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薄くてすっきりポメラ『DM25』が発表された

DM100とDM20があるからなぁ。

テキスト入力専用機、ポメラの新型『DM25』が発表。発売日が3月8日。折りたたみ式のキーボードを持ち、薄くなった。往年のワープロ専用機から、印刷機能を省いたようなシンプルさが良い。DM10、DM20、DM100と買ってきたけど、DM25はDM20にDM100の機能を一部搭載した、「DM20改」みたいな印象。たしかに、DM20はコンパクトだけど、分厚かったので薄くなる進化は正しい。ただ、日本語入力専用機としては、ふたつ折りのDM100でかなり満足してるから、無理にDM25を買おうとは思わないな。

今後のポメラの進化に期待する所としては、オンライン上に置いたテキストを編集できる機能が欲しい。ポメラでも、スマホでも、パソコンでも、オンライン上にある同じテキストデータが編集できたらメチャ便利。DM100でも、Evernote連携機能でオンラインにアップロードはできますが、ダウンロードもできればなお良い。

あと、ニッチなニーズとしては、サーバやネットワーク機器にシリアル接続して操作する、コンソール専用機があっても良いな。使い方によっては、大量にログが出力されるから、自動でファイル分割してSDカードに保存してくれたらかなり使えると思う。私物の持ち込みは難しいけど、サーバルームに常備しておけば、パソコンを起動しなくても機器にシリアル接続できて便利そう。欲を言えば、Teraterm的な端末として、TelnetやSSH接続もサポートしてくれたらなお嬉しいけど、まずはシリアル接続オンリーでも可。

ポメラDM100で最初にバッテリーが切れた記念レビュー

おおむね満足。

キングジムのテキスト入力専用機『ポメラDM100』を購入。発売日から使用開始して、ようやく初のバッテリー交換。使用しているのはエネループ。使い方にもよりますが、1日30分~1時間ほど使用して2週間近く持てば十分でしょう。DM20からの乗り替えとしては、十分以上に活躍してくれている。

DM100になって便利だと感じるのは、ATOK辞書が使えること。長年、育ててきたATOK辞書が反映されるので、欲しい字が変換候補に出る可能性が高い。また、国語辞書を内蔵しているので、変換できない文字でも引用できる可能性が高い。以前は、出し方がわからない字を片仮名で仮入力して、パソコンで編集してたことを思えば、エディターとして確実に進歩している。

本体がふたつ折りになったことで、サイズが大きくなった。ビジネスバッグに入れるぶんには問題ないけど、小ぶりのヒップバッグには収まらなくなった。開閉する時に指が引っかかる部分が少ないので、多少開けづらい。記憶メディアがSDカードになったのは、汎用性が高まって良いのですが、こちらはちょっとしたはずみで飛びだしてしまうので、もうちょっと取りづらくても良かった。キーボードは、横幅が広がったことより、縦幅が広がったことの方が、打ちやすさに貢献している。キータッチは好みの分かれる所ですが、モバイル用なら満足できるレベル。

液晶画面は、バックライトがついて見やすく、使う場所を選ばなくなった。ただ、メニュー画面にグラデーションがついているのが、左右の視差でちらつきを感じることがある。設定変更で、白黒ベタ塗り表示が出来るようにして欲しい。

全体的に、ポメラで完結する作業が広がったと感じます。テキスト編集は自分をふくめて、好みが細分化されすぎているので、万人を満足させるものは不可能だと思う。それでもDM100は、自分が欲しいテキスト入力端末に近いレベルに達したと思う。あとは予測変換や省略変換、編集可能文字数のさらなる増加など、あったらより便利な機能が追加されることを期待します。しばらくは、DM100を使い倒す所存。

新型ポメラDM100の専用ソフトケース、『DMC4 ブラック』を購入

予備の電池やメモリーカードを入れておくスペースは絶無。

新型ポメラDM100の専用ソフトケース、『DMC4 ブラック』を購入。DM10、DM20の頃は『ソフトケース DMC2』を愛用していたけれど、これは折りたたみ式のキーボードが安定しないため、膝打ちする時の下敷き用だった。DM100はシンプルなふたつ折りなので、そもそも膝打ちに下敷きは不要なのですが、純正品ということで購入してみた。

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毎度のこととはいえ、タンカーに一斗缶を積むような、Amazonさんの巨大梱包に辟易しつつ、開封。

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外は黒くて、中は赤。DM100本体右上の、ストラップホールに使っちゃいけない不思議突起に合わせたデザインなので、差し込む方向が限定される。この突起、折っても実用的に問題ないよね?

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純正品だから当然、ジャストフィットするのですが、予備の電池やメモリーカードを入れておくスペースは絶無。前のソフトケースは、予備の電池を挿すスペースが用意されていたのに……。本体の完成度が高いのだから、ケースも長期戦に耐えうる備蓄能力を兼ね備えて欲しかったです。

広くて薄くなった『ポメラ DM100』を開封した

持っていて嬉しくなる、テキスト入力専用機です。

キングジムの『ポメラ DM100』を購入。さっそく開封してみた。

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漆黒のパッケージが渋い。

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同梱品はUSBケーブルのみ。試供品の単3電池はなし。バックアップ用のリチウムコイン電池(CR2016)は設置ずみ。本体はDM10やDM20にくらべ横幅が広くなり、薄くなりました。

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とりあえず、新機能のBluetooth接続でiPod touchと接続してみる。ペアリングは問題なく完了。文字入力は快適ですが、「無変換+スペース」で入力切替、「Shift+@」で+を入力など、独特のルールを覚える必要があります。それと、touchをDM100に立てかけてスタンドがわりにすることは可能ですが、トップヘビーになるため手で押さえていないと後ろに倒れます。

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PC用のATOK辞書をDM100へインポート。パソコンでATOKの辞書ユーティリティを起動し、「ツール>単語・用例の一覧出力」からファイル名「pcatok.txt」にて、DM100本体の「PcAtok」ディレクトリへ保存。初版のマニュアルP.60にはSDカードへ保存するとありますが、誤記なので注意。パソコンで長年育ててきたATOK辞書が移植出来るは心強いです。

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DM20からの移行ですが、フタを開けば電源が入り、バックライトがつく。従来機にくらべてクセのない、まっとうな進化だと思う。縦書き表示も可能だし、電子辞書の参照も可能と死角なし。持っていて嬉しくなる、テキスト入力専用機です。

新型ポメラ『DM100』が発表された

というエントリーを、ポメラ『DM20』で書いている。
キングジムのテキスト入力専用機、ポメラの最新型『DM100』が発表されました。単3電池2本で30時間駆動。横長の折り畳み式で、液晶はバックライトつき、電子辞書機能内蔵。パソコン版のATOK辞書を読み込み可能で、Bluetooth通信により、iPhone/iPad/iPod touchの外付けキーボードにもなる。

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従来機にくらべて、ずいぶんと多機能になりましたが、ポメラの肝である、テキスト入力に特化させるというポイントはしっかり押さえている。まるで、僕が私が想像した、理想のポメラを具現化したようなテキスト無双っぷり。 あえてケチをつけるなら、え~と、液晶画面はもうちょっと横長でも良かったかな? というぐらいで、ほとんど文句のつけようがない。
値段は37,800円と、安いパソコンやタブレットが買えますが、それだけの価値はあると思う。これは、筆や万年筆に大枚はたくのと同じこと。
発売日は11月25日。すべからく買いますよ!