スマートウォッチ『wena3』の革バンドをオーダーメイドした

失敗したけど大満足!

スマートウォッチは便利、でもバッテリーが持たない。下手したら1日も持たない機種もある。超小型のスマートフォンと考えれば、そんなモンかもしれませんが、時計と考えたらありえないレベル。個人的に、最低でも1週間はもってほしい。

そんな不満に応えてくれたのが、ソニーのスマートウォッチ『wena3』。ふつうの時計が数年単位で動き、ふつうのスマートウォッチが数日単位でしか動けないなら、時計部分と分離すればいいじゃない──というコトで、バンド部分にスマートウォッチ機能を別出ししたのが特徴。スマートウォッチ機能がバッテリー切れで停止しても、腕時計の機械部分は別出しなので、現在時刻を知りたいという最低限の機能は担保される仕組み。スマートウォッチを自称してますが、実質的にスマートウォッチ機能がついた替えバンドというコトです。機能は限定的ですが、着信やメッセージの通知、電子マネー、スマートスピーカ機能やタイマーなど、各種ユーティリティもひととおりそろってる。バッテリーのもたない高性能スマートウォッチも使ってみたけど、僕にはコレでじゅうぶんです。当然、バッテリーも1週間おきに充電すれば問題なし。

大変気に入って、毎日装着している『wena3』。不満点もありますが、そのひとつが付属の革バンド。スマートウォッチ部分に付随する替えバンド部分は金属、ラバー、革の3種類。僕は革バンドを選んだのですが、コレが想定以上に安っぽい。『wena3』購入時の記事でも書きましたが、腕時計付属の立派な革ベルトとくらべると、ペラペラ。当初から不満を感じてましたが、独特の形状なため市販のベルトにつけ替えるのは困難。公式の替えベルトも、ペラペラな標準品の、幅と色違いちかない。オシャレな革の替えベルトがほしい……そう思いながら1年ほど使ってましたが、公式も社外品も発売されそうにないので、オーダーメイドで注文してみた。

ネットで検索したところ、EBISU LEATHERという店が『wena3』のオーダーメイド革バンドを製作してくれるとのこと。まずは革のサンプルを取り寄せて、色や風合いを確認してから、仕様を決めて見積金額を決定し、注文するシステム。見積以降のやりとりはLINEでやりました。最初は安めのレザーにしようと思ってたのですが、サンプルをみてたら赤茶のクロコダイルも渋くて良い。毎日つけるモノをケチっても仕方ないので、奮発してクロコダイルを使用した『wena3』のオーダーメイド革バンドを注文。

製作期間は1ヶ月ほど。到着した革バンドは標準品とは雲泥の差で、カッコイイ。サイズもジャストフィット……なのですが、なんか想定した赤茶よりもっぽい。素材の差か、しばらく使えばイメージどおりの色味に変化するのか……と思って確認したら、僕のオーダーが間違ってた。

■仕様について
————————————————
▼素材
表革:クロコダイル カラー:
ツヤ 模様:タマフ
裏革:濃いグレー
糸:濃い緑

▼サイズ・仕様
ラグ幅:22mm
尾錠側幅:17.5mm WENA3仕様

長さ:85㎜ (50+30+5←折り返し部

剣先:丸形

サイド:コバ処理

厚み:5mm-1.5mm
フラットタイプ

小穴:剣先35mmから6mm間隔3穴

LINEの履歴をみると、たしかに赤と注文してる。あきらかに僕の注文ミスで、確認漏れ。オーダーメイドは、こういうところが危険ですな。写真でみるとそれほどでもないですが、到着した時の実物はかなり赤味が強くて、女性物っぽい印象だった。ただ、慣れもあるだろうけど1週間ほどすると色味が落ち着いてきて、写真にちかいワインレッドっぽくなりました。今後、日に焼けて色もより濃くなるだろうし、これはコレで気に入りました。失敗したけど大満足!

想定外はあったものの、良い革ベルトに交換できたのですが、さらなる懸念は『wena3』がいつまで使えるかということ。2020年11月発売なので、約2年経過してる。Suica以外の電子マネー機能を管理する「おサイフリンク」というサービスが2023年12月で終了するなんてアナウンスもありますし、販売終了、もしくは新モデルへの移行が近いのかもしれません。とはいえ、最近でも精力的にコラボモデルが発売されてるので、しばらくは大丈夫とも思う。今後『wena4』がでるにしても、『wena3』モデルの後方互換性を保つため、ベルトの仕様は変更しないでいただきたいですな。

【紹介コードつき】iPhoneのサブ回線をUQモバイルからpovo2.0に変えてみた

契約を維持できる範囲で無理せず運用していきます。

スマホはAndroidとiPhoneを併用してる。Androidは通話メインで、iPhoneはそれ以外のゲームやWeb閲覧などマルチメディア系を担当してる。以前はガラケーとスマホの2台持ちだったのが、いつの間にかこうなってた。ただ、最近はスマホでゲームをしなくなったのと、テレワークで外出する機会が減ったため、通信量がだいぶ少なくなっていた。回線としてAndroidはワイモバイル、iPhoneはUQモバイルを契約。UQモバイルはもともとauを契約していたものを、コストダウンのためにMNPで乗り換えました。

プランはくりこしプランMの月15GB、2728円だったのですが使い切れず、くりこしプランSの月3GB、1628円に変更したところ、ちょっとたりない感じ。データ増量オプションで2GB増量できて、計5GBになる。しかも13ヶ月無料となるキャンペーンがあるとのことで、ひとまずコレを申し込めばいいか……と思ったのが12月1日のこと。このキャンペーンは11月30日までで、12月からは同等のキャンペーンが再度はじまりましたが、7ヶ月無料に短縮してた。ガーン。お金が惜しいワケでもないけど、1日ちがいで無料期間が半減してしまったのがショックで、突発的にpovo2.0にMVNOで乗り換えてみた。どちらもau系だけどな!

もともとpovo2.0には興味があった。UQモバイルとおなじau系の格安プランで、UQとのちがいは実店舗をもたず、オンライン専用であることと、月額料金ではなくデータ容量を任意で追加するトッピング方式であること。UQモバイルのくりこしプランSだと、月3GB使用可能で、使い切れなかったぶんは翌月繰り越し。povo2.0だと同等のトッピングはデータ追加3GBで、有効期限は30日。使い切れなくても30日で無効になるわけですが、僕の場合は20~30日で使い切りそうなので、2X日ごとに3Gトッピングする目算。

UQモバイルのくりこしプランSは3GB月額1628円、povo2.0のデータ追加3GBは990円。月5GB使用するとして、1GBあたり6日とすると、3GB消費するのに18日。povo2.0なら18日ごとにデータ追加3GB 990円としてひと月あたり1650円。UQモバイルのデータ増量オプション+2GB 550円をキャンペーンで無料としても、金額は大差ない。トッピングによって、より柔軟に使用パケットを管理できるので、povo2.0への変更を決めた次第。申込時にGoogleストアの購入品についてたキャンペーンコードを使用したので、3GB 990円ぶん無料です。

契約したパケットを使い切った状態──いわゆる「パケ死」、「ギガ死」といった状態になった場合、一般的な通信キャリアでは規定のパケット料を有料で追加することが可能ですが、povo2.0の場合、60GB 90日間とか、24時間データ使い放題とか、用途に応じたトッピングをチョイスできる。出先で急に大量のデータ通信が必要になった、なんてときもコストをおさえることができるワケです。

回線切替はUQモバイルの物理SIMから、povo2.0のeSIMでMNPしたところ、数時間で完了。いちばん引っかかったのは、UQモバイル側でMNPするために必要な予約番号を取得するところ。わかりづらくて、しばらく迷った。あとはスムーズに手続きと実機設定が完了。ワイモバイルでの機種変更で学んだけど、eSIMの回線切替は日中帯しかできないので、夜間に作業をしようとしないコト。

povo2.0をしばらく使用してますが、個人の感想として回線品質はUQモバイルより、多少通信がつっかえる印象。とはいえMVNO回線としては問題ないでしょう。トッピングは専用アプリからですが、無料の3GBを使い切るまで購入の必要なし。トッピングの方法が手動のみというのがちょっと気になる。使用可能なパケットが枯渇したら、自動で指定のトッピングを追加する機能があると、なお良いと思いました。

ただ、こちらの指摘は各所でされており、キャリア側も「わかってて」あえてやらないのかなという気も。自動トッピングができてしまうと、便利すぎてauの本回線や、UQモバイルのユーザを喰いすぎてしまうのを懸念してるのかと。僕も自動トッピングができないのを懸念して、UQモバイルからの移行を躊躇してたしね。

パケット使用量については、Androidスマホのワイモバイル回線を比較的大容量なプランで契約しているため、テザリングはなるべくこちらを使用し、iPhoneのpovo2.0回線はサブ機として必要なぶんだけ使用するようにします。

また、指定の店で指定金額以上をau PAYで購入するとパケット利用権がもらえるギガ活というサービスもあり、ウチの近所だとクリエイト、ローソン、OKストアなどが対象店。ドラッグストアのクリエイトだと、500円以上の買物で300MBを3日間使用できる権利がもらえる。スーパーのOKだと、2000円以上の買物で1GBを7日間使用できる権利なのですが、こちらはau PAYで支払ってしまうとOKの会員価格が適用されない。現在は、Pontaポイント増量キャンペーンでの補填をしてくれてるみたいですが。povo2.0契約後、クリエイトで300メガ×1回、OKストアで1ギガ×2回、ギガ活して権利を得ました。プレゼントコードの利用期限は1月15日までなので、初期分3ギガを消費してから、順次適用します。

ギガ活をやってみて思ったのは、ガッツリやると有料でパケットを購入しなくても、サブ機としては十分なパケットを確保できること。180日以上有償サービスを利用しないと解約になるそうだけど、ケチろうと思えばギリギリまで、ギガ活でいけそう。コストが惜しいわけではなく、無駄ない費用をおさえたいだけなので、契約を維持できる範囲で無理せず運用していきます。

とりあえず、車載用モバイル機器のセットアップで大量にパケットを消費しそうだったので、24時間データ使い放題のトッピング330円を購入しました。こういう使い方ができるのは便利やね。

上記のプロモーションコード「LB4LHHR5」が僕の紹介コードです。povo2.0契約時に入力していただくと、契約者と僕にそれぞれ3ギガずつギガがプレゼントされます。ほかにも特典があるようなので、詳細はリンク先を参照。案件ではないのでぶっちゃけていうと、もらえるギガには利用期限があるので、大量にはいらないです。最大10名ぶん、計30ギガもらえる可能性があるのですが、短期間では使い切れないので、povo2.0の導入をされる方はじっくり検討して、気が向いたら僕の紹介コードを使ってやってくだされ。

かしこいドアベル『Google Nest Doorbell』を導入

Alexaでもだいじょうぶ!

スマートフォンのGoogle Pixel 7を購入したら、Googleストアにて使用できる21000ポイントが付与されました。Google系の製品しか購入できませんが、サテなにを買おうかしらん。はじめは新発売のスマートウォッチであるPixel Watchをねらっていたのですが、製品仕様やレビューなどみるに、丸形のデザインは好きなんだけど自分にはマッチしないと感じた。以前、Wear OS搭載のスマートウォッチを使用していた時期があり、そこころ感じた不満が大幅に改善されているわけではないからです。とくに、通常使用でバッテリーが24時間もたなそうな点は、そろそろどうにかしてほしい。

じゃぁ、ストアポイントでなにを買おうかと考えてGoogleストアをのぞいていたら、ほどよい値段のガジェットがありました! 『Google Nest Doorbell』というドアベル──いわゆるインターホンというヤツですね。来客の通知とやりとりを、スマホやスマートホームデバイスでおこなえるというモノ。バッテリー駆動だから配線も不要。現在、自宅ではホームセンターで買った無線式のドアベルを使用してますが、機能はベルが鳴るだけ。こちらをスマートに更新。懸念点としては、Google製品なので管理にGoogle系のスマートホームデバイスが必要かもしれないことですが、Amazonで検索したらAmazon ALexaのスキルにも対応してるとのこと。Alexaでもだいじょうぶ! Pixel 7でもらったストアポイントと、1000円割引ストアクーポン使用したところ、2000円たらずで購入できました。まんまとGoogleに乗せられてる気もしますが、やったね。

到着した『Google Nest Doorbell』を玄関に設置。扉の左側に設置するので、付属の傾斜をつけるアダプターをかませる。上下や表裏がわかりづらかった。DoorbellとGoogle Homeアプリをひもづけすると、スマホなどからDoorbellの映像を確認できるようになる。Doorbellのボタンが押されたとき以外に、カメラの前に出現した人物を検知して通知することもできる。Amazon Alexaのスキルと連携させることで、Alexaデバイスでチャイムを鳴らしたり、カメラを確認できる。カメラ接続は失敗することが多いがな。

Doorbellはバッテリー式のものを購入したので、定期的に充電が必要。使いはじめはアレコレ試してたため、結構なペースでバッテリーを消費してたのですが、通常運用になったら消費はグッと減った。この調子なら、1ヶ月以上は保ちそうです。

ひと月ほど使用した感想ですが、来客を知るという通知機能としては問題なくつかえる。Amazon Alexaでチャイムが鳴るほかに、スマホにも通知がくるので、スマホの圏内にいれば世界中どこにいても来客がわかる。チャイム機能としては大変便利なのですが、来客を認識してからの対応には、まだ手間取る感じ。

来訪者がチャイムを鳴らした際に、Amazon Alexaやスマホアプリでカメラの映像を確認し、遠隔で受け答えする機能はあるのですが、対応するまで時間がかかりすぎる。自宅にいるなら玄関に直接出向いたほうが早いし、出先で対応するにしても、対応可能にな状態にするまで、相手が待ってくれるか不安になるレベル。アプリ側でウィジェットを用意するなどして、カメラの確認と応答を迅速にできるようにしてほしい。ここらへんは今後の改良に期待。

しばらくつかってみて、やはりGoogleデバイスをAmazonデバイスで運用するのには限界を感じたため、ブラックフライデーセールで割安だった第2世代のGoogle Nest Hubを追加購入。来客時に自室で即、対応できるようにしてみた。セットアップしてみると、Amazonデバイスよりは反応が早いし、動作がモタつくこともない。ただ、ウチは福祉関係での訪問が多いんだけど、慣れてる方ばかりなので、ベルが鳴ってカメラが映った時にはもう、入室ずみで無人の玄関しかみえないことも。機器のレスポンスと使用者のレスポンスを加算すると、こちらが対応するまえに来客がカメラの前にいないことに変わりはない。

あと、ドアベルの履歴映像をみてると、本体下部の白丸ボタンではなく、間違えて上部の黒丸カメラを押す方がけっこういる。慣れの問題かもしれないけど、間違えようのないデザインであるべきでしょうね。

『Google Nest Doorbell』は標準で3時間以内の来客を記録、確認できるのですが、Google Nest Awareという月額630円のプランで人物を認識し、30日間の来客を確認できるようになる。無料のお試し期間でこのサービスを利用してみた。たしかに人物を認識してくれるのは便利なのですが、顔が映らないと認識しようがないという問題がある。扉に入る際は顔が映るわけですが、扉から出ていく際は後ろ姿になるため、意図的にカメラをむかないと顔は認識できない。自分の顔をおぼえさせたものの、退出時は不明の人物としてしか認識されないわけです。だったら標準設定でもいいかな。有料プランはWebカメラなどと併用して複数機器を運用しないと割高感があります。

どこにいても来客がわかるチャイムとしてはすごく便利ですが、確認、対応といったインターホンとしての即応性に難がある。世界中どこにいても来客に対応できてしまうことにメリットを感じるなら、非常に有用なガジェットです。

デカすぎない『Google Pixel 7』に機種変更

ようやく、ギリギリゆるせる大きさになった感じ。

最近はスマホを2年に1回、機種変更するようにしてる。昨年は更新年だったので、Google Pixel 6とiPhone 13 Pro MAXの2台もちとした。AndroidとiPhoneの最新機種をためしたいからね。どちらもじゅうぶんな性能ですが、Androidは通話用、iPhoneはカメラ撮影やゲーム、Web閲覧などホビー用として使いわけてる。この2機種に機種変更して、ひとつ後悔したことがありまして、それは両機のサイズがあまりかわらず、ときどき、どちらの機種をつかってるかわからなくなること。通話用のPixel 6が、まさかホビー用のiPhone 13 Pro MAXと大差ない重量級とは。最近こそ、まちがうことはなくなりましたが、胸ポケットが定位置の通話用端末が、Pro MAX級の大型機なのはずっと違和感があった。

それともうひとつ、母親のAndroidスマホを機種変更したいというニーズがあった。今夏発売のPixel 6aが値段もサイズもほどよいのですが、ワイヤレス充電に対応してないのがネック。母親のスマホはUSB端子の接続が甘くなってしまい、外部接続の機器でムリヤリワイヤレス充電化してたのだ。次の機種は、ぜひとも標準でワイヤレス充電対応にしたい。ただ、そうなるとミドルハイ以上の機種となってしまうため、コストがかかってしまう。

けっきょくどうしたかというと、現在使用しているPixel 6を母親にゆずり、僕は最新の『Google Pixel 7』に機種変更するというもの。母親にリサーチして、Pixel 6のサイズ感で問題ないという言質はとってある。スマホが重くなるデメリットより、画面がデカくなるメリットがまさるみたい。Pixel 7は6よりもわずかにサイズがちいさく、かるくなるとのこと。胸ポケの重量物から解放をめざします。Pixel 7とPixel 7 ProとPixel Watchの発表直後、さっそくGoogleストアで7を注文。割引クーポンのたぐいはないことを確認してから注文したのだですが、注文した日の午後に10%割引クーポンがコードとどいてた。そういうのは、予約開始前に送っておくべきでは……と思いつつも、キャンセルして再購入するのもめんどうなので放っておいたら、クーポン未適用でも後日、10%返金しますとのメールがきてた。左様っスか。

で、発売日にはPixel 7が到着。本体よりもオマケのポテチのほうが、存在感がありました。保護フィルムを貼るまえなので、指がよごれないよう箸でポテチをポリポリ。さっそくセットアップをはじめる。本体同士をUSBケーブル接続することでデータが移行できますが、ほぼ設定を引き継げるiPhoneにくらべると、Androidはまだまだ手動での設定作業がおおい感じ。以前より、だいぶマシにはなってるんだけどね。回線はワイモバイルのeSIMで、回線切替はWeb上で実施可能。ただし、対応可能時間が午前9時~午後9時なので、夜間は切替不可なので注意。1日がかりで設定移行を完了させ、引き続き初期化したPixel 6へ母親のAndroidスマホから機種変更。さいきんはゲームもあまりしないようなので、サクッと機種変更完了。

最新のPixel 7ですが、サイズ感がよいですな。小型のスマホではないですが、手にもつとあきらかにiPhone 13 Pro MAXよりはちいさく軽い。両手に持って、どちらがどちらかわからない、ということはなさそうです。ぶっちゃけ、Pixel 7は軽くもちいさくもないのですがようやく、ギリギリゆるせる大きさになった感じ。こういうのでいいんだよ。

新機能は画面内指紋認証のほかに、顔認証が追加。マスク着用時不可の簡易版とはいえ、ロック解錠方法がふえるのは好ましい。地味に便利なのは、「設定>セキュリティ>顔認証と指紋認証によるロック解除>顔認証>ロック画面をスキップ」のオプション。顔認証後、最後に表示していた画面に直接移動してくれるので、ロック状態からの復帰がひと手間はぶける。

そのほかの機能もおいおいためしますが、あとはPixel 6のアップグレード版という感じかな。キャッシュバックぶんで、Pixel Watchを買うのもアリですな。

PS5のGT7でT300RSを導入してハンコンの沼に片足を突っ込んでみた

実車での経験にゲーム内の経験をプラスして、より豊かなカーライフを送る所存。

ようやっと、『プレイステーション5(PS5)』をゲットしました。2020年11月の発売以降、店頭はおろかネット通販でも買えない状況がつづき、もともと「買えたら買う」ていどのモチベーションであったため、ズルズルと2022年まで購入できず。さいきんは、どれほど抽選販売に申し込んでも当選しないため、PS5がほしいというより、抽選販売の落選でイライラしたくないという気持ちがつよくなってた。そんな折り、家電量販店で店頭販売しているのを発見。追加コントローラと『グランツーリスモ7(GT7)』のセット販売でしたが、追加コントローラはいずれ買うだろうし、グランツーリスモシリーズはちゃんと遊んだことがなかったので、よい機会なのでエイヤと購入。かつて、ドラクエIIIのころはクソゲーと抱合せで販売、なんんてアコギな商売もありましたが、それにくらべれば良心的。まぁ、ダウンロード版ばかり買ってたのでパッケージ版のソフトを購入したのは、すごいひさしぶりですけどね。

メインであそびたいと思ってたのは、FF7リメイクの追加シナリオだったのですが、じっさに遊んでるのはGT7ばかり。好きなゲームの追加シナリオって、買っても意外とあそばないことが多いです。カーレースのゲームは長年、ゲーム性のつよいリッジレーサーシリーズをメインで遊んできたリッジ者なので、リアルよりのグランツーリスモはド素人。リアル挙動に対応できるか不安だったのですが、標準設定だと挙動に補正がかかるし、ライン取りやブレーキポイントもしめしてくれるので、ゲーム的に遊べるようになってた。補正をすべて切れば、シミュレーター寄りの挙動になりますが、レースで失敗しても好きなだけやりなおせるし、クラッシュしても走行不能になるようなダメージは負わないし、もちろん怪我をする心配もない。自分のクルマでサーキットへでかけて走行会に参加する手間とコストとリスクをかんがえれば、十二分にゲーム的、とはおもいます。

しばらくは標準のコントローラでプレイしてたのですが、ギアチェンジをマニュアルにして補正をすくなくすると、だんだん操作がツラくなってきた。L2、R2ボタンで微妙なアクセルとブレーキ操作をしつつ、L1、R1でギヤチェンジ操作をするのは厳しかったので、ボタン配置をカスタマイズしたりもしたけど、手が痛くなってしまうので、安いハンドルコントローラ(ハンコン)を買ってみた。『レーシングホイールエイペックス for PlayStation®5, PlayStation®4, PC(RWA)』という商品で、安いとはいえGT7のソフトよりはお高い製品。高さを調節できる折りたたみテーブルも購入して、それなりのコクピット環境を整備。それだけGT7が気に入ったというコトです。

RWAはゲームの操作をするぶんには問題ないのですが、なぜ安いかといえばフォースフィードバックという状況に応じた振動やハンドルの手ごたえを返す機能がカットされている。PS5のコントローラは路面の凹凸といった微妙な振動や、アクセルやブレーキの硬さも表現されていたのにくらべると、インフォメーションがすくない。プレステ時代からリッジレーサーをやってた身としてはそんなモンだろうという気持ちだったのですが、ハンコンガチ勢の方からみるとRWAは、入門機としても微妙なようです。コレをつかっているからといって、バカにされるわけではないようですが。

ハンコンをつかいはじめて、ガチ勢のかたのYoutube動画を観るようになったのですが、ゲームコントローラとしてのハンコンのさらに上位として、PCシミュレータ用のものがあり、こちらはプロのドライバーが練習用につかえるレベルの機材となる。ここまでくると、ハンコンだけでなくモニタや椅子もふくめたコックピット一式をととのえるので数十万コースになる。そこまでやれば、GT7も実車さながらの運転がたのしめそうですが、僕のレベルでは過剰スペックかな。

結局、ハンコンとしては中級、シミュレータとしては初級の『Thrustmaster T300RS』を購入。同社のハンコンには、より新しく廉価版のT248というモデルもありますが、こちらはT300とちがってハンドルを交換できないタイプなので、旧式だけど上位モデルであるT300をチョイス。マニュアル操作もしたかったので、同社のシフターと固定用のフレームも同時購入。妥協の産物とはいえ十万弱かかってるので、PS5とGT7のセットよりお高いワケで、このていどではまだまだと思ってしまうあたり、感覚がバグッてますな。もちろん実物のクルマを買うことにくらべれば、上位モデルでも格安ではありますが。

T300RSはクルマの状態に応じてハンドルが振動したり、勝手にグルグル廻ったりするので、単純に操作するだけならRWAのほうが気楽ですが、インフォメーションがおおいほうが挙動を制御しやすくもある。なんとかGT7のエンディングまで到達することができました。あとはより上級のレースに挑戦したり、マニュアル操作の練習をしたりと、やるべきこと、やれることは果てしなくある。とりあえず、レーシングカーの操作用に『TM OPEN WHEEL ADD-ON』というレーシングハンドルも追加購入。上級のレースだと、普通車とちがい操作ごとの「間」がなく、せわしないアクションが要求されるので必要性を感じました。単純に、交換用のハンドルが欲しかったというのもありますが。

スピードを追求するなら、パドルシフトによるマニュアル操作のほうが圧倒的に速いのですが、クルマの操作を楽しむという意味ではシフターとクラッチをつかったマニュアル操作も習熟したい。リアルではMT免許を取得したものの、免許取得後はほぼAT車しか操作したことがないというMTペーパードライバーなので、ゲーム上でとはいえMTの練習ができるのはありがたい。半クラッチとか、すっかりわすれていたよ。あるていどマニュアル操作に慣れてから、スポーツドライブに必須なテクニックである「ヒール・アンド・トゥー」というワザに挑戦してるのだけど、これがむずかしい。減速時にエンジンの回転数低下をふせいで適切に調整するため、左足でクラッチを切りながら右足先でブレーキを踏み、右足のかかとでアクセルをふかしながらギアダウンをする、というもの。理屈はわかるし、操作もやれないことはないけど、適切な減速と適切なシフトダウンを同時に実践するのは、なかなかにむずかしい。フルブレーキング中にアクセルをふかすと、どうしてもブレーキの踏力がみだれて制動距離が長くなってしまうんだよな。ここらへんは練習あるのみですな。シミュレータとしてのGT7は、市販車の挙動はかなりリアルだけど、レーシングカーは実車とは異なる、という感じらしい。マニュアル車の練習としては、市販のスポーツカーををノーマルセッティングで走らせるかぎりは、比較的実車にちかい練習ができるのはないかと思ってます。

ゲーム内でクルマを操作してると、実車の運転に影響があるかというと、影響はあるが支障はないという感じ。ゲーム内のレース走行ではフルアクセルとブレーキを多用しますが、実車の市街地走行ではふんわりアクセルとブレーキが基本なので、似て非なるモノ。ただ、ゲームの影響でアクセルをふかしすぎたり、存在しないパドルシフトを操作したくなったりはしますけどね。実車での経験にゲーム内の経験をプラスして、より豊かなカーライフを送る所存。

探索とアクションパズルに特化『黄昏ニ眠ル街』をクリア

ほどよいボリュームで美麗な都市を心ゆくまで探索できる良作でした。

最近、スマホでゲームをするのをやめました。ゲームがつまらなくなったというより、スマホでゲームする時間よりもゲーム内広告を観ている時間がもったいないと感じるようになったので。スマホゲームをしなくなったからといって、据置ゲームを熱心にやるわけでもなかったので、ちょっとよくないと思い、手軽にあそべるモノを物色。Switchの『黄昏ニ眠ル街』というゲームをやってみた。中華風の都市を舞台に、謎の霧をはらすため謎の少女ユクモが探索をすすめる。

造り込まれた無人の街を探索するのがたのしい。建物は中華風だけど、エアコンの室外機やゴミ袋、カーブミラーや踏切といったオブジェクトは日本的という不思議なごちゃまぜ感がある。ゼルダの伝説的な箱庭探索ゲームではあるもの、戦闘要素はなく、「大地の源」とよばれるアイテムの探索とアクションパズルのみに特化してる。水に落ちると開始地点にもどされるぐらいで、高所から落下してもへっちゃら。世界がやさしいのか、主人公が不死身なのか。都市を探索してアクションパズルを解き、謎の霧をはらすと、あたらしい都市へいけるという感じで探索範囲をひろげていきます。ゲームをすすめると主人公の移動能力がアップするので、探索範囲がひろがる。すべての謎の霧を晴らすとゲームとしてはクリアになりますが、やりこみ要素はすべての「大地の源」をあつめるまでつづきます。

生活感のある無人の都市を探索するというシチュエーションはワクワクするし、雰囲気はすごくいい。アクション次第で、さまざまな場所に到達できのは爽快です。ダメージを受ける要素がないのは物足りなさを感じるものの、ソフトの値段をかんがえれば納得できる範囲。ただ、マップに現在位置を表示する機能がなかったり、水没する以外に開始地点にワープする方法がなかったりと、探索の快適さには改良の余地をかんじる。あと、最後のシューティング要素だけ難易度がたかく、すべての標的を時間内に破壊するのはえらく苦労しました。クリアするだけなら完全撃破は不要とはいえ、難易度をさげる工夫がほしかった。値段なりの割り切りはかんじるものの、ほどよいボリュームで美麗な都市を心ゆくまで探索できる良作でした。

新東名の新区間『伊勢原大山IC⇔新秦野IC』を走ってみた

完走できて満足です。

2022年4月16日から開通した、新東名の伊勢原大山ICから新秦野ICを、さっそく走ってみました。新東名というと、静岡の区間が120キロ走行を想定してひろびろしてるため、100キロで走ってるのに80キロぐらいじゃないかと錯覚したものです。とはいえ今回の開通区間は新東名でも100キロ想定の区間なので、ふつうに地方の高速道路という感じ。ちょっとおもしろかったのは、トンネルの天井に出口まであと何キロかがプロジェクションマッピングで投影されていたこと。凝っているようだけど、看板をつけたり道に描くよりは安上がりなのかな。はやくのこりの25キロ区間が開通して、新東名を一気に走りたいものです。

新秦野ICが目的地で、とくに現地であそぶ予定もなかったので、さっさと帰ってきました。休憩しようと思ってたら、新区間はまだサービスエリアができておらず、スマートICがあるのみ。帰り道でも休むタイミングをのがし、けっきょく2時間ぶっつづけで走るハメに。おみやげは、地元のスーパーで買った焼き芋でした。微妙な天気の走り染めでしたが、完走できて満足です。

テレワークに最適? Sony『WH-1000XM4』ヘッドフォンを購入

お高いだけのことはある、高性能ヘッドフォンで満足しております。

外出中に音声コンテンツを楽しむガジェットとして、Bluetoothヘッドフォンを使用してる。ただ、耳の穴に挿すタイプのイヤフォンは耳が痛くなるので、耳全体を覆うタイプを愛用してます。それでも長時間はつかいたくないので、自宅ではオープンタイプのネックスピーカーを愛用してるのですが。外出用のデッドフォンは、1万円台の、造りはしっかりしてるけど、比較的安価なタイプを使用し、数万円するようなノイズキャンセリング機能がついたモノには長年、必要性を感じてませんでした。ノイズキャンセリングなんかしたら、移動中に外の音が聞こえなくて危険じゃないか、と。

とはいえ昨今、職場でも音声会議がふえるようになり、騒音があるような環境でも音声接続しなければならなくなった。そうなると1万円台のヘッドフォンだと、声がよく聞こえないなどのクレームを受けるように。それまでつかってたヘッドフォンは、微妙につかい勝手がわるく、マイクの集音がイマイチなほかに、走るとギシギシきしむなど、つかえるけど不満がある感じだった。そこで奮発して購入したのがノイズキャンセリング機能つきSony『WH-1000XM4』。人生最高額のヘッドフォンですな。

高いから重いわけでもなく、軽くてフィット感もよい。スマホに専用アプリをインストールすることで、高度な制御が可能。耳の形をカメラで撮影して、最適の音に調整する、なんて機能もありました。立体音響に対応してるとか、あきらかにオーバースペックですが、Deezerという音楽サービスで対応の楽曲を聴いてみたら、たしかに音源がグリングリン動きまくりです。そこらへんは期待してなかった機能なのですが、肝心のノイズキャンセリング機能はなかなか優秀。装着すると、クーラーの風切り音などはかなりカットされる。いっぽうで外部の音が聞こえるようになるモードもあるので、ノイキャンしてほしくない場合にも対応。スマホアプリと連携することで、この機能を自動的に切換えてくれるのが便利。使用者の位置と動きを検知し、歩くとき、走るとき、電車に乗っているときなど、シーンに応じて外部音が聞こえるようになったり、ノイキャンが有効になったりする。ノイキャンは手動でも変更可能ですが、自動で変更してくれる機能でじゅうぶん実用的。まぁ、電車内でノイキャンONになってしまうと、おりる駅のアナウンスを聞き漏らす危険はありますが、そこは自身で注意するべきでしょう。

それと、地味に便利なのが『WH-1000XM4』ひとつで、2台の機器に同時にBluetooth接続できること。以前も、複数機器に接続できるヘッドフォンをつかったことがあるのですが、その時は2台の機器で同時に音がなるとノイズがでて、あまり実用的ではなかった。『WH-1000XM4』はどうするのかと思ったら、Bluetooth接続できる機器は2台だけど、音が出るのは1台のみで、機器Aで音を聞いているあいだは機器Bの音はならず、機器Aの音を止めると機器Bの音が鳴るようになるという仕組み。これで同時接続のノイズをふせいでいるワケか。専用アプリをインストールしているPixel6 Androidスマホを母艦として、2台目の機器をアプリで切り換えて接続する感じ。移動中はiPadと接続して動画コンテンツを視聴し、職場ではパソコンに接続して音声会議に対応したりと、ここらへんの切替え操作がスマホアプリでかんたんにできるのが便利です。

気になるというか、コツが要るのが再生、停止、音量調整などの操作。専用のボタンがあるわけではなく、ヘッドフォン右側を指でなぞったり、タッチしたりする必要がある。デザイン重視で刻印もないので、おもったとおりに操作するには練習が必要でした。中指と人差し指で耳当て上部をつまみ、手の位置を固定してから、親指で指定の操作をするようにしてる。GoogleアシスタントやAmazon Alexaといった音声アシスタント機能にも対応してますが、そこらへんはスマートウォッチでやってるから、僕的には不要です。

単純に、音声会議が快適になることが目的だったんだけど、専用スマホアプリと連携することで利便性が高まり、マイクの感度もよく、もちろん音質もバッチリ。お高いだけのことはある、高性能ヘッドフォンで満足しております。

格安スマホでワイヤレス充電『Nillkin スマホ対応ワイヤレスレシーバーシート』

そこからQi規格のワイヤレス充電ができちまうんだ。

USB Type-Cの端子って、意外と耐久力がない気がする。2年つかったGoogle Pixel 4も、末期だとけっこう端子がゆるくなって、充電したはずなのに充電できてないということがあった。Google Pixel 6に機種変更した現在は、USB Type-C端子を摩耗させないため、『Google Pixel Stand』を購入してつかってる。ワイヤレス充電器としては高級品ですが、Pixel 6購入時にもらったポイントを使用してるから、実質無料。ワイヤレス充電より、有線による高速充電のほうが高速ではあるけど、寝ているあいだに充電するぐらいなら問題なし。

そんな感じで、あるていどハイエンド機なら、USB端子がへたっても、ワイヤレス充電で対応する方法がありますが、ミドル以下のいわゆる「格安スマホ」は、ワイヤレス充電に対応していないものが大半。現在、母親がつかってるAndroidスマホもそんな感じで、機種変更して半年ほどなのにUSB Type-Cの端子があやしく、充電がおぼつかない。それならワイヤレス充電に対応したスマホに機種変更させようかと思ったけど、そういう機種はミドルハイ以上の高級機になってしまう。iPhone 13とか、Pixel 5とかを検討してみたけど、8万以上するんだよね。

どうしてもダメなら機種変更もいたしかたなしですが、とりあえず現行の格安スマホでワイヤレス充電を実現する方法はないか。それで購入したのが『Nillkin スマホ対応ワイヤレスレシーバーシート』という製品。黒いシートで充電用のUSB Type-C端子に挿して、背面にはりつけると、そこからQi規格のワイヤレス充電ができちまうんだ。つかってなかったワイヤレス充電器を提供し、お手軽にワイヤレス充電環境がととのいました。欠点としては、端子がふさがってしまう関係上、装置を取り外さないかぎりワイヤレス充電しかできないこと。ただ、充電自体は問題なくできてるようなので、今後はワイヤレス充電しかしない、と決めれば問題ないかと。

最初はスマホケースの外側に貼ってみましたが、内側でも問題なさそうなので、スマホ本体に装着して上からカバーをかけてみた。充電機能は問題なさそう。安い製品なので、ダメ元で買ってみたけど、悪くないのでしばらく様子をみます。

郁雄/吉武の創作小説サイト