『Googleストリートビュー』への削除申請その後

巣鶏鳶有

先日、『Googleストリートビュー』でみつけた、モロに自動車のナンバープレートが判読できる写真について削除申請をした件の続報です。

くだんの写真は、削除申請をした数日後に削除され、画面は真っ黒になっていたのですが、数日前に確認したところ、ナンバープレートにモザイクがかかった状態で復活してました。ながれとしては、指摘をうける→とりあえず削除→問題点を修正して再公開、という感じみたい。

number

けっきょく、この手のサービスは自動化処理と併用して、目視でこまかくチェックしないと問題がおこりやすいようですね。ほかにも、ストリートビューと地図がズレている場所もありました。ざっと近所をみただけでも問題がみつかるようじゃ、公開地域ぜんたいで、どれだけ潜在的な問題があることやら。

僕の地元、鎌倉市でいえば、車1台が通れるような路地をてきとうに記録するんじゃなくて、車2台がすれちがえるような、そこそこひろい道をくまなく網羅したほうが実用的だし、カメラと距離があくぶん問題もおきにくいと思います。こころみとしては大変おもしろいので、さらなるブラッシュアップに期待しますよ。微力ながら、ユーザーレベルでできることは、協力していきたいと思います。

『円卓の姫士!』5話公開とコミックス情報

胃痛怒

拙著『クイックハルト』で挿絵を担当していただいた、丸山トモヲさんのWebコミック『円卓の姫士!』の5話が公開中。 いつもどおりの方向にモチベーションの高い主人公と、真逆の方向にモチベーションの高いヒロインとの、かみあわないっぷりがおもしろい。作品の方向性が明確になってきた感じです。

そして『円卓の姫士!』のコミックス第1巻が、11月22日発売だそうです。それだけでなく、以前に月刊ジャンプで連載されていた『BLOODY ROAR ザ・ファング』のスペシャル版も同時発売とか。おお、プッシュされてんなぁ。ファングはサイン本をもってるけど、2冊とも買わねばな。

『Nintendo DSi』予約完了

 五郎霧枢

 11月1日発売の『Nintendo DSi』を予約しました。

 Amazonで瞬殺されたあたりで、当日入手はあきらめかけていたのですが、横浜駅前のヨドバシカメラで、ふつうに予約できました。予約券は発売日から2日間有効。手続きにポイントカードの提示をもとめられるぐらいで、内金とかはなし。あまりにもアッサリ予約できたので、ひょっとして、DSiって人気ないのかも……と思いかけましたが、Amazonでは正規価格のかわりに表示される、転売ヤーのボッタクリ価格(定価19,800円が、35,000円以上)が大顰蹙(ひんしゅく)を買っているので、そうではない気が。ヨドバシで予約したときも、転売ヤーを警戒している雰囲気はありました。

 いまもってるDSLiteは、下の液晶画面が黄色っぽい残念品質なアレなので、これを期にDSiへ乗り換えですよ。ただ、期待の『7th DRAGON(セブンスドラゴン)』は来年だし、ほかにいますぐやりたいソフトはないので、母親の『Animal Crossing(英語版おいでよどうぶつの森)』専用機になっちゃうのかも。

次世代『ポメラDM XI』にほしい機能

泥笑無天

気の早いハナシですが、話題の電子メモ帳『ポメラDM10』が、携帯テキストエディター『ポメラ DM XI(仮称)』として進化したらどうなるか妄想してみました。

異論、反論もあるだろうけど、自分的にはこれだけあればじゅうぶんです。

こういう機能がほしい、あるいはいらないという意見があったらコメントしてください。

続きを読む 次世代『ポメラDM XI』にほしい機能

カラダにいい『ポメラ』?

 軒昂職貧

 『ポメラ』ネタなんか、もうないよ~。

 とか思いつつ、ネットを彷徨っていたら、こんな『ポメラ』を発見。こいつはカラダによさそうなポメラだ。すでに購入可能なようですよ。

 ……って、健康食品かよ!

 ここでいうポメラとは、ザクロ(ポメグラネイド)に含まれるポリフェノールのこと。強い抗酸化作用があり、老化防止に効果が期待できるそうだ。使ったことないので、効果のほどはわかりませんけど。

 閑話休題。

 健康食品の『ポメラ』はどうでもよくて、電子メモ帳の『ポメラ』のほうですが、何カ所かで通販予約が開始されているようです。しかしながら2万円を切るところは、先日紹介した17,700円が底値で、現在は絶賛売り切れ中。そのほかの通販サイトは2万円弱~2万5千円ぐらいが相場みたいです。不気味な沈黙をつづける(訳:まだ予約受付を開始していない)Amazonさんの動向が注目されるところですが、あそこはなんでも手軽に買えるけど、値段は底値というほど安くはならない気がするので、あまり期待はできないかも。手軽に買えるところで、2万を切る値段がついていれば買っちゃうと思います。

続きを読む カラダにいい『ポメラ』?

『WordPress』でブログ化計画進行中

 和銅布令州

 サイトのブログ化を計画中です。

 現在、本家のページ『★Astronaut 日記のようなモノ』と同様の内容を、@niftyのブログサービス、ココログの『★Astronaut Blog』にも掲載しているのですけど、やっぱりブログのほうが一見さんにアクセスしてもらいやすいですね。ここしばらくの『ポメラ』記事に関しては、たいした宣伝もしていないのに『★Astronaut Blog』の該当ページにも、それなりにアクセスがあるようです。いっぽう、『★Astronaut 日記のようなモノ』については、たまに大手サイトにご紹介いたいだいてアクセス数がアップすることはあっても、基本的には固定読者の方がメインだと思います。それはそれで悪くないのだけれど、自分の書いた記事が目にとまりやすいにこしたことはないです。

 ということで、「www.astronaut.jp」のレンタルサーバ内に、ブログを設置。ブログといってもいくつか種類があり、設置型(自分で用意したサーバにインストールするタイプ)では『Movable Type(ムーバブル・タイプ)』というのが、日本では1番メジャーです。『Movable Type』は個人利用が無償で、商業利用は有償なのだけど、どこからが商用なのかイマイチ区別がつけづらいのが難点。個人で運営しているかぎり、おおっぴらに商売しなければ個人利用ということで大丈夫だとおもうけど、有料の自著を宣伝するばあいもあるし、グレーゾーンで個人利用するのはあまり気分がよろしくない。

続きを読む 『WordPress』でブログ化計画進行中

『ポメラ』でなぜかワイヤレスキーボード『RUDO RBK-2000BTII』

芳名裸

しばらく『ポメラ』にかこつけて携帯テキストエディタについて語っていたら、むしょうに『Willcom D4』用の外付けキーボードが欲しくなりました。ポメが外付けキーボードになったらいいな、とか妄想したのがいけなかったのだろうか? ということでBluetooth接続の折りたたみ式ワイヤレスキーボード『RUDO RBK-2000BTII』を購入。値段は9,800円。

『Willcom D4』と『RUDO RBK-2000BTII』『Willcom D4』と『RUDO RBK-2000BTII』

単四電池2本をセットしてペアリングすると、さっくりD4で認識しました。いちどペアリングが完了すれば、接続が切れてもキーを押すだけですぐに認識してくれる。単独のファンクションキーがなく、括弧「」がEnterキーの上にあるなど、キー配列にクセがあるものの、なれれば非常に打ちやすいです。機器を立てかけるためのスタンドを内蔵するなど小技もきいている。Escキーが小さいのと、キーボードが折れないよう固定するためのロックがヤワく、動かしづらいのが残念ですが、完成度は非常に高い。メカメカしいデザインも好みはわかれるだろうけど、個人的には大変によろしい。いいもん買った!

で、ハナシは『ポメラ』にもどるのだけど、なんだか一部の通販価格がすごいことに。

定価27,300円が17,700円と、発売前に1万円ちかくの値引き。この価格がダンピングなのか、定価がボッタクリなのかわかりませんが、さいしょからこの値段なら、さして文句もいわずに買ってるっつの。やっぱ定価19,800円ぐらいが適正価格だよな、コレ。

27,300円なら、携帯テキストエディタ級の性能を期待するけど、17,700円なら電子メモ帳級でもよいかも。差額に相当する約1万円で、D4用の外付けキーボードも買っちゃったしね。
他の通販サイトが追随するかもしれないので、しばらく様子をみることにします。

『ポメラ』が欲しい人と『ポメラ』との乖離

不意流儀屋

『ポメラ』ネタは食いつきがいいようなので、続けてみます。
ポメはテキスト編集のみを目的とした携帯機器として注目を集めているわけですが、前回も書いたとおり、微妙に興味がある人のニーズを外している気がするのです。

なぜかと考えてみると、『ポメラ』が電子メモ帳として特化しているのに対し、興味がある人の多くが求めているのは電子メモ帳ではなく携帯テキストエディタ、なんですね。テキストしか扱えないけど、テキストデータに限ればいつでもガリガリ編集できる、アルティメット・テキストエディタが欲しいのに、メモ書きなら8000字以内でじゅうぶんでしょ……といわれると、サイズも、駆動時間も、キーボードも、日本語入力も必要十分なのに、なんで8000字しか書けないの? それで27,300円? ということになってしまう。世の中には、チラシの裏に大長編を書きたい人だっているのです。少なくとも、機器の仕様として大長編を書ける余地を禁じる必要はまったくない。たとえ、無理に巨大なテキストデータをひらいて処理速度が激烈におそくなったとしても、ひらけないよりはずっといい。

電子メモ帳としてではなく、携帯テキストエディタとしてこだわって欲しかった。よくぞこういう機器を商品化してくれたと賞賛したいのに、このポイントでものすごく損をしています。

僕が理想とする携帯テキストエディタは、2006年に発表したSF小説『クイックハルト』に登場させた『フィルギア(feelgear)』というマシン。

いまでいうネットブックにちかいですが──というか、いまみるとまんまネットブックですね──、電子辞書にテキストエディタとメーラー、ブラウザがついたものという設定。この作品の舞台は西暦2000年代初頭をモデルにした未来の仮想世界なのだけど、ここではモデルとなった時代の技術水準が許す範囲で、実在しない装置の存在が認められている。フィルギアは、実在したモバイルギアやシグマリオン、ペルソナといったハンドヘルドPCが絶滅せず、電子辞書と融合することで独自の進化をとげたマシン。ポメより大型で多機能だけど、ワンタッチで起動してテキスト編集を快適におこなうことに特化したマシンである点は共通しています。

この手のマシンは、編集者やブロガーといった、ネットで声の大きい人の嗜好にマッチするので、ネット情報だけだと、ものすごく需要があるようだけど、市場全体からみればごく一部の人がよろこぶニッチな商品らしい。そいう意味ではつぎにつなげるためにも、多少の不満には目をつぶってポメを買うべきなのかもしれない。

にもかかわらず、『ポメラ』が欲しい人のニーズと『ポメラ』の方向性とが微妙に乖離しているために、「欲しいけど、でも……」という煮え切らない反応になりがちなのではないかと。

もちろん、それでも買う人は買うだろうし僕にとってもそそられるガジェットなんだけど、ねぇ。

『ポメラ』で持ち運べる「無題.txt」エディタ

 彼女の夢は世界とつながっていた

 パソコンで作業をするとき、デスクトップに「無題.txt[むだいドットテキスト]」というファイルを作成します。Windowsで標準的に付与されるファイル名なんだけど、思いついた事柄を書き込んだり、気になる情報をスクラップしたり、日記や小説の下書きをしたりと、チラシの裏のメモ書きていどの情報を、この「無題.txt」に書くようにしています。ここに書くと決めておけば、あとで探すのが簡単ですし、消えてこまる情報は別ファイルに保存するようにする。消えても惜しくない情報をメモしておくファイルが、「無題.txt」なのです。

 こういうレベルのテキストを書くのに最適っぽいデバイスとして、キングジムから、液晶ディスプレイと折りたたみ式キーボードのついたテキスト入力専用機『ポメラ』が発表されました。起動時間は2秒、単四電池2本で20時間駆動、日本語入力はATOKとテキスト編集に特化した、いちぶの人にはうれしいガジェットです。うれしい。
まさに、持ち運べる「無題.txt」エディタの登場です。

 起動が2秒といっても、キーボードを広げるのに時間かかるんんじゃね? とか、内蔵メモリで8000文字までのファイルが6個しか保存できないのは、いくらなんでも少なすぎね? とか、性能をしぼったわりに27,300円は高くね? とか、疑問、注文はつきませんが、方向性としては大歓迎です。

 扱えるデータがテキストのみって、素敵ですね。

 現在、ウルトラモバイルPCの『Willcom D4』を愛用してますが、中身がWindowsパソコンなだけに、やろうとおもえばひと通りのことができてしまう。できてしまうのだが、コレが難点。移動中に起動すると、メールチェックやらWebサイトのチェックやらとアレコレやっているうちに時間がすぎてしまい、書こうと思っていたテキストに手がつけられない、なんてことが多々あります。ヒマつぶしには最適ですが、移動時間を生産的にすごすのには不向き。――いや、僕の軟弱な意志では、ということですが。

 その点、ポメならテキスト編集しかできないから、文章入力のみに専念できるのではないかと。調べ物がしたければ、D4でやればよいわけだし。

 ポメに関しては僕もふくめて、関心の高い方がおおいようです。
 いろいろな方の意見を拝見していると、難点として挙げられているのは大きく2つ。

  • 8000字の字数制限は致命的
  • 定価27,300円は高い

 字数制限は、CNETのインタビューにある「技術的な問題はないが、原稿用紙20枚程度の文字量のため、メモとしてはそれぐらいあればよいのではないかと思った」というだけの理由なら、今すぐにでも撤廃すべきだと思う。テキスト入力中に字数制限いっぱいだからと作業を中断されたらどう思うか? 既存のテキストを参照しようとしたときに、字数制限で8000字以降が読めなかったらどう思うか? この手のガジェットを求める層は、ひたすらにテキスト打ちをしたいわけで、そのための障害となるなるであろう要素は、とことん排除すべき。内蔵メモリがきびしいというなら、外部メモリに保存するテキストだけでも、処理能力がゆるすかぎり巨大なデータをあつかえるようにすべきでしょう。

 値段のほうですが、確かに高いです。理想をいえば1万円前半か、せめて2万は切ってほしい。とはいえ、コストとのかね合いもあるから、ホイホイと値下げはできないでしょうけど。提案なんだけど、ポメをUSBでパソコンなどにつなげたときに、外付けのキーボードとして使えるようにならないでしょうか? 折りたたみ式の外付けキーボードって4千~1万円前後するのですが、本体だけでテキストエディタとして使える外付けキーボードとしてなら、3万弱でも出せると思う。

 ポメでテキストを下書きし、『Willcom D4』や『Willcom 03』といったモバイル機器にUSBで接続してからは、外付けキーボードとして読み込んだテキストを編集し、書類を作成したり、メールを送信したり、ブログを更新したり……という使い方ができたら最高なんだけどな。

 この2点は、やってやれないことはないと思うのだが、どうだろう?
モバイルのテキストエディター専用機って、確実に需要があるのに供給の乏しいジャンルなので、『ポメラ』の今後の発展に期待します。ポメラニアンになるか(ポメを買うかどうか)は、いまのところ保留。

郁雄/吉武の創作小説サイト