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無線LANが繋がりにくくなったので

LAN、ランララランランLAN。

僕は基本的に、有線接続を信奉するワイヤードな人間なのですが、モバイル機器が増えたために無線LAN装置も使ってる。でも最近、自宅の無線LAN機器への繋がりが悪くなった感じ。設定は間違ってないはずなのに、繋がってくれないことがしばしばある。

なぜだろうと、原因を疑ってみる。まず無線LANルータを怪しんでみたけれど、ファームウェアのバージョンを上げたり、セキュリティの設定を変更しても繋がりにくい状況は変わらず。繋がる以上は接続設定が間違っているはずもなし。いったい何が原因やら。

しばし悩んで気づいたのは、繋がりにくくなったのは新しい『Pocket WiFi S (S31HW)』を導入してからということ。ためしに、コイツのSSIDとパスワードを変更してみたら、まったく同じSSIDの機器がいやがった! 見た目が一緒な門番がふたりいて、一方は合い言葉が違うため、通りたいのに通してくれず、接続しづらくなっていた模様。設定を変更した状態で、しばらく様子を見てみます。

無線LANをマルチSSIDにした

先日、家の無線LAN装置の暗号化設定をWEPからWPA+AESにしました。

WEPはセキュリティに問題があるからつかわない方がいいということなので。しかし、携帯ゲーム機『Nintendo DS』はWEPしかつかえないし、ウルトラモバイルPC『Willcom D4』はAESにすると通信が不安定になります。セキュリティに不安があっても、使えないんじゃ意味がない。ということで、妥協案としてマルチSSD対応の無線LAN装置、NECの『Aterm WR8100N』にかえてみた。1台で2種類のSSIDを設定できるので、ひとつはWEP、ひとつはAESといった設定ができる。WEPをつかう以上、セキュリティレベルは低下するけどしかたない。新型携帯ゲーム機『Nintendo DSi』は、WEPとAESと2種類の無線LAN設定をおこない、DS用ソフトのWi-Fi対戦などはWEPで、ブラウザなどDSi専用ソフトのみAESを使用しています。

家で使用する機器ごとの無線LAN設定は以下のとおり。

暗号化方式 使用機器
WEP Nintendo DS
Nintendo DSi(DS用ソフト)
Willcom D4
WPA-AES ノートPC
Nintendo Wii
Nintendo DSi(DSi用ソフト)
PSP

DSはWEPしか対応してないのでしかたないけど、D4はAESが設定できるのにWEPでないと安定しないのにはまいった。メーカーのフォーラムでも指摘されているので、ドライバのアップデートなどで改善してくれるとよいのだが。あと、NECの無線LAN装置がWPA2に対応していないのにもビックリした。最新の機器ならとうぜん対応してるとおもったのだが。

いまのところ安全とされるWPAも、WPA-TKIPが解読可能であるなんて情報もあるので、WEPのように丸裸にされるのも時間の問題なのかも。真にセキュリティのことをかんがえれば、無線LANを使わないのがベストなのだろうけど、使わざるをえないのが現状です。

セキュリティとアクセシビリティの両立はむずかしいねぇ。

『Wii Music』と無線LAN

鰈-世論-

事後報告ネタを2つ。
 昨日設定変更した無線LANの暗号化設定を、さらに変更。WEP→WPA+TKIPに変更したのをさらに、WPA+AESへ変更しました。ウチの無線LAN装置では、コレがもっともセキュアな設定。さらに強力なWPA2+AESには対応していません。ここまでやっとけば、当分は大丈夫でしょう。 それと、脆弱なWEP接続しかできないDSのほうですが、こちらはUSB無線LAN装置の出力を必要最低限にすることで、いくらか安全性を高められるようです。出力が弱ければ敷地外で第三者に傍受されにくいので、不正アクセスもされづらいという理屈。ビクビクせずに接続できるのが一番ですが、ここまでやれば、仮に悪意ある人物が不正アクセスを意図したとしても、ウチ以外のもっと脆弱なネットワークを狙うのではないかと。WEPすらかかっていない野良無線LANネットワークって、まだあるみたいですね。

先日公開した『Wii Music』の動画ですが、さらに高画質バージョンを作成してみた。
 前のはデジカメで動画撮影するという荒技だったけど、こんどのは細かいMiiの造形までわかるのではないかと。

無線LANの暗号化方式をWEPからWPAにした

 ウェップ奇異

 無線LAN装置で多く使われる、WEPという暗号化方式がヤバいらしい。

 簡単に解読する方法が公開されて、暗号が暗号として役に立たなくなったという。かつては暗号化されていない無線LANネットワークを勝手に使われちゃうという問題があったけど、それと同様のことがWEPで暗号化された無線LANネットワークでも起こりつつあるようです。でも、古めの無線LAN装置でなにも考えずに設定すると、間違いなくWEPになっちゃうんだよな。ということで、自宅の無線LAN装置の暗号化方式をWEPから、より安全といわれるWPAに変更してみた。

■「WEPを一瞬で解読する方法」を研究者グループ発表 プログラムも公開予定 – ITmedia News

■無線LAN – Wikipedia

 無線LAN装置の設定をリセットして最初からやりなおし。暗号化方式をWEPからWPA+TKIPに変更しました。その後、無線LANを使用する機器のネットワーク設定を更新して、作業完了。ウチはNECの無線LAN装置なので、『らくらく無線LANスタート』という簡単設定機能があるのだが、暗号化方式をWPAにしてもコレが使えました。ヤレヤレ、ようやくひと安心。

 ノートパソコンも、PSPもWiiも無線LAN接続ができたんだけど、WPAの難点はNintendo DSが対応してないこと。Wiiは対応してるのだが、DSはダメ。

もっとも、DSはそんなにネット接続してないし、必要があればUSBの無線LAN装置に、MACアドレスによるフィルタリングをかけて使えば最低限のリスクで接続できるので、まぁよいかと……いや、あんましよくないけど、これ以上は使わない以外の対策を取りようがない。

 ちなみに、こんど発売されるDSiはWPAに対応しているそうです。ただし、WPAに対応するのはDSi専用ソフトのみで、従来のDSソフトでネット接続する場合はWEPになっちゃうとか。なんだかなぁ。

■WEPは一瞬で解読――ニンテンドーDSはどうなる – ITmedia News