Turkey 03
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2002年5月16日(木) アンカラ ─ カッパドキア

■チェズ湖畔
■カッパドキア地方
■地下都市カイマクル
■ウチヒサール
■体験ハマム
Merhaba Turk トルコ・イスタンブール旅行記
■この文章は郁雄/吉武[いくお/よしたけ]の、トルコ・イスタンブール旅行記です■
Astronaut by Ikuo/Yoshitake 2002
チェズ湖畔
アンカラ市内 AM8:45

 昨晩は、ネットしまくり。
 精算したら、27,390,000TLつまり、2700円ぐらいかかった。
 もちっと節約したい。

 今回のツアーの皆様は、動きが早い。
 わしらが指定時間ジャストに行ったら、すでにほかの方は全員そろってる。
 そそくさとバスで出発。
 チェズ湖という塩の湖を経由して、カッパドキアへ向かうなり。

チェズ湖畔 AM11:03


塩の湖である。
 最高深度4m。塩分濃度では世界第1位だそうな。
 イメージとしては、塩の平原を考えてたケド、実体はしょっぱい湖。
 湖畔の地面はなんか、ネトネトしてました。
 塩分濃度が高いと、植物が育たなそうな気もするけど、湖のすぐ近くまで植物が繁茂してる。特殊な植物……という感じもしないのだが。
カッパドキア地方
 カッパドキアというのは、「素晴らしい馬の国」の意味だそうな。
 といっても、カッパドキアは地方の名称なので、カッパドキア市とかカッパドキア県があるワケではない。
 無数の奇岩が林立する……のだが、あんまりにも無造作に奇岩だらけなので、コレってけっこう普通の風景なのかな?とも思ったり。
 なにせ、町や村の中にも平気で奇岩があるし、城塞跡の周辺にも民家がある。
 秘密基地にはコト欠かない場所ですな。(笑)


 
地下都市カイマクル
 カッパドキア地方にある、キリスト教徒が隠れ住んでた地下都市。
 というか、非常用のシェルターみたいなモノ。
 最下層まで行って来ました。
 ただまぁ、道が細い上に入り組んでて、見晴らしの良い場所は一切ナシ。
 写真的には、あんまし面白い場所ではありませぬ。
 あっしは平気でしたが、熟年の旅にはツラいコースかも。
 地下都市の外は、みやげ物屋街になっておりましたが、買いまくる……というコトはなかったな。いや、このシャレは定番みたいですよ。(笑)


 
ウチヒサール
カッパドキア地方にある巨大な一枚岩の城塞跡。


1ドルでラクダに乗れるというので、挑戦した。
ちょいとクサイ。


短剣2本で、4千円。

 写真を撮った場所はみやげ物屋が並んでおり、あっしはココでも模造武器をゲットいたしました。
 日本で買うより安いと思う。
 興味のない人には、どうでもイイかもしれませぬが。(苦笑)
 にわか仕込みのトルコ語で話したら、売り子のお兄さんが喜んでたよ。
体験ハマム
 夕方、本日の宿泊地であるデデマンホテルに到着。
 カッパドキア地方のネブシュヒルという街にある。
 写真撮影した場所から遠くない場所にある。

 晩メシ食ってから、さっそくネット接続挑戦。
 アレコレ設定してみるが、やっぱダメ。
 ガイドさんに聞いたところ、ホテルにネット接続できるパソコンがあるらしいのだが、見つからず。まぁ、いいや。


 ホテル内に、観光用のハマムがあるというので挑戦してみた。
 ハマムというのは、トルコの伝統的な保養施設で、サウナ、垢すり、マッサージなどのサービスがある。
 滅多にない経験だから、ひととおりやってみた。
 湿度が高い場所だけに写真はありませぬ。

 料金は20ドル。
 あらかじめ、ホテルのフロントで申し込み、チケットをもらっておく。
 夕食をすませてから、ハマムのある階へ。

 受付でチケットをわたし、ロッカーで服を脱ぐと、サウナ室へ通される。
 お客は、他にも何人かいるが、みんな日本人。
 サウナでしばらく汗をかいてると、垢すり係のお兄さんがやってくる。
 垢すりは順番に行われ、いよいよあっしの番。

 まずは専用の垢すり布で、全身をゴシゴシ。
 背中、腕、足、胸の順でこする。
 全身から、もの凄い勢いで全身から垢が出てビックリ……するらしいケド、まえに自分で韓国式垢すり布で試したことがあるので、さほど驚かず。

 軽く垢を流して、お次は石鹸で泡立てた壷の中から布の袋っぽいものを取り出した。
 そこへお兄さんが、息をプウッと吹き込むと、大きめの枕ぐらいに膨らむ。
 んでもって、その中身を、僕にぶちまけた。
 中身は大量の泡である。あわあわ……
 コレで、全身を洗ってくれました。ちょっと面白い。

 サウナと垢すりが終了すると、外でしばらく待たされた。
 タオルをかけて、グッタリと寝る。
 しばらくしたら、マッサージ室へ案内された。
 ヒゲのおじさんが、背中、足、腕、胸、顔などを、オイルでマッサージしてくれる。
 さすがはプロ、電動マッサージ機の百年先は行くテクニック!
 だがしかし!わしの抵抗力が、それに追いつくのには、百万年はひ、ひ、必要ぅ〜。

 ぬひょひょひょひょひょひょひょひょひょひょひょひょひょひょひょひょひょひょ……

 い、いやわし実は、もの凄いくすぐったがり屋さんなのである。
 マッサージのおじさんが苦笑するほど、うひょひょやってました。
 リラックスする場所なんだろうけど、部屋に戻ったときは、やつれ果ててましたよ。
 オイルでツヤツヤになりながらな!

 ちなみに、ハマムは一般的に、Turkish Bath―トルコ風呂―と呼ばれておりますが、かつて、日本において風俗的な特殊浴場を意味する場所のイメージが強烈だったため、ハマムという表記に統一いたしました。
 くすぐったかったケド、全然そういう所じゃありませんので、あしからず。


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