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小説『ナスレディン・ギア(1/3)「灰色の人形機」』

独自用語はおおむねトルコ語です。

長編小説『ナスレディン・ギア』を3回に分けてブログ配信。PDFデータはすでに公開していますが、ダウンロードしなくても読めるよう、ブログでも3回に分けて公開してみます。そそくさと読みたい方は、ダウンロード版をどうぞ。ちなみに、本データはシャープ電子書籍リーダーの『GALAPAGOS(ガラパゴス)』用に最適化されていますが、iPadの「i文庫HD」で開いてみたら、かなりいい感じに閲覧できましたよ。

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ブログ形式で読みたい方は、以下からどうぞ。

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電子書籍リーダー『GALAPAGOS (ガラパゴス)5.5型』で、雑誌を読む

読み方にコツあり。

シャープの電子書籍リーダー『GALAPAGOS (ガラパゴス)5.5型モバイルモデル』で、雑誌を読んでみた。

電子書籍の雑誌には、大別して3つのタイプがある。まずは、シンプルに紙の書籍をスキャンしたもの。これがいちばんお手軽だけど、モバイルモデルの画面だと、若干窮屈。ページを切り替えるたびに画面の拡大率がリセットされるのも面倒です。つぎに、電子書籍に特化したタイプ。文字と図や写真をガラパゴスに最適な形に配置してあるので非常に読みやすい。紙の形式にこだわらないので、文字を拡大縮小したり、動画を埋め込んだりもできる。目次をタッチすることで、目当ての記事にジャンプすることも可能。

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最後に、雑誌のスキャンとテキスト表示を切り替えられるタイプ。切り替えアイコンをタッチすることで、表示形式が変わるので、好きな方を選択できる。テキスト形式にすると、写真や表が割愛さたり、スキャン版から離れた場所がテキスト表示されるなど、連携に難あり。

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表示形式は雑誌内で変わる場合もある。参考写真に使用している『週刊ダイヤモンドDigital 12/25・1/1号』の場合、雑誌の本文(上4枚の写真)は電子書籍に最適化された形式だけど、付録(下2枚の写真)はスキャン+テキスト形式の複合。どの形式も一長一短な上に混在するとなると、慣れが必要です。読みたい雑誌がどの形式で配信されているかは、試し読みで事前にチェックしたほうがいいでしょう。

定期講読すると、雑誌が自動配信されるそうですが、そこまでして読みたい雑誌もなし。個人的にはゲーム系かアニメ系の雑誌があれば定期講読してみたいです。

電子書籍リーダー『GALAPAGOS(ガラパゴス)5.5型』でラノベを読む

文字を読むのに不都合はない……が。

シャープの電子書籍リーダー『GALAPAGOS(ガラパゴス)5.5型モバイルモデル』で、あれこれ本を読んでいる。雑誌系も面白いのだが、とりあえず小説系の読後感から。

文字の読みやすさについては小ぶりな5.5型でも問題なし。文字サイズは、画面をタッチすることで変更でき、紙の本と同サイズ(小)、中、大と変更できる。個人的には紙の本より一段階拡大した中の縦持ちが読みやすいと思う。文字送りは、画面タッチでも、下のトラックボールでも可能で、どちらもスムーズです。トラックボールは、若干反応がタイトすぎる気はしますが。画面はクリア。反射して見づらくなるときはあるものの、うまく反射しづらい角度から見れば大丈夫。総じて、明るい画面をじっと見つめることに抵抗がなければ、テキストを快適に読むことができる。さすがは専用機といったところ。

しおりを設定するのはもちろん、語句を検索したり、気になるワードにマーカーを引けたり、国語辞典で意味を調べる機能も標準である。ここらへんは、紙の書籍より便利。欲を言えば、Webで検索する機能もつけて欲しいかな。

ただ、提供される電子書籍の品質にはバラつきがある。ガラパゴスの仕様というより、コンテンツを提供する出版社の違いと思われる。たとえばライトノベル系を比較するに、A社の場合は値段は半額だけどイラストは粗い表紙画像のみで、本文イラストなし。B社の場合は書籍と同額でイラストつきだが、マッチ箱サイズの小さなイラストしかついていない。携帯用コンテンツの流用か? C社の場合は書籍と同額で表紙イラストもカバー裏のイラストも、内部のイラストもばっちり再現されているが、試し読み不可。C社がいちばんクオリティは高いけど、A社とB社なら可能な、序盤の試し読みができない。どこも、帯に短したすきに長しという感じ。

値段については、紙の書籍との兼ね合いがあるから、うかつに安く設定できないという事情はわかる。でも、紙の書籍と同額で、紙の書籍以下のクオリティなのは問題だと思う。理想を言えば、序盤と、あとがきや解説は試し読みできて、イラストは全画面サイズで閲覧できるようにすべきでしょう。これぐらいは、全社共通の仕様にしても良いのではないかと。値引きとか、他者への譲渡、貸与といった機能は今後の課題とするとして、まずは紙の書籍と同等の電子書籍を提供してくだされ。

電子書籍リーダー『GALAPAGOS(ガラパゴス)』用のACアダプタを追加購入

純正携行必須!

シャープの電子書籍リーダー『GALAPAGOS(ガラパゴス)5.5型モバイルモデル』を愛用中。本や雑誌を読んだり、Webを閲覧したりと、なかなかに活躍。まだまだ機能は限定的ですが、モバイルモデルでも1,024×600の高精細さなので、Webを閲覧するだけでも快適です。電子書籍リーダーとして設計されているので、レスポンスも上々。ただ、電池の持ちはあまり良くないので、出先でも充電する必要がある。

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ということで、予備のACアダプタを購入。本体にも同梱されてますが、持ち運び用にも必要との判断。一見すると、よくあるミニB型のUSBコネクタで、実際にパソコンへの接続もミニB型を使用する。しかし、充電には専用にピンの多い、独自のコネクタがついたACアダプタが推奨されます。写真右の左側がミニB型で、右側がガラパゴス専用。ミニB型で充電する場合は、ガラパゴスの電源を完全に落として接続する必要がある。試してみたけど、いちいち電源を落とすのは実用的ではないので、純正のACアダプタを携行するのは必須と考えたほうがいいでしょう。

住み分けてる『iPad』と『GALAPAGOS(ガラパゴス)』

んじゃ、『iPod touch』は?

手元に、電子書籍端末として使える端末が増えました。大中小と揃えてみたのだが、大物が『iPad』、中物がシャープの『GALAPAGOS(ガラパゴス)』、小物が『iPod touch』という具合。

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iPadは大画面が売りなので、自宅でコミックスなどを読む用。ガラパゴスは出先で文字中心の本を読む用として使い分けてる。iPod touch(≒iPhone)でもガラパゴスと同等のことはできますが、画面が小さいのでメールやネット閲覧用にしてます。どの端末でも、漫画を読むことも文字中心の本を読むことも、メールやネット閲覧もできるのですが、サイズや利便性を勘案すると、こういう住み分けになった次第。そもそも、iPadは親のだしな!

GALAPAGOS(ガラパゴス)で読める長編小説『ナスレディン・ギア』

※この作品は無料版です。無料版にはイラストが入りません。

電子書籍リーダー、シャープの『GALAPAGOS(ガラパゴス)』を購入してみた。書籍の購入は、専用のサイト「TSUTAYA GALAPAGOS」から行う。パソコンサイトでも、ラインナップを確認することはできます。

これ以外にも、自前の書籍をスキャナで取り込んだ、いわゆる「自炊」したPDFファイルも読める。こちらはガラパゴスとの連携ソフト、「GALAPAGOS Station」をインストールする必要があります。

──という前提のもとに、本題。

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ガラパゴスで読みやすい体裁のPDF形式で、新作長編小説『ナスレディン・ギア』を公開します。トルコ革命(祖国解放戦争)を下敷きにしたSFロボット戦記という、混ぜるな危険的アクション。トルコ大好きと、ペダルとレバーだけで人型ロボットが動かせるか!……という反骨精神で書かれています。ガンダムを目指したつもりが、ダグラムとかボトムズっぽくなってしまいましたよ。

『ナスレディン・ギア』

著:郁雄/吉武

目次

灰色の人形機(ククラマキネ)                5
攻防の目玉守(ナザルルク)                 103
海峡大橋(ボアズキヨプリユス)に決す  223

全358ページ、400字詰め原稿用紙換算:500枚

ガラパゴスで読む場合は、「GALAPAGOS Station」のブックシェルフにPDFを登録するのではなく、「Adobe  Reader」で開いて、ガラパゴス用にXMDF形式で出力したほうが読みやすいです。ファイル>印刷をクリックし、プリンターを「GALAPAGOS XMDF Clipper」を選択。「PDFのページサイズに合わせて用紙を選択(Z)」のチェックボックスをONにして「OK」をクリックして印刷を実行します。

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印刷の処理が進むと、保存するファイル名を聞かれるので、任意の名称を入力します。

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処理が完了すると、XMDF形式のファイルが、「GALAPAGOS Station」のマイクリップに追加されます。同期させれば、データ移動完了。ガラパゴスで読むには、画面左下のブックシェルフ>マイクリップで、ファイルを指定すれば開けます。

PDF形式ですので、ガラパゴス以外でも、パソコンやiPadなどでも読めます。ためしにiPadで開いてみたら表示は問題ありませんが、ページ送りを右ではなく左に流す必要がありました。左開きの書籍方式ですな。「GALAPAGOS Station」にPDFで登録した場合も、現状では同じく左に流してページを送るようになっています。これ、左右どちらでも選択できるように改良すべきです。

パソコンの「Adobe Reader」で読む場合は、編集>環境設定で、ページ表示>レンダリング>テキストのスムージングを「液晶画面用」にすると、文字がなめらかになります。

■おまけ

本データの作成は、Windows版の「一太郎2010」を使用しています。電子書籍としての体裁は、小学館のガガガ文庫の「文字サイズ中」を参考に。文字組みは縦43字×14行。用紙設定は「Leagal・縦方向」で、標準フォントサイズは20ポイント、ページ番号はページ総数が表示されるよう設定しています。

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本当は、目次に該当ページへのリンクを貼りたかったのですが、ガラパゴスに読み込ませた段階でリンクが無効になってしまうので外しました。残念。

電子書籍リーダー『GALAPAGOS(ガラパゴス)』書籍以外の使い勝手

コレはアリかも!
先日購入したシャープの電子書籍リーダー『GALAPAGOS(ガラパゴス)』の5.5型モバイルモデル。さっそく電子書籍読みまくり……とはいかず。読みたい本はあるけど、優先して読みたいほどでもないので、まずは電子書籍以外で使ってる。基本ソフトはAndroidベースですが、アプリを勝手に追加することはできず。最初から入っているのは、ブラウザ、mixiアプリ、Twitterアプリなど。WebメールのショートカットはYahoo!メール固定。とはいえ、ブラウザからGmailなどへアクセスできるので、お好きなWebサービスが利用出来る。僕はGoogle系のWebサービスを中心に使っているけど、お気に入り登録を済ませれば、特に問題なく使える。というか、これだけ揃っていれば、とりあえず実用上は問題ない感じ。

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ブラウザからGmailにアクセスしてメールチェック、GoogleリーダーにアクセスしてRSSから最新の情報をチェック、mixiアプリでマイミクの更新情報をチェック、Twitterアプリでつぶやいたり、フォロワーを管理する。なんか、けっこうコレだけで用が足りてしまいます。モバイルモデルの解像度は1,024×600なので、横画面にすればPCサイトも過不足なく表示できる。ポケットWi-Fiなど、モバイルアクセスポイントがあれば、普通にネットビューワとして使えます。というか、ガラパゴスを買ってから、電子書的端末として使うより、ブラウザでサイトをチェックしている時間のほうが長い気がする。
現状の書籍ラインナップだと、ネットビューワつき電子書籍リーダーというより、電子書籍リーダー機能付きネットビューワという印象です。
いいかげん、電子書籍リーダーとしての使い勝手も確認しないとな!

電子ブックリーダー『GALAPAGOS(ガラパゴス)』を初物買い

移動書架みたいなモンですよ。

シャープの電子ブックリーダー『GALAPAGOS(ガラパゴス)』を買ってみた。家が本だらけになるのをすこしでも防ぎたいのと、Android端末に触ってみたい衝動を両立してくれるナイスな端末。家庭用の10.8型と、モバイル用の5.5型がありますが、寝っ転がって読むことを考えれば、5.5型のEB-W51GJ-R/-S一択。

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液晶保護フィルムも同時購入。同梱品は、ACアダプタとUSBケーブル、それに8GB microSDHCメモリーカード。大きさは、iPod touch(≒iPhone)の2割増しぐらい。大きさの割に、重量感はないので片手持ちに不自由はありません。メモリーカードを挿入して、セットアップ開始。

最初に無線LANの設定をして、ユーザーIDとパスワードを入力するのだが、ここで詰まった。てっきり、製品購入時に登録したメールアドレスとパスワードを入れるだと思っていたら、そうではなくて製品に同封された紙に印刷されたIDとパスワードのことだった。IDは変更不可。パスワードはすぐに任意のものに変えておきましょう。

機器の登録が完了すると、ストアから本が購入できる。試し読みも可能。どういう本がラインナップされているかは、パソコンからでも確認できます。ただし、閲覧はガラパゴスからのみ。

ためしにライトノベルを1冊買ってみた。ページ送り、文字のサイズ変更など、過不足なく読める。値段も廉価版で安い……のだが、イラストはなし。表紙絵ですら低解像度。ラノベでイラストなしは、ちょっときついです。たまたま、買った本がそうだっただけだろうけど、できればフルプライスでイラストつきのものも用意してほしいですな。

さらに使い込んで、またご報告します。