初期型『GALAPAGOS』タブレットが販売終了

という記事を、『GALAPAGOS』で読んだ。

電子書籍リーダー『GALAPAGOS』の5.5インチと10.8インチモデルが販売終了。先日、5.5インチモデルを修理というか交換してもらったばかりなので、感慨深いです。ほどよい大きさで、電子書籍端末としても、Android 2.3の端末としても愛用してるんですけどね。ただ注意すべきは、『GALAPAGOS』の初期モデルが販売終了したというだけで、電子書籍サービスはAndoroidの汎用アプリとして健在ですし、Android 3.2搭載の7インチモデルも発売したばかりということ。一部の報道に誤解があるようです。

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実質的に終了したのは、『GALAPAGOS』専用端末を直販するビジネスモデルということになります。欲しくてもなかなか買えず、使える機能も限られているという、普及するなといわんばかりの仕様だったので、この方向性を破棄するのは仕方ないことだと思います。

前にも書きましたが、電子書籍は、統一されたプラットフォームでかつ、紙の書籍と同等の内容で、紙の書籍よりも安く、紙の書籍と同時にリリースされ、必要十分な性能の端末を安価に出せたところが勝つと思います。答えは明快ですが、出版業界のしがらみを克服する政治力を発揮できるかが問題。例によって、海外資本のプラットフォームが入ってきて、なし崩し的に普及するのでしょうね。

まず第一に解決すべきは、新作の最新刊を紙の書籍と同時にリリースすることだと思います。これの電子版があれば、間違いなく買うだろうという新刊書籍が、かなりありますよ。

「初期型『GALAPAGOS』タブレットが販売終了」への2件のフィードバック

  1. 韓国みたいに国策でやればもっと普及するんでしょうがね。
    にしても、5.5~7インチのタブレットは本当に取り回しのいいサイズなだけに、もっと市場が活況になって欲しいですね。

  2. >さかいどうぢんさん
     
    本日のニュースでこんな記事がありました。
     
    ■全出版物のデジタル化を目指す「出版デジタル機構」、出版20社が共同設立
    http://internet.watch.impress.co.jp/docs/news/20110916_478028.html?ref=rss
     
    ともかく、早く国内で足並みを揃えて電子化に取り組んでいただきたいものです。
    7インチのGALAPAGOSも気になるのですが、さすがに現状で買い足す気にはなれません。
    iPad3が高解像度液晶搭載だったら、買うかも知れません。

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