Column

 ★ Main  ★ Index  ★ 旅行記トップ  ★ 前のページ  ★ 感想用掲示板

南アフリカ旅行記

──おまけ──
Down▼


 このページでは、旅行記本編で紹介しきれなかった写真を公開します。


メカメカしいモノ、大集合!

 南アフリカ旅行中、目についたイカすメカ写真なり。
 動植物もイイけど、やっぱし男の子はメカだ!

■南アフリカ ヨハネスブルグ

 ゴールドリーフシティで展示されてた、イカス乗り物たち。
 後塗りっぽい、原色ペイントがダメふうだけど、元デザインはカッコイイなり。


日本では珍しい、蒸気トラクター

隅っこにうち捨ててあった、馬車

日本のモノとは、雰囲気が違います

先頭部分が四角い、蒸気機関車

■ジンバブエ

 なんか、ホコリっぽいメカが多かった気がする。
 正しくアフリカァ〜って感じ?(笑)


スクールバスですな

なんか、雰囲気が良かったので

■南アフリカ ケープタウン

 観光地で見かけた、さりげなくイカス乗り物たちです。
 アザラシとペンギンの間にも、いくつか撮影したなりが……消えました。(哀)


テーブルマウンテンのふもとで見た、ベンツのタクシー

ウォーターフロントで見た、クラシックカー

ウォーターフロントで、ドック入りしてた漁船

はしけの上に、船が乗ってる?(よくわからん)


2000年9月3日(日) 生キリンを追え!(原題:The Hunt for Living Giraffe)

 旅行後、サワディたちと行った東武動物公園での写真。
 アフリカでは、ついぞお目にかからなかったモノ、あるいは近くで撮影できなかったモノを激写。
 野生であるコトにこだわらなければ、アフリカのサバンナよりも、日本の動物園のほうがチェックしやすいとは……
 ちょいとばかし、トホホ状態なり。


あれだけ探したキリンが、ダラダラ寝てましたよ(苦笑)

レアなオスライオンも、金網越しにご尊顔

サイざんす

フラミンゴでやんす

ゾウ、アップ

カバ、接近遭遇

 そういや、シマウマがいませんな……実はケープタウンでの移動中、チラリと見てるのじゃが、あまりに遠かったので写真はありませぬ。
 勘弁な!





南アフリカ旅行雑記

 わずか一週間の旅行ながら、こうして記録にすると結構な量ですな。
 これでも省略した部分、書ききれなかった部分は沢山あります。
 そこらへん、補足っぽいコトをここで書いてみますよ。

 まずは人について。
 外国旅行といえど、人間のいる国に行くワケだから、当然、現地の人とのコミュニケーションが必要になります。
 あと、ツアーのメンバーだった方々ともね。
 今回の旅行、わりかしツアー内の人間関係は良かった。
 場合によっては、ツアー内の人たちで、ほとんど会話がナイ時もあるらしいケド、僕もそれなりに会話はしましたよ。
 あとで連絡が取れるよう、ウチらで自主的に名簿も作ったしね。

 僕はツアー内でダントツ、若者でした。
 母親につき従って旅行する二十代って、あんましいないみたい。
 殊勝な息子であると、かーちゃんは羨ましがられてた。
 そういや僕も、友達の中では、親がTVゲームやアニメに理解があるというコトで、羨ましがられたことがある。
 それと逆の現象が、ツアーの方々に発生した模様。
 まぁ、親子で馴れ合うのも、善し悪しじゃがね。
 ……つーか、創作小説には全く理解がないし。(苦笑)

 んで、旅行中に出会った現地の人。
 みんな愛想がよくて、いい人たちばかりでしたよ。
 まぁ、金ヅルの観光客なんだから、にこやかなのは当然……と、意地悪な見方もあるけど、好意的に接してもらって悪い気はしない。

 ちょっと印象的だったのは、ボツワナのモワナホテルにいた、若い黒人の給仕さん。
 僕が、サファリクルーズで撮影したデジカメ写真を、液晶画面でチェックしてたら、興味をもってのぞき込んでくる。
 モワナホテルに滞在中、ずっと見にくるので、最後に一枚、撮影してあげました。
 名前も年齢もわからんケド、どこの国の人も、新しいモノには興味があるのですな。

 特に、モワナホテルでは、日本人観光客が多いらしく、日本語で挨拶されるコトが多かったな。
 僕としては、「郷に入っては郷に従え」で、なるべく現地の言葉を使いたかった。
 つっても、現地固有の言葉はわからぬので、知ってる英単語で会話っぽく話すようにする。

 「コンニチハ」と現地の人に挨拶されて、「ヘロー」と返答するわし……なんか、間違ってるような。(苦笑)
 ホテルの人でも勉強熱心な方は、日本人観光客に、コレは日本語でなんていうか?と質問してた。
 ささやかながら、国際交流という奴ですな。

 僕も少し、真面目に英会話をマスターしたい気分になりましたよ……一時的にね。(笑)

 添乗員や現地のガイドさんは、もう何度も来てる所なワケで、おのぼりサンな一行を淡々とガイドする。
 多分、いつも決まり切ったセリフしか言わないのじゃろうけど、たまにポツリと本音っぽいコトを言うときがあったりして……
 そういう本音のほうが、お決まりの説明より面白かったデスな。

 どこの国の誰であろうと、人間であることに変わりはない。
 特に、南アフリカという国は、悪名高き人種隔離政策[アパルトヘイト]を、つい最近まで行っていた国。
 そして差別政策は撤廃されても、依然として経済格差は残ってる。
 それを埋めて行くのは、この国の人たちの努力次第だ。

 まだまだ普請中……というワケなりね、この国は。

 サファリクルーズで、ゾウの大群を見た次の日。
 持参した科学雑誌、「Newton」を読む。
 すると、アフリカゾウが絶滅の危機にあると書いてあった。
 象牙を狙った密漁が、主な原因だとか。

 別に、僕個人は象牙製品を愛用してるワケでもないし、名誉白人と呼ばれてイイ気になったてたワケでもない。
 だから、必要以上に恐縮するつもりもないし、威張り散らすつもりだってない。
 でもまぁ、そういうコトもあったという事実は認識しておくべきだし、それをふまえてこれからどうしたらイイかを考えるのも悪くない。

 広く浅く、凝縮された定型旅行を体験して、そんなコトを考えましたよ。

2000.09.19
郁雄/吉武:記

★ 感想用掲示板



南アフリカ旅行記:了


 ★ Main  ★ Index  ★ コラム  ★ 前のページ  ★ 感想用掲示板


Copyright(c) 2000 Astronaut by Ikuo/Yoshitake