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手乗りファミコン『ニンテンドークラシックミニ ファミリーコンピュータ』で遊ぶ

まさに手乗りファミコン!

ファミコンゲームが遊べる、ファミコン型エミュレーターハード『ニンテンドークラシックミニ ファミリーコンピュータ』を購入してみた。サイズはオリジナルの60%にダウンサイジング。見た目はまんまファミコンですが、カセットを挿すことはできない。USBで給電し、HDMIで画像出力する。マニュアルはQRコードをスマホで読み取って、サイトからダウンロードして見てくれという、今様の仕様。

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iPhone 5Sといっしょに撮ってみたけど、いまいち小ささがわかりませんな。片手でかんたんに持てる、まさに手乗りファミコン! 電源をいれるとゲーム選択画面が表示されるので、おもむろにファイナルファンタジーIIIをはじめてみる。キャラメイクは名前のみなので、ファミコン時代を踏襲して自分+友達で登録。コントローラーは小さいけど、意外と普通に遊べる。がっつり序盤をプレイして──いかんいかん、他のゲームも試さないと。

ゼルダの伝説は音が劣化したファミコン版ではなく、ディスクシステム版になってるのが良い。ちゃんとディスクシステムの起動画面から表示されるのがすばらしい。脳内でガチャコンガチャコンとディスクの物理読み込み音が流れます。ただ、このコントローラだとグラディウスやイーアルカンフーみたいな斜め入力が必要なアクションゲームはちょとツライ感じ。オリジナルのファミコンですら小さいと感じて、大ぶりなジョイカードmk2を標準コントローラーにしていたぐらいですから。

収録ゲームのなかには、ファミコン時代にはプレイしたことがないタイトルも。未プレイのつっぱり大相撲を試してみたけど、意外とアクションが多彩で奥が深く、勝ち越すのは難しい。これ1台で、けっこう長く遊べそうです。

マッピーの新作ゲームがスマホで登場

ひたすらリプレイしてベストな結果を積み重ねる感じです。

はじめて買ってもらったファミコンソフトは、マッピーとゼビウス。丸ボタンの後期型ファミコンとセットでした。同年代では遅いほうでですけど、それまでは家の方針でゲーム類を買ってもらえなかったから仕方ない。なんで買ってもらえたかというと、修学旅行で救急病院に担ぎ込まれ、夏休みをまるまる潰す大病から生還したから。当時は死ぬかもなんて思いもしなかったけど、ある意味、命がけでゲットしたファミコンソフトともいえる。死の危険があるからといって、死に恐怖するとはかぎらないという、よい実体験でした。

そんなマッピーの新作がスマホアプリで登場。『タッチ・ザ・マッピー 復活のニャームコ団』と銘打ち、マッピーの15年後という設定。おなじみ、警官のマッピーと盗賊のニャームコ一味が、館でトランポリンを駆使して宝の争奪戦をくりひろげる。オリジナルのマッピーをベースに、スマホアプリとしてアレンジ。アクションパズル的なゲームに仕上がってる。

今回のマッピーは放っておくと勝手に歩きはじめるので、タッチで床を出して誘導してやる必要がある。トランポリンは何回ジャンプしても大丈夫だけど時間制限アリ。トリッキーなコースを最適ルートでクリアし、★★★評価でパズルのピースがもらえる。ピースをあつめると、なつかしのナムコゲームパッケージとなり、クリエイターの開発秘話が読めるという寸法。オリジナルを遊んだことがある世代にはたまりません。

プレイは無料ですが、広告が表示されたり、一定期間ごとに広告動画の強制閲覧が必要。無料ゲームにはよくあるパターンですが、プレイに集中したいので有料の広告無し版もほしいところ。ステージ48まで進めましたが、雰囲気はたしかにマッピーなのだけれど、プレイしてる感覚は、ルールはちがうもののカイの冒険のソレに近い。ひたすらリプレイしてベストな結果を積み重ねる感じです。

クリアするだけなら比較的簡単ながら、★★★評価を得ようとすると、かなりの歯応え。オールドゲーマーを8ビットの世界にいざなう、古くて新しいゲームに仕上がってます。