郁雄/吉武 のすべての投稿

日産ノートe-POWERとリーフを乗りくらべてみた

ガソリンスタンドで給油できる電気自動車というのは大変アリです。

愛車、日産ジュークを車検に出したら、代車に電気自動車のリーフを貸してくれました。リーフ自体は以前にも試乗したことがあるので、加速がよくてガソリン車と運転感覚がかわらないことは知ってた。アクセルを踏みこむと、かすかにキュイーンとモーター音が響くのがカッコイイ。AKIRAの金田ばりに「やっとモーターのコイルが暖まってきたところだぜ」がリアルに言えるのは痛快。

 

ただ、借りた日の晩に買い物に出かけたら、最初50%あったバッテリー残量がみるみるうちに30%台になったのにはあせった。片道20%減るということは、戻ることは可能だけど自宅についたら10%台になるということ。これはちと厳しい。仕方なく、買い物を済ませてから近場の充電スタンドをさがす。スマホで検索すると、急速充電スポットは何ヶ所かあるのですが、昼間しかやってなかったり、事前登録が必要など条件つき。24時間やっている日産プリンスの代理店が近くにあったので充電にチャレンジしてみた。せっかく電気自動車を借りたので、充電してみるつもりだったけど、まさか初日からやるハメになるとは。

結果的に充電は成功したのですが、充電開始までの手続きと、手続き完了後の接続で苦戦。さらに充電完了まで30分待ちというのは苦行でした。登録がないと有料かつ現金払い不可。専用サイトで充電器の番号とカード決済の情報を入力すると、充電用のパスワードが発行され、それを充電器に入力します。リーフはフロントに充電口がありますが、ケーブルを接続してパスワードを入れて充電開始……がなかなかせず。何度か接続しなおしてやっと充電がはじまる。なにがダメで充電できないのかサッパリわかりません。ダッシュボードに充電ランプがみっつあり、光ぐあいでおおよその充電状況がわかる。充電前はリーフの電源を落とす必要がありますが、開始してしまえば再電源投入は可能。スマホと同じで、より早く充電したければ電源は落としておいたほうがいいでしょう。30分の充電で、85%まで回復してヤレヤレ。料金は500円とガソリンとくらべると安価な気もしましたが、増加する走行可能距離を考えるとガソリンと大差ないか。

帰宅時に気づいたのですが、最初に走ったときはノーマルモードで普段どおりの加速をさせていたけど、ECOモードにするとかなり電力消費がマイルドになる。ECOモードでも加速はそれなりなので、以後はECO固定に。ECOをノーマルモードにして、ノーマルをスポーツモードにするのが現実的なのでは? アクセル開度を一定にたもつクルーズコントロール機能が電源を落とすたびにOFFになるなど、標準設定が標準的に使いづらいのは困りもの。あと、オプションで自動化できるそうですが、サイドミラーの開閉が手動操作かつ電源オンの状態でしか動かせないのにすごくイライラした。

2日目も買い物に出かけ、帰宅時には50%をちょっと切るぐらい。ECOモード固定でだいぶマシな電費になりました。3日目の返却をかんがえれば十分な残量でしたが、もういちど充電にチャレンジ。鎌倉市役所の充電スポットを試す。ここは市役所が所有する電気自動車用の急速充電スポットなのですが、守衛室に申し出れば24時間無料で使わせてくれる。なんと太っ腹な……と最初は思いましたよ。

紙に名前と携帯番号を書くと鍵を貸してくれる。これで給電口のフタが外れるのであとは自由に充電可能。利用時間の目安としては30分ぐらいと言われましたが、制限はないので常識の範囲内でということでしょう。さっそく充電を開始しようとするのですが、給電試験のフェーズで不具合を検知するらしく開始できない。例によって何が悪いのかわからないので、リーフの状態やら接続状態やらを確認するけど、問題点がわからず。2度ほど開始寸前までいったのですが、なぜかそこで終了してしまう。2、30回は試したと思いますが、要するにプラグの接触がイマイチなのが原因で、開始まで物理的にグイグイ押し込んでいたらようやく充電できました。電気自動車の充電って肉体労働だったんですね。

せっかくなので、100%充電を目指そうと思ったものの、30分以上充電してようやく80%に。60%を越えたあたりから充電速度がどんどん遅くなる感じでした。あとで聞いた話だと、ここの充電器は設置から6年以上経過しているそうです。無料で使わせてもらって申し訳ないですが、充電速度はともかくリーフを充電したときの接触不良は改善できないものでしょうか。

そんなこんなで、電気自動車ならではの力強い出足はよいと感じたものの、あまりにも面倒かつ不確定な充電作業と、ガソリン車なら給油警告ランプが常時点灯しているような状態での走りを強要される、走行可能距離の短さに辟易しつつリーフを返却。安心して走行できる距離が3倍に増えて、充電作業はもっと簡便にし、時間が1/3以下にならないと使いものになりませんな。

愛車ジュークの車検は完了したのですが、帰宅前に話題のノートe-POWERに試乗させてもらいました。ノートe-POWERはリーフゆずりの電気モーター駆動に発電はガソリンエンジンという、往年のポルシェティーガー戦車ばりのテクノロジー。補助発電機を積んだ電気自動車自体はめずらしくないですが、ノートe-POWERは大型のバッテリーを積まず、エンジンは発電のみで直接駆動には使わないという割り切った設計。シンプルかつ合理的なシステムは、電欠の不安がすくないという意味で、2017年現在ではベストな電気自動車といえるでしょう。

試乗車はエンジン音とモーター音を同時に響かせる独特のサウンドで、レトロな未来感がある。パーキングからリバース、ニュートラル、ドライブのセレクタはリーフと同じ丸い形状ですが、パーキングブレーキはリーフ(後期型)のペダル式ではなくサイドレバー式。僕はレバー式が好きなので問題はないけど、安っぽくはある。

走ってみると、リーフばりの加速はするもののエンジン音が響くのは異なる。車内ではエンジン音が高くモーター音はほとんど聞こえない。状況によってはエンジンが止まる場合もあるそうですが、冬場に試乗した今回は常時エンジンは駆動していたようです。ノートe-POWERで気に入ったのは、あたらしく設けられたSモード。アクセルを離すと一般的なエンジンブレーキよりも強い制動がかかり、平地なら停止する。この状態でブレーキを踏まなくてもブレーキランプが点灯するそうです。

下りの急坂で普通のガソリン車だと、スピードに乗っていればアクセルを離して惰性で走行しつつカーブ手前でブレーキを踏み減速、必要ならアクセルをふかす感じだと思う。ノートe-POWERの場合は下りの急坂でもアクセルを離すと減速するほど制動が強いので、スピードを保てるよう軽くアクセルをふかしつつ、カーブではアクセルをゆるめて減速。強い減速が必要な場合のみブレーキを踏みます。慣れればアクセルのみで運転できそうな感じ。信号待ちなどではアクセルを離せば止まってくれるので便利ですが、完全に離すと意図した位置より早めに止まる感じなので、アクセルを軽くふかして停止位置を制御する必要がある。減速を制御するためにアクセルをふかすというのが新しいです。今後ノートe-POWERに乗る機会があれば、常時Sモードにしてるでしょうね。残念なのは、リーフにあったクルーズコントロールがノートe-POWERにはないこと。オプションでいいから、純正のクルーズコントロール機能をつけてほしいです。リーフの充電でトラウマレベルの苦痛を味わったので、ガソリンスタンドで給油できる電気自動車というのは大変アリです。

借りたリーフにはなかった、アラウンドビューモニターとスマートルームミラーもためしました。アラウンドビューモニターは、バック時に擬似的に上から見た画像を表示してくれる機能。四方のカメラ画像を合成しているだけなので、明確な俯瞰図にはならないですが、駐車場のラインと平行に停められたか確認するには便利そう。スマートルームミラーはルームミラーが鏡とモニター表示に切替えられるというもの。通常はモニター表示にして、必要なら鏡にもできるという感じ。非常にクリアに映るのですが、鏡のルームミラーになれているとつい、遠くに焦点をあわせようとしてしまうので、間近のモニターを視認するには慣れが要る。また、カメラが後部ウインドウの内側にあるので、ウインドウが濡れていたり曇っていると視認性が低下する。ワイパーやヒーターで改善できますが、現状では手動で操作する必要があるので、水滴や曇りを検知したら自動的にクリアにしてくれる機能がほしいところ。

試乗後、ジュークで帰宅したのですが、しばらくノートe-POWERのSモード感覚が残っていてブレーキのタイミングに戸惑いました。リーフにしろノートe-POWERにしろ、いますぐ乗り替えようとは思いませんが、今年リリースされると噂される新型ジュークにどのていどこれらのテクノロジーが反映されるか、期待半分、不安半分で待ちたいと思います。

静謐の正月『DIGNOケータイ 502KC』用待受壁紙2017年1月

あけましておめでとうございます。

2017年の正月は、初日から初詣のおみくじで凶を引いてみたり、オンデマンドで映像作品を観まくっていたり、世界樹の迷宮Vの隠しボスに瞬殺されたりしてましたが、本年もどうぞよろしく。

そんな感じで、今月も502KC用に特化した壁紙を公開。

過去に公開した待受壁紙の一覧はコチラ。

横浜市金沢区の柳町環状交差点にいってみた

記念にグルグル廻って帰ってきました。

先日、運転免許の更新へいったのですが、そこで教わったのが、環状交差点の標識とルール。ラウンドアバウトとも呼ばれ、信号のない円環状の道を時計廻りに走り、任意の方向に左折する交差点です。侵入するときは徐行し、環状内を進むクルマを優先するのがルール。信号がないので、どこかの道が渋滞しないかぎり、円滑に交差点を進むことができるのがウリ。ヨーロッパではよく見られますが、アメリカにはない。たとえばフランスパリの凱旋門は、周囲が12本の道へと連なる巨大なラウンドアバウトになっています。

そんな環状交差点が神奈川県にも3箇所あると聞く。調べてみたところ、地元鎌倉の近くでは横浜市金沢区にあるものが、いかにもヨーロッパ的なラウンドアバウトっぽい。ほかの2箇所は、単に鉄塔の周囲にある道を環状交差点と定義しただけで、いささか面白味に欠ける。

そんなわけで、気軽にいけてそれっぽい、横浜市金沢区の柳町環状交差点へ出かけてみました。

住宅街にあるので、交通量はさほど多くない。あたらしく環状交差点として造られたというより、以前なら一時停止しないと進入できなかったところへ、徐行で進入できるようになったという感じ。Uターンしたいときに便利ですが、効率的にクルマをさばく効果を実感できる場所ではないですね。記念にグルグル廻って帰ってきました。

しばらくは、こうした環状交差点にできるポイントを指定するものが大半で、交通量が多いポイントを環状交差点にするのは、新規の道など今後に期待すべきなのかも。

『スーパーマリオラン』は割高か?

内容はスマホゲームに特化していても、価格設定が専用機のダウンロードコンテンツ感覚。

MVNOのmineo SIMでiPhone 5Sを運用中。mineo auプラン独特のテザリング不可、通信不能に等しいau1Xの呪いなどに苦戦しつつも、iOSを堪能中です。そして待望の任天堂謹製スマホアプリ『スーパーマリオラン』がiOSむけにリリースされたので、さっそくプレイ中。

おなじみのスーパーマリオをスマホむけにアレンジ。動きはオートで右にすすみ、ジャンプのみをタッチ操作でおこなう。スマホのアクションゲームではよくある操作ですが、壁を蹴って左方向にもどる動作があるおかげで、画面を縦横無尽に動き廻れます。また、1マスの段差や敵は接触しても無傷で乗り越えられるので、開幕ダッシュでクリボーに激突して即死という、スーパーマリオあるあるは回避できます。

本作は3ステージまで無料、以後のプレイは1200円の買い切りというスタイル。Wii Uや3DSのダウンロードソフトなら、高くも安くもない価格設定ですが、スマホアプリとしては、いっぺんに支払う額と考えると割高かもしれません。また、購入後に遊べるステージも無尽蔵にあるわけではなく、クリアするだけなら短時間で終わってしまうボリューム。ただ、各ステージ内で集める特殊なコインが3種類あって、集める特殊コインごとに配置がちがい、最高難易度のブラックコインを全ステージでコンプリートするのは、かなりの難易度。とりあえず、最初の特殊コインは全ステージで集めましたが、まだまだ先は長い。これだけ遊べて1200円ならじゅうぶん元は取れる感じ。

用意されたステージを遊ぶモードのほかに、ほかのプレイヤーのゴーストと戦うモードもある。こちらは対戦相手より高評価をだすと、キノコ王国のインフラが充実し、住民が増えるという、民族強制移住の過酷なシステム。もちろん、負ければ住民を簒奪されます。特殊コインを集めていると、対戦モードをプレイするためにチケットがもらえるのですが、99枚が上限ですぐに満杯になるのが不満。対戦がしたくないわけじゃないけど、チケットを消費するために、ムリヤリやらされている感は否めない。

手垢のついたスーパーマリオを、これまた手垢のついたアレンジでスマホアプリ化したという出自にしては、任天堂らしくハイレベルで面白いゲームになってる。割高かといわれると、ガッツリ遊べば安い、ノーマルクリアするだけなら高いと感じます。トータルで1200円は変えないとしても、ノーマルクリアと特殊コイン1までは400円、特殊コイン2、特殊コイン3のコースを遊ぶにはそれぞれ400円で、合計1200円。一括購入で1000円ぐらいにすれば、割高感は抑えられたかも。内容はスマホゲームに特化していても、価格設定が専用機のダウンロードコンテンツ感覚だったのが、ユーザに不満をいだかせる一因と思われます。