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紳士プレイはもうやめた『パンドラの塔 君のもとへ帰るまで』

すべての終焉を観た!

Nintendo Wii『パンドラの塔 君のもとへ帰るまで』で、すべてのエンディングを観た。ヒロインの好感度によって5+1パターンあり、最初にクリアした時は最高評価でした。クリア後は、能力やアイテムを維持したまま、好きな段階から再プレイできるので、好感度を意図的に下げてクリアすることで、全パターンのエンディングが観られる。苦労して上げた好感度も、塔で拾ったグロいアイテムを見せると、ムリムリ下がる。信頼を失うのは簡単なことなんだね。最低評価のエンディングを出すには、塔の攻略を中盤からはじめる必要がありました。パターンが5+1あると書いたけど、「+1」というのはヒロインに肉を届けるのが間に合わず、完全に獣化した場合。エンディングとしてカウントはされませんが、これもひとつの終焉といえる。制限時間にはかなり余裕があるので、意図しない限り時間切れのゲームオーバーになることはないでしょう。いろいろな意味で、鬼畜プレイは辛いっす。

敵の強さはほどよい感じなのですが、慣れてくると時間制限がぬるく感じる。塔からの脱出と再挑戦が容易なため、ヒロインを獣の呪いで獣化させない紳士プレイが日常化してしまう。せっかく、獣の呪いという設定があるのだから、中盤以降は獣化するとわかっていても帰れないとか、帰りたいのに返してくれないといった、「デスマーチ」な状況を設定したほうが、より「君のもとへ帰るまで」というテーマを明確にできたと思う。

すべてのエンディングを観て、すべての文書を収集しましたが、達成率は89%。まだ、プレイする余地はあるけど、ひとまずここまで。

『パンドラの塔 君のもとへ帰るまで』をクリア

どこまでも追いかけるわよ!

Nintendo WiiのアクションRPG『パンドラの塔 君のもとへ帰るまで』をクリア。呪いにかかったヒロインを救うため、主人公が13の塔を攻略する。難病の妻を養いつつ、ブラック企業で過酷な業務をこなすサラリーマンの苦行から、ようやっと解放されました。エンディングはヒロインとの親密度で5段階評価される。なるべくヒロインの呪いを発動させない、紳士プレイに徹したおかげで、最初から最高のSランクエンディングに到達することができました。クリア後は、能力やアイテムを維持したまま2週目に挑戦できる。1週目では開けられなかった、鍵つきの扉も開放され、第4の武器もゲット。こ、これはパイルバンカーかっ!

視点が固定されて、見たいポイントが見えずにイライラしたり、主人公のスキルに必要性がないものがあったり、高感度が高いとヒロインの受け答えがマンネリ化するなど、気になるポイントはある。でも、主人公が思わず助けたくなる、かわいそうなヒロインが秀逸。最初で、いきなり最高ランクのエンディングに到達してしまったので、2週目以降はあえて高感度を下げて、残り4種類のエンディングを見ることになるわけですが……。正直、せっかく上げた好感度を下げなければならないのは気が重い。というぐらい、魅力的なヒロインなのです。さて、仕事から帰る前に、嫁の肉をゲットしなければ……。

彼女が肉をむさぼります『パンドラの塔 君のもとへ帰るまで』

んで、パンドラの塔ってのは、どこにあるのかね?

Nintendo Wii『パンドラの塔 君のもとへ帰るまで』をプレイ中。中盤をすぎて、終盤へむかう手前、ぐらいかな。主人公とヒロインの関係は、恋人というより若夫婦という感じ。呪いを回避するため、嫌々肉を喰っていたヒロインも、いつのまにか嬉しそうに肉をむさぼるように。草食系から肉食系女子になるつもりなのだろうか?

戦闘システムは、鎖と直接攻撃武器を組み合わせる。普通に戦うと強い敵も、鎖で緊縛してザクザク斬る、鎖で縛って振りまわす、鎖で縛ってエスケープなどで戦闘を有利に進めることができる。うまくやれば無傷で勝てるし、下手な戦い方をすればアッサリ死ねる。鎖はギミックを発動させたり、移動にも使える万能アイテム。はじめは思い通りに使えずイライラするけど、マスターしてしまえば快適なチェーンライフを送れます。

塔でゲットしたアイテムを合成して新たなアイテムを作ったり、売り買いもできる。お金はかなりシビアなので、無駄遣いは厳禁。大ダメージを喰らうとアイテムが破損して修理費がかさむ。中盤をすぎるとアイテムも壊れにくくなり、死の危険も減る。これから終盤にむけて、どう展開していくのか、実に楽しみです。

貴女は呪われてしまった『パンドラの塔 君のもとへ帰るまで』

嫌がる少女に、むりやり肉を喰わせるゲーム。

Nintendo Wii『パンドラの塔 君のもとへ帰るまで』をプレイ開始。発売日にAmazonから届かなくて、1日遅れのスタート。放っておくと獣になってしまう呪いにかかったヒロイン、セレスを救うため、主人公エンデが塔の群れ、十三訃塔(じゅうさんふとう)に挑む、アクションRPG。2つ目の塔をクリアした所ですが、かなりの好感触。

ヒロインは獣化の呪いにかかっているので、一定時間たつと獣化が完了してしまう。それを防ぐため、主人公は十三訃塔を攻略する。ヒロインの呪いは、塔を徘徊するザコの肉を食べれば一定時間おさまり、ボスの肉、主肉(あるじにく)で恒久的に解ける。すべての主肉を食べさせ、ヒロインの呪いを完全に解くのが最終目標。宗教上の理由で、ヒロインは肉食を禁じられているため、かなり嫌そうに食べます。

つまりヒロインの呪いは、タイマーの役割を果たしているわけですが、プレイヤーのモチベーションを高めているのが彼女の存在。呪いが進行した触手ウネウネの痛々しさと、あどけない口調の愛らしさの対比がすばらしい。帰るたびに、料理をしたり、掃除をしたり、ベッドでクッタリ寝ていたりと、見ているだけで飽きさせない。ブラック企業に就職したサラリーマンと、その帰りを待つ新妻のような関係と申しましょうか。働かねば収入もなく妻の病気も治せないが、仕事は辛く厳しく命の危険もある。ここらへんの、リスクとリターンの設定が絶妙。

タイトル通り「君のもとへ帰るまで」、やられるわけにはいきません。