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スマートウォッチ『wena3ブラック』を追加購入

ウム、バッチリフィットしてる!ウム、バッチリフィットしてる!

愛用のスマートウォッチ、Sony『wena3』が不調。不意に起動しなくなったり、起動してもすぐ再起動を繰りかえしたり。システム的な不具合というより、側面ボタンが押しっぱなしの状態になっているっぽい。保証切れなので修理にだしても有償だろうし、なにより機能以外に不満点があった。

以前、オーダーメイドの革バンドを注文した。赤茶のつもりが赤を指定するなど失敗もありましたが、結果的には気に入った。気に入ったのだが、気になりだしたのは時計のヘッドやバンドではなく、wena3の色味。黒のヘッドに赤いバンドはいいとして、シルバーのwena3が合ってない気がしてきた。wena3用にコーディネートしたはずなのに!

で、どうしたかというと、ヘッドをwena3にあわせてシルバーのモノに替えてみた。Fossilのスマートウォッチ「Fossil NEUTRA ジェネレーション6 ハイブリッド」で、針は物理だけど、文字盤が電子ペーパーになってる。カスタマイズして、当サイトのログを表示させてみた。

ヘッドとリストで、ダブルスマートウォッチ。コレはコレで悪くはないけど、赤いバンドとベストマッチかというと、微妙かな。とはいえ実用に不便はまったくないので、しばらくこの状態で使ってた。Fossil NEUTRAのバッテリーは2週間以上もつので、wena3と同タイミングの1週間おきに充電してれば切れる心配はなし。Fossil NEUTRAは、時計としては問題ないんだけど、スマートウォッチとしては微妙。通知機能は圧倒的にwena3のほうがよい。たまに、ペアリングしたスマートフォンを探すときぐらいしか、スマートな機能は使わない。だったら、普通のヘッドでよくね?……と思いつつダブルスマートウォッチ状態で使ってたら、冒頭に書いたとおりwena3が不調になってきた。

wena3も、後継機が発表されるでもなく、今年12月にQUICPAYサービスの登録機能停止が予告されてたりと、先行きは明るくない感じ……ではあるけど、機能的に手放したくはなかった。というコトで、新品のwena3ブラックを買っちゃいました。黒いヘッドと赤いバンドに、黒いwena3を装着。ウム、バッチリフィットしてる! シルバーのwena3で感じた違和感は完璧に払拭されました。

電子マネー関係など、一部は再設定が必要でしたが、ほかはペアリング先を新しいwena3ブラックに変更するだけで設定を引き継ぎ、以前と同様に使用可能となりました。いずれはコレも壊れるかもしれませんが、数年は持つだろうし、その頃には同等の新機種が存在することに期待します。想定通り、黒赤がベストマッチしたスマートウォッチとなり、非常に満足しております。

マニュアル車『マーチニスモS』でドライビン

運転も人生も、もうちょっと適切にギアチェンジできるといいのですが。

最近、マニュアル車の練習をしています。マニュアル車で運転免許は取ったものの、ほぼAT車とCVT車しか運転してこなかった。マニュアル運転をわすれたというより、教習以外の路上感覚がほぼないという、マニュアル車限定のペーパードライバーでした。資格上は運転可能なのですが、ちゃんと運転できる自信がなかったので、教習所のペーパードライバー講習を5時間ほど受け、なんとか路上感覚を身につけました。低速発進時にエンストしちゃう傾向がありますが、失敗しないことより、失敗したあとのリカバリーができる自信がついたことが大きい。

あるていど自信がついたところで、マニュアル車をレンタルしてドライブしてみた。ちなみに、マニュアル運転の練習ならレンタカーですればいいじゃない、と思うかもしれませんが、きょう日マニュアル車でレンタルできるのはスポーツモデルが大半で、その手のクルマは練習には使用不可なんて注釈がついていたりする。安い大衆車を借りてマニュアル運転の練習、というのは難しいご時世なのです。今回借りたのは『マーチニスモS』というマーチのスポーツモデル。マニュアル運転のできる友人といっしょに交代で運転しました。大衆車がベースとはいえ、前後にエアロパーツがついていて、車止めに引っかけないよう注意が必要でした。

神奈川県横浜市から出発して、目的地は静岡県の沼津。すぐに高速道路に乗ることもできましたが、しばらくは下道を走ってマニュアル運転に慣れる。でもやっぱり、何度かエンストしてしまいましたが。低速の半クラッチが続くと、うっかりクラッチを離してしまうのが原因みたい。渋滞時のノロノロ運転はマニュアル車が不得手な部分だけに、まだまだ習熟が必要と感じた。沼津港で昼食に海鮮丼を食べ、沼津港大型展望水門『びゅうお』を見学。

午後は山中湖方面で入浴しようとしたのですが、施設の受付時間をすぎており入浴失敗。12時間レンタルだったので、返却時間もギリギリということでそのまま横浜にもどりました。

運転自体は大きなトラブルもなく、無事時間通りに返却。マーチニスモは、スポーツモデルといっても期待したほどパワーはなく、むしろ限られたリソースを適切に使い切る必要があるタイプのクルマだった。ただ、300キロ以上走ったのに、燃料が満タンから2/3ぐらいしか減ってなかったのには驚いた。メッチャ経済的。今回利用したレンタカーの店では、マーチニスモS以外にもマニュアル車をあつかっているので、いずれほかのクルマもレンタルしたいですな。

いっしょに行った友人もマニュアル運転はひさびさとのことでしたが、マニュアル歴は長いのですぐに感覚を取り戻してた。実用的なクラッチ操作は学ぶべき点も多く、助手席で観察したテクニックをさっそく実践してみたり。マニュアル運転は、クルマとの対話であるということを実感しましたよ。

ここらへんの感覚は、人生にもいえる。僕は人生のギア操作が下手くそな人間なので、加速すべきとき加速できなかったり、不適切なギアで加速してしまったり、へんなクラッチの繋ぎ方をしてガクガク振動したり、エンストしたり。止まるべきときに、止まれなかったり。運転も人生も、もうちょっと適切にギアチェンジできるといいのですが。

ハンドルコントローラ『T300 RS GT Edition』を自分好みにカスタマイズ

なにげにハンコンにはカー用品がつかえますな。

プレイステーション5用に、ハンドルコントローラの『T300 RS GT Edition』を愛用してる。
PS5本体より高いけど、ハンコンとしては中級、シミュレータとしては入門機という認識。ハンドル部分が固定ではなくつけ替え可能なので、何種類か購入。

まずはレーシングカー用のステアリングホイール『TM Open Wheel Add On』。円形の上下を切った、コンパクトなサイズ。グランツーリスモ7にて、ハイスペックなクルマを操作する際に使用。カッコイイのですが、舵角が90度以上になる操作をするには不向きなうえ、フォースフィードバックでハンドルがグルグル廻る状態になると角に手をぶつけそうでコワイ。個人的にこのタイプは、ナイトライダーに登場するドリームカー、KITのハンドルが初見だった気がしますが、実際につかってみて乗用車には不向きだなと実感。

標準のハンドルはプレステ用にボタンが配置されてますが、アナログスティックやタッチパッドが未実装なため、ゲームによっては標準コントローラの併用が必須。僕はスマホスタンドをT300の上部に設置して、コントローラやスマホ置きとして使用してる。接地面には滑り止めのシートを貼ってあるので、かんたんには落ちませんが、荒い操作をするとフッ飛んでく場合も。
ペダルのカカトがつく部分も、靴を履くとすべるので、クルマ用のフロアマットを装着。なにげにハンコンにはカー用品がつかえますな。


台座はハンコン用のものを使用してますが、椅子は普通の座椅子。フックとカラビナで軽く固定できるようにしてあるので、普段は固定せず座椅子として使用し、ゲーム時はフックにカラビナを引っかけて固定し、簡易的なレーシングコックピットとしてます。

また、標準のハンドルは少々小ぶりで、安っぽい。お高いですが、別売の大径ハンドル『TM RALLY WHEEL Add On Sparco R383 Mod』も購入。直径32センチと、これでも実車のSサイズハンドルより小ぶりですが、だいぶ実車的。欠点は十字キーに相当する左上の黒スイッチがシビアで、左右の操作で上下に入力してしまうなど誤動作が多発。繊細な操作がしたい場合は、標準コントローラを併用するのが現実的ですな。あと、素手で操作すると握り手部分の素材が落ちて、手の平が黒くなってしまう。

手袋をすれば回避できるけど、面倒なので伸縮性のあるシュシュタイプのハンドルカバーを装着。後付け感はありますが、問題なく素手で操作可能に。ただ、かぶせるだけだと内側に段差ができてしまうので、思いきってカバーをハンドルに縫いつけてみた。裁縫なんて、学生時代以来だよ。支柱のある部分の端を三重縫いで留めて、間の部分をジグザグに縫い留める。10時と2時の親指があたる部分は出っぱっているので、部分的にオリジナルのハンドル面が露出するように。ココを親指でグリグリするのが好きなんだよね。だいぶ苦戦しましたが、素人加工にしてはそれなりに縫いつけられたと思う。

ちなみに、実車用のSサイズハンドルカバーは最低36センチ必要なので、直径32センチのハンコン用ハンドルには装着できませんでした。購入してしまった装着不能なハンドルカバーは、しかたなく愛車の日産ジュークで使用中。

レース用ハンドルと大径丸ハンドルが使えるようになったので、標準ハンドルは必須ではなくなった。ということで、標準ハンドルもひとまわり大きな社外品『SIMPUSH T300 レーシングゲームステアリングホイール 改造ハンドル』に交換。中央の機械部分とワッパ部分を分離し、32センチ径の社外品を装着して完了。

問題なくつかえるし、プレステに特化したボタン配置なのですが、握ったときのズッシリ感が不足してる感じ。10時2時の親指グリグリできる出っぱりもなし。前述のとおり、市販のハンドルカバーも装着できなかったので、結局は伸縮タイプのハンドルカバーを縫いつけたSparco R383をメインで使ってます。

最近はハンコンを使うゲームとして、グランツーリスモ7ではなく、スノーランナーというゲームでがっつり遊んでるのですが、それはまた別記事で。

SIMPUSH スラストマスター Thrustmaster T300 レーシングゲームステアリングホイール 改造ハンドル 牛革

スマートウォッチ『wena3』の革バンドをオーダーメイドした

失敗したけど大満足!

スマートウォッチは便利、でもバッテリーが持たない。下手したら1日も持たない機種もある。超小型のスマートフォンと考えれば、そんなモンかもしれませんが、時計と考えたらありえないレベル。個人的に、最低でも1週間はもってほしい。

そんな不満に応えてくれたのが、ソニーのスマートウォッチ『wena3』。ふつうの時計が数年単位で動き、ふつうのスマートウォッチが数日単位でしか動けないなら、時計部分と分離すればいいじゃない──というコトで、バンド部分にスマートウォッチ機能を別出ししたのが特徴。スマートウォッチ機能がバッテリー切れで停止しても、腕時計の機械部分は別出しなので、現在時刻を知りたいという最低限の機能は担保される仕組み。スマートウォッチを自称してますが、実質的にスマートウォッチ機能がついた替えバンドというコトです。機能は限定的ですが、着信やメッセージの通知、電子マネー、スマートスピーカ機能やタイマーなど、各種ユーティリティもひととおりそろってる。バッテリーのもたない高性能スマートウォッチも使ってみたけど、僕にはコレでじゅうぶんです。当然、バッテリーも1週間おきに充電すれば問題なし。

大変気に入って、毎日装着している『wena3』。不満点もありますが、そのひとつが付属の革バンド。スマートウォッチ部分に付随する替えバンド部分は金属、ラバー、革の3種類。僕は革バンドを選んだのですが、コレが想定以上に安っぽい。『wena3』購入時の記事でも書きましたが、腕時計付属の立派な革ベルトとくらべると、ペラペラ。当初から不満を感じてましたが、独特の形状なため市販のベルトにつけ替えるのは困難。公式の替えベルトも、ペラペラな標準品の、幅と色違いちかない。オシャレな革の替えベルトがほしい……そう思いながら1年ほど使ってましたが、公式も社外品も発売されそうにないので、オーダーメイドで注文してみた。

ネットで検索したところ、EBISU LEATHERという店が『wena3』のオーダーメイド革バンドを製作してくれるとのこと。まずは革のサンプルを取り寄せて、色や風合いを確認してから、仕様を決めて見積金額を決定し、注文するシステム。見積以降のやりとりはLINEでやりました。最初は安めのレザーにしようと思ってたのですが、サンプルをみてたら赤茶のクロコダイルも渋くて良い。毎日つけるモノをケチっても仕方ないので、奮発してクロコダイルを使用した『wena3』のオーダーメイド革バンドを注文。

製作期間は1ヶ月ほど。到着した革バンドは標準品とは雲泥の差で、カッコイイ。サイズもジャストフィット……なのですが、なんか想定した赤茶よりもっぽい。素材の差か、しばらく使えばイメージどおりの色味に変化するのか……と思って確認したら、僕のオーダーが間違ってた。

■仕様について
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▼素材
表革:クロコダイル カラー:
ツヤ 模様:タマフ
裏革:濃いグレー
糸:濃い緑

▼サイズ・仕様
ラグ幅:22mm
尾錠側幅:17.5mm WENA3仕様

長さ:85㎜ (50+30+5←折り返し部

剣先:丸形

サイド:コバ処理

厚み:5mm-1.5mm
フラットタイプ

小穴:剣先35mmから6mm間隔3穴

LINEの履歴をみると、たしかに赤と注文してる。あきらかに僕の注文ミスで、確認漏れ。オーダーメイドは、こういうところが危険ですな。写真でみるとそれほどでもないですが、到着した時の実物はかなり赤味が強くて、女性物っぽい印象だった。ただ、慣れもあるだろうけど1週間ほどすると色味が落ち着いてきて、写真にちかいワインレッドっぽくなりました。今後、日に焼けて色もより濃くなるだろうし、これはコレで気に入りました。失敗したけど大満足!

想定外はあったものの、良い革ベルトに交換できたのですが、さらなる懸念は『wena3』がいつまで使えるかということ。2020年11月発売なので、約2年経過してる。Suica以外の電子マネー機能を管理する「おサイフリンク」というサービスが2023年12月で終了するなんてアナウンスもありますし、販売終了、もしくは新モデルへの移行が近いのかもしれません。とはいえ、最近でも精力的にコラボモデルが発売されてるので、しばらくは大丈夫とも思う。今後『wena4』がでるにしても、『wena3』モデルの後方互換性を保つため、ベルトの仕様は変更しないでいただきたいですな。

かしこいドアベル『Google Nest Doorbell』を導入

Alexaでもだいじょうぶ!

スマートフォンのGoogle Pixel 7を購入したら、Googleストアにて使用できる21000ポイントが付与されました。Google系の製品しか購入できませんが、サテなにを買おうかしらん。はじめは新発売のスマートウォッチであるPixel Watchをねらっていたのですが、製品仕様やレビューなどみるに、丸形のデザインは好きなんだけど自分にはマッチしないと感じた。以前、Wear OS搭載のスマートウォッチを使用していた時期があり、そこころ感じた不満が大幅に改善されているわけではないからです。とくに、通常使用でバッテリーが24時間もたなそうな点は、そろそろどうにかしてほしい。

じゃぁ、ストアポイントでなにを買おうかと考えてGoogleストアをのぞいていたら、ほどよい値段のガジェットがありました! 『Google Nest Doorbell』というドアベル──いわゆるインターホンというヤツですね。来客の通知とやりとりを、スマホやスマートホームデバイスでおこなえるというモノ。バッテリー駆動だから配線も不要。現在、自宅ではホームセンターで買った無線式のドアベルを使用してますが、機能はベルが鳴るだけ。こちらをスマートに更新。懸念点としては、Google製品なので管理にGoogle系のスマートホームデバイスが必要かもしれないことですが、Amazonで検索したらAmazon ALexaのスキルにも対応してるとのこと。Alexaでもだいじょうぶ! Pixel 7でもらったストアポイントと、1000円割引ストアクーポン使用したところ、2000円たらずで購入できました。まんまとGoogleに乗せられてる気もしますが、やったね。

到着した『Google Nest Doorbell』を玄関に設置。扉の左側に設置するので、付属の傾斜をつけるアダプターをかませる。上下や表裏がわかりづらかった。DoorbellとGoogle Homeアプリをひもづけすると、スマホなどからDoorbellの映像を確認できるようになる。Doorbellのボタンが押されたとき以外に、カメラの前に出現した人物を検知して通知することもできる。Amazon Alexaのスキルと連携させることで、Alexaデバイスでチャイムを鳴らしたり、カメラを確認できる。カメラ接続は失敗することが多いがな。

Doorbellはバッテリー式のものを購入したので、定期的に充電が必要。使いはじめはアレコレ試してたため、結構なペースでバッテリーを消費してたのですが、通常運用になったら消費はグッと減った。この調子なら、1ヶ月以上は保ちそうです。

ひと月ほど使用した感想ですが、来客を知るという通知機能としては問題なくつかえる。Amazon Alexaでチャイムが鳴るほかに、スマホにも通知がくるので、スマホの圏内にいれば世界中どこにいても来客がわかる。チャイム機能としては大変便利なのですが、来客を認識してからの対応には、まだ手間取る感じ。

来訪者がチャイムを鳴らした際に、Amazon Alexaやスマホアプリでカメラの映像を確認し、遠隔で受け答えする機能はあるのですが、対応するまで時間がかかりすぎる。自宅にいるなら玄関に直接出向いたほうが早いし、出先で対応するにしても、対応可能にな状態にするまで、相手が待ってくれるか不安になるレベル。アプリ側でウィジェットを用意するなどして、カメラの確認と応答を迅速にできるようにしてほしい。ここらへんは今後の改良に期待。

しばらくつかってみて、やはりGoogleデバイスをAmazonデバイスで運用するのには限界を感じたため、ブラックフライデーセールで割安だった第2世代のGoogle Nest Hubを追加購入。来客時に自室で即、対応できるようにしてみた。セットアップしてみると、Amazonデバイスよりは反応が早いし、動作がモタつくこともない。ただ、ウチは福祉関係での訪問が多いんだけど、慣れてる方ばかりなので、ベルが鳴ってカメラが映った時にはもう、入室ずみで無人の玄関しかみえないことも。機器のレスポンスと使用者のレスポンスを加算すると、こちらが対応するまえに来客がカメラの前にいないことに変わりはない。

あと、ドアベルの履歴映像をみてると、本体下部の白丸ボタンではなく、間違えて上部の黒丸カメラを押す方がけっこういる。慣れの問題かもしれないけど、間違えようのないデザインであるべきでしょうね。

『Google Nest Doorbell』は標準で3時間以内の来客を記録、確認できるのですが、Google Nest Awareという月額630円のプランで人物を認識し、30日間の来客を確認できるようになる。無料のお試し期間でこのサービスを利用してみた。たしかに人物を認識してくれるのは便利なのですが、顔が映らないと認識しようがないという問題がある。扉に入る際は顔が映るわけですが、扉から出ていく際は後ろ姿になるため、意図的にカメラをむかないと顔は認識できない。自分の顔をおぼえさせたものの、退出時は不明の人物としてしか認識されないわけです。だったら標準設定でもいいかな。有料プランはWebカメラなどと併用して複数機器を運用しないと割高感があります。

どこにいても来客がわかるチャイムとしてはすごく便利ですが、確認、対応といったインターホンとしての即応性に難がある。世界中どこにいても来客に対応できてしまうことにメリットを感じるなら、非常に有用なガジェットです。

デカすぎない『Google Pixel 7』に機種変更

ようやく、ギリギリゆるせる大きさになった感じ。

最近はスマホを2年に1回、機種変更するようにしてる。昨年は更新年だったので、Google Pixel 6とiPhone 13 Pro MAXの2台もちとした。AndroidとiPhoneの最新機種をためしたいからね。どちらもじゅうぶんな性能ですが、Androidは通話用、iPhoneはカメラ撮影やゲーム、Web閲覧などホビー用として使いわけてる。この2機種に機種変更して、ひとつ後悔したことがありまして、それは両機のサイズがあまりかわらず、ときどき、どちらの機種をつかってるかわからなくなること。通話用のPixel 6が、まさかホビー用のiPhone 13 Pro MAXと大差ない重量級とは。最近こそ、まちがうことはなくなりましたが、胸ポケットが定位置の通話用端末が、Pro MAX級の大型機なのはずっと違和感があった。

それともうひとつ、母親のAndroidスマホを機種変更したいというニーズがあった。今夏発売のPixel 6aが値段もサイズもほどよいのですが、ワイヤレス充電に対応してないのがネック。母親のスマホはUSB端子の接続が甘くなってしまい、外部接続の機器でムリヤリワイヤレス充電化してたのだ。次の機種は、ぜひとも標準でワイヤレス充電対応にしたい。ただ、そうなるとミドルハイ以上の機種となってしまうため、コストがかかってしまう。

けっきょくどうしたかというと、現在使用しているPixel 6を母親にゆずり、僕は最新の『Google Pixel 7』に機種変更するというもの。母親にリサーチして、Pixel 6のサイズ感で問題ないという言質はとってある。スマホが重くなるデメリットより、画面がデカくなるメリットがまさるみたい。Pixel 7は6よりもわずかにサイズがちいさく、かるくなるとのこと。胸ポケの重量物から解放をめざします。Pixel 7とPixel 7 ProとPixel Watchの発表直後、さっそくGoogleストアで7を注文。割引クーポンのたぐいはないことを確認してから注文したのだですが、注文した日の午後に10%割引クーポンがコードとどいてた。そういうのは、予約開始前に送っておくべきでは……と思いつつも、キャンセルして再購入するのもめんどうなので放っておいたら、クーポン未適用でも後日、10%返金しますとのメールがきてた。左様っスか。

で、発売日にはPixel 7が到着。本体よりもオマケのポテチのほうが、存在感がありました。保護フィルムを貼るまえなので、指がよごれないよう箸でポテチをポリポリ。さっそくセットアップをはじめる。本体同士をUSBケーブル接続することでデータが移行できますが、ほぼ設定を引き継げるiPhoneにくらべると、Androidはまだまだ手動での設定作業がおおい感じ。以前より、だいぶマシにはなってるんだけどね。回線はワイモバイルのeSIMで、回線切替はWeb上で実施可能。ただし、対応可能時間が午前9時~午後9時なので、夜間は切替不可なので注意。1日がかりで設定移行を完了させ、引き続き初期化したPixel 6へ母親のAndroidスマホから機種変更。さいきんはゲームもあまりしないようなので、サクッと機種変更完了。

最新のPixel 7ですが、サイズ感がよいですな。小型のスマホではないですが、手にもつとあきらかにiPhone 13 Pro MAXよりはちいさく軽い。両手に持って、どちらがどちらかわからない、ということはなさそうです。ぶっちゃけ、Pixel 7は軽くもちいさくもないのですがようやく、ギリギリゆるせる大きさになった感じ。こういうのでいいんだよ。

新機能は画面内指紋認証のほかに、顔認証が追加。マスク着用時不可の簡易版とはいえ、ロック解錠方法がふえるのは好ましい。地味に便利なのは、「設定>セキュリティ>顔認証と指紋認証によるロック解除>顔認証>ロック画面をスキップ」のオプション。顔認証後、最後に表示していた画面に直接移動してくれるので、ロック状態からの復帰がひと手間はぶける。

そのほかの機能もおいおいためしますが、あとはPixel 6のアップグレード版という感じかな。キャッシュバックぶんで、Pixel Watchを買うのもアリですな。

新東名の新区間『伊勢原大山IC⇔新秦野IC』を走ってみた

完走できて満足です。

2022年4月16日から開通した、新東名の伊勢原大山ICから新秦野ICを、さっそく走ってみました。新東名というと、静岡の区間が120キロ走行を想定してひろびろしてるため、100キロで走ってるのに80キロぐらいじゃないかと錯覚したものです。とはいえ今回の開通区間は新東名でも100キロ想定の区間なので、ふつうに地方の高速道路という感じ。ちょっとおもしろかったのは、トンネルの天井に出口まであと何キロかがプロジェクションマッピングで投影されていたこと。凝っているようだけど、看板をつけたり道に描くよりは安上がりなのかな。はやくのこりの25キロ区間が開通して、新東名を一気に走りたいものです。

新秦野ICが目的地で、とくに現地であそぶ予定もなかったので、さっさと帰ってきました。休憩しようと思ってたら、新区間はまだサービスエリアができておらず、スマートICがあるのみ。帰り道でも休むタイミングをのがし、けっきょく2時間ぶっつづけで走るハメに。おみやげは、地元のスーパーで買った焼き芋でした。微妙な天気の走り染めでしたが、完走できて満足です。

テレワークに最適? Sony『WH-1000XM4』ヘッドフォンを購入

お高いだけのことはある、高性能ヘッドフォンで満足しております。

外出中に音声コンテンツを楽しむガジェットとして、Bluetoothヘッドフォンを使用してる。ただ、耳の穴に挿すタイプのイヤフォンは耳が痛くなるので、耳全体を覆うタイプを愛用してます。それでも長時間はつかいたくないので、自宅ではオープンタイプのネックスピーカーを愛用してるのですが。外出用のデッドフォンは、1万円台の、造りはしっかりしてるけど、比較的安価なタイプを使用し、数万円するようなノイズキャンセリング機能がついたモノには長年、必要性を感じてませんでした。ノイズキャンセリングなんかしたら、移動中に外の音が聞こえなくて危険じゃないか、と。

とはいえ昨今、職場でも音声会議がふえるようになり、騒音があるような環境でも音声接続しなければならなくなった。そうなると1万円台のヘッドフォンだと、声がよく聞こえないなどのクレームを受けるように。それまでつかってたヘッドフォンは、微妙につかい勝手がわるく、マイクの集音がイマイチなほかに、走るとギシギシきしむなど、つかえるけど不満がある感じだった。そこで奮発して購入したのがノイズキャンセリング機能つきSony『WH-1000XM4』。人生最高額のヘッドフォンですな。

高いから重いわけでもなく、軽くてフィット感もよい。スマホに専用アプリをインストールすることで、高度な制御が可能。耳の形をカメラで撮影して、最適の音に調整する、なんて機能もありました。立体音響に対応してるとか、あきらかにオーバースペックですが、Deezerという音楽サービスで対応の楽曲を聴いてみたら、たしかに音源がグリングリン動きまくりです。そこらへんは期待してなかった機能なのですが、肝心のノイズキャンセリング機能はなかなか優秀。装着すると、クーラーの風切り音などはかなりカットされる。いっぽうで外部の音が聞こえるようになるモードもあるので、ノイキャンしてほしくない場合にも対応。スマホアプリと連携することで、この機能を自動的に切換えてくれるのが便利。使用者の位置と動きを検知し、歩くとき、走るとき、電車に乗っているときなど、シーンに応じて外部音が聞こえるようになったり、ノイキャンが有効になったりする。ノイキャンは手動でも変更可能ですが、自動で変更してくれる機能でじゅうぶん実用的。まぁ、電車内でノイキャンONになってしまうと、おりる駅のアナウンスを聞き漏らす危険はありますが、そこは自身で注意するべきでしょう。

それと、地味に便利なのが『WH-1000XM4』ひとつで、2台の機器に同時にBluetooth接続できること。以前も、複数機器に接続できるヘッドフォンをつかったことがあるのですが、その時は2台の機器で同時に音がなるとノイズがでて、あまり実用的ではなかった。『WH-1000XM4』はどうするのかと思ったら、Bluetooth接続できる機器は2台だけど、音が出るのは1台のみで、機器Aで音を聞いているあいだは機器Bの音はならず、機器Aの音を止めると機器Bの音が鳴るようになるという仕組み。これで同時接続のノイズをふせいでいるワケか。専用アプリをインストールしているPixel6 Androidスマホを母艦として、2台目の機器をアプリで切り換えて接続する感じ。移動中はiPadと接続して動画コンテンツを視聴し、職場ではパソコンに接続して音声会議に対応したりと、ここらへんの切替え操作がスマホアプリでかんたんにできるのが便利です。

気になるというか、コツが要るのが再生、停止、音量調整などの操作。専用のボタンがあるわけではなく、ヘッドフォン右側を指でなぞったり、タッチしたりする必要がある。デザイン重視で刻印もないので、おもったとおりに操作するには練習が必要でした。中指と人差し指で耳当て上部をつまみ、手の位置を固定してから、親指で指定の操作をするようにしてる。GoogleアシスタントやAmazon Alexaといった音声アシスタント機能にも対応してますが、そこらへんはスマートウォッチでやってるから、僕的には不要です。

https://youtu.be/DQybvOAC87U

単純に、音声会議が快適になることが目的だったんだけど、専用スマホアプリと連携することで利便性が高まり、マイクの感度もよく、もちろん音質もバッチリ。お高いだけのことはある、高性能ヘッドフォンで満足しております。

格安スマホでワイヤレス充電『Nillkin スマホ対応ワイヤレスレシーバーシート』

そこからQi規格のワイヤレス充電ができちまうんだ。

USB Type-Cの端子って、意外と耐久力がない気がする。2年つかったGoogle Pixel 4も、末期だとけっこう端子がゆるくなって、充電したはずなのに充電できてないということがあった。Google Pixel 6に機種変更した現在は、USB Type-C端子を摩耗させないため、『Google Pixel Stand』を購入してつかってる。ワイヤレス充電器としては高級品ですが、Pixel 6購入時にもらったポイントを使用してるから、実質無料。ワイヤレス充電より、有線による高速充電のほうが高速ではあるけど、寝ているあいだに充電するぐらいなら問題なし。

そんな感じで、あるていどハイエンド機なら、USB端子がへたっても、ワイヤレス充電で対応する方法がありますが、ミドル以下のいわゆる「格安スマホ」は、ワイヤレス充電に対応していないものが大半。現在、母親がつかってるAndroidスマホもそんな感じで、機種変更して半年ほどなのにUSB Type-Cの端子があやしく、充電がおぼつかない。それならワイヤレス充電に対応したスマホに機種変更させようかと思ったけど、そういう機種はミドルハイ以上の高級機になってしまう。iPhone 13とか、Pixel 5とかを検討してみたけど、8万以上するんだよね。

どうしてもダメなら機種変更もいたしかたなしですが、とりあえず現行の格安スマホでワイヤレス充電を実現する方法はないか。それで購入したのが『Nillkin スマホ対応ワイヤレスレシーバーシート』という製品。黒いシートで充電用のUSB Type-C端子に挿して、背面にはりつけると、そこからQi規格のワイヤレス充電ができちまうんだ。つかってなかったワイヤレス充電器を提供し、お手軽にワイヤレス充電環境がととのいました。欠点としては、端子がふさがってしまう関係上、装置を取り外さないかぎりワイヤレス充電しかできないこと。ただ、充電自体は問題なくできてるようなので、今後はワイヤレス充電しかしない、と決めれば問題ないかと。

最初はスマホケースの外側に貼ってみましたが、内側でも問題なさそうなので、スマホ本体に装着して上からカバーをかけてみた。充電機能は問題なさそう。安い製品なので、ダメ元で買ってみたけど、悪くないのでしばらく様子をみます。