かしこいドアベル『Google Nest Doorbell』を導入

Alexaでもだいじょうぶ!

スマートフォンのGoogle Pixel 7を購入したら、Googleストアにて使用できる21000ポイントが付与されました。Google系の製品しか購入できませんが、サテなにを買おうかしらん。はじめは新発売のスマートウォッチであるPixel Watchをねらっていたのですが、製品仕様やレビューなどみるに、丸形のデザインは好きなんだけど自分にはマッチしないと感じた。以前、Wear OS搭載のスマートウォッチを使用していた時期があり、そこころ感じた不満が大幅に改善されているわけではないからです。とくに、通常使用でバッテリーが24時間もたなそうな点は、そろそろどうにかしてほしい。

じゃぁ、ストアポイントでなにを買おうかと考えてGoogleストアをのぞいていたら、ほどよい値段のガジェットがありました! 『Google Nest Doorbell』というドアベル──いわゆるインターホンというヤツですね。来客の通知とやりとりを、スマホやスマートホームデバイスでおこなえるというモノ。バッテリー駆動だから配線も不要。現在、自宅ではホームセンターで買った無線式のドアベルを使用してますが、機能はベルが鳴るだけ。こちらをスマートに更新。懸念点としては、Google製品なので管理にGoogle系のスマートホームデバイスが必要かもしれないことですが、Amazonで検索したらAmazon ALexaのスキルにも対応してるとのこと。Alexaでもだいじょうぶ! Pixel 7でもらったストアポイントと、1000円割引ストアクーポン使用したところ、2000円たらずで購入できました。まんまとGoogleに乗せられてる気もしますが、やったね。

到着した『Google Nest Doorbell』を玄関に設置。扉の左側に設置するので、付属の傾斜をつけるアダプターをかませる。上下や表裏がわかりづらかった。DoorbellとGoogle Homeアプリをひもづけすると、スマホなどからDoorbellの映像を確認できるようになる。Doorbellのボタンが押されたとき以外に、カメラの前に出現した人物を検知して通知することもできる。Amazon Alexaのスキルと連携させることで、Alexaデバイスでチャイムを鳴らしたり、カメラを確認できる。カメラ接続は失敗することが多いがな。

Doorbellはバッテリー式のものを購入したので、定期的に充電が必要。使いはじめはアレコレ試してたため、結構なペースでバッテリーを消費してたのですが、通常運用になったら消費はグッと減った。この調子なら、1ヶ月以上は保ちそうです。

ひと月ほど使用した感想ですが、来客を知るという通知機能としては問題なくつかえる。Amazon Alexaでチャイムが鳴るほかに、スマホにも通知がくるので、スマホの圏内にいれば世界中どこにいても来客がわかる。チャイム機能としては大変便利なのですが、来客を認識してからの対応には、まだ手間取る感じ。

来訪者がチャイムを鳴らした際に、Amazon Alexaやスマホアプリでカメラの映像を確認し、遠隔で受け答えする機能はあるのですが、対応するまで時間がかかりすぎる。自宅にいるなら玄関に直接出向いたほうが早いし、出先で対応するにしても、対応可能にな状態にするまで、相手が待ってくれるか不安になるレベル。アプリ側でウィジェットを用意するなどして、カメラの確認と応答を迅速にできるようにしてほしい。ここらへんは今後の改良に期待。

しばらくつかってみて、やはりGoogleデバイスをAmazonデバイスで運用するのには限界を感じたため、ブラックフライデーセールで割安だった第2世代のGoogle Nest Hubを追加購入。来客時に自室で即、対応できるようにしてみた。セットアップしてみると、Amazonデバイスよりは反応が早いし、動作がモタつくこともない。ただ、ウチは福祉関係での訪問が多いんだけど、慣れてる方ばかりなので、ベルが鳴ってカメラが映った時にはもう、入室ずみで無人の玄関しかみえないことも。機器のレスポンスと使用者のレスポンスを加算すると、こちらが対応するまえに来客がカメラの前にいないことに変わりはない。

あと、ドアベルの履歴映像をみてると、本体下部の白丸ボタンではなく、間違えて上部の黒丸カメラを押す方がけっこういる。慣れの問題かもしれないけど、間違えようのないデザインであるべきでしょうね。

『Google Nest Doorbell』は標準で3時間以内の来客を記録、確認できるのですが、Google Nest Awareという月額630円のプランで人物を認識し、30日間の来客を確認できるようになる。無料のお試し期間でこのサービスを利用してみた。たしかに人物を認識してくれるのは便利なのですが、顔が映らないと認識しようがないという問題がある。扉に入る際は顔が映るわけですが、扉から出ていく際は後ろ姿になるため、意図的にカメラをむかないと顔は認識できない。自分の顔をおぼえさせたものの、退出時は不明の人物としてしか認識されないわけです。だったら標準設定でもいいかな。有料プランはWebカメラなどと併用して複数機器を運用しないと割高感があります。

どこにいても来客がわかるチャイムとしてはすごく便利ですが、確認、対応といったインターホンとしての即応性に難がある。世界中どこにいても来客に対応できてしまうことにメリットを感じるなら、非常に有用なガジェットです。

デカすぎない『Google Pixel 7』に機種変更

ようやく、ギリギリゆるせる大きさになった感じ。

最近はスマホを2年に1回、機種変更するようにしてる。昨年は更新年だったので、Google Pixel 6とiPhone 13 Pro MAXの2台もちとした。AndroidとiPhoneの最新機種をためしたいからね。どちらもじゅうぶんな性能ですが、Androidは通話用、iPhoneはカメラ撮影やゲーム、Web閲覧などホビー用として使いわけてる。この2機種に機種変更して、ひとつ後悔したことがありまして、それは両機のサイズがあまりかわらず、ときどき、どちらの機種をつかってるかわからなくなること。通話用のPixel 6が、まさかホビー用のiPhone 13 Pro MAXと大差ない重量級とは。最近こそ、まちがうことはなくなりましたが、胸ポケットが定位置の通話用端末が、Pro MAX級の大型機なのはずっと違和感があった。

それともうひとつ、母親のAndroidスマホを機種変更したいというニーズがあった。今夏発売のPixel 6aが値段もサイズもほどよいのですが、ワイヤレス充電に対応してないのがネック。母親のスマホはUSB端子の接続が甘くなってしまい、外部接続の機器でムリヤリワイヤレス充電化してたのだ。次の機種は、ぜひとも標準でワイヤレス充電対応にしたい。ただ、そうなるとミドルハイ以上の機種となってしまうため、コストがかかってしまう。

けっきょくどうしたかというと、現在使用しているPixel 6を母親にゆずり、僕は最新の『Google Pixel 7』に機種変更するというもの。母親にリサーチして、Pixel 6のサイズ感で問題ないという言質はとってある。スマホが重くなるデメリットより、画面がデカくなるメリットがまさるみたい。Pixel 7は6よりもわずかにサイズがちいさく、かるくなるとのこと。胸ポケの重量物から解放をめざします。Pixel 7とPixel 7 ProとPixel Watchの発表直後、さっそくGoogleストアで7を注文。割引クーポンのたぐいはないことを確認してから注文したのだですが、注文した日の午後に10%割引クーポンがコードとどいてた。そういうのは、予約開始前に送っておくべきでは……と思いつつも、キャンセルして再購入するのもめんどうなので放っておいたら、クーポン未適用でも後日、10%返金しますとのメールがきてた。左様っスか。

で、発売日にはPixel 7が到着。本体よりもオマケのポテチのほうが、存在感がありました。保護フィルムを貼るまえなので、指がよごれないよう箸でポテチをポリポリ。さっそくセットアップをはじめる。本体同士をUSBケーブル接続することでデータが移行できますが、ほぼ設定を引き継げるiPhoneにくらべると、Androidはまだまだ手動での設定作業がおおい感じ。以前より、だいぶマシにはなってるんだけどね。回線はワイモバイルのeSIMで、回線切替はWeb上で実施可能。ただし、対応可能時間が午前9時~午後9時なので、夜間は切替不可なので注意。1日がかりで設定移行を完了させ、引き続き初期化したPixel 6へ母親のAndroidスマホから機種変更。さいきんはゲームもあまりしないようなので、サクッと機種変更完了。

最新のPixel 7ですが、サイズ感がよいですな。小型のスマホではないですが、手にもつとあきらかにiPhone 13 Pro MAXよりはちいさく軽い。両手に持って、どちらがどちらかわからない、ということはなさそうです。ぶっちゃけ、Pixel 7は軽くもちいさくもないのですがようやく、ギリギリゆるせる大きさになった感じ。こういうのでいいんだよ。

新機能は画面内指紋認証のほかに、顔認証が追加。マスク着用時不可の簡易版とはいえ、ロック解錠方法がふえるのは好ましい。地味に便利なのは、「設定>セキュリティ>顔認証と指紋認証によるロック解除>顔認証>ロック画面をスキップ」のオプション。顔認証後、最後に表示していた画面に直接移動してくれるので、ロック状態からの復帰がひと手間はぶける。

そのほかの機能もおいおいためしますが、あとはPixel 6のアップグレード版という感じかな。キャッシュバックぶんで、Pixel Watchを買うのもアリですな。

PS5のGT7でT300RSを導入してハンコンの沼に片足を突っ込んでみた

実車での経験にゲーム内の経験をプラスして、より豊かなカーライフを送る所存。

ようやっと、『プレイステーション5(PS5)』をゲットしました。2020年11月の発売以降、店頭はおろかネット通販でも買えない状況がつづき、もともと「買えたら買う」ていどのモチベーションであったため、ズルズルと2022年まで購入できず。さいきんは、どれほど抽選販売に申し込んでも当選しないため、PS5がほしいというより、抽選販売の落選でイライラしたくないという気持ちがつよくなってた。そんな折り、家電量販店で店頭販売しているのを発見。追加コントローラと『グランツーリスモ7(GT7)』のセット販売でしたが、追加コントローラはいずれ買うだろうし、グランツーリスモシリーズはちゃんと遊んだことがなかったので、よい機会なのでエイヤと購入。かつて、ドラクエIIIのころはクソゲーと抱合せで販売、なんんてアコギな商売もありましたが、それにくらべれば良心的。まぁ、ダウンロード版ばかり買ってたのでパッケージ版のソフトを購入したのは、すごいひさしぶりですけどね。

メインであそびたいと思ってたのは、FF7リメイクの追加シナリオだったのですが、じっさに遊んでるのはGT7ばかり。好きなゲームの追加シナリオって、買っても意外とあそばないことが多いです。カーレースのゲームは長年、ゲーム性のつよいリッジレーサーシリーズをメインで遊んできたリッジ者なので、リアルよりのグランツーリスモはド素人。リアル挙動に対応できるか不安だったのですが、標準設定だと挙動に補正がかかるし、ライン取りやブレーキポイントもしめしてくれるので、ゲーム的に遊べるようになってた。補正をすべて切れば、シミュレーター寄りの挙動になりますが、レースで失敗しても好きなだけやりなおせるし、クラッシュしても走行不能になるようなダメージは負わないし、もちろん怪我をする心配もない。自分のクルマでサーキットへでかけて走行会に参加する手間とコストとリスクをかんがえれば、十二分にゲーム的、とはおもいます。

しばらくは標準のコントローラでプレイしてたのですが、ギアチェンジをマニュアルにして補正をすくなくすると、だんだん操作がツラくなってきた。L2、R2ボタンで微妙なアクセルとブレーキ操作をしつつ、L1、R1でギヤチェンジ操作をするのは厳しかったので、ボタン配置をカスタマイズしたりもしたけど、手が痛くなってしまうので、安いハンドルコントローラ(ハンコン)を買ってみた。『レーシングホイールエイペックス for PlayStation®5, PlayStation®4, PC(RWA)』という商品で、安いとはいえGT7のソフトよりはお高い製品。高さを調節できる折りたたみテーブルも購入して、それなりのコクピット環境を整備。それだけGT7が気に入ったというコトです。

RWAはゲームの操作をするぶんには問題ないのですが、なぜ安いかといえばフォースフィードバックという状況に応じた振動やハンドルの手ごたえを返す機能がカットされている。PS5のコントローラは路面の凹凸といった微妙な振動や、アクセルやブレーキの硬さも表現されていたのにくらべると、インフォメーションがすくない。プレステ時代からリッジレーサーをやってた身としてはそんなモンだろうという気持ちだったのですが、ハンコンガチ勢の方からみるとRWAは、入門機としても微妙なようです。コレをつかっているからといって、バカにされるわけではないようですが。

ハンコンをつかいはじめて、ガチ勢のかたのYoutube動画を観るようになったのですが、ゲームコントローラとしてのハンコンのさらに上位として、PCシミュレータ用のものがあり、こちらはプロのドライバーが練習用につかえるレベルの機材となる。ここまでくると、ハンコンだけでなくモニタや椅子もふくめたコックピット一式をととのえるので数十万コースになる。そこまでやれば、GT7も実車さながらの運転がたのしめそうですが、僕のレベルでは過剰スペックかな。

結局、ハンコンとしては中級、シミュレータとしては初級の『Thrustmaster T300RS』を購入。同社のハンコンには、より新しく廉価版のT248というモデルもありますが、こちらはT300とちがってハンドルを交換できないタイプなので、旧式だけど上位モデルであるT300をチョイス。マニュアル操作もしたかったので、同社のシフターと固定用のフレームも同時購入。妥協の産物とはいえ十万弱かかってるので、PS5とGT7のセットよりお高いワケで、このていどではまだまだと思ってしまうあたり、感覚がバグッてますな。もちろん実物のクルマを買うことにくらべれば、上位モデルでも格安ではありますが。

T300RSはクルマの状態に応じてハンドルが振動したり、勝手にグルグル廻ったりするので、単純に操作するだけならRWAのほうが気楽ですが、インフォメーションがおおいほうが挙動を制御しやすくもある。なんとかGT7のエンディングまで到達することができました。あとはより上級のレースに挑戦したり、マニュアル操作の練習をしたりと、やるべきこと、やれることは果てしなくある。とりあえず、レーシングカーの操作用に『TM OPEN WHEEL ADD-ON』というレーシングハンドルも追加購入。上級のレースだと、普通車とちがい操作ごとの「間」がなく、せわしないアクションが要求されるので必要性を感じました。単純に、交換用のハンドルが欲しかったというのもありますが。

スピードを追求するなら、パドルシフトによるマニュアル操作のほうが圧倒的に速いのですが、クルマの操作を楽しむという意味ではシフターとクラッチをつかったマニュアル操作も習熟したい。リアルではMT免許を取得したものの、免許取得後はほぼAT車しか操作したことがないというMTペーパードライバーなので、ゲーム上でとはいえMTの練習ができるのはありがたい。半クラッチとか、すっかりわすれていたよ。あるていどマニュアル操作に慣れてから、スポーツドライブに必須なテクニックである「ヒール・アンド・トゥー」というワザに挑戦してるのだけど、これがむずかしい。減速時にエンジンの回転数低下をふせいで適切に調整するため、左足でクラッチを切りながら右足先でブレーキを踏み、右足のかかとでアクセルをふかしながらギアダウンをする、というもの。理屈はわかるし、操作もやれないことはないけど、適切な減速と適切なシフトダウンを同時に実践するのは、なかなかにむずかしい。フルブレーキング中にアクセルをふかすと、どうしてもブレーキの踏力がみだれて制動距離が長くなってしまうんだよな。ここらへんは練習あるのみですな。シミュレータとしてのGT7は、市販車の挙動はかなりリアルだけど、レーシングカーは実車とは異なる、という感じらしい。マニュアル車の練習としては、市販のスポーツカーををノーマルセッティングで走らせるかぎりは、比較的実車にちかい練習ができるのはないかと思ってます。

ゲーム内でクルマを操作してると、実車の運転に影響があるかというと、影響はあるが支障はないという感じ。ゲーム内のレース走行ではフルアクセルとブレーキを多用しますが、実車の市街地走行ではふんわりアクセルとブレーキが基本なので、似て非なるモノ。ただ、ゲームの影響でアクセルをふかしすぎたり、存在しないパドルシフトを操作したくなったりはしますけどね。実車での経験にゲーム内の経験をプラスして、より豊かなカーライフを送る所存。

探索とアクションパズルに特化『黄昏ニ眠ル街』をクリア

ほどよいボリュームで美麗な都市を心ゆくまで探索できる良作でした。

最近、スマホでゲームをするのをやめました。ゲームがつまらなくなったというより、スマホでゲームする時間よりもゲーム内広告を観ている時間がもったいないと感じるようになったので。スマホゲームをしなくなったからといって、据置ゲームを熱心にやるわけでもなかったので、ちょっとよくないと思い、手軽にあそべるモノを物色。Switchの『黄昏ニ眠ル街』というゲームをやってみた。中華風の都市を舞台に、謎の霧をはらすため謎の少女ユクモが探索をすすめる。

造り込まれた無人の街を探索するのがたのしい。建物は中華風だけど、エアコンの室外機やゴミ袋、カーブミラーや踏切といったオブジェクトは日本的という不思議なごちゃまぜ感がある。ゼルダの伝説的な箱庭探索ゲームではあるもの、戦闘要素はなく、「大地の源」とよばれるアイテムの探索とアクションパズルのみに特化してる。水に落ちると開始地点にもどされるぐらいで、高所から落下してもへっちゃら。世界がやさしいのか、主人公が不死身なのか。都市を探索してアクションパズルを解き、謎の霧をはらすと、あたらしい都市へいけるという感じで探索範囲をひろげていきます。ゲームをすすめると主人公の移動能力がアップするので、探索範囲がひろがる。すべての謎の霧を晴らすとゲームとしてはクリアになりますが、やりこみ要素はすべての「大地の源」をあつめるまでつづきます。

生活感のある無人の都市を探索するというシチュエーションはワクワクするし、雰囲気はすごくいい。アクション次第で、さまざまな場所に到達できのは爽快です。ダメージを受ける要素がないのは物足りなさを感じるものの、ソフトの値段をかんがえれば納得できる範囲。ただ、マップに現在位置を表示する機能がなかったり、水没する以外に開始地点にワープする方法がなかったりと、探索の快適さには改良の余地をかんじる。あと、最後のシューティング要素だけ難易度がたかく、すべての標的を時間内に破壊するのはえらく苦労しました。クリアするだけなら完全撃破は不要とはいえ、難易度をさげる工夫がほしかった。値段なりの割り切りはかんじるものの、ほどよいボリュームで美麗な都市を心ゆくまで探索できる良作でした。

新東名の新区間『伊勢原大山IC⇔新秦野IC』を走ってみた

完走できて満足です。

2022年4月16日から開通した、新東名の伊勢原大山ICから新秦野ICを、さっそく走ってみました。新東名というと、静岡の区間が120キロ走行を想定してひろびろしてるため、100キロで走ってるのに80キロぐらいじゃないかと錯覚したものです。とはいえ今回の開通区間は新東名でも100キロ想定の区間なので、ふつうに地方の高速道路という感じ。ちょっとおもしろかったのは、トンネルの天井に出口まであと何キロかがプロジェクションマッピングで投影されていたこと。凝っているようだけど、看板をつけたり道に描くよりは安上がりなのかな。はやくのこりの25キロ区間が開通して、新東名を一気に走りたいものです。

新秦野ICが目的地で、とくに現地であそぶ予定もなかったので、さっさと帰ってきました。休憩しようと思ってたら、新区間はまだサービスエリアができておらず、スマートICがあるのみ。帰り道でも休むタイミングをのがし、けっきょく2時間ぶっつづけで走るハメに。おみやげは、地元のスーパーで買った焼き芋でした。微妙な天気の走り染めでしたが、完走できて満足です。

テレワークに最適? Sony『WH-1000XM4』ヘッドフォンを購入

お高いだけのことはある、高性能ヘッドフォンで満足しております。

外出中に音声コンテンツを楽しむガジェットとして、Bluetoothヘッドフォンを使用してる。ただ、耳の穴に挿すタイプのイヤフォンは耳が痛くなるので、耳全体を覆うタイプを愛用してます。それでも長時間はつかいたくないので、自宅ではオープンタイプのネックスピーカーを愛用してるのですが。外出用のデッドフォンは、1万円台の、造りはしっかりしてるけど、比較的安価なタイプを使用し、数万円するようなノイズキャンセリング機能がついたモノには長年、必要性を感じてませんでした。ノイズキャンセリングなんかしたら、移動中に外の音が聞こえなくて危険じゃないか、と。

とはいえ昨今、職場でも音声会議がふえるようになり、騒音があるような環境でも音声接続しなければならなくなった。そうなると1万円台のヘッドフォンだと、声がよく聞こえないなどのクレームを受けるように。それまでつかってたヘッドフォンは、微妙につかい勝手がわるく、マイクの集音がイマイチなほかに、走るとギシギシきしむなど、つかえるけど不満がある感じだった。そこで奮発して購入したのがノイズキャンセリング機能つきSony『WH-1000XM4』。人生最高額のヘッドフォンですな。

高いから重いわけでもなく、軽くてフィット感もよい。スマホに専用アプリをインストールすることで、高度な制御が可能。耳の形をカメラで撮影して、最適の音に調整する、なんて機能もありました。立体音響に対応してるとか、あきらかにオーバースペックですが、Deezerという音楽サービスで対応の楽曲を聴いてみたら、たしかに音源がグリングリン動きまくりです。そこらへんは期待してなかった機能なのですが、肝心のノイズキャンセリング機能はなかなか優秀。装着すると、クーラーの風切り音などはかなりカットされる。いっぽうで外部の音が聞こえるようになるモードもあるので、ノイキャンしてほしくない場合にも対応。スマホアプリと連携することで、この機能を自動的に切換えてくれるのが便利。使用者の位置と動きを検知し、歩くとき、走るとき、電車に乗っているときなど、シーンに応じて外部音が聞こえるようになったり、ノイキャンが有効になったりする。ノイキャンは手動でも変更可能ですが、自動で変更してくれる機能でじゅうぶん実用的。まぁ、電車内でノイキャンONになってしまうと、おりる駅のアナウンスを聞き漏らす危険はありますが、そこは自身で注意するべきでしょう。

それと、地味に便利なのが『WH-1000XM4』ひとつで、2台の機器に同時にBluetooth接続できること。以前も、複数機器に接続できるヘッドフォンをつかったことがあるのですが、その時は2台の機器で同時に音がなるとノイズがでて、あまり実用的ではなかった。『WH-1000XM4』はどうするのかと思ったら、Bluetooth接続できる機器は2台だけど、音が出るのは1台のみで、機器Aで音を聞いているあいだは機器Bの音はならず、機器Aの音を止めると機器Bの音が鳴るようになるという仕組み。これで同時接続のノイズをふせいでいるワケか。専用アプリをインストールしているPixel6 Androidスマホを母艦として、2台目の機器をアプリで切り換えて接続する感じ。移動中はiPadと接続して動画コンテンツを視聴し、職場ではパソコンに接続して音声会議に対応したりと、ここらへんの切替え操作がスマホアプリでかんたんにできるのが便利です。

気になるというか、コツが要るのが再生、停止、音量調整などの操作。専用のボタンがあるわけではなく、ヘッドフォン右側を指でなぞったり、タッチしたりする必要がある。デザイン重視で刻印もないので、おもったとおりに操作するには練習が必要でした。中指と人差し指で耳当て上部をつまみ、手の位置を固定してから、親指で指定の操作をするようにしてる。GoogleアシスタントやAmazon Alexaといった音声アシスタント機能にも対応してますが、そこらへんはスマートウォッチでやってるから、僕的には不要です。

単純に、音声会議が快適になることが目的だったんだけど、専用スマホアプリと連携することで利便性が高まり、マイクの感度もよく、もちろん音質もバッチリ。お高いだけのことはある、高性能ヘッドフォンで満足しております。

格安スマホでワイヤレス充電『Nillkin スマホ対応ワイヤレスレシーバーシート』

そこからQi規格のワイヤレス充電ができちまうんだ。

USB Type-Cの端子って、意外と耐久力がない気がする。2年つかったGoogle Pixel 4も、末期だとけっこう端子がゆるくなって、充電したはずなのに充電できてないということがあった。Google Pixel 6に機種変更した現在は、USB Type-C端子を摩耗させないため、『Google Pixel Stand』を購入してつかってる。ワイヤレス充電器としては高級品ですが、Pixel 6購入時にもらったポイントを使用してるから、実質無料。ワイヤレス充電より、有線による高速充電のほうが高速ではあるけど、寝ているあいだに充電するぐらいなら問題なし。

そんな感じで、あるていどハイエンド機なら、USB端子がへたっても、ワイヤレス充電で対応する方法がありますが、ミドル以下のいわゆる「格安スマホ」は、ワイヤレス充電に対応していないものが大半。現在、母親がつかってるAndroidスマホもそんな感じで、機種変更して半年ほどなのにUSB Type-Cの端子があやしく、充電がおぼつかない。それならワイヤレス充電に対応したスマホに機種変更させようかと思ったけど、そういう機種はミドルハイ以上の高級機になってしまう。iPhone 13とか、Pixel 5とかを検討してみたけど、8万以上するんだよね。

どうしてもダメなら機種変更もいたしかたなしですが、とりあえず現行の格安スマホでワイヤレス充電を実現する方法はないか。それで購入したのが『Nillkin スマホ対応ワイヤレスレシーバーシート』という製品。黒いシートで充電用のUSB Type-C端子に挿して、背面にはりつけると、そこからQi規格のワイヤレス充電ができちまうんだ。つかってなかったワイヤレス充電器を提供し、お手軽にワイヤレス充電環境がととのいました。欠点としては、端子がふさがってしまう関係上、装置を取り外さないかぎりワイヤレス充電しかできないこと。ただ、充電自体は問題なくできてるようなので、今後はワイヤレス充電しかしない、と決めれば問題ないかと。

最初はスマホケースの外側に貼ってみましたが、内側でも問題なさそうなので、スマホ本体に装着して上からカバーをかけてみた。充電機能は問題なさそう。安い製品なので、ダメ元で買ってみたけど、悪くないのでしばらく様子をみます。

デカいけど使いやすい『Google Pixel 6』へ機種変更

まさか、『iPhone 13 Pro MAX』とかぶるとは。

通話用のスマホを『Google Pixel 4』から、最新の『Google Pixel 6』へ機種変更。2年周期で通話用とゲーム用のスマホを更新してるのですが、ゲーム用スマホとして『iPhone 11 Pro MAX』から『iPhone 13 Pro MAX』には機種変更ずみ。ちょっと重くなりましたが、快適なiPhoneライフを送ってる。

いっぽうで通話用の『Google Pixel 6』は、先々代のPixel 4くらべて2割増しぐらいで巨大化。Google謹製のスマホであるPixelシリーズには無印と高級版のProがあり、Pixel 4のころは無印が普通サイズ、Proが大型という感じだった。この頃の印象で、Pixel 6も無印はたしょうは大型化しても普通サイズだべと思いこんでた。そんな時代もありました。

で、Googleストアからとどいた『Google Pixel 6』なんですが、写真右のPixel 4がコンパクト機にみえるぐらいデカい。『iPhone 13 Pro MAX』よりわずかにちいさい、レベルのデカさ。どうなってるんだよ、Google。あまりにもデカくなってしまったため、『iPhone 13 Pro MAX』と『Google Pixel 6』を併用していると、ときどきどちらを操作しているのかわからなくなるように。もちろん細部はちがうのですが、サイズ感が同等なため、iPhoneをつかってるつもりでPixel、PixelをつかってるつもりでiPhoneという、ワケのわからない状態に。まさか、『iPhone 13 Pro MAX』とかぶるとは。

裏面のデザインはまったくちがいますが、写真右の『iPhone 13 Pro MAX』とサイズ感はほぼいっしょ。ただまぁ、『iPhone 13 Pro MAX』と間違えるということは、それだけ画面がおおきくて使いやすいということでもある。最近は、ちいさい文字が読みづらいお年頃なので、Pixel 4も若干つかいづらかった。Pixel 6は見やすさとしてはほどよい大きさで、重さも『iPhone 13 Pro MAX』のようなズシッとくるヘビーさはないので、ギリ大丈夫という感じ。

ウリであるはずの画面内指紋認証は、反応も速度もイマイチ。けど、SmartLockという機能でペアリングしたBluetooth端末がちかくにあると、認証をスキップできるので、めったにつかわなくなった。指紋は、たまに銀行アプリのログイン認証につかうぐらい。Androidは定期的にパスコード認証を要求してくるので、指紋認証よりパスコード認証をしてるほうが多いです。

カメラ機能はあまり期待してなかったけど、夜景がキレイに撮れるのはいいですな。上記の撮影例だと実景はかなり暗いのですが、夜景モードならかなり明るく写ります。カメラは『iPhone 13 Pro MAX』で満足してるけど、サブのカメラとしてはじゅうぶんな性能です。

『iPhone 13 Pro MAX』も『Google Pixel 6』も、どちらも5Gの通信規格に対応してるので、通信契約も5G対応にしてみた。とくにPixel 6はeSIMという物理SIMカードのない契約に初挑戦。とくに問題なく使えてますが、気軽にSIMの差し替えができないのは、いいような悪いような。肝心の5G通信ですが、いまのところ東京都内移動してるとたまに表示が5Gになるなぁ、ぐらい。5G接続してるなら、ちょっと通信速度を測定してみようか……と思ったときには4Gに戻ってることばかり。都内でもこんな感じなので、いまだに5Gを「認識」はできても「実感」できておりません。

総評として『Google Pixel 6』は、デカいけど使いやすい、でも、もうちょっとちいさくてもいいのよ……という、図体のでかい良端末という感じですな。ともかくこれから2年間、ヨロシク。

ズシッとくるぜ『iPhone 13 Pro Max』に機種変更

機種変更したという実感がわかないほどスムーズです。

ゲームやメディアプレイヤーとして使用しているスマートフォンを『iPhone 11 Pro Max 64G』から『iPhone 13 Pro Max 256G』に機種変更。さいきんは携帯キャリアからは購入せず、SIMフリースマホを2年に1回更新するようにしてます。性能的に『iPhone 11 Pro Max 64G』におおきな不満はないのですが、容量が64ギガだとけっこう容量的にきびしかった。iPhone 13は最低容量が128ギガになったので、コレでも大丈夫だとおもったけど、余裕をみて256ギガにしておいた。

アップルストアで注文したのは2021年9月18日で、とどいたのは10月15日。けっこうかかりましたが、現行機に致命的な不満もなかったので気長にまってました。iPhone 13は5G対応なので、事前準備として使用しているUQmobile回線を5G契約に変更しておいた。Webで申し込んだら5G対応のSIMが送られてくるので、回線切替の手続きをして現行機に挿し、準備完了。4Gスマホに5G用SIMを挿しても、4G接続としてちゃんとつかえました。

10月なかばまで音沙汰がなかったのですが、15日に到着すると前日に通知があったので、ケースとガラスの保護フィルムを発注。ここらは消耗品なので、Amazonでそこそこのモノをえらびました。到着したブツは箱だけみると、アップルストアとわからなかったけど、盗難防止でわざとやってるのかな。さっそくガラスの保護フィルムを貼ってケースを装着。保護フィルムは枠を装着するタイプだと位置がズレなくてよいですな。めだつ位置にホコリが入っちゃったのは自己責任。

電源を投入したら、なんか現行機と更新機で、データ移行がワイヤレスではじまった。いままでiTunes経由でやってたけど、勝手にやってくれるのか。10分ほどでデータ移行が完了してしまったので、あまり苦労はなかった。ゲームアプリなどには機種変更の機能がついてますが、そういった手続きをすることもなく、ゲームデータごと移行してくれました。一部、電子マネーを手動で移行したり、ゲームアプリを再インストールしたりしましたが、Androidスマホにくらべれば、機種変更はかなりラク。ほかのアプリも再ログインすればすぐに現行機と同様につかえるように。あまりにも簡単だったのと、もともと高性能な『iPhone 11 Pro Max』からの移行ということもあり、機種変更したという実感がわかないほどスムーズです。

しばらく使った『iPhone 13 Pro Max』の感想はズバリ「重い」。発売当時iPhone最大だった『iPhone 11 Pro Max』の226グラムよりさらにひとまわり巨大な238グラムということで、12グラムアップ。数日つかってたら慣れてきましたが、寝っ転がってのゲームプレイがちょっとツライです。5G対応で、5G契約のSIMを挿しているにもかかわらず、次世代高速通信はいまだ体験できず。エリアマップをみると地元は5G対応しておらず、東京の職場付近は対応してるみたいですが、テレワークがメインなので出社するチャンスがまだありません。あと、音が地味に高音質化してる気がする。

従来機の『iPhone 11 Pro Max』は、アップルストアに下取りしてもらい、購入費と相殺。宅配便のお兄さんが、玄関先で引きとり用の箱を組み立てて初期化した従来機を梱包、発送までやってくれました。機種変更から下取りまで、こんなにスムーズだったのははじめてかもしれません。お次は、通話メインの端末として使用している『Pixel 4』を『Pixel 6』に機種変更しないとね。

郁雄/吉武の創作小説サイト