映画『借りぐらしのアリエッティ』:借りは返せ、意地でも返せ!

ジブリ映画『借りぐらしのアリエッティ』を鑑賞。ネタバレ(?)注意。

「借りぐらし」──それは、人類と密かに共存する小型人類、小人たちに伝わる風習。小人たちは、宿主となる家から、さまざまな物資を拝借して生活しているが、貨幣という価値観を持たない彼らは、その対価として宿主の家を守護する。その守護範囲は、害虫の駆除や、清掃といった雑務にとどまらず、時には泥棒を撃退したり、経済的な困窮からも救うことで借りを返す。「借り暮らし」とはある意味、金銭的な対価を支払うよりも困難かつ高潔な生活様式なのだ。一部の人類は、小人たちの存在を認識しているが、「借りぐらし」のメリットを優先して互いに干渉しないことが不文律となっている。

ヒロインの小人、アリエッティは人間の少年、翔(しょう)に姿を見られたことがきっかけで、交流するようになる。心臓の弱い翔は手術を控えており、その手術を確実に成功させることがアリエッティとその両親である、小人たちの「借りぐらし」の代償となるはずだった。しかし、ふたりが知り合ったことで人間と小人の相互不可侵関係が破れ、小人たち一家は借りを返す前に翔の家を引き払うこととなってしまう。翔を見捨てる形になってしまったアリエッティは苦悩する。手術の成功率は1割にも満たないのだ。その上、借りを残したまま家を引き払う準備をはじめたことを察した家政婦が激怒し、ネズミ駆除業者を呼ぶなど状況は悪化の一途をたどる。果たして翔の手術は成功するのか? アリエッティたちは安住の地を見つけられるのか? 物語はせつないクライマックスへと向かって行く……。

──という話だったらマシになるのでは、と思いつつ泥棒小人たちのサバイバル生活と逃避行を鑑賞。アリエッティのキュートさは、必見。

モバイルWi-Fiルータ『Huawei E5830』で、Willcom Core 3G接続

出先でも、ちょっこしネットに繋ぎたい。

既存の無線LAN対応機器を、出先でネット接続するとなると、モバイルWi-Fiルータが必要になる。持ち運べる無線LANスポットという感じか。各社から様々な機器が出ている。UQ-WiMAXか、ウィルコムの『どこでもWi-Fi』あたりがいいのだが、なるべく初期投資をおさえ、ランニングコストも削減したい。というか、すでにウィルコムのドコモ回線を使用したデータ通信サービス「Willcom Core 3G」を契約中。この回線に対応する、モバイルWi-Fiルータがあればいいのだが……。

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というニーズに合致する商品『Huawei E5830』を購入。海外版で、通信キャリアの制限がないSIMフリー版です。ネット情報を漁り、まずは初期設定。電源が入った状態でWinodows XPにUSBで繋ぎ、初期設定。「Willcom Core 3G」用の設定は以下の通り。

  • 任意の設定名: willcom
  • APN: a.willcomcore.jp
  • ユーザー: wcm
  • パスワード: wcm

設定が完了し、正常に接続できれば、無線LAN対応機器からは、アクセスポイントとして認識する。ためしに、愛用の「iPod touch」を接続してみましたが、問題なく接続。DSやPSPの接続も確認しました。

電源投入と同時にネットへ接続できるよう、最新のファームウェアにも更新し、設定完了。英語版のサポート対象外機器ですが、塩漬けになっていた「Willcom Core 3G」を活用できそうです。

ウィルコムのスポンサーにソフトバンクが

秒読み開始ということか。

会社更生手続が開始されたPHSキャリア、ウィルコムのスポンサーに、ソフトバンクが決定。ソフトバンクは当初、高速データ通信のXGPのみを引き継ぐという話でしたが、音声通話部門もスポンサー契約を結ぶそうです。携帯キャリアに財布の紐を押さえられるのは好ましくありませんが、そこまでしないと生き残れないということでしょう。

僕は仕事の関係で携帯電話を持たされたこともありますが、個人の端末は10年以上、ウィルコム(旧DDIポケット)のPHSオンリーでがんばってきた。今後も、サービスが存続する限りは、ウィルコムを使い続けようと思います。

水棲美麗:カレンダー壁紙2010年8月

月例のケータイ用QVGA(320×240ピクセル)カレンダー壁紙を公開。

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新江ノ島水族館で撮影した画像を使用。リニューアルしてからはじめて行ったのだが、ダイナミックな水棲生物が撮影できますな。イルカショーは、なんかイルカよりお姉さんたちのほうが目立ってたよ。

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