Turkey 04
★ Index  ★ コラム  ★ 最初のページへ  ★ 前のページへ  ★ 次のページ

2002年5月17日(金) カッパドキア

■ギョレメ野外博物館
■絨毯ショップ
■奇岩
■家庭訪問で一番喜ばれたモノ
■負の驚速パソコン
Merhaba Turk トルコ・イスタンブール旅行記
■この文章は郁雄/吉武[いくお/よしたけ]の、トルコ・イスタンブール旅行記です■
Astronaut by Ikuo/Yoshitake 2002
ギョレメ野外博物館
ギョレメ野外博物館

 岩をくりぬいて造った、住居やキリスト教時代の教会など。
 博物館といっても、展示物は遺跡のみ。
 教会内部の写真撮影は禁止されてるので、写真はなし。
 大ざっぱに掘った中に、けっこうアバウトな壁画が描かれてましたよ。
 下の写真は、後述のキノコ岩で見た奴ですが、こんな感じ。

キノコ岩の壁画

 本物は、もちっとキレイで豪華デスが。
 修復中の場所や、地震で崩れてしまった教会などもアリ。
ギョレメ野外博物館ギョレメ野外博物館
ギョレメ野外博物館ギョレメ野外博物館
ギョレメ野外博物館ギョレメ野外博物館
ギョレメ野外博物館ギョレメ野外博物館
ギョレメ野外博物館ギョレメ野外博物館

絨毯ショップ

 トルコ絨毯の店に案内される。
 日本語の上手な店員さんが、作り方を実演解説してくれた。
 織るのも珍しいケド、さらに珍しいのはカイコの繭から絹糸を作る所。
 よく、博物館などで繭は見るけど、実際に糸にしてるのは初めて見た。
絨毯製作絨毯製作
絹糸製作絹糸製作
絹糸製作絹糸製作
 それから、トルコ絨毯の良し悪しを簡単に説明。
 同じ大きさでも、手間によって価値はぜんぜん変わってくる。
 そこらへんの違いを、わかりやすく教えてもらいました。
 トルコ絨毯はダブルノット(二重結び)という技法なので、ほどけにくいらしい。
 高品質のモノは実用の一生モノだけど、最高品質のモノは観賞用なんだそうです。
 そういう奴だと、見る方向で色が変わったりするのな。
絨毯説明絨毯説明
絨毯説明絨毯説明
 珍しいモノを見て満足……とは行かず、商談開始。
 まぁ、無料奉仕と思っちゃいけませんな。
 興味のない人が居づらいのは、困りモノだけど。(苦笑) 

 わし母も、小さ目の絨毯をゲット。
 押し売りは困るけど、欲しけりゃ買うのもイイでしょう。
絨毯色々絨毯色々
絨毯色々絨毯色々
絨毯色々絨毯色々
絨毯色々絨毯色々

奇岩
 何ヶ所か、奇岩を見てきました。
 種類の違う岩が長年の浸食によって、何とも言えない形に。(笑)
 ナチュラルに奇妙奇天烈で、大変によろしい。
 とはいえ、ここらへんでは奇岩がゴロゴロしてるので、そ〜ゆ〜のを奇岩と定義してヨイものやら。(苦笑)
 鎌倉在住のわし的に言わせてもらえば、名所旧跡は日常風景デスから。

ラクダ岩

 その名の通り、ラクダの形をした岩。
ラクダ岩ラクダ岩
ラクダ岩ラクダ岩

キノコ岩

 正式に何というのか知らんが、ともかくココらへんはキノコっぽい岩が沢山ある。
 上部と下部で、岩石の種類がちがうため、風化によってこういう形になるらしい。


 ここは昔の住居もあるらしく、はしごで登れる場所もある。
 当然ながら、おみやげもの屋さんも沢山あり、日本語でも売り込まれる。
 あんまり熱心なのでつい買ったら、ちょっとボラれてしまったよ。(苦笑)
 値切ったんだけど、冷静に考えると、けっこう割高だった。
 きのうの剣は、わりと上手く買ったつもりだったのだが……
 冷静に判断できないと、ダメですな。
 まぁ、正当な取引の結果だから、文句を言うつもりはありませんが。
 買ってから、損した気分になるらぬよう、以後、気をつけようっと。
キノコ岩キノコ岩
キノコ岩キノコ岩
キノコ岩キノコ岩
キノコ岩キノコ岩
 色々見ててわかったのだが、管理がキッチリされてない場所は、けっこう汚い。
 タバコの吸い殻が散乱してたり、小便臭かったり……(苦笑)
 やっぱり、政府の管理下にあるギョレメ野外博物館は、清潔だったと実感。

三つ子岩

 ホントは家庭訪問の後なのだが、先に紹介。
 キノコ岩が3本ある。
 がんばって、下までおりて撮影もしました(右下)。
 コレは若干、レア。
三つ子岩三つ子岩
三つ子岩三つ子岩

家庭訪問で一番嬉しいプレゼント
 お次は、家庭訪問。
 この日のために、あらかじめ日本でゲットしたプレゼントは……ズバリ、絵馬。
 けっこう豪華奴で、装飾品として喜んでもらえるのではないかと。


 お邪魔したのは、一人暮らしのおばあさん。
 若いときは、かなり美人だったみたい。
 なにげに、わし母と同い年なのだが、日本人の方がはるかに若く見える。
 役得デスな。(笑)

 トルコのお茶をふるまわれ、一息ついた所で……おばあさんが作ったレースの販売?
 え、営業活動するんですな。(苦笑)
 帰り際、おみやげの絵馬を渡したんだけど、あんまし喜んでもらえなかったふう。
 どうやら、お客を連れてきてくれたコトが、一番嬉しいプレゼントみたいです。
 まぁ、トルコの一般家庭を見学できただけで、よかったと考えた方が賢明でしょうな。
家庭訪問家庭訪問
家庭訪問家庭訪問
家庭訪問家庭訪問

負の驚速パソコン
 ふたたび同じデデマンホテルホテル。
 もう一度、添乗員さんに確認してみると、ネット接続できるパソコンはロビーのわきにあるとのコト。さっそく行ってみると、トルコ人らしい方が2人、メールチェックしてた。
 しきりに「遅い、遅い」とボヤいてる。通信速度が遅いのかな……

 かなり待たされてから、わしの番。
 英語版のウインドウズだろうと思ったら、ゲゲッ、トルコ語版。キーボードもトルコ語だよ。
 インターネットエクスプローラーを立ち上げて、Astronautへ接続したら、当然ながら文字化け。ネット経由で日本語フォントをダウンロードして、どうにか正常表示させた。
 ちなみに、通信速度は体感速度で56Kbps。
 早くもないが、むちゃむちゃ遅いワケでもない。

 さっきのトルコ人の方が遅いといった理由は別にあった。
 それは、マシンの性能!
 OSはウインドウズ95!、メモリは12メガ!……こ、これは5年以上前の、実用パソコンとしては超骨董品。ハードディスクがガリガリう唸ってる。つーか、この時代でもメモリは64メガぐらいに速攻で増設したと思うのだが。(苦笑)
 余計なプログラムは一切ないのに、簡単な操作をするだけで、処理にものすごく時間がかかります。いくらナンでも古すぎ。牧歌的にも程があります。
 トルコではパソコンが高級品とはいえ、10億トルコリラ(10万円)も出せば、中古でも、もうすこしマシなマシンが買えると思うのだが。

 いくつかサイトチェックして、Astronautの掲示板に現状報告。
 日本語入力不能なので、ローマ字打ちにしました。
 もしかしたら、旅行記データをアップロードできるか?……とも思ったが、とても無理。
 きのうのハマムに続き、グッタリ疲れたので、寝ました。


★ Index  ★ コラム  ★ 最初のページへ  ★ 前のページへ  ★ 次のページ


Copyright(c) 2000-2002 Astronaut by Ikuo/Yoshitake