのをする。
 国産のファンタジーTRPG最大手なのじゃが、最近オフィシャルはあまり目立った活動をしてないふう。
 HDCでは、このシステムを利用した別世界の話を独自に展開しており、毎回、持ち回りでマスターをやる取り決めなのだ。
 今回の担当は谷yan。
 このシナリオを練り込んでいたせいで、昨日は遅れたらしい。
 マスターは尊重されるべき存在だけど、グースカ寝てたんじゃねぇ。(苦笑)

 舞台は「チェイン」という交易都市。
 わしは、そこで公安警察っぽい仕事をしてるフラムレッド=ヴェッセルカー(フラム)という男を演じる。
 志の高い、渋い男……の予定じゃったが、前回のプレイでかなりダメ人間のレッテルを貼られてしまい、しまいにはストリーキングする始末。(笑)
 ついたあだ名が「スッパ」……素っ裸の略です。

 もはや、ダメ人間の汚名は返上できそうもないので、今回は地道にプレイ。
 おかげで、ともかくもシナリオは順当にクリア!……はしたんだけど、途中でまた、やっちゃいました!
 ヤバいクスリを裏取引している連中を摘発するため、地下下水道にもぐった。
 そこで、あやしい地下金庫を発見して、けるを氏演じる盗賊に開けさせてみたのじゃが……なんと無関係なカジノの金庫で、不法侵入のため大目玉。(笑)
 またまた、フラム君のへっぽこぶり炸裂!
 まぁ、谷yanがマスターだけに大事にはならなかったけど、なんかこのキャラとは相性が悪い。
 サイコロの目も悪くて、戦闘でも活躍できなかったし……
 ま、長いことやってると、そういうキャラも出てくるので、そういう奴はそういう奴なりにプレイするのが吉。
 下手に変わったことをするより、地道で堅実なプレイを心がけるしかないですよ。
 トホホ。

■今日、和光氏の家で読んだマンガ

「HUNTER×HUNTER」ハンター試験(表)合格後から、最新刊まで。
「ベルセルク」10巻のあたり、ガッツとキャスカがラブラブしてる所★およびドロドロしてる所。
16▲

2000年4月15日(土) 携帯電話ハ携帯スベシ

 今日から、東京にある和光氏の家でHDC集会。
 HDCで集まるのは、わし、谷yan、和光氏、けるを氏、さかなさんの5名。
 銀河皇帝とトミーは欠席。
 谷yanは、もともと鎌倉組であったが、けるを氏のファンであったため紹介したら、以来すっかりレギュラーメンバーに。
 鎌倉在住のわしと、谷yanはすべからく和光氏の家へ……個別にGO!(笑)
 いや、昔は一緒に行ってた気がするが、なんとなく最近は、それぞれ勝手に行くことが多い。
 だもんでわしは気にせず、マイペースで出発。
 なんやかやで2時ぐらいに家を出て、3時半ぐらいに和光氏の家に到着。
 ちょっと遅かったかな……と思ったら、来てたのは和光氏の友人のキクさんだけで、HDCメンバーではわしが最初。
 てっきり谷yanは先に到着してて、「おせぇよ、よっしい!」と言われるのを覚悟してた……
 と、和光氏に言ったら、わざわざ「おせぇよ、よっしい!」と言ってくれた。
 アリガトウ。

 でまぁ、他のメンツが来ないので、ゲームをしたり、マンガを読んだりとダラダラしてたのだが谷yanは来ない。
 けるを氏とさかなさんは、いつも夜にならないと来ないのじゃが、谷yanは夕方には来る……ハズ。
 仕方がないので、谷yanの携帯電話にかけてみる。
 谷yanの携帯電話は、繋がらないことで有名(苦笑)なので、期待してはいなかったが……おお、珍しく呼び出し音がする!……のじゃが、しばらく呼び出した挙句、留守番電話に。
 電話は受信状態にあるようじゃが、持ち主が近くにいない……あるいは気づいていない。
 時間をおいて、数度かけてみるのじゃが、呼び出しすれどスグ留守電。
 いー加減、イヤになった頃にはもう夕方の6時すぎ。
 その時……

 ……ピッ!

 一瞬、わしのPHSが鳴ったような気がするが、すぐ切れてしまった。
 あわてて確認すると、どうやら谷yanからの着信らしい。
 リダイヤルすると、すぐに繋がった。
 で、まぁ、向こうの状況を聞いたら……

「え?、今日の集まりは鎌倉(わしの家)じゃないの?」

 ……だって。(笑)
 てっきり、ウチでやると思い込んでたらしく、今回やるテーブルトークRPGのシナリオを煮詰めてたら、そのまま寝てしまったらしい。
 んで、起きて携帯をチェックしたら、やたらとわしからの着信履歴があって、ビックリしたとのこと。

 グーでパンチ。

 いやいや、開催場所を勘違いしてたコトを責めてるのではない。
 そーいやわしも、HDC集会の日時は伝えたが、その時は開催場所を和光氏に確認してなかった。
 んで先週、あらためて和光氏に電話したら、氏の家での開催ということを聞き……そのままにしてた気がする。(笑)
 つまり、谷yanには開催場所を連絡してなかったので、知らないとしても一概に責めることはできない。
 ただ、知らなかったとしても、こちらが連絡を取った時に、本人がすぐ受信できる状態にいなかったコトは大いに問題。
 すぐ出てくれれば、開催場所が和光氏の家であることは伝達できるし、タイムロスは最小限に抑えられえたハズ。
 HDC集会があることは知ってたワケだから、携帯に連絡が入る可能性は留意しておくべき。
 にもかかわらず、数度のコールで留守番電話になるような設定のまま、部屋でグースカ寝てるコトが問題なのです!
 というような文句を言ったら、ともかくスグに和光氏の家に向かう、とのこと。
 結局、谷yanが到着したのは、それから2時間後ぐらい……
 けるを氏とさかなさんの方が、先に到着してしまいましたよ。

 まぁ、緊急の用があったワケじゃないので、わしも本気で怒ってるワケじゃないけど、せっかく携帯電話を持つなら、ちゃんと受信できる状態にしておいて欲しい。
 いや、常時携帯せよとか、そこまでは言いませぬよ。
 人によっては、仕事中は個人の携帯は持たないとか、夜中は電源を切るとか、携帯に縛られない時間が欲しいという人もいるし、そーゆー気持ちも尊重はしたい。

 ただね、そういう「携帯電話に出たくない」時以外は、ちゃんと出られるようにして欲しい……する努力をして欲しいと思うのよ。
 連絡を取りたいときに繋がらないと、ホント腹立たしいから。
 個人的な事情や、電波の状態で繋がらないのは仕方ないと諦めるからさ……
 ホント、谷yanに限らず、みなさん頼みますよ。

 まぁ、根本的な問題は、谷yanはパソコンを持ってるクセに、インターネットをしてないので、この日記を読んでないコトなのじゃが。(苦笑)
 ま、そのウチ読ませるつもりだけどね。

 てな具合に特に何事もなく、ダラダラとHCD集会の一日目はすぎて行ったのです。

■今日、和光氏の家で読んだマンガ

「ワンピース」海上レストランの話から、最新刊まで。
「シャーマンキング」1〜3巻まで。続きはなかった……買え。 
15▲

2000年4月14日(金) 「クイックハルト」構想

 明日から、和光氏の家でHDC集会
 三日ばかり家を空けます。
 よって日記の更新は月曜日以降になる模様……って、現在の読者の大半がこの集会に集まるので、べつに実害はありませぬな。(苦笑)
 まぁ、和光氏はiMacユーザーなので、ひょっとしたら出先でホームページが更新できるかもしれませぬ。
 ともかく、その間の日記はつけとくつもりデス。

 で、ちょいとばかり問題がある。
 新作小説「クイックハルト」の件なんだけど、前にも書きましたがマトリクスふうなサイバー世界が舞台の話。
 でも、マトリクスは未見。(笑)
 んでまぁ、ぶちぶちと構想を考えておるのじゃが、当のマトリクスは意図的に見ないようにしてた。
 なぜって下手に見てしまうと影響を受けてしまう恐れがあるし、逆に自分が考えてたネタが使われていたら、路線変更せねばならぬ……いや、僕的に。
 僕の考えとしては、オリジナルのあるモノを下敷きにする場合、「すごくよく知っている」か、「まったく何も知らない」状態が望ましいと思っている。

 中途ハンパが一番イカン!

 だがしかし!先日、和光氏と電話してたら、なんと氏はマトリクスをDVDで買っており、親切にも「こんど集まったときにプレイステーション2で見せてくれるわ!」とおっしゃるのです。
 ……いや、ま、見たくなければ見なければいいんだけど、見る機会をフイにするほど見たくないワケでもない。(苦笑)
 でも、下手に見て中途半端な影響を受けるのもイヤだ。
 ちうこって、マトリクスを鑑賞する前に、「クイックハルト」の概要をまとめておこう!というワケです。
 ふんな感じで、以下の文章をまとめてみました。


■クイックハルト概要

 時は遙かな未来。
 人類は、その生活の場を電子の世界に移していた。
 肥大化した人類の生命活動を支えるには、地球はあまりにも脆弱であった。
 将来が期待された宇宙開発も、技術的な限界と、種族としての人類の限界により、あらたな生活の場を確保するには至らなかった。
 外に広がることもできず、地球環境を維持したまま文明を継続することも困難なほど肥大化した人類に、太陽系は狭すぎた。

 一方、20世紀末から爆発的な発展を遂げた電子技術は、人間はおろか、地球全体を再現するだけの演算能力を獲得していた。
 物質世界に限界を感じた人類は、やがてすべての社会構造を、電子情報の世界に移行していく。
 広大な電子世界は、人類に無限の生活環境を提供し、それにより旧世界をはるかに上回る多種多様な社会構造を併存させることを可能にした。
 かくて、太陽系の各所に設置された電子世界、ドライブスペースが人類の新たな世界となった。

 電子世界といっても、物質世界(以後、旧世界と表記)を限りなく模倣した世界であるため、実際に生活している人々に、その実感はない。
 歴史的事実として、このことは公表されており、だれでも知っている基礎知識ではあるが、旧世界における「地球は太陽のまわりを廻っている」程度の認識である。

 本編の舞台となるのは、月に設置されたドライブスペース、ムーンドライブ(Mドライブ)に領域を持つ国家、「日本国」。
 この国は、20世紀末に奇跡の経済復興を遂げた日本国がモデルとなっており、文化的にもそれを踏襲している。
 ちなみに、日本をベースとした国家は一つではなく、江戸時代をモデルとした「江戸幕府」や、平安時代をモデルとした「大和朝廷」など、多数の日本をモデルとした国家が存在する。
 これは日本に限ったことではなく、四大文明をはじめ、西暦以降に台頭した主要な文明世界をモデルとした国家や、フィクションの世界を元にした幻想世界などが無数に併存している。
 ドライブスペースの総人口は1000億人以上ともいわれ、それぞれの世界は自主独立、他者尊重の精神で自治を行っている。

 一般的に、各国家間の通行は自由であり、その国家が鎖国政策を取っていない限りは、文化的な交流に障害はない。
 だが、他者との交流があるということは、必然的にトラブルが発生する要因となる。
 国家間での直接的な紛争は条約により禁止されているが、全面戦争のかわりとなる紛争解決の手段として、各国代表による闘技会「クイックハルト(速やかなる停止)」が開催される。
 勝負は1対1、携行できるものなら武器は自由。
 どちらかが倒れるまで勝負は継続される。

 「クイックハルト」に参加する人間は「プレイヤー」と呼ばれ、ある特定の資質が絶対条件である。
 それは、いかなる物理的攻撃にも消滅させられることのない不死の属性、「プレイヤー属性」。
 プレイヤー属性はごく限られた人間だけが発露する、後天的な能力である。
 数億人に1人という確率で、その人物はプレイヤー属性を発現し、以後、その人物は不老不死の能力を得る。
 属性が発現する年齢はまちまちで、幼年時代から老年時代まで千差万別である。
 ただし、不老不死となっても身体的能力はそのままなので、老人や幼児がプレイヤーとなっても、実戦には向かない。
 ドライブスペースの住人は、プレイヤー属性の検査を受けることを義務づけられており、陽性となった者はクイックハルトへの参加意志を問われる。
 日本国において、プレイヤーは特権階級であり、たとえクイックハルトへの参加を希望しなくても、以後の生活や社会的地位は完璧に保証される。

■登場人物

疾風 良一[はやかぜ りょういち]
 主人公、現在の日本国プレイヤー。固定年齢17歳、高校二年生。
 使用武器は搬送用のキャリアテイルつき、20mmアサルトカノン、VK-286c機関砲。
 クイックハルトの世界では、「アサルトフランク」のコードネームで知られる。
 通算成績、132戦98勝。
 外見的には温厚な少年だが、いざというときは非情な決断もできる。
 現在、母親と二人暮らし。

●川西 菜保[なほ]
 ヒロイン。16歳、高校一年生。良一と同じ学校の生徒で、後輩にあたる。
 突如、プレイヤー属性が発現し、不死者となる。それを期に、なぜか追われる身となり、良一に助けを求める。
 夢見がちな性格で、良一を「わたしの王子様★」だと勘違いしている。

●堀越 レイア
 良一の武器をメンテナンスするチーフメカニック。22歳。
 機械工学に精通し、良一を完璧にサポートする。
 男言葉を使う、長身の美女。
 米国人との混血。
 愛車は西暦2000年モデル、ダンヴァー、トレアドールのレプリカ。

疾風 千早[はやかぜ ちはや]
 もの憂げな良一の母親。40歳。

●ミッチェル=マーリン
 ラスボス。固定年齢48歳。元、英国プレイヤーで、現在はクイックハルトを運営管理する条約機構のエージェント。
 川西 菜保のプレイヤー属性を危険なものと断定し、ウルの名のもとに捕獲、拘束を図る。ドライブスペースを物理的に初期化してしまう最終兵器、DEAE[デアエ](Direct Enclose and Attack Engine)の正規ユーザー。
 菜保を守ろうとする良一と対立し、あらゆる手段を用いて抹殺しようとする。
 各国のプレイヤーを動かす権限を持っており、彼の命令によって良一のもとに様々な刺客が送り込まれる。
 紳士的な態度と外見だが、目的のためには容赦がない。
 コードネームは、「ラストエンクロージャー」。

●ウル
 ドライブスペースを創造し、管理しいているとされるオペレーティングシステム。
 その実体を把握している者はおらず、しばしば神と混同される。

■あらすじ
 日本国のプレイヤーとしてクイックハルトで活躍するも、普段は平凡な高校生活を送っている疾風良一のもとに、一年生の川西 菜保が急接近。
 良一を王子様と思いこみ、わたしを守ってと詰め寄る。
 はじめは相手にしていなかった良一だが、彼女がプレイヤー属性を発現させていることを知り、興味を持つ。
 時を同じくして、条約機構のエージェント、ミッチェル=マーリンは、川西 菜保を危険分子と断定して、国際指名手配する。
 追われる身となる、菜保。
 なりゆきで菜保を助けてしまう良一だが、そのために母親の千早が殺されてしまう。
 堀越 レイアの助力もあり、辛くも脱出する良一たち。
 ミッチェルの差し向ける刺客と戦いながら、良一、菜保、レイアの逃亡生活がはじまった……

※ 初期設定のため、実際の作品は設定や固有名詞が変わる場合があります。



 基本的に、サイバーな未来世界=コンピューターに管理された窮屈な世界……というお約束は嫌いなので、思い切りカオスな設定にしてみました。
 デジタルも、つきつめればアナログになる……という感じ?
 名前の元ネタは……わかる人にはわかるでしょう。(笑)

 ほかにも色々と設定は考えてあるけど、ネタばらしになるので割愛。

 これだけやっておけば、マトリクスを見ても恐くない。
 つーか、仮にマトリクスでやってるコトが、僕のアイデアとカブっても、ある程度は耐えられる……のではなかろ〜か?(笑)

 ま、HDC集会の模様と、マトリクスを見た感想は後日、報告しますわ。
14▲

2000年4月13日(木) ラッシュあわあわ

 昨日、買えなかった継続定期を購入するため朝、ちょっと早めに家を出た。
 つっても、なんやかやで、数分ぐらいしか早く出られなかったが。(苦笑)
 まぁ、仮に窓口で手続きをしたとしても、ギリギリでなければ大丈夫であろ。

 ……ギリギリな人生を送ってるわし。

 で、駅についたら案の定、継続定期の券売機は使用中止になっていた。
 しかもご丁寧に、機械に使用中止って書いた紙が貼ってある。
 やっぱ、普通の壊れかたじゃなかったらしい。

 ま、予想範囲内の事態だったので、数年ぶりに窓口で購入。
 所定の用紙に、住所氏名と勤務先、継続定期の申請である旨を伝えて窓口に。
 用紙を古い定期と一緒にわたすと、すぐに新しい定期が出来上がる。
 代金を払って作業完了。
 名前の欄が、わしの汚いカタカナ文字になってるのさえ気にしなければ(苦笑)、特に問題なし。
 次回からは、また機械で発券すればよかろ……などと思いつつ、駅のホームに上がった。
 そこで見たモノは……予想範囲外の光景。

 ホームには、わしが乗車するはずの上りの横須賀線が停車しており、扉も開いているのだが、なんとホームに人が並んでいる!

 なんスか、そりゃ?

 にしても、いつもより早めに家を出たのに、もう電車が……と、発車時刻を表示する電光掲示板を見れば、止まっているのは、とっくに発車しているハズの電車。
 つまり、前の電車が発車できず、止まったままの状態なのだ。
 よく見れば、停車中の電車は満員御礼。
 電車に乗りきれない人がホームに並んでいる、というコトらしい。

 などと考えていると、発車のアナウンスが。
 どうやら、いいタイミングで来たようだ。
 ほぼ満員の中でも少しは空いてそうな扉に、強引に入り込む。
 今日は荷物が多かったけど、次の電車がいつ来るかも、空いているかもわからない。
 ちうこって、強引[ゴーイン]グ、マイウェイ。(笑)

 動いてしまえば、列車の運行は順調なモノで、すみやかに大船駅に到着。
 ここで根岸線に乗り換え、会社のある石川町まで……というのがいつもの流れじゃが、車内のアナウンスによると、踏切事故により横須賀線のほか、東海道線、根岸線もダイヤが乱れているらしい。
 横浜まで横須賀線で出て、横浜から下りの根岸線で石川町まで……という選択肢もあったが、大船で始発の根岸線に乗り換えれば、混んではいても座って行ける。
 このままギュウギュウ状態で横浜まで乗るのはイヤだったので、すべからく大船下車。
 根岸線のホームも、やっぱり人であふれてたけど、どうやら電車は動いてるふう。
 ホームに止まっている根岸線は満員じゃが、隣のホームに到着した直後の電車なら、どうにか座れそう。
 ムリして早く着くほど仕事熱心じゃない……つーか、急ぎの仕事の予定はないので、座れる電車に乗る。
 いつもなら余裕のある時間だったので、多少おくれても大丈夫じゃろ……などと悠長に考えていた。

 昨日、読み切ってなかったサンデーとマガジンを読破しながら、ノンビリと電車通勤……なのじゃが、いかんせん混んでおる。
 座れたのはラッキーだが、駅を経るごとに乗車率は増加の一途。
 しかも、動いては止まり、動いては止まりなので、やたらと時間がかかる。
 石川町につくころには、座っているのも苦痛なほどの混雑になっていたため、席からホームに出るだけで、もう大変。
 結局、30分ぐらい遅刻してしまった。
 事情が事情だけに、おとがめはなかったけど、好きこのんで遅刻がしたいワケじゃない……まぁ、無理して定時出社しようとも思わなかったケドね。(笑)

 「駅前探索倶楽部」というホームページで調べたトコロ、午前6時58分ごろ、JR横須賀線の新川崎〜横浜駅間の踏切りで、自動車が立ち往生。
 そのせいで、三万人の乗客に影響が出た……と。

 むぅ、7時ごろってコトは僕が家を出る前に、TVとかで報道されるか、されないかの時間。
 無論、そんな話は聞いてなかった。
 ……にしても、ラッシュ時をピンポイントで往生してくれたモノだ。
 わしも、影響を受けた三万人のうちの一人、というコトですな。
 つまり、わしが会社をサボっておれば、この人数が29999人に……なりませぬよ。(笑)

 日本のラッシュアワーは海外の教科書でも紹介されるほど有名……などという話を聞いたことがありますが、僕は本当の「超」満員電車なんてのは「人間の乗るモノじゃない」と思ってるので(笑)、混雑が予想される路線は避けるようにしてる。
 でも、こういう場合はイヤでも乗らざるを得ないので……つーか、仕事のためならイヤな電車にも乗るってあたりが、勤労中毒[ワーカーホリック]な日本人らしいのかもしれませんね。

 や〜い、や〜い、ニッポンジ〜ン!
13▲

2000年4月12日(水) 定期更新作業

 今日で通勤用の定期券が期限切れ。
 ちうこって夕方、鎌倉駅についたら継続定期の発券機にGO!

 古い定期券をつっこみ、支払方法と使用開始日、使用期間(1ヶ月、3ヶ月、6ヶ月)を指定すると金額が表示され、その額を投入すれば新しい定期が出てくる。
 窓口でも同様の手続きは可能じゃが、用紙にアレコレ書き込んだりしなければならぬので、メンドい。
 その点、発券機はタッチパネルの操作だけで継続定期がゲットできるので、わしはコッチの機械を愛用しておる。
 今日は、僕よりも一足さきに、おばちゃんがこの機械を使っていたので、後方待機。
 見てると、おばちゃんは古い定期を投入し、画面に支払方法を「現金」と「びゅうカード」から選ぶ画面……で固まってしまった。
 「現金」で支払いたいようだが、人差し指でグイグイ押しても反応しない。
 この手のタッチパネルにはコツがあって、力まかせに押すよりも、ちょっと力を入れるぐらいのほうが、反応しやすい。
 あと、人差し指だけじゃなくて、二本とか三本指で押した方が……

 などとエラソーに考えながら、よっぽど出しゃばろうかとも思ったが、やっぱ傍観。(笑)
 いや、引っ込み思案なモノで。
 おばちゃんは、一回とりけしボタンを押してもういちど投入するなど、しばらく苦戦していたのだが、ついにあきらめてよびだしボタンを押す。
 すると、横の小さな丸窓から、係員が声をかけてきた。
 おばちゃん、「現金」が選択できない旨を伝えるが、係員はどうやら基本操作ができてないと思ったらしく、とりけしボタンを押して再投入せよと指示する。
 こういう時、おばちゃんは損やね。(苦笑)
 おばちゃん、その操作はもうやってますと告げるが、律儀に指示に従う。

 やっぱり、「現金」は押せない。
 係員の人も、中でゴソゴソやってるみたいだけど、やっぱダメ。
 結局、窓口で継続定期を購入してください、という結論。
 それでおばちゃんも諦めたらしく、機械の前から離れていった。
 で、わしの番になる。

 ……ええ、トライしてみましたよ!

 前述の押し損ないを疑って、やってみたのじゃが……やっぱ、ダメっす。(笑)
 グイグイ押そうが、さわさわ押そうが、指三本で押そうが、ウンともスンとも言やしない。
 試しに横の、「びゅうカード」で支払いを押したら、スンナリと次に進む。
 どうやら、「現金」を押す部分のタッチセンサーが死んでるっぽい。
 よく見れば画面の中央がへこんでおり、なにやらヒビが……

 いや、ひょっとしたら機械が「現金」処理を不可にしてしまってるだけかもしれぬが、釣り銭切れなどの内部事情なら、とっくに使用中止になっててもおかしくない。
 誰かがタッチセンサーつきの画面を殴って、そのまま行ってしまった……と考えるのが妥当だろう。
 じゃ、わしも窓口で更新すっか……と行きたいトコロですが、時刻は午後6時すぎ。

 やばっ!……今日は6:30から「風まかせ月影蘭(月影蘭)」じゃないか。(笑)

 いや無論、ビデオはセットしてあるけど、今セットしてあるテープは観賞用の雑録テープなので、前後に別の番組が録画されている。
 じゃが、家に帰って保存用のテープに直録画すれば、ダビングする手間は省けるし、画質もイイ。
 ちうこって、定期の更新は明日!……と決めて、ダッシュで家に帰りました。
 定期は今日で切れちゃうけど、更新は明日の朝すればいいし、ひょっとしたら機械も直ってるかもしれぬ。

 月影蘭の録画も、リアルタイムチェックも無事完了。
 やっぱ、生チェックは基本でしょう。
 ……何の基本かは聞くな。(笑)

 今日はめでたし。→つづく
12▲

2000年4月11日(火) カウント100を踏んだ人

 おかげさまで、「Astronaut HomePage[アストロノートホームページ]」のアクセスカウント数が、100を突破しました。
 身内限定の公開とはいえ、コンスタントにアクセスしていただいているようで、感謝の極み。
 あやとやんす。
 日記を頻繁に更新してるせいもあるだろうけど、「読める」ページにしようという努力が受け入れられた結果だと、素直に思うことにします。
 まぁ結局のトコロ、自分で定期的にチェックしているサイトが、作品の感想や日記等を定期的に更新する「文書系」と、新聞ホームページ(HP)などの「情報系」サイトに限られているので、その自分が作る以上は、定期的にテキストを供給すべきではないかと考え、こういう形になりました。

 僕の場合、新作小説の発表は一年に数本ぐらいなんだけど、このHPを見てもらえばわかるとおり、べつにタイプする速度が遅いわけじゃない。
 むしろ、ダラダラ書きすぎて、長すぎるとお叱りを受けたぐらいです。(汗)
 ただ、小説という形で、自分を納得させるクオリティの作品を執筆するとなると、そうホイホイ書けるモノではありません。
 特に、「ストレイトティブレイク(ストティ)」などの(比較的)複雑な設定を持った作品などになると、わずか数行の文章を書くのに、エラく膨大な設定を作らないといけない場合もある。
 執筆にかかるまでに、準備するのも時間がかかるし、執筆しはじめてからも、納得のいく内容に煮詰めるのは、文章量以上にメンドくさい作業です。
 ま、それが楽しいから、小説を書くのじゃが。(笑)

 ただそうやって、「自分を満足させる」文章を追求していると、執筆中以外はキーボードに触らない時間が増えてしまうんだな。
 コレはよろしくない。
 やっぱ、文章を書くのにはリズムが必要で、それは普段から書いていないと、すぐに忘れてしまうモノなのです。
 数ヶ月に一度、ふと執筆をはじめたりすると、文章を書くという作業のリズムを思い出すのに、思いのほか時間がかかってしまう。
 最近まで、ずっとそんな感じだったのですが、インターネットをはじめてからは、そのリハビリ作業を軽減するモノとして、メールを打つようになりました。
 コレはいい!
 小説は「気が向かないと」書けませんが、メールはそれなりの頻度で返事しないと成立しません。
 相手が筆まめな人なら、二、三日で返事をくれるので、こっちもパカパカメールする。
 文章屋としては、小説を書く以上に文章修行となるのです。

 この日記も、ノリは同じ。
 いままで一人の相手に書いてたモノを、不特定多数の相手に発信する。
 日記と称していますが、かなり雑コラムっぽいノリ。
 でも内容的には書き捨てではなく、文章的に練り込むようにしてる。
 あくまで、読者が気持ちよく読めるように配慮しているつもりです。
 まぁ、努力はしてますが、そう思えないようなら、力及ばすというトコロですか?
 ラクしているのは、内容的に深く取材したりせず、感じたことを、わかる範囲で報告する部分。
 深さよりも、即時性を優先してるので、これだけの量を書くことができるのだ。

 この更新ペースがどこまで続くかわからないけど、最悪でも週1回の更新は守りたいな……と、イキナリ弱気になってみたり。(苦笑)
 まぁ、気になる話題だけ読んでいただければ結構なので、よろしくおつきあい下さいませ。

 あ、そうそう、カウント100を踏んだ人……多分、わしの身内だと思うので、報告のメールを下さい!……と書こうと思ったのですが、スイマセン、踏んだのは私です。(笑)
 100越えたかなぁ〜と思ってチェックしたら、なんとわしが踏んでた。
 ……100っつっても、半分ぐらいは自分でアクセスしてるし。
 やっぱ、本格的に公開しないと、カウントは増えませんね。(苦笑)

 次回、キリのいい数でアクセスした人は、ご連絡くださいね★
 よろしうに。

★ Index  ★ 日記のようなモノ  ★ むかしの日記  ★ 進行状況


Copyright(c) 2000 Astronaut by Ikuo/Yoshitake