嫌がる少女に、むりやり肉を喰わせるゲーム。

Nintendo Wii『パンドラの塔 君のもとへ帰るまで』をプレイ開始。発売日にAmazonから届かなくて、1日遅れのスタート。放っておくと獣になってしまう呪いにかかったヒロイン、セレスを救うため、主人公エンデが塔の群れ、十三訃塔(じゅうさんふとう)に挑む、アクションRPG。2つ目の塔をクリアした所ですが、かなりの好感触。

ヒロインは獣化の呪いにかかっているので、一定時間たつと獣化が完了してしまう。それを防ぐため、主人公は十三訃塔を攻略する。ヒロインの呪いは、塔を徘徊するザコの肉を食べれば一定時間おさまり、ボスの肉、主肉(あるじにく)で恒久的に解ける。すべての主肉を食べさせ、ヒロインの呪いを完全に解くのが最終目標。宗教上の理由で、ヒロインは肉食を禁じられているため、かなり嫌そうに食べます。

つまりヒロインの呪いは、タイマーの役割を果たしているわけですが、プレイヤーのモチベーションを高めているのが彼女の存在。呪いが進行した触手ウネウネの痛々しさと、あどけない口調の愛らしさの対比がすばらしい。帰るたびに、料理をしたり、掃除をしたり、ベッドでクッタリ寝ていたりと、見ているだけで飽きさせない。ブラック企業に就職したサラリーマンと、その帰りを待つ新妻のような関係と申しましょうか。働かねば収入もなく妻の病気も治せないが、仕事は辛く厳しく命の危険もある。ここらへんの、リスクとリターンの設定が絶妙。

タイトル通り「君のもとへ帰るまで」、やられるわけにはいきません。

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